福祉講話は山梨県ボランティア協会の発案により、昭和54年(1979年)11月16日に初めて
ボランティアセンターに隣接する甲府市立春日小学校(現舞鶴小学校)児童生徒と教師ら600名の前で試みられました。
その後、今日まで草の根的な福祉運動として全県に広がり、福祉教育の振興に大事な一役を果たして来ました。
本会からも講師として活躍された方々は既に亡くなられた先輩たちを合わせ60名余を数えます。
そんな中、昨年の8月本会の主催により「これからの福祉講話を進めるための話し合いの会」が県ボランティアセンターにおいて開かれました。
当日は福祉講話に参加された視覚障害者をはじめ、県ボランティア協会、福祉講話の実施校、ボランティアなど関係者が集い熱心な話し合いが行われました。
その要望の一つとして、これまで実践してきた活動を振り返るとともに、新たに活動を支える講師の手引きともなる参考資料を作成することが決まりました。
早速話し合いの会の世話役がそのまま編集委員を引き受け具体的な作成準備に入りました。
マニュアルにふさわしい内容にするには、原稿の依頼はどこの誰に、資料の収集は、初めて講話に参加する視覚障害者や講話を実施する学校関係者へのアドバイスなどなど、利用される皆さんに参考となり役立つことが出来るようにと協議を重ねてきました。
作成の計画では昨年末の完成を予定として進めて来ましたが、諸事情から日の目を見るまでには1年と言う長い時間をかけなければなりませんでした。
完成したマニュアルはB5版46ページとなりました。発行は山梨県視覚障害者福祉協会、そして、編集委員の総意によりこのマニュアルに「視覚障害者のための福祉講話ハンドブック(心のタッチ)」と名づけました。
発行部数は墨字500部、点訳及び音訳は現在作成中です。
ハンドブックの活用については役員会の中で協議することになりました。
このハンドブックの作成にあたり編集委員の一人ボランティアとしてお力添えをいただいた山梨市の三井芙美江様、ハンドブックの挿絵を描いてくださった塩山高校の内藤裕子先生をはじめ、ご協力いただきました方々に心からの感謝とお礼を申し上げる次第です。
(文責・花形)
去る7月12日の新聞、ラジオ、テレビの各報道によれば、富士河口湖町のマッサージ店の関係者が書類送検されたと報道されました。
これは無免許対策の運動として山視福協を始め、各業団体、関係団体が協力して進めてきたことが実ったものです。
このことは、昨年夏頃1女性から話があり、富士吉田警察署に告発しました。
それから10箇月たち、やっと店の役員3名と無免許の従業員6名の計9名が書類送検されました。
これも各方面からのアドバイスや協力があったからこそできたのです。これを機に無免許対策の運動を進めて行きたいとおもいます。
今後ともこの運動にご協力をよろしくお願いします。
(文責・藤野)
今年は日本一の生産を誇る長野県 飯田の水引工芸見学と晩夏の宿場町、妻籠宿の散策を計画しました。皆さんお誘い合わせてご参加ください。
今回は素晴らしい温泉へつかりながら、1日ゆっくりと過ごしていただきたいと思います。
会員の皆さんの参加をお待ちしております。なお、青い鳥長寿会の皆さんには、長寿会より追って連絡がいきます。
支部長・近藤
・新しくなった河口湖駅
今年度から新しく河口湖の支部長になりました近藤です。
道草好きな私ですので、支部や会員の皆さんにご指導ご協力をよろしくお願いします。
さて、私たちの町の河口湖駅がリニューアルされ、新しく使いやすくなりましたことを紹介します。
バスの案内、観光案内、チケット売場が一つの部屋になり、土産物屋と喫茶室も一つの部屋に区切られ、待合室があり、一番奥がトイレです。
トイレの「流す」の点字表示もうれしいです。営業所の隣が電車の改札口です。この建物の入り口には、新しくなる前の煉瓦で入り口を作っています。
電車の切符は営業所の手前に置いてある2台の点字表示付きの券売機で買うことができます。
何よりうれしいのは、駅構内は点字ブロックでどこにでも視覚障害者の移動ができることです。またバスの発着する看板にも番号と行き先に点字表示がされています。
富士山を目的に訪れる観光客が下りて、振り返れば忘れられない大きな写真が駅と共に心に残ると聞きます。私たちも歩きやすくなりました。
最後に河口湖駅のバリアフリーにご協力くださいました多くの皆さまに心より御礼申しあげます。
大変お待たせ致しました。バーチャル工房の皆様とパソコンクラブの協力により、本会のホームページがリニューアルされました。
新しいurlは
http://yamashikyo.sakura.ne.jpです。
内容は会長挨拶、本会の紹介、本会の沿革等の他、情報誌が掲載されています。閲覧されてのご意見、ご感想等、遠慮無くお聞かせ下さい。
連絡は副会長・長澤まで宜しくお願いします。
第10回山梨県障害者文化展について
9月12日〜17日に山交百貨店5階催事場で開催します。この文化展には多くの方の作品が展示されます。
今年度から盲学校等、特別支援学校生徒の皆さんの作品も展示されます。皆さん誘い合せてぜひご覧ください。
問い合せ先:山梨県障害者福祉協会055-252-0100
第7回全国障害者スポーツ大会・・・山梨選手団決定・・・
平成19年10月13日(土)〜15日(月)に秋田県で開催される、第7回全国障害者スポーツ大会「秋田わか杉大会」の山梨県代表として出場する山梨県選手団が決まり選手33名、役員・介護者27名、総勢60名が参加します。
大会スローガン「きっと出会える!夢と感動」をテーマに秋田県秋田市の県立中央公園県営陸上競技場をメイン会場とし3日間の熱戦が繰り広げられます。
また、昨年に引き続きグランドソフトボールが関東地区代表として出場します。
山梨県選手団の活躍に期待したいと思います。皆さんも応援してください。