花形幹雄さん“旭日単光章受章” | ・・・・・2 |
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平成22年度定期総会報告 | ・・・・・3 |
第1回役員会報告 | ・・・・・5 |
平成22年度の主な予定 | ・・・・・6 |
日盲連関ブロ委員会開催される | ・・・・・7 |
第1回関東ブロック女性部委員会報告 | ・・・・・9 |
女性部からフルーツ公園見学とウォーキングのお誘い | ・・・・10 |
グランドゴルフクラブより | ・・・・11 |
点字競技会・芸能発表会出場者募集 | ・・・・11 |
事務局より | ・・・・12 |
既にご存じかと思いますが、名誉会長の花形幹雄さんがこの度の春の叙勲で旭日単光章を受章されました。おめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。以下にこの喜ばしいニュースを去る4月29日付けの山梨日日新聞記事から紹介します。
この道一筋 精進が結実 障害者自立へ心血注ぐ
・・・旭日単光章・花形幹雄さん
半世紀以上にわたり、視覚障害者が暮らしやすい社会の実現と、障害者と健常者の壁を取り払うために心血を注いできた。
生まれつき弱視で、県立盲学校在籍時に全盲となった。同校で出会った長谷部薫さん(故人、山梨ライトハウス創設者)らと共にライトハウスや県盲人会(現県視覚障害者福祉協会)を設立。同会会長や県盲人福祉センター所長を歴任した。現在も視覚障害者の相談にのったり、同会の名誉会長を務めるなど精力的に活動を続けている。
1975年に山梨で開かれた日本盲人会連合の全国大会。大会前に県などの協力で、JR甲府駅前に県内初となる点字ブロックが整備された。2千人以上いた参加者から「山梨は視覚障害者に対する取り組みが進んでいるね」と言われたことが思い出深いと話す。
「バリアフリー実現のためには、障害者が暮らしやすい環境を整えてもらうだけでなく、障害者自身も壁を取り除く努力をしなければいけない」との思いから、79年11月には甲府・春日小(当時)で福祉講話を初めて実施。障害者が学校現場に出向いて生い立ちや生きざまを語り、子どもたちと交流を深める福祉講話は当時、全国的にも例がなかったという。「不安だったが、子どもたちは真剣に話を聞いてくれた」と振り返る。
「最初は狭い道だったけれど、少しずつ広がっている。障害者と健常者が本当に同じだと認識されるような社会をつくるため、これからも啓発活動などに取り組みたい」とますます意欲的だ。
この記事にもありますが、花形さんは戦後間もない時代に本会の前身である盲人会の立ち上げに尽力され、以後も視覚障がい者福祉の向上に心血を注いでこられました。改めて感謝の意を表すとともに、これからも大所高所に立ったアドバイスをいただき私たちの活動に指針をお示しいただけることを願って止みません。
なお、本会では6月27日(日)に祝賀会を催す予定です。会員多数の参加をお待ちしています。詳細については後日ご案内致しますのでご覧下さい。
事務局長 堀口 俊二
22年度定期総会が去る4月25日(日)ボランティアNPOセンターにて開催されました。
会長挨拶の後、第28回長谷部賞および本会よりの感謝状贈呈を行いました。長谷部賞は青い鳥成人寮の標照二氏に、感謝状は相吉堯春前会長および山梨青い鳥奉仕団、わの会、だるま会の三団体に贈られました。引き続き来賓祝辞をいただいた後、議長団に長澤誠会長、藤野忠臣会員、久保田きぬ代会員、議事録署名人に菊島巧会員、荻窪たき子会員をそれぞれ選出し議事に入りました。
平成21年度事業報告と決算報告(関ブロ大会関係を含む)、平成22年度事業計画と予算案など六つの議案が審議され承認されました。次に主立った要点をお知らせします。
この中の「視覚障がい者の職業自立に向けての取り組み」では、無資格者撲滅運動における「カイロ・整体」をどう取り扱うか、視覚障がい者就労支援センター設立要望の取り扱いをどうするかなどにつき活発な質疑がなされた後、今後役員会の検討課題とするということで承認されました。
第3号議案の新法人移行に関する件では、本会は公益活動を主とする会であること、多方面からの助成や支援により支えられていることなどを考慮した上で公益法人を目指すことが確認されました。
第5号議案の関ブロ、全国委員会等役員出席の折の付き添い者の交通費に関する件では、付き添い者の交通費実費分を会から負担することで承認されました。
今年度も、会員の皆さんと力を合わせながらより暮らしやすい環境作りを目指し前進していきたいと思います。ご協力のほど宜しくお願いします。
事務局長 堀口 俊二
5月2日(日)午後1時より第1回役員会を県ボランティアNPOセンターにて開催しました。以下にその要点を記します。
事務局長 堀口 俊二
会長 長澤 誠
去る、4月14日(水)東京西早稲田に新築移転した日盲福祉センターにおいて日盲連関東ブロック協議会委員会が開催されました。この会議は、関ブロ加盟各団体から2名ずつ登録された委員等が出席して行なわれるもので本会からは堀口俊二事務局長と私が出席致しました。
午前11時から、3月31日に開かれた日盲連評議員会で6期目の就任が決まったばかりの笹川吉彦会長から、障害者制度改革推進会議の話題を中心として「日盲連情勢報告」が行なわれました。
続いて議事に入り、第44回関ブロ山梨大会の実施を含む平成21年度の事業報告と決算、また、今年度の事業計画と予算等執行部提案が承認されました。
それによると、第45回関ブロ協大会は神奈川県視協が主催して平成23年2月27日(日)〜28日(月)の両日箱根のホテル「おかだ」で行なわれるとの事であります。
また、「情報交換」では、茨城県視協から「茨城県にある学校法人が県内にカイロアカデミー学院を開校すると耳にしたので視協が中心となって反対運動を始めたが3月から学生募集が行なわれている」との発言がありました。
この事に対して出席各委員から無免許医業類似行為者対策について熱心な議論が出された結果、関東ブロックを中心として反対署名運動を始める事になりました。これに関連して、本会の職業部担当副会長でもある堀口委員より「日盲連がビラを作って行なっている無資格業者撲滅キャンペーンは今年も実施するのか。また、山梨では駅前で配布したりする他、各催しの際配布したり各治療院で個人的に手渡したりして来たが、各団体ではどの様な取り組みをしているか。」と問いかけました。
この事に対し日盲連あはき協委員から「今年もビラの雛形を作成するのでPR活動の協力をお願いしたい。また、各団体の協力を得て「マッサージは国家試験を受けて厚生労働大臣の免許を持たなければ出来ない」と言うホームページを立ち上げる予定だ。との回答がありました。
また参加団体からは、「駅頭広場で2度の配布と山梨と同様な事を行なっているがより効果的な方法を模索している。」、「地域の新聞やFM放送を利用してビラ配りの案内を報じてもらった。」、「独立行政法人の助成を得て講演会と無償治療を行い参加者にビラや無資格業者関連の新聞記事切抜きを配っている。」等の報告がありました。本会においてもより効果的な対策を考えて行きたいと思います。皆様のご協力を宜しくお願い致します。
標記委員会は4月21日(水)都盲福祉センターにおいて開催され、部長埜村と副部長返田が出席しました。最初に関ブロ委員会の経過報告が部会長から述べられ、続いて21年度の事業報告 決算報告ならびに22年度の事業計画(案)予算(案)が承認されました。
第56回全国盲女性研修大会への提出議題は昨年にひき続き、「介護保険法及び自立支援法において、入院時に入院先へホームヘルパーを派遣していただきたい。」に決定しました。またリポートテーマ「介護体験を通して思うこと」の発表者は、埼玉県の並木奈津子さんが担当することになりました。
第45回関ブロ大会 神奈川県大会は、来年2月27日 28日に開催され、この大会では新しく第5分科会として「ロービジョン」が設けられることになりました。なお女性部分科会の研修テーマは、「視覚障害者や家族が入院した時、困ったこと うれしかったこと」に決定し、その他大会の流れを確認し委員会を終了しました。
女性部では5月30日(日)、山梨市のフルーツ公園の見学とウォーキングを計画しました。爽やかな季節、緑の風を感じながらリフレッシュしてみませんか。
甲府から参加の方は、甲府駅南口階段下に午前9時40分に集合し、甲府駅発10時06分の電車に乗車します。山梨市駅前からは、10時30分発のフルーツ公園行きのバス、またはタクシーに分乗します。
終点のフルーツセンターには足湯がありますので、希望者はその支度をお願いします。その後資料館やドームの見学と散策、昼食をとります。もし天候が良ければ、駅近くの万力公園内の「万葉の森」のウォーキングも予定しています。昼食と飲み物・敷物は、各自で用意してください。電車料金以外の交通費につきましては、後ほど会から支払わせていただきます。郡内から参加の方は、石和駅から合流することになります。資料館とドームへの入場は、付き添い共に無料になりますので、障害者手帳を必ずご持参ください。
申し込み先 藤野、埜村までお願いします。
申し込み締め切り 5月24日(月) なお、昼食後開校式をおこないます。
女性部 埜村和美
恒例となりました 青い鳥奉仕団との交流グランドゴルフ大会を次の通り行いますので会員の皆様のご参加をお待ちしております。
今年度も次の日程により、恒例の点字競技会と意見発表会、芸能発表会を開催致します。また、点字の腕を競い、いい話しに耳を傾け、歌や楽器演奏を鑑賞する楽しい1日です。賞品も用意しております。多くの皆様のご参加をお待ちしております。
体育文化部 川口