副会長・長澤
最近よく、ユニバーサルデザイン(以下、UDと言う。)と言う言葉を耳に致します。これは、いつでも、どこでも、誰もが、簡単にすなわち、全ての人々に対し、その年齢や能力に関わらず、大きな改造をする事なく、また特殊なものでもなく、可能な限り、使いやすい製品や環境のデザインの事を言います。
ですから、バリアフリーがバリアのある環境を何とか使えるようにして、高齢者や障害者等特定の利用者に対して、特別扱いをしたり、また、選択肢が限られていましたが、UDの考え方は、バリアのある事を前提としないで、初めからバリアを生じない様に考えて、能力の違いに関係なく、特別扱いもなく、差別感をも感じないです
むような社会環境を作り出そうと言うものであります。
昨年、山梨県では、この考え方に基ずき、暮らしやすさ日本一を目指して、「山梨ユニバーサルデザイン基本指針」の素案を策定し、各障害者団体に呼びかけ、「UDアドバイザー会議が去る12月21日(金)に福祉プラザにおいて開催されました。
本会からは、相吉会長・吉川事務局長とともに私も参加致しました。
配布された点字資料を開いて見ますと、「まちづくり」「ものづくり」「サービスづくり」「情報づくり」「人づくり」の五つの分野に分けて具体的な取り組みが提示されていました。
県では、この指針を県政の様々な分野で取り入れ、全庁的に取り組んで、UDの考えを推進して行くとの事であります。今後の成果を大いに期待して行きたいと思います。
テーマ・・「いきいきボランティア!元気にNPO!つなげよう ボランタリーな心・行動〜」 皆さん誘い合わせてお出かけください。
パソコンクラブでは社会学級の一環として、「各種メディアの取り扱い法」をテーマに勉強会を開催します。
CD-RWやUSBメモリーなどの活用法を中心に勉強する予定です。クラブ員以外の方の参加もお待ちしています。
女性部では下記により和食のテーブルマナー研修会を開催します。会費は一人2,000円(付き添いも同額)で、差額は女性部で負担します。
すでに申し込まれた方もあり、定員を40名とさせていただきます。研修会終了後は、閉校式を予定しています。
今年も恒例のお楽しみ会を企画しました。歌を聴いたり、一緒に歌ったり、お茶をいただいたりと楽しい時間をすごしましょう。
ぜひお誘い合わせてご参加ください。
来年度の文学散歩は前号でお知らせしました通り、東京で開催されます全国盲人福祉大会の最終日を当てさせていただき、午前中は東京体育館で大会に参加し、午後は観光を計画しております。
バス2台80名を予定しておりますので、平日ではありますが、万障繰り合わせの上大勢の皆さんのご参加をお願いいたします。
締切は大会参加申込の都合上、平成20年2月25日とさせていただきますので、各支部長までお願いいたします。
詳細は追って情報に掲載しますが、問い合せについては事務局吉川または体育文化部榊原まで連絡ください。
体育文化部・榊原
甲州支部 矢崎
甲州支部では、総会は除き年間の行事が三つあります。初夏の頃の「歩け歩けの会」、秋の「宿泊研修」と料理教室などの「社会学級」の行事が主になります。
今回は昨年の6月8日に行われた「歩け歩けの会」について報告します。
午前9時40分に甲州市の社協に集合し、社協の車2台に参加者15人が分乗し、大菩薩峠の登山の拠点とも言われている上日川峠に40分ほどで到着しました。
日常に歩く機会の少ない私たちが、安全に歩け自然を満喫できる場所としてこの上日川峠の遊歩道が良いとの支部員からの意見もあり、社協の職員の方の下見も行いました。
片道30分程度の距離ですが、全面に木の板が張ってあり車椅子でも楽に走行できるようになっていました。距離は1キロ以上はあるようです。
ブナ、ナラの落葉樹にモミなどの針葉樹が混在する自然林の中をゆっくり歩いて約30分で展望台に到着です。樹林の中では、エゾハルゼミの声がシャワーの様に降ってくる中に時折野鳥のさえずりも聞こえてきました。
ハルゼミノ声です
展望台からは、大菩薩湖の向こうの霞の中に富士山が見えていたようです。
歩くのが苦手な支部員のために、車椅子も準備しましたが、全員が無事に歩き通しました。帰りは大和のソバ処で昼食、道の駅などに寄り帰ってきました。
身近な所にもリフレッシュさせてくれる場所があったと思います。支部員の中には、今年の元旦に初日の出を見に、この展望台に行って来たという人もいました。
ご協力戴いた皆さん、楽しい一日となりました。ありがとうございました。
山梨支部 雨宮
私どもの会では総会をはしりに年間を通し、山視福協の行事には率先して参加し他団体の身障福祉会や社協の行事にも参加しています。
また、学校の依頼を受ける福祉講話やふれあい社会などにも参加協力をしております。そんなことで会の行事はたいしたことできませんが、会員の親睦交流等を進めています。
今後においても会員からの要望があれば、市内の「障害者自立支援協議会」にも積極的にお願いし、地域福祉が少しでもうるおいのある方向に進めていきたいと思っています。どうぞ他支部で福祉に対し新鮮なしかも有利な諸問題についてはお互いに連携を取り合い福祉向上に努めて参りたいと願っておりますので、どんなことでも教えてくださるようお願いしたいのです。
今後とも皆さま方と周囲の状況判断をしながら、ともに力を分け合いながら進めていきたいと願いながら、内容のうすいところの報告となりました。
富士吉田支部 藤野
富士吉田支部では市役所福祉課との話し合いで、スピーチオ、テルミーを持っている会員が福祉課に登録すれば、福祉課からの文書にSPコードを付けてくれることになりました。
これを市役所全体に適用して貰えるように要望しています。
また、富士吉田市では灯油の値上がりに、県内始めての高齢者、障害者の非課税世帯に2月、3月の2箇月で1世帯5,000円の補助をしてくれ
るようになりました。とても助かります。
先に開催された日盲連文芸大会に、井口さんが短歌の部で佳作、川柳の部で秀作と佳作に入賞されました。
次回には皆さんも応募してみてはいかがでしょうか。
秀作に川柳作品
大風呂敷 広げた後は どうむすぶ
甲府警察署交通課よりのお知らせ
甲府市役所の東口及び東春日モールの箇所で歩行者分離が解除され、信号機が設置されましたが音声はついていません。いずれ擬音の信号機になると思いますが、充分気を付けて下さい。
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