相吉堯春
昨年のサブプライムローンをきっかけにアメリカからの経済不況に端を発し世界中が不況の渦の中に巻き込まれてしまいましたが植物の芽を吹く季節の到来とともに少しでもこの不況が改善していくことを願っています。
本会も去る3月15日の役員会と会計監査をもって20年度における主な行事を終わることが出来ました。
今年度も各部長さんをはじめ役員の方々のご協力によって、あらゆる行事が盛会裡に実施され多くの会員の参加を得られたことを心からうれしく思うとともに、担当者を始め皆様に深く感謝申し上げます。
また本会の運動としましてはすべての市町村にガイドヘルパーの設置や情報におけるバリア解消と視覚障害者の生きるための職業問題、職業再訓練などを行う自立センター設置を県に対し要望するとともに情報バリアについては初めての試みとしてSPコードにおける研修会を各市町村や社会福祉協議会に呼びかけ実施しました。
またガイドヘルパーについては機会ある毎に県福祉課にお願いするとともに知事との膝詰めの話し合いの中でも要望してきました。また視覚障害者における職業の再訓練センターについては財政的困難のため今直ちに実現は不可能との話でしたが、今後繰り返し要望を継続することも必要かと思いました。
このような私たち視覚障害者の生活環境は年々改善されていますがバリアのすべてが解消された訳ではありません。県、国、いわゆる行政や一般社会に対しノーマライゼイションの実現のため一致団結してバリア解消の運動を継続しなければならないと信じます。
日盲連を通じて要望しているそれぞれの障害者における特異性について厚労省や国会において検討されているとのことで、現状の自立支援法よりも充実した法律に変わるのではないかと期待しています。
さて私も皆様のご支援の下、この4年間2期会長として会の運営にあたって参りました。この4年間に関東ブロック協議会の行事であるサウンドテーブルテニスやグランドソフトボールの当番県として多くの方々のご支援を頂き、盛会裡に実施しえたことは私の一生の思い出として
心に刻まれています。
残念なことは特別養護老人ホームいわゆる特養建設の問題が介護保険実施により特養が地域の問題となり県の担当から離れたため県への建設要望が不可能となりました。
高齢化社会を迎える今日、特養は絶対に必要であることは社会の認めるところであり、今後会としても新しい若いリーダーのもと地域にまた県、国に対し特養実現方を強力に運動願いたいと思っています。
最後に2期4年間にわたりご支援ご指導頂いた皆様に深く感謝申し上げ終わりと致します。有り難うございます。
平成20年度第4回役員会が3月15日(日)、県ボランティアNPOセンター4階視聴覚室において、開催された。午前10時から会計監査が行われ午後1時より役員会が開かれた。
初めに相吉会長より、これまでのご支援ご協力に対しての感謝を述べられました。今回は総会に提出する議題について協議された。主な議題は次の通りです。
一部修正する事により、承認されましたので、総会に提出します。5月に行われる全国盲人福祉大会京都大会には、本会から会員、ボランティアをあわせて21名が参加いたします。
また、その他のところでは、毎月発行している「情報」について、もう少し会員のニーズにあった「情報」にして欲しいとの意見が出されましたので今後の課題とします。
4月19日には、定期総会を開催いたします。重要な議題ですので、会員の皆様のご出席をお願いいたします。
事務局長 吉川日出子
下記のとおり平成21年度山梨県視覚障害者福祉協会定期総会を開催いたしますので会員の皆さん、是非ご出席下さい。
新役員により定期総会終了後開催します。新役員の方は必ず出席ください。
会場 山梨県ボランティアNPOセンター3階学習室2
定期総会終了後、(株)タイムズコーポレーション様による拡大読書器の展示と説明会をボランティアセンターの3階学習室1で行います。
興味のある方は総会終了後にお集まり下さい。
女性部では、毎月の「うるおい俳句」の選評でおなじみの加藤勝先生を講師にお招きし、俳句研修会を開催します。
先生とふれあいながら俳句に親しむ、よい機会ですので、男性会員の参加もお待ちしています。また、講演会中、直接選評を希望される方は、俳句2句をあらかじめ事務局にお寄せください。
俳句2句を提出される方は、4月23日(木)厳守で、事務局(055−252−0100小林)まで。
講演会終了後、開校式を予定しています。
女性部 埜村和美
第55回全国盲女性研修大会は、9月8日(火)より10日(木)の3日間にわたり、神奈川県の大磯プリンスホテルを会場に開催されます。
申し込み締め切りは、5月末日です。関東地区での開催のため、多くの皆様の参加をお願いいたします。詳細は、女性部 埜村までお問い合わせください。
女性部 埜村和美
恒例となりました青い鳥奉仕団との交流グランドゴルフ大会を6月7日に甲府市立舞鶴小学校グランドで行いますのでご参加をお願いします。詳細については、次回の情報をお読みください。
日時 8月21日(金)〜24日(月)
場所 群馬県伊香保温泉「HOTEL天坊」
詳しいことをお知りになりたい方は事務局まで。
21年4月から富士東部ITサポートセンターを開所します
この度、パソコンを活用している障害者の方たちからの要望で、支援拠点を甲府市内だけではなく、富士東部地域にも設けることになりました。
毎週火曜日、午前10時30分から午後3時30分まで山梨県福祉保健部富士ふれあいセンターの図書室(住所:〒401−0301 南都留郡富士河口湖町船津6663−1)をお借りして障害者ITサポートセンターを開所します。
ご利用には事前に予約が必要となります。予約は翌週の火曜日の利用の場合、金曜(午後4時)まで、電話、FAX、メールで予約ください。
障害者リサイクルパソコン活用事業が21年度からリュースパソコン活用事業と名称が変更になりました。企業及び個人ユーザーからパソコン機器等を譲り受け、これを希望する障害者に無償で提供します。
リュースパソコン提供の申込は申込用紙の記入と障害者手帳のコピーが必要です。使用しなくなったパソコンの譲渡、リュースパソコン提供申込に関するお問い合せは電話、FAX、メールでも受け付けています。
お問い合わせは社会福祉法人山梨県障害者福祉協会 担当 早川
(TEL 055−252−0100 FAX 055−251−3344
メール:it-support@sanshoukyou.net)
JR甲府駅の北口武田神社前通り線の歩道部を中心に工事が行われます。詳しい事をお知りになりたい方は事務局までお問い合わせ下さい。
今年も青い鳥ハガキの配布が行われます。詳しくは郵便局、または事務局までどうぞ。
都留支部 支部長 菊島 巧
山梨県視覚障害者福祉協会 都留支部を立ち上げて早くも4年が終わろうとしています。
私たち都留支部は4名ですが、少しでも都留市民のためにできる事はないか話し合い、まずはボランティアをしようという事で都留市保健福祉センターの地下1階にある都留市デイサービスセンターにて無料マッサージを行なっています。
この活動を始めて3年が経とうとしています。具体的には2ヶ月に1度行い、その都度希望者を募り1人当たり20分程度、マッサージをしています。マッサージを受けたデイサービスの方々からは「楽になった」「うれしいよー」
「又来ておくれ」などの声が聞かれます。
ベッドで寝たきりの人、車椅子の人、脳梗塞の人などがいて1人1人症状は様々でマッサージをするのも難しいですが、話をしたりコミュ
ニケーションをとりながら明るく楽しくマッサ
ージをしています。
マッサージが終わると相沢先生によるハーモニカ演奏に合わせて全員で歌を歌うなどして楽しく過ごしています。
他にも毎年9月には敬老の日を兼ねて1日YLO会館にて無料マッサージの活動、本年度は新たに都留市防災訓練にも参加し災害時に対応できるように訓練をするなど活動の場を拡げています。
更に4月29日には都留市ボランティア祭りに参加できるよう社会福祉協議会へお願いし、マッサージを行う計画を進めています。
都留支部では本当に少ない会員ですが、少しでも都留市の行事に参加できるように努力し活動をして行きたいと思っております。都留支部を立ち上げて以来、まだまだ本当にわからないことだらけです。これからも一生懸命活動を行なって行きたいと思っておりますのでどうか会員の皆様のご支援ご指導をよろしくお願いします。
お問い合わせは事務局までどうぞ。
平成20年版 厚生労働白書 カセットテープ版 デイジー版
「食の安全 豆知識」平成20年度 厚生労働科学研究費補助金 食品の安心・安全確保推進研究事業 編集・発行 順天堂大学医学部公衆衛生学教室 点字版
「意外と知らない 身近な食べ物のこと」 制作 財団法人すこやか食生活協会 カセットテープ版 パスタのある食卓〜もっとパスタに親しむために〜 制作・発行 財団法人すこやか食生活協会 デージー版
甲斐市 ぐるっとNAVI 家族で楽しむ優遊パラダイス 山梨県甲斐市観光ガイドマップ「点字グループ 愛・アイ」作成 点字版
「視覚障害者の老後を豊かにするための本」社会福祉法人 桜雲会 点字版 デイジー版