新しい県立図書館のオープン | ・・・・・2 |
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第3回役員会開催について | ・・・・・3 |
職業部講演会のご案内 | ・・・・・4 |
関ブロ協議会茨城大会参加者募集 | ・・・・・4 |
第12回全国障害者スポーツ大会(ぎふ清流大会)結果 | ・・・・・5 |
三団体交流運動会に参加して | ・・・・・5 |
女性部より 5月から10月までの研修会を振り返って | ・・・・・6 |
パソコンクラブ報告 | ・・・・・7 |
第32回山梨県障害者技能競技大会入賞者 | ・・・・・8 |
第13回全国障害者芸術文化祭やまなし大会先行イベント | ・・・・・8 |
ディーヴァの会のコンサートのお誘い | ・・・・・9 |
2012関東・東海B−1グランプリin甲府 | ・・・・・9 |
平成24年度富士山俳句募集中 | ・・・・・9 |
健常者と障害者のスポーツ・レクリエーション活動 | ・・・・10 |
「情報」は赤い羽根共同募金の配分金により作成されています。
会長 長澤 誠
甲府駅北口に建設された新県立図書館は、作家の阿刀田高氏を館長に迎えて11月11日にオープン致しました。私達は、会館準備の整った図書館を11月1日に見学させていただきました。今月は、この時のことを少し書かせていただきましょう。
地下1階地上4階の建物は延べ床面積で今までの図書館の2.5倍あり、収蔵能力で3.8倍あるそうです。また、現在の蔵書数は資料も含めると80万点ですが110万冊の収蔵能力があるとのことでした。施設はユニバーサルデザインに配慮されていて広い空間と南側と西側は広くガラスになっており中の様子や活動が見えるようになっています。屋根には全国でも最大規模の太陽光発電機が設置されていて、屋内の光の取り入れや温度調整など環境にも配慮されているとのことでした。
この施設の有する視覚障害者への配慮としては、館内の単独での移動には多少の困難があるとの印象ですが、しかし、施設の使い方等の案内をして下さる総合案内所には図書館のボランティアか協力員の方がいて館内をガイドして下さることになっています。また、施設の各所には発信機に反応する音声ガイドも設置されています。この総合案内所へは、甲府駅から来る場合にはペデストリアンデッキを図書館側に下りて点字ブロックにしたがってそのまま館内に入り、さらに誘導ブロックにしたがって進むと総合案内所につきます。ここで係りの方に来館の目的をお話しすると対応していただけます。また、図書館2階には、読書サービス室が二部屋あってここで毎週金曜日の午後に対面朗読をしていただけるとのことです。また、この部屋にはパソコン、点字プリンタ、「よむべえ」等の機器が用意されサピエ図書館にもアクセスできるとのことでした。
私は、新しい図書館を見学させていただいて、図書館本来の利用はもちろんですが、甲府駅に近い事で有料ではありますが人数に応じた部屋の貸し出しも出来るとのことで会議や研修会、レクリエーション等これからの私達の活動にも有効ではないかと感じました。
事務局長 堀口 俊二
先月号でお知らせしました通り12月16日(日)午前10時より平成24年度第3回役員会を県ボランティアNPOセンター4階視聴覚室にて行います。役員の方々には是非出席していただけますようよろしくお願い致します。なお、やむを得ず欠席となる場合には委任も含め事務局まで必ず連絡をお願いします。以下に主な議題を記します。
職業部長 広瀬 清敏
職業部では、今年も例年に倣い12月に講演会を開催致します。ここ数年、視覚障がい者の就労問題をメインテーマに企画してまいりましたが、今年は日本理療科教員連盟進路対策部長の安田英俊先生を講師にお招きし、盲学校卒業性の進路指導という立場から視覚障がい者の就労問題についてお話をいただくことになりました。視覚障がい者の就労に関する最近の状勢や今後の動向などについてお伺いできるのではないかと期待しております。大勢の方の参加をお待ちしています。
先月号でもご案内致しましたが、第47回日本盲人会連合関東ブロック協議会茨城大会が次の通りつくば市で開催されます。大勢の参加をお待ちしています。参加希望の方は11月20日(火)までに事務局まで連絡をお願いします。
藤森 栄子
今年の三団体交流運動会に何十年ぶりに参加し久しぶりの楽しい一日でした。あいにく小雨交じりの日でしたので、盲学校の体育館で、狭くはありましたが、私にとってはちょうどいい運動会となりました。綱引きは出来ませんでしたが、競技や応援の歓声は若い頃を思い出させてくれました。怪我もなく無理のない体の動かしはやはり快い疲れは楽しい交流となりました。
奉仕団、山視協、ライトハウス、成人寮、老人ホームの方々との触れ合い、皆さんの協力が触れ合いとなって若い頃を鮮明に思い出されて若返った感じがしました。クイズ形式は分からないところもありましたが、また出られる時には、参加したいと思っています。
女性部部長 返田 順子
5月20日 県立文学館にて、研修。企画展:石川啄木『愛と悲しみのうた』鑑賞 学芸員の高室さんが、丁寧に説明してくださいました。そのころの時代を風のようにかけぬけて、26歳という若さでこの世を去った啄木の激しい生き方に触れた思いでした。そのあと、開校式を予定していたので、一時間ほどしか、鑑賞できず、あわただしい研修となってしまいました。
7月21日 料理研修では、講師に『わの会』の内藤さんを迎え、甲府中央公民館を会場に、オムライス、抹茶ゼリー、かぼちゃのスープ、サラダに挑戦しました。みんなで楽しく、できあがった料理を、感想など述べ合いながら、おいしくいただきました。内藤さん、その節は、本当にありがとうございました。
10月21日 フリートーク。ボランティアセンターを会場に、さまざまな意見交流を行いました。前半は女性部について、研修内容のこと、運営の仕方など、参考になる意見を聞かせていただきました。後半は、日常の暮らしの中で、簡単にできるレシピや、買い物のときの失敗談や成功例など、話されました。ちょっとしたことですが、お互い、ヒントになったのではないでしょうか。
次回の研修は2月を予定しています。
梶原 剛
パソコンクラブでは、11月3日(土)、「東京スカイツリー」観光と、視覚障害者向け総合イベント「サイトワールド」の見学を行いました。当日は、27名が参加しました。
東京スカイツリーは、高さ634メートルのタワーで、電波塔、展望台、商業施設などが入った複合施設です。東京スカイツリーには、午前11時30分に到着し、展望台へ向かいました。展望台は、地上350メートルと、地上450メートルの二つがあります。私は、450メートルの展望台へ行きました。当日は、雲もありましたが、都心のビルや東京湾などが、はっきりと見えたようです。また、350メートルの展望台は、足元がガラス張りになっていて、真下が見えるため、怖かったという人もいましたが、盲導犬は、そういうところでも、いつもどおり歩いていて、怖さを感じてはいないようでした。展望台に向かうエレベーターは高速で、気圧の変化のためか、耳に違和感を感じました。
お土産では、完成すると、スカイツリーの形になるパズルや、スカイツリーの形のペットボトルに入ったミネラルウォーターなどがあり、購入した人もいました。
午後からは、サイトワールドを見学しました。今年は、テレビの音声を聞くことのできるラジオや、インターネットを利用した「ことばの道案内」、IHクッキングヒーターの展示や、日常生活用具などの販売コーナーなどに、来場者が列を作っていました。
スカイツリーも、サイトワールドも混雑していましたが、無事に行事を終了することができました。参加者の皆さん、準備やガイドをしてくださった方々に、心から感謝したいとおもいます。ありがとうございました。
恒例のやまなしディーヴァ(歌姫)の会のコンサートに30名の方をご招待して頂きました。チケットをご希望の方は事務局・小林までお願いします。
期間中、舞鶴陸橋を中心に交通規制があります。また甲府駅北口の駅利用者送迎用駐車場の一部を会場として使用しますのでご注意下さい。
「健常者と障害者のスポーツ・レクリエーション活動連携推進事業」
障がいのある人とない人が、スポーツ・レクリエーションを共に楽しみ、喜びを分かち合うイベントです。