藤野忠臣
平成21年5月21日から実施される裁判員制度についてこのほど最高裁判所から日本盲人会連合に次の通りお知らせがありました。
全国の地方裁判所では選挙管理委員会から送付された裁判員候補者名簿を作成し11月28日ごろ名簿に載った方へその旨をお知らせする通知書を発送する予定です。
通知書には裁判員制度に関する基本的な情報を記載したパンフレットを同封しますがこのパンフレットに音声コード(スピーチオ、テルミー対応)を添付し、音声コードによってパンフレットの概要や問い合わせ先などを把握できるようにしました。
またこのたび最高裁判所では視覚障害者の方に裁判員制度に関する詳細な情報を提供することを目的として音声コードパンフレットを作成しました。
これには文字情報と対応する音声コードを掲載していますのでご希望の方はお申し出下さい。
なお、裁判員制度に関し11月28日までは裁判所から通知書等が届くことはありませんので裁判所をかたった不審な電話や郵便物等にはくれぐれもご注意下さい。
最後に裁判員制度は国民の皆さんのご協力がなければ成り立たない制度です。皆さんのご理解とご協力をお願いします。
また日盲連では11月末に第1回の「裁判員候補者名簿への記載のお知らせ」が各候補者宛に文書で発送されるのを受けて視覚障害者が裁判員に選任された場合の相談窓口を設置することとしています。(点字JBニュースより)
榊原 隆
体育文化部では今年度予定しておりました行事のすべてを無事に終了いたしました。会員の皆さんのご協力とご支援に深く感謝を申し上げます。
昨年、盲学校改築のため開催できなかった交流運動会は今年は秋晴れのもと多数の参加者を得て開催されました。
また、毎年 日程が重なり参加できずにいた、ふれあい芸能祭りにも今年は会員の代表者に出場していただくことができました。
例年9月におこなってきました、文学散歩ですが、今年は全国盲人福祉大会が東京で開催されるのに合わせて6月におこなったところ、大勢の
会員の皆さんのご参加により、大いに大会を盛り上げていただきました。
点字競技会、意見発表、芸能大会、語り朗読の集い、文芸作品の投稿など、参加型の催しにもたくさんの皆さんが積極的にご参加くださり、部員一同とても感謝しております。
文化祭では、昨年の江宮隆之氏に続いて、郷土の作家、鬼丸智彦氏を招いての講演会を開催しました。最近の世相を反映した、「消えた子どもの遊び」をテーマに現代の教育のあり方を考えさせる興味深い内容に、いくつもの質問や感想が寄せられました。
この他、体育文化部所属のグランドソフトボールクラブ、サウンドテーブルテニスクラブ、ランナーズ、グランドゴルフクラブ、パソコンクラブ、ハーネス友の会のそれぞれが自主的に活発な運営をおこない、既に情報でもご案内の通り、数々の成果を納めています。
今後も会員の皆さんの一層のご支援ご協力をいただき、よりよい活動がおこなわれますよう、重ねてよろしくお願い申し上げます。
去る11月22日(土)〜23日(日)の両日、標記の大会が千葉県千葉市の淑徳大学看護学部を会場に開催されました。
本県からは井口靖也、杉田和之、杉田美保子、広瀬清敏、堀口俊二の5名
が参加しました。
成績は個人戦で井口選手が第2位、団体戦でも本県勢は第2位入賞と健闘しました。惜しくも優勝には一歩届きませんでしたが、各県選手のレベルが上がっている中、一定の成果を収めることができたのではないかと思っています。
今年はこれが最後の大会ですが、課題を整理し来年はさらに上を目指して練習に励んでいきたいと意を新たにしています。皆さんの温かい応援と御協力をよろしくお願いします。
文責 盲人卓球クラブ部長 酒井弘充
下記の通り、第3回役員会を開催いたしますので、関係者各位の出席をお願い致します。やむを得ず欠席される場合は委任の旨を会長にご連絡ください。支部長さんは印鑑をお持ち下さい。
記
先月号でお知らせしましたが下記のとおり職業部研修会を行います。皆様のご参加をお待ちしております。
職業部次長 堀口 俊二
歩きはじめたばかりの甲斐支部です
甲斐支部が新たな支部として産声をあげてから早8ヵ月、暗中模索のうちにあっという間に過ぎてしまったような気がします。
現在会員数は12名、まだまだ小さな会ですが視覚障害者が暮らしやすい環境作りを目指して活動の輪を広げていきたいと考えています。
支部活動もまだ軌道に乗るまでには至っていませんが、まず手始めとして8月に市の福祉保健部
の障害福祉担当職員を招いて自立支援に関する学習会を実施しました。市の職員の方から移動支援や日常生活用具など視覚障害者に関する支援の現状の説明を受けた後、会員からの要望や日頃困っている悩みなどを伝え、視覚障害者の実態を生の声を通して関係職員に理解してもらうという当初の目的はほぼ達成できたのではないかと思います。
その後、市の障害福祉計画策定会議に代表が出席する中で、関係職員や他団体の方々との交流も少しずつ広がりはじめたのではないかと感じています。
一方、昨年度まで同じ仲間として活動してきたお隣の甲府支部とも連携を密にしながら今後の活動を進めていきたいと思っています。
とにかく、まだ歩きはじめたばかりの甲斐支部です。皆さんの温かい御支援・御協力をよろしくお願いします。
甲斐支部長 堀口俊二
今年度の県政功績者に本会の会長の相吉堯春さんが選ばれ、表彰式が11月20日に行われました。また12月7日に開催された「障害者の主張大会」の席上、市瀬實さんが自立更生者として知事表彰を受けられました。会員一同心からお祝い申しあげます。
以下の図書がありますので必要な方は事務局にお申し付け下さい。
12月27日(土)〜1月5日(月)まで年末年始の休みです。ご用のある方は早めにご連絡ください。尚、緊急の場合は吉川事務局長まで連絡くだ
さい。
なお、情報の原稿はお早めにお願いします。
”皆さんよい年をお迎えください”
事務局 小林