「災害時要援護者」登録のお勧め | ・・・・・1 |
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福祉部講演会のご案内 | ・・・・・2 |
寿の集いについてのお知らせ | ・・・・・2 |
文学散歩へのお誘い | ・・・・・2 |
音声コード普及キャンペーンと活字読み上げ装置「テルミー」体験会の開催のお知らせ | ・・・・・3 |
山梨県障害者文化展の開催のお知らせ | ・・・・・5 |
アビリンピック出場者募集 | ・・・・・6 |
点字ビッグイベント事業への募金のお願い | ・・・・・6 |
第35回全国盲人文芸大会参加者募集 | ・・・・・7 |
支部便り「南アルプス支部」 | ・・・・・8 |
会長 長澤 誠
9月1日の「防災の日」にあわせて各地で「総合防災訓練」が行なわれます。この訓練は、有事の際に備えて行政と民間が一体となって実施されるもので私達視覚障害者も在住する地域において行なわれる時には積極的に参加したいものです。
さて、甲府市では、平成17年12月から「災害時要援護者登録制度」が開始されました。これは、高齢者や障害者等、災害時に援護を必要とする者が、地域において身近に住む2名以上の方を支援員としてお願いし、甲府市に登録する制度で、登録された者の情報は、地域の自治会長(自主防災組織の長)・民生委員、また、消防本部等に提供され、有事の際には、いち早く避難誘導や安否確認が行なわれる事になっています。
さらに、この制度のメリットは、避難所での場所の優先確保の他、避難所での生活が長くなった場合は、福祉避難所への避難も可能となっています。また、避難所では、それぞれの障害の特性に合わせた情報の提供など、要援護者に対する配慮が行われるよう体制が整われていると聞いております。
この制度に登録した甲府市在住の視覚障害者は、去る5月1日現在で30名程ということですが、甲府市内在住の視覚障害者がおよそ800名程いる中で、まだ登録が少ない状況であります。
最近、プライバシーの保護・個人情報の保護とかで自らの障害を明らかにしないケースが見受けられる事が良くありますが、個々の責任において有事に備え、「災害時要援護者」としての登録は、住み慣れた地域において安心・安全な生活を過ごす上で必要ではないでしょうか。この事について詳しくは、最寄りの市町村役場におたずね下さい。
皆様、賢い消費者になるために、また、悪徳商法にだまされないためにはどうすれば良いか。このことをメインとして、悪徳商法でだまされた場合の対処方法などについて、学習をしませんか。
福祉部では次の通り、講演会を行ないます。皆様お誘いあわせてご参加くださいますようご案内いたします。
福祉部では寿の集いを次の日程にて開催します。
福祉部 矢崎 繁
恒例の文学散歩を下記の通り実施します。
今回は、健康・長寿を願い、長野県佐久のぴんころ地蔵参拝と触って楽しむステンレス彫刻展見学を計画しました。皆さんお誘い合わせてご参加下さい。
尚、集合は出発時間10分前にお願いします。申し込み状況により、出発時間と場所に多少の変更があります。参加者には責任を持ってご連絡致しますのでお待ち下さい。
お申し込みは各支部長に8月31日までにお願いします。支部外の方のお問い合わせは川口までご連絡下さい。
体育文化部 川口光雄
第12回山梨県障害者文化展を9月4日(金)から9日(水)の6日間、山交百貨店5階催し物会場において、開催致します。手芸、絵画、書道、文芸(詩・短歌・俳句・川柳など)、工芸、陶芸等の作品を募集します。
文化展への出品を希望される方は、申込書及び出品カードに必要事項を記入の上、7月21日(火)より8月7日(金)までに、お住まいの市福祉事務所、各取りまとめ機関にお申し込みください。なお、申込書及び出品カードはこれらの機関に用意してあります。多数の応募をお待ちしております。
期間中、「交流広場」でのミニ点字教室も行われます。ぜひ会場にも足をお運び下さい。
問い合わせ先:山梨県障害者福祉協会 担当:志村(電話055-252-0100)
アビリンピック(第29回山梨県障害者技能競技大会)出場者募集
障害者の職業能力の開発促進のため 標記大会が開催されます。
点字ビッグイベント記念事業実行委員会では点字の普及と国民に対する理解と啓発を図るため、ルイブライユ生誕200年、石川倉次生誕150年記念の点字ビッグイベント事業の一環として発展途上国へ点字器と点字用紙の寄贈を行います。本会にも募金の協力依頼が来ています。
振込用紙を同封していますので趣旨にご賛同頂ける方はぜひご協力をお願いします。
文芸を通して視覚障害者の情操を耕し、豊かな心の目を養いながら相互理解と友情の輪を広げることを目的に第35回全国盲人文芸大会が開催されます。応募規程は以下の通りです。
支部長 東條 芳彦
南アルプス市視覚障害者福祉会では、3月29日に21年度定期総会を、開き役員改選で、榊原前会長から、会員の承認により、私に代わり、初めての研修会を、6月21日の日曜日に実施しました。
この4月から、南アルプス市の市役所本庁舎の1階フロアの各課受付カウンターに、変更があったことを、広報で、知りましたので、市役所の見学をすることにしました。
福祉課に窓口になっていただき、会員がゆっくり見学できるように、日曜日に見学できるように手配していただき、総勢20数名で、地下1階から、3階まで、を福祉課の課長をはじめ、ほか2名の職員に案内と、説明をしていただきました。
大きく変わったのは、玄関を、入りまして、点字ブロックをまっすぐ行きますと、正面に、総合案内のカウンターが、玄関をむいてあり、私たちが、入っていってもすぐにわかっていただけるので、困ったときは、すぐに対応していただけるようになりました。またすべてのカウンターも、低くなり車いすの方にもちょうど良い高さになり、対面しやすくイスも用意されていました。
それから、議会室などを、見学して、最後に福祉課の課長さんを交え、簡単な感想や意見などの話し合いを時間まで行いました。普段利用している市役所ですが、建物内を、説明していただきながら、見学できたことに、会員も満足してくれたと思います。
それから、26日には、24時間テレビの「愛は、地球を救う」で集められた募金の中より、山梨放送の放送部長から、図書館に視覚障害者情報支援機器が、贈呈されました。会からも私と、役員の榊原佳美子さんとで、式に参列してきました。贈呈された機器は、音声拡大読書機(よむべい)、音声パソコン、それと、デジタル録音機とデイジー録音再生機(PTR2)、が贈呈されました。
視覚障害者の皆さんが、自由に使用してくださいとのことですが、学生や、図書館見学にこられた人たちにこれらの機器を、使用することにより、視覚障害者も晴眼者の人たちと同じように情報を得ることができることを知っていただければ幸いかと思います。
最後に、南アルプス市図書館では、音声パソコン利用者のために、図書検索がしやすいようにホームページも作られておりますことを、付記して支部便りを終わります。