視覚障害者の移動支援等について土橋県議が質問 | ・・・・・1 |
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福祉部研修会のご案内 | ・・・・・2 |
第2回役員会について | ・・・・・3 |
文学散歩へのお誘い | ・・・・・3 |
「寿の集い」のご案内 | ・・・・・4 |
三団体交流運動会のご案内 | ・・・・・4 |
郵便プレートによる集荷サービスが甲府市でスタート | ・・・・・5 |
山梨県障害者文化展のお知らせ | ・・・・・5 |
山梨ライトハウスから福祉機器体験会のお知らせ | ・・・・・6 |
第36回全国盲人将棋大会のお知らせ | ・・・・・6 |
山梨県自殺予防推進大会 | ・・・・・6 |
甲府駅南口の点字ブロックについて | ・・・・・7 |
タンデム自転車体験会に参加して | ・・・・・7 |
支部便り 笛吹支部 | ・・・・・8 |
図書紹介 | ・・・・・8 |
事務局より テレビが聞けるラジオについて | ・・・・・8 |
「情報」は赤い羽根共同募金の配分金により作成されています。
会長 長澤 誠
去る、6月28日(木)午後、山梨県議会において本会顧問の土橋亨議員は県政一般質問の中で所属会派を代表して質問にたちました。
質問では先ず、障害者団体が平成25年度に本県で開催される「富士の国山梨国文祭」に併せての開催を要望していた「全国障害者芸術文化祭」の開催に触れて、「先に知事は、『富士の国山梨国文祭』に併せてこの大会の明年度の開催が決定したと伺ったが、
昭和61年の かいじ 国体に引き続き開催された全国身体障害者スポーツ大会以来久しぶりの全国規模の障害者の祭典であるが、開催予定の明年12月までの短期間で準備を進める必要がある。この祭典の開催についてその概要、今後の取り組み、期待される効果についてお伺いする。」と知事の所見を尋ねました。
これにたいして横内知事は、「全国障害者芸術文化祭の概要について、富士の国山梨国文祭との連携のもとで山梨らしさや山梨ならではの演出に心がけながら障害のある人に手作りの祭典を目指して参りたいと考えている。
開催時期は、明年12月の障害者週間期間中の三日間を予定し、音楽や演劇からなる『舞台部門』、美術や文芸作品の『展示部門』、授産施設製品や福祉機器の展示・手話や盲導犬の体験の出来るコーナーなどからなる『ふれあい交流部門』の三つの部門を基本にしたい。今後の取り組みについては、本年8月を目処に実行委員会を組織し、基本計画の策定や開催内容・県民への周知を兼ねた愛称の募集などについて検討していただく。さらに、期待される効果については、この祭典は国民・県民への障害への認識を深め障害のある人の自立と社会参加の促進に寄与するとともに、県外から訪れる参加者におもてなしの山梨を充分に実感していただくなど、山梨の魅力を全国に発信して参りたいと考えている。」と答弁がありました。
また土橋議員は、視覚障害者の移動支援に触れて、「視覚に障害のある人にとって一人で外出することは大変危険と困難を伴っている。安心して外に出られる環境には程遠い状況だ。昨年10月には障害者自立支援法の改定により同行援護サービスが創設されたことにより外出時の負担が軽減された。しかし、せっかくのサービスも従事するマンパワーがなければ役に立たない。ここで充実した同行援護サービスが提供できるようこの人材はどのように養成確保していくのか伺いたい。」と当局の考えをただしました。
これに対して三枝福祉保健部長から、「視覚に障害のある人の移動支援については、現在15事業所の45人が同行援護サービスとして月間約500時間サービスに従事しているが、山梨障害者プラン2012ではこのサービスの必要量が約4倍の2322時間見込まれるため新たに同行援護サービスに従事する人の養成研修を実施し、地域バランスにも配慮したマンパワーの充実に努めて参りたい。」との答弁がありました。
今回、去る2月にエレベーターが取り付けられてリニューアルされた県議会議場へは車椅子生活者8名と本会から堀口副会長と私が傍聴いたしました。障害者福祉の問題を議員活動の柱としている本会顧問の土橋県議はこの他に、車椅子生活者の移動支援や精神に障害のある人の地域移行と地域生活の支援についてなど、県政全般に関わる質問の中に障害者の抱える課題に多くの時間を割いていただきました。今後のご活躍にも大いに期待して参りたいと思います。
福祉部 埜村和美
先月号でもお知らせしましたが、多くの皆様のご参加をお待ちしています。
事務局長 堀口 俊二
先月の「情報」でもお知らせしましたが、平成24年度第2回役員会を8月26日(日)午前10時より県ボランティアNPOセンター4階視聴覚室にて行います。役員各位におかれましては、万障お繰り合わせの上出席下さいますようよろしくお願い致します。以下に当日の主な議題を記します。
なお、やむを得ず欠席となる場合には委任も含め事務局まで必ずご連絡下さい。
体育文化部 藤野ます子
今年度は、米倉山太陽光発電所・ゆめソーラー館を中心に県内の施設の見学を行います。準備の都合上、8月23日(木)までにお申込み下さい。
福祉部 埜村和美
山視福協では次の日程により、「寿の集い」を開催します。先輩方との交流を通し、元気を分かちあいませんか。尚、午前は長寿会総会と、研修会が開催されます。
体育文化部 藤野ます子
初秋の1日を、太陽の下で過ごしてみませんか。今年度も次の日程により、三団体交流運動会をおこないます。お誘いあわせの上ご参加ください。
事務局長 堀口 俊二
この件は、2年前より郵便事業株式会社と話し合いを進めていたものですが、このほど先方より実施可能な地域より試行し、状況を見ながら他地域についても検討したいとの方針が打ち出され、まず甲府市で7月2日よりサービス開始の運びとなりました。
具体的には、両面に〒(赤)集荷希望(黒)という文字が書かれているプレートを自宅の郵便受けにセットしておけば、集荷物があるかどうか配達の係の方が声をかけてくれるというサービスです。
実現までにはやや時間がかかりましたが、本会の要望が理解され、実を結んだ歓迎すべき成果です。甲府にお住いの方でサービスをご利用なさりたい方は事務局(電話 055−252−0100)までご連絡下さい。なお、プレートは1枚600円です。
第15回山梨県障害者文化展が9月5日(水)〜10日(月)まで、山交百貨店5階催事場において開催されます。期間中、「交流広場」で当協会の福祉部員を中心に「ミニ点字教室」も行われます。ぜひ会場に足をお運び下さい。
毎日厳しい暑さが続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
この度、山梨ライトハウスでは、音声拡大読書機「よむべえ」と「とーくん ライト」の体験会を行います。
音声拡大読書機とは、本や雑誌などの印刷された活字文書を音声で読み上げてくれる機械です。 但し、絵や図表、手書きの文字等は、読み取れませんので、ご注意下さい。読ませたいものがありましたら、是非ご持参頂き、2 機種の特徴を比較体験してみませんか?
工事に伴い、山交百貨店から山梨県庁の間の東側の一部の点字ブロックが迂回している部分があります。来年2月くらいまで続きますので通行の際は十分お気を付け下さい。
市瀬 英子
去る7月8日、タンデム自転車交流協会の主催による、タンデム自転車体験会が、盲学校を会場に行われました。当日は、心配していた雨もあがり、時おり薄日が差していました。
まずはじめに、ユーモアたっぷりのタンデム講座を聞きながら、自転車に触らせてもらいました。自転車は、5台用意されていました(それぞれ違う形のものです)。私たちが後ろに乗るのは、自転車を2台繋いだような形で、前乗りは、車椅子を少し高く上げたような感じのものでした。
私は3台の自転車に乗せてもらったのですが、どれもこれも楽しく、一緒にペダルを漕ぐのがとても気持ちのいいものでした。前のりの自転車は体中で風を感じてとてもいいのですが、やはり後ろ乗りの方が、安心して乗れたような気がしました。
これは私にとって、忘れられない体験会になりました。参加した皆さんも、おそらくそうだったのではないかと思うのです。傍にいた友人が「皆さん幼い子供のように無邪気な笑い顔で乗っているよ。特に長澤会長がね」と説明してくれました。私も「もう少し乗せて欲しい。」内心そう思いながら、会場を後にしました。
もしもまたこうした体験会を設けて頂けるのなら、荒川のサイクリングロードを走ってみたいなと思いました。水の音や爽やかな風を感じながら走れたら、その喜びは数倍にもなるでしょう。
6月29日に、支部の定期総会を行いました。総会では、事業計画案、予算案などが承認されました。総会の決議に基づいて、これから、支部の運営をしていきます。よろしくお願いいたします。
地上デジタルテレビ放送を聞くことができるラジオのサンプル品が貸与され、事務局で保管しています。実際にお使い頂き、アンケートにお答え頂ける方を募集しております。ご希望の方は事務局までお願いします。
「情報」は毎月15日に発送予定です。原稿は毎月5日までに事務局にご提出ください。お忙しいとは思いますが、ご協力をお願いします。