副会長 長澤 誠
去る、8月3日(日)午後1時30分より、県の各部の担当者が直接県民から意見を聞き県政の各所管の仕事に反映させるための「県政出張トーク」が県ボランティアNPOセンターにおいて開催されました。
今回は、公共施設におけるユニバーサルデザインの推進、主に歩道のバリアフリー化についてをテーマに、県の県土整備部(旧、土木部)をはじめ関係機関と各障害者団体から30名余が参加して意見交換が行われました。
はじめに、席上配布された資料に基き担当者より県土整備部の平成20年度事業として、
(1)県管理道路のバリアフリー歩道フラット歩道の整備(年間12km)
(2)県管理道路のマウントアップ歩道のフラット化(年間4km)
(3)電線類の地中化(年間2,5km)等の説明に合わせ、本年度以降に取り組むバリアフリー基本構想として、甲府駅や石和温泉駅と周辺主要施設を結ぶ歩道のバリアフリー化、特に点字ブロックのネットワーク化に努めるとともに、モデ
ルエリアを県内で1ないし2ヶ所定め、行政と利用者とで点検を実施し問題点の共有と改善を進めるとの事でありました。
次に障害者側から発言があり、歩道のフラット化とあるが、視覚障害者が安全に歩くには、
歩道と車道の段差は2cm以上は必要である。
また、車椅子生活者からは、段差が3cmになると一旦車道に下りると歩道には戻れなくなってしまう。等の意見が出されました。さらに、出席者から、歩道の傍には街路樹があって移動を妨げている。
側溝のふたが、ガタガタしていて、移動しにくい所もある。店の前には、プランターや看板があって、歩行を妨げている。また、車が歩道と車道にまたがって駐車している事もある。等の声が出されました。
私は、この集まりに参加して、歩道とはいえ、危険を伴うたくさんのバリアが現存している事を、あらためて認識致しました。
いつでも、どこでも、誰もが、自由に安心して利用できる、ユニバーサルデザインの町が、官民一体となって、1日も早く実現されるよう、心から願わずにはいられませんでした。
去る8月24日(日)、県ボランティアNPOセンター、4階視聴覚室において、役員会が開かれま
した。
相吉会長の挨拶の後、事務局からの諸報告に続いて、各部の部長から、これから秋に向けての行事予定が、報告されました。
関東ブロック山梨大会準備委員会の経過について、長澤副会長から、報告されました。
日程は、平成22年3月7日(日)から3月8日(月)、大会会場は甲府駅北口のベルクラシック、宿泊場所については甲府駅周辺のホテルを予約すること等について説明されました。
次に、新公益法人について、平成20年から、25年の間に本会が、どのような法人としていくかを決定していくために長澤副会長を中心に本会の理事がその準備に当たることになりました。
次に寿の集いについてです。この事業の始まりは、本会を支えていただいた先輩の皆様に感謝の気持で、役員からのご寄付を事業の運営の一部に当てて、行事が行われてきました。
今年度も役員一律3000円のご寄付を戴き、行事を行う事となりました。
今後は、寄付に頼らず本会の行事として予算化を検討して欲しいとの意見が出されました。
日盲連建設資金に対して、会員の皆さんが協力してくださったことに対して、日盲連から本会に感謝状が送られてきました。
今年度の総会の後に裁判員制度について講演会が行われましたが、そのときの質問に対して、回答が電話できましたので、下記に記します。
今回の講演会では、『障害者の権利と地域生活支援−北欧スウェーデンと山梨の比較から−』
という演題で、山梨学院大学法学部行政政治学科准教授竹端寛先生のお話を聞きました。
竹端先生は、大阪大学人間科学部を卒業された後、2003年には大阪大学大学院人間科学部研究所博士後期課程を修了され、この頃からNPO大阪精神医療人権センターのボランティアスタッフとして、精神科病院訪問活動に従事されたそうです。
また、大阪府で制度化された精神医療オンブズマン活動のアシスタントとしてご活躍される中、2003年10月より2004年3月までスウェーデンにて在外調査研究に従事されました。
現在は山梨学院大学法学部に准教授として、勤務する傍ら、山梨県障害者相談支援体制整備事業特別アドバイザーとして、県内各地を駆け回っている毎日だそうです。
また山梨県障害者自立支援協議会座長としてご活躍中との事です。
講演会では、スウェーデンと日本におけるノーマライゼーションの考え方の違いを中心に分かりやすくお話をしてくださいました。
当日は悪天候の中多数の会員の皆様のご出席をいただきありがとうございました。
(文責 鈴木なをみ)
女性部では下記の日程により、フォークダンス研修会を開催します。ステップを踏んで、爽やかな秋を楽しんでみませんか。
女性部 埜村和美
本年は1年ぶりに交流運動会を、開催致します。秋の一日、大いに楽しみながら交流を深めたいと思います。
たくさんの景品を用意しておりますので、ご家族、お知り合いの方をお誘い合わせてご参加ください。
記
体育文化部 榊原
下記の日程により第44回日盲連関ブロ協山梨大会の2回目の準備委員会を開催致します。関係者の出席をよろしくお願い致します。
恒例となりました、わの会との交流グランドゴルフ大会を下記の日程で、行いますので、ふるってご参加ください。
今年も恒例の文化祭を開催いたします。晩秋の1日を文化の香りにたっぷりと浸っていただきたいと思います。
多くの皆さんのご参加をお待ちしております。
記
文芸作品と語り朗読の出場者の募集
例年通り、短歌、俳句、川柳の文芸作品を1首または、1句ずつ募集いたします。
10月20日までに事務局、小林(電話 055−252−0100)までお寄せください。
尚、会場での選評は川柳の望月先生を予定しております。
また、語り朗読の集いへの出場を希望される方は、作品名、作者名を添えて、10月25日までに榊原までお申込ください。
尚、作品の発表時間は10分以内でお願いいたします。
体育文化部 榊原
笛吹支部 荒木貞義
今年の夏は異常な暑さでしたが、会員の皆様はいかがお過ごしでしたか。さて、このほど支部長になった荒木と言います。よろしくお願いします。
私たちの支部は今年から会員が増えて16名になりましたのでいろいろの行事に皆が参加してくれ非常にうれしいです。
なんと言っても会員が協力して行事に参加してくれることがなにより私はうれしいです。行事に一人でも協力してくれないとやりにくい。会員同士仲良くしてやっていくのがいちばんだと思います。
簡単に支部便りを書きましたがこれからもどうかよろしくお願い致します。
障害者相談員と障害者団体役員等を対象とした研修会を下記のとおり開催します。
第32回全国盲人将棋大会参加者募集要綱が来ていますので興味のあるかたは9月中に事務局にお問い合わせ下さい。
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