新しい年によせて(会長・副会長) | ・・・・・1 |
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第3回役員会報告 | ・・・・・4 |
職業部研修会を終えて | ・・・・・6 |
女性部よりお知らせ | ・・・・・7 |
相談支援事業のご案内 | ・・・・・8 |
グランドゴルフクラブより | ・・・・・8 |
ボランティアNPOフォーラムのお知らせ | ・・・・・9 |
山梨県より「山梨県心身障害者自動車燃料費助成」受付開始のお知らせ | ・・・・・9 |
支部便り 北杜支部 | ・・・・10 |
図書紹介 | ・・・・10 |
「情報」は赤い羽根共同募金の配分金により作成されています。
会長 長澤 誠
新しい希望を胸に2012年の第一歩が始まりました。昨年は、重度視覚障害者の移動を支援するための「同行援護事業」が国においてスタートし、福祉サービスの一歩前進を感じたのであります。
一方、地元山梨県では、「重度心身障害者医療費助成制度」を見直す方向が明らかとなり、本会をはじめ関係諸団体はこぞって医療費窓口無料の継続要望の意を表しました。本会でも去る11月30日に顧問の土橋県議を通して議会に請願書を提出いたしましたが、横内知事は議会の中で「医療費窓口無料の見直しは継続する」との答弁を繰り返したとのことでした。
議会では、土橋県議を中心に各会派に働きかけた結果、本会の要望が現実化されるには一団体だけの請願ではなく、本県の障害者団体を包括し代表する山梨県障害者福祉協会のご協力をいただいて、国に対し、「重度心身障害者医療費に係る公費負担制度の確立を求める請願書」として提出したところ、12月県議会の最終日に採択されたのであります。
今年も私達は、あらゆる機会を通して、医療費の窓口無料が継続されるよう県に対して強力に要望して行きたいと思います。会員並びに関係者の皆様のご支援をよろしくお願い致します。
では、この年が希望にあふれる最良の年となりますよう心からお祈り申し上げ新年の挨拶と致します。
副会長 小林 誠
新年明けましておめでとうございます。
昨年4月から副会長という大役を担って九ヶ月になりますが、他の正副会長の足手まといにならないように。と、そんな九ヶ月間でした。
さて、昨年3月の東日本大震災以来、本会員はもちろんのこと、日本人全体が災害に対する概念が変わったのではないでしょうか。
本会でも各部において様々な検証がなされたことは会員の皆さんもご存じの通りです。誰かが言われたように最終的には、「自助」「共助」「公助」だと思います。福祉避難所にたどり着くまでには、まず自分の命を守らなければなりません。そのためには、何をしておかなければならないか。まず、一番無防備な寝室から改善してゆくべきだと私は考えます。必ず、東海・東南海地震はやってきます。そんな心構えで会員一人ひとりが行動に移すことが大切です。本会も災害時の際の連絡網などサポート体制を強化していきたいと思います。
今年は、本会も一般法人移行の最後の山場の一年になると思います。より良い山視協を目指して尽力して行きますので、会員の皆様の御協力をよろしくお願いいたします。
今年一年が皆様にとって、健康で実り多き年となりますようお祈り申し上げます。
副会長 榊原 隆
2012年、新しい年が幕を明けました。昨年3月11日の東日本大震災から10ヶ月目の年明けとなりました。日本中の誰もが今までと違う何かをかかえながらこの10ヶ月を歩んできたのではないかと思います。いつまでも止まない余震、終わらない原発事故、廃炉まで40年の発表をうのみにできるものなのか、どうすれば未来に希望が持てる日本になるのか、考えさせられる日々です。
一方、昨年は私たち障害者にとって大事な法律が相次いで成立した年でもありました。
7月には基礎となる障害者基本法が、その後障害者虐待防止法が成立しました。10月には、障害者自立支援法改正に先がけ、重度視覚障害者のための同行援護事業がスタートしました。また、新法制定に向けての法案は今月開かれる通常国会に提案され、議論が重ねられた上で25年施行に向けて準備が進められます。
わが山梨県視覚障害者福祉協会におきましては、法人法改正に伴い一般法人への移行の準備が着々と進み、今年4月の定期総会には定款案を提出する運びとなりました。
ところで、現在、山梨県には約2800名の視覚障害者が登録されています。ところが、当協会の会員はその内の1割にも満たず、年々減り続けているのが現状です。会員以外の多くの視覚障害者にはせっかくの福祉サービスに関する情報が届かず、不利益になっているのではないかという懸念があります。会員をひとりでも増やし情報を共有するにはどうすればよいのか、皆で知恵を寄せ合い対策を練らなければならないときにきていると思います。皆様のよりいっそうのご協力とご支援をよろしくお願いいたします。
結びに、皆様にとりまして本年が幸多き年となりますよう心よりお祈り申し上げ年頭のご挨拶とさせていただきます。
副会長 中村 秀文
2011年の「今年の一字」は「絆[キズナ]」でした。
昨年は大震災に始まり、原発事故、台風と息つく間もないほど日本列島は痛めつけられました。
そうした中で日本人は心の底から絆の大切さを感じたものと思われます。絆という言葉はもともと動物をつなぎ止める頸綱(くびつな)騎綱(きつな)引綱(ひきつな)などが語源であり転じて人々の結びつきをいう言葉になったと言われます。今回の被災に対して世界各国からの物資や義援金そして人的支援、国内でも国民の層を問わない義援金や労働の提供など、強いきずなを感じさせることでありました。
それにつけても我が山梨県は非常に恵まれた地域であると思います。地震・原発・台風、どれをとっても被災地の被害に比べれば、ごくわずかであり、私はつねづね「山梨県ほどいい所はないね」と話しています。皆さんそう思いませんか。そして関わりのある人々とのきずなを一層強くして行きたいと考えています。そのため今年の手帳は今までのものより一回り大きい文庫本サイズのものをもとめました。この手帳が絆を強めるひとつのツールとして役立つようよい記録を残して行こうと考えています。
副会長 堀口 俊二
あけましておめでとうございます。皆様におかれましては、穏やかな良い年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年は、東日本大震災やヨーロッパの経済危機など国内外を問わず大揺れに揺れた1年でした。一国の力だけではどうにもならないような難題を突きつけられたまま年越しを迎えた感があります。今年こそは、穏やかでかつ何かしら明るい兆しが見えるようなそんな年になることを願うばかりです。
さて、本会のこの1年はと考えると、昨年同様また忙しい年になりそうです。新法人申請手続きの完了、同行援護実施状況のチェックとガイドヘルパー養成推進への取り組み、駅の安全対策を含む移動環境の整備、医療費窓口無料化継続に関する取り組みなどなど課題は山積みです。
生来のずぼらで仕事がてきぱきできず、歯がゆい思いをされている方も多いかと思いますが、視覚障がい者が少しでも暮らしやすい社会の実現をという気持だけは常に持ち続けているつもりです。今年も力不足ながら精一杯努める所存ですので、皆様の変わらぬご支援・ご協力よろしくお願い申し上げます。
最後に皆様のご健康とご多幸、会の益々の発展をお祈りしつつ年頭のご挨拶とさせていただきます。
事務局長 堀口 俊二
去る12月11日(日)ボランティアNPOセンターにて第3回役員会を行い、年度末事業や当面の課題等について協議しました。以下にその要点を報告します。
去る12月11日(日)、県ボランティアNPOセンター1階ホールにおいて午後2時より、「無資格者問題の現状と対策」をテーマに、時任基清 日本あん摩マッサージ指圧師会会長により次の順序にて講演をしていただきました。
以上の順序でより深くより詳しく、ユーモアを交えながら話は進み、「今後の対策」については私見を述べるとしながら、大変貴重な報告や提案がなされていました。今後我々あはき師も、教育の専門性を求めスキルアップしていきたいものです。当日のレジュメは手元に置いておきたい貴重な資料となりました。時任先生、会員の皆様有難うございました。
職業部長 広瀬 清敏
新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
女性部では、2月の研修として、合唱を企画しています。講師に藤原節子先生をお願いしました。おなじみの歌に、素敵なハーモニーをつけて、みんなで合唱を楽しんでみませんか。
女性部 部長 返田 順子
普段お困りのことやお悩みのこと、視覚障害者に使いやすい便利グッズやパソコンに関するお問い合わせなど、内容は何でも結構です。また地デジチューナーに関する相談も受けつけています。予約は事務局・小林まで(電話 055−252−0100)どうぞ。
平成23年度決算報告を次の日程で行いますので会員の皆様のご参加をお待ちしております。
今年も来る2月19日(日)10時〜15時、ボランティアセンターにてボランティアフォーラムが開催されます。本会では職業部員を中心にマッサージコーナーという形で参加協力することになっています。皆様、ぜひお出かけ下さい。
山梨県では、心身障害者の方が使用する自動車(本人運転及び家族運転)の燃料費の一部を助成します。対象になる方は、平成23年度分の自動車税又は軽自動車税の減免を受けている方、もしくは平成24年度から減免を受けることができる方で、次のいずれかに該当する方です。
平成24年1月から順次、各保健福祉事務所で受付をしております。
詳細につきましては、各保健福祉事務所にお問い合わせ下さい。
なお、最終受付日は、平成24年2月3日(金)となりますのでご注意下さい。
支部長 坂本正彦
1月に入り、今年も厳しい寒さが続いていますが会員の皆様は健やかな新年を迎えられていることと存じます。
北杜支部は本年度、新しく会員をむかえることができ、活動を盛んにしていくきっかけとなることまちがいなしです。
会としては、7月に総会および親睦会を行いました。会員相互の近況や福祉機器のこと、行動支援などが話題になりました。
最近、私は音声式体重計を購入し健康管理に使っています。操作も簡単で、ガイド音声も聞き取りやすいものです。体重だけでなく、内臓脂肪量も計測します。お正月はちょっと食べ過ぎて値が上昇しています。これからは、またもとの体重にもどすよう、体を動かしていかなければいけないと思っています。私的なことを書いてしまいましたが、北杜支部ももなさまからの情報をいただきながら会員の日常生活がより一層すごしやすくなるよう運営してゆく所存ですのでこれからもご指導、ご鞭撻をよろしくおねがいします。
ご覧になりたい方は事務局・小林までお願いします。