視覚障害者用音響信号、一部、終了時刻を夜8から10時に延長 | ・・・・・1 |
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地上デジタルテレビ放送研修会報告 | ・・・・・2 |
甲府地方裁判所見学報告 | ・・・・・3 |
第3回事務局会議 | ・・・・・5 |
平成21年度会計監査と第4回役員会 | ・・・・・5 |
関ブロ第2回拡大実行委員会開催のお知らせ | ・・・・・6 |
関ブロ参加者へ重要なお知らせ | ・・・・・6 |
女性部より研修会のご案内 | ・・・・・6 |
第36回ジャンボひまわり(結婚交流会)の集いのお知らせ | ・・・・・7 |
支部便り 甲州支部・山梨支部 | ・・・・・8 |
標記のタイトルの記事が去る1月27日の毎日新聞に掲載されました。早速県警の交通規制課に確認したところ、県内26基の音響式信号機の運用時間の1〜3時間延長が2月中を目処に順次行われることが分かりました。
この件については、私たちの長年にわたる願いであっただけに大変喜ばしい朗報です。地道な運動の成果が実ったものと感じています。一方、この実現に当たっては県警と近隣住民との話し合いがあったことも忘れてはなりません。また、顧問の土橋亨先生にもこの問題を定例県議会で取り上げていただくなどご尽力いただいたことを申し添えておきます。視覚障害者の歩行の安全にご理解・ご支援いただいた多くの方々に心より感謝したいと思います。本当に有難うございました。
以下に運用時間の延長が決まった信号機の場所を記します。
副会長 堀口 俊二
既に情報でもお知らせした通り、標記の研修会を1月24日(日)午後1時30分より県ボランティアNPOセンターホールにて開催しました。各種行事が立て込んでいたにも関わらず40名近い大勢の会員が参加しました。
この日は、予め講師としてお願いしてあった梶原氏(山梨ライトハウス職員)に加え、総務省テレビ受信者支援センター、デジサポ山梨の方々にもお手伝いをいただき大変充実した会となりました。
まず最初に講師の梶原氏より地上デジタル放送(以下地デジ)とはどんなものか、地デジになると何が変わるか、どんな準備が必要か、各個人のニーズに応じた機器の選び方、地デジを悪用した詐欺には要注意等、地デジ全般にわたる説明がありました。
特に、視覚障害者が注目している音声で操作できるテレビに関しては、現時点では三菱のリアルシリーズだけですが、2月になるとパナソニックからも音声対応の機器が発売されるのではないかとの朗報が知らされました。また、従来のラジオでのテレビ音声受信は地デジ移行後はできなくなってしまう訳ですが、ラジオ付きワンセグテレビ(携帯型)の使用も一つの方法ではないかとの紹介がありました。
次に、デジサポ山梨の田中さんより地デジ切り替えに当たっての個々の対応の仕方について説明があった後、テレビ(三菱リアル)を使っての音声案内による番組予約のデモンストレーションが行われました。初めて聴く音声であること、単語の読み方が一部不的確だったことなど、参加者からは音声案内が聴きにくかったとの声もありましたが、視覚障害者が単独で番組表が確認でき予約録画も可能という点では大きな前進ではないかと感じました。
2月に発売予定のパナソニック製テレビの音声サポートがどの程度なのか注目されるとともに、今後メーカー各社がこのようなユニバーサルデザインに沿ったテレビの開発に積極的に取り組んでもらえるよう期待したいところです。後半の質疑も活発に行われ、地デジについての理解が深まりより身近なものとして感じられるようになった有意義な会でした。講師の梶原さんをはじめデジタルサポートの方々、そして準備や片付け等お手伝いをいただいた多くの方々に心より感謝申し上げます。
なお、地デジについて疑問や相談のある方は以下までお問い合わせ下さい。個々の環境に合った受信の方法等丁寧に教えていただけるそうです。
お問い合わせ先 055−255−6038(デジサポ山梨相談員 田中様)
福祉部では、1月19日に裁判員制度に伴い甲府地方裁判所の見学を行い、長澤会長をはじめ、部員とその他18名が参加しました。建物は新築してから1年ということで、イメージとは異なり明るい印象の施設でした。
音声ガイド付きのDVDの映像で裁判員の選任から裁判が終わるまでのドラマを中心に説明があり、その後質疑応答があり、裁判所側でも視覚障害者の方の裁判員としての実例も無く、選任された場合には話を聞いた上で対応をしていきたいとの事でした。
法廷の見学では、傍聴席、弁護士の席、被告席、裁判員席、裁判官席、検事側の席、証人席を見学させていただき、貴重な体験だったと思います。
施設については、エレベーターの音声案内、1階の受付までの点字ブロックによる誘導は有りましたが、法廷のある2階、裁判員が待機などの部屋のある3階のフロアーには点字ブロックは無いようでした。視覚障害者が単独での施設内の移動は難しいとおもわれますが、必要に応じ職員の方が誘導していただけるとの事です。
裁判員制度について、概要を次に記載します。
福祉部 矢崎 繁
平成21年度会計監査と第4回役員会を次の日程にて行います。
次の通り第2回拡大実行委員会を行います。今回が最終の打ち合わせとなりますので、理事、各支部長、担当をお願いしている方はご出席よろしくお願いいたします。
関ブロ参加者へ重要なお知らせです。
いよいよ関ブロ山梨大会まで秒読み段階となってまいりました。そこで参加を申し込まれている方に大切なお願いがあります。
女性部では次の日程により、研修会を開催します。男性会員の参加も、歓迎します。
研修会終了後、閉校式を予定しています。また関東ブロック山梨大会の懇親会において、女性部で合唱を披露することになりました。あわせてその練習もおこないますので、懇親会に出席される方はご協力をお願いします。
尚午後1時30分から4時まで、学習室3の3におきまして、「タッチメモ」の学習会を開催します。これはシールに録音した声を知りたい物に貼り、後でその情報を聞いて知る商品です。日々の生活のために、ぜひ体験してみませんか。
連絡は、返田か埜村までお願いします。
女性部 埜村和美
甲州支部 矢崎 繁
甲州支部の平成21年度の活動について報告します。
5月19日総会、6月12日歩け歩けの会(塩山市街地の散策)、11月16日〜17日宿泊研修(千葉県小湊、神奈川県横須賀方面)、2月料理講習会(予定)が主な行事です。
総会の議題の中で、次の要望事項が決まりました。
日常生活用具給付対象機器の拡大について(1音声対応調理秤、2音声対応血圧計、3音声対応温度計、4パソコン周辺機器とソフト)塩山駅南口ロータリー入り口の信号機の音声化などでした。
市に対して日常生活機器の拡大について要望書を提出し、回答をいただきましたが、調理秤、血圧計、温度計については周辺市町村は対象品としてないこと、高額の機器でないことの理由で難しいとの回答でした。パソコン周辺機器とソフトについては、今までの1度だけの助成から、対応年数に応じた給付対象とするとの回答でした。
信号機の音声化については、本会の役員の皆様のご協力で山梨県警により設置していただきました。ありがとうございました。
また、懸案となっていました塩山駅のバリアフリー化も22年度で駅の構内、23年度で南北通路について実施されることとなりました。関係者の皆様ありがとうございました。
山梨支部 支部長 雨宮定夫
私たちの支部はいつもながら沢山の行事は予定出来ませんが総会を柱に年間行事を行っています。学校関係が計画する障害者とのふれあい交流会などで児童生徒とのコミュニケーションを図り少しでも理解が得られるような努力を会員とともに続けています。
この障害者の団体にも地域に住んでいればこそ必要に応じて行事にも参加しながらそれなりの人間関係を構成し視覚障害者との仲間づくりにも努力しており県の団体が計画する行事にも積極的に参加協力をしてもらっています。
視覚障害者だけの行事にとらわれず幅広く参加しております。今後においても会員の増員は難しい面が多々有りますので少しでも周囲の皆様と交わりを深めながら一日一日を大切に過ごして行きたいと願っています。
それぞれの団体や支部のご協力も頂く中で元気も頂きたいと思います。