会長 相吉堯春
新年明けましておめでとうございます。
皆様におかれましては健やかに新春を迎えられ、新たな決意のもと活動されるものと期待しております。
昨年は会の行事また平素の活動に参加されご協力頂き心より感謝しております。本年も会員一致団結し諸問題に対し努力して参りましょう。よろしくお願い致します。
昨年はアメリカのサブプライムローンをきっかけに世界中が金融危機や財政的不安に陥り多くの企業が不況の渦に巻き込まれ、雇用問題がおこり百年に一度の不景気に突入するのではないかといわれています。
昨年暮れ、日盲連関東ブロック協議会の委員会においても種々意見がありましたが、まず企業で働くマッサージ師は多くが契約社員であると思われるので最初に整理さ
れるのではないかと笹川会長も心配されていました。
このような不況は数年にわたり継続するとメディアの伝える所です。
こうしたなかで本会においても昨年自立支援法の中にある障害者が職業に就き自立を図っていくべく厚労省としても支援するところであるという見解が報じられたので、障害者の職業訓練、視覚障害者の三療(あはき)の再訓練が必要とし、県に対し再訓練施設設置の要望書を提出しましたが現在の経済状態や財政難から訓練所の設置は不可能であるとの回答がありました。
しかし視覚障害者唯一のあはき業。完全な自立を達成されるためにも各自の技術を向上させる必要がありそれには再訓練所が必須であり今後とも訓練施設設置運動は継続させたいと思っているところであります。
次に障害者にとっての社会におけるバリア問題です。ひとつずつでも自らの力で解決することも大切だと思います。そこで本会としてはSPコード(音声読み上げ)を預金通帳に付けて頂くかまたSPコードによって預金内容が把握できるようにと金融機関に対し要望を昨年暮れにおこなっています。
SPコードについては市町村によって差が大きいと言われておりますので今月の最終日曜日、25日に日本視覚障がい情報普及支援協会の協力を頂くなかで講習会を実施したいと考えております。すべての地域にバリアの差が起こらないよう努めていきたいと思っています。
今後、会独自で可能な限り努力するとともに県当局に対しては施設などの要望は繰り返し取り組み続けることが大切であると思っています。今後ともご支援ご協力よろしくお願いします。
名誉会長 花形幹雄
2009年の年の始めに当たり皆さんの健康と実り多い年となりますよう心から願っています。
今年は経済的に厳しい幕開けとなりましたが、ひるむことなく福祉の一層の充実を目指し知恵を寄せ合い力をあわせ頑張って行きましょう。
ご存知のように、この1月4日、6点点字の考案者ルイ・ブライユの記念すべき生誕200年を迎えました。情報入手の利便性が拡大する反面点字離れが懸念されています。視覚障害者の文化を作り発展する原動力となってきた点字の力を後退させることなく活用を推進するとともに晴盲のかけはしとしてその輪が益々拡げられるよう生誕200年を意義ある年にしたいものです。
副会長 長澤 誠
年度当初の定期総会において、平成21年度中に第44回日盲連関ブロ協大会を本県が主管して開催する事が承認され準備委員会が立ち上げられました。
これまでに7月、10月、12月と3回にわたって委員会が行われ、平成22年3月7日(日)・8日(月)の両日、ベルクラシック甲府を会場として開催する事が決められました。
去る12月21日(日)に開かれた第3回準備委員会では、当委員会の小林 誠総務から山梨大会における役割が各委員に示され、この係を担って下見を兼ね、来る3月1日・2日に行われる千葉市大会に臨む事となりました。
視覚障害者の福祉サービスの一層の充実を図るために、課題の山積している中ではありますが、当大会へ向けての準備にも注力して行かなければなりません。会員並びに関係者各位の強力なご指導とご支援を宜しくお願い致します。
最後に、皆様方にとって、この1年が最良の年となりますよう心からお祈り申し上げます。
副会長 藤野忠臣
新年明けましておめでとうございます。
旧年中は会の行事にご協力頂き有難うございました。本年は関ブロ大会が本県で開催されますので会員の皆様の絶大なるご支援ご協力をお願い致します。
本年も会員の皆様のご健康ご多幸を心よりお祈りいたします。
副会長 吉川日出子
会員の皆様明けましておめでとうございます。お元気で新しい年を迎えられた事と思います。
昨年は、皆様のご協力をいただき、計画した行事が総て終了する事が出来ました。本当にありがとうございました。
さて、今年度は、本会が担当して、関東ブロック山梨大会が行われます。昨年から準備を進めてきましたが、今年は忙しい年に為ると思いますので、本年も会員の皆様の更なるご協力をお願いしますとともに皆様のお幸せを心よりお祈り申し上げます。
標記委員会は、12月10日(水)東京盲人福祉センターで、開催され本会からは、相吉会長、吉川が出席しました。
まず最初に笹川会長より、最近の情勢について、かいつまんで報告がありました。
権利条約の批准の問題について、日盲連としては、この法律は、素晴らしい法律であるが、
罰則規定がないので、罰則を設けて欲しい事を要求いたしました。所得保障の問題については、政局が混沌としているので、いまの所確定的な事はいえない。障害程度区分については、最終的には、早急に結論が出せないという事で、今後慎重に個別の程度に充分配慮した、障害程度の方向に変わってきた。
音声コードの第4種郵便物取り扱いについては、日盲連が、かねてから要求しておりました。音声コードの無料扱いについて、録音物並の扱いにするという、回答がありました。
次に幾つかの議題について報告いたします。
平成21年度の事業実施担当について。関東ブロック大会(山梨県)、グランドソフトボール(千葉県)、サウンドテーブルテニス(茨城県)、全国女性研修大会(神奈川県)、全国青年研修大会(埼玉県)
情報交換について。法人制度改正に伴う各団体の動きについて。都盲協と千葉県がかなり進んでおりますが、他の団体は、これから検討して行くそうです。法人制度改正に伴う各団体の現状について話し合われました。
各大会における参加費について話し合われましたが、いろいろな意見が出されましたが、結論までには、至りませんでした。以上報告まで
去る、12月21日(日)県ボランティアNPOセンター4階視聴覚室において、役員会が開かれました。最初に相吉会長の挨拶に続いて、議事に移りました。
私たち視覚障害者が、必要な情報支援機器やソフトウェア等整備(活字文書読み上げ装置および音声コード作成ソフト)の整備について山梨県をはじめ各市町村、社会福祉協議会などに呼びかけていっしょに勉強会をしたいと思います。
講師は、日本視覚障がい情報普及支援協会にお願いをいたしました。理事、監事、支部長のご出席をお願いいたします。
源氏物語が、わが国の文献に記されてから昨年で千年と言われます。
本年度最後の女性部研修は、旅好きが語る源氏物語の世界を、楽しんでいただきたいと思います。皆様、誘いあわせてご参加ください。
標記大会が平成21年5月25日(月)から27日(水)の日程で京都ライトハウス、国立京都国際会館等を会場に開催されます。
費用は参加人数によって変わりますが観光を含めて6万円前後かかると思います。詳しいことをお知りになりたい方は事務局までどうぞ。
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
今年アメリカでは大統領がオバマ氏にかわり、わが国でも衆議院の選挙が行われる変革の年になるかと思われます。
視覚障害者就労支援センターの構想を持ちはじめてから3年が過ぎ今年度に入り県への要望事項に入れて頂きました。
県からの回答は「経済状況が悪化しているためただちに取り組むことが困難であるが視覚障害者の就労についてはあらゆる面で努力したい」との回答でした。
百年に1度といわれる金融危機が騒がれ不景
気な話が行き交っている昨今就労支援センターをどう実現させたら良いのか、治療院形式だけではこの不景気の時代にやって行けるはずもなく可能性は非常に低いかと思われます。
先日の職業部研修会にお招きした五十嵐光雄先生の「視覚障害者の職業問題」の講演は時期を得た内容だったと思いました。今後県や市町村諸先輩の指導や知恵を借りながら、あはき師による介護予防デイサービス、訪問リハビリテーションサービス、老人ホームや福祉センターなどに治療室を併設するなど視野を広げ多彩な職場を求め実現できるよう努力してまいります。
今年も会員の皆様にとって良い年でありますように願っています。
職業部 広瀬 清敏
日盲連より以下のお知らせがありましたので転載致します。現在、カセットテープ等を盲人用の録音物として取り扱い、第4種郵便物のうち特定録音物等郵便物の料金(無料)を適用しているところですが、今後は、音声コードが記載された用紙等についても、盲人用の録音物として取り扱うこととします。
実施日は平成21年1月5日(月)です。