全国障害者芸術文化祭 山梨大会実行委員会開催される | ・・・・・2 |
---|---|
第2回役員会報告 | ・・・・・3 |
「寿の集い」のご案内 | ・・・・・5 |
三団体交流運動会のご案内 | ・・・・・5 |
県下視覚障害者文化祭作品・出場者募集 | ・・・・・6 |
女性部研修会のご案内 | ・・・・・7 |
参加者募集・グランドゴルフクラブ | ・・・・・7 |
第12回全国障害者スポーツ大会派遣選手 | ・・・・・8 |
福祉部講演会報告 | ・・・・・8 |
笛吹市四日市場交差点南側県道の工事について | ・・・・・9 |
支部便り 甲斐支部 | ・・・・10 |
「情報」は赤い羽根共同募金の配分金により作成されています。
会長 長澤 誠
第13回全国障害者芸術文化祭 山梨大会実行委員会が、去る、8月27日(月)に県議会議事堂地下会議場で13時30分より開催されました。
はじめに、横内県知事から「全国障害者芸術文化祭は、芸術や文化活動に参加することを通じて障害者の生活を豊かにすると同時に国民の障害への理解と認識を深め障害者の自立と社会参加の促進に寄与することを目的に開催されるものであります。明年1月から本県で開催されます国民文化祭に併せまして第13回大会が本県で開催される事となりました。山梨大会は富士の国やまなし国文祭と連携を図りながら山梨らしさを演出した祭典とするとともに、障害者の創造性と芸術性にあふれた活動の魅力を山梨から全国に発信する大会としてまいりたいと考えております。」と挨拶がありました。
次に、報告として事務局である篠原県障害福祉課長からこれまでの経過とこの大会の目的、主催、都道府県実行委員会、事業内容等について説明がありました。次に、議事に入り、三枝県福祉保健部長が議長を務め、第一号議案「第13回全国障害者芸術文化祭山梨大会実行委員会の設立について」、第二号議案「第13回全国障害者芸術文化祭山梨大会実行委員会規約(案)および総会から分科会への委任事項(案)について」、第三号議案「第13回全国障害者芸術文化祭山梨大会実施要綱(案)について」、第四号議案「平成24年度第13回全国障害者芸術文化祭山梨大会実行委員会事業計画(案)および収支予算(案)について」等の審議が行なわれました。いずれも事務局提案どおりに承認されました。
承認された主な事項を紹介いたしましょう。実施日は、平成25年12月、障害者週間中の三日間。実施会場は、甲府市大津町のアイメッセ山梨となりました。また役員として、第13回全国障害者芸術文化祭山梨大会実行委員会会長に、横内県知事、副会長として、宮島甲府市長、三枝県福祉保健部長、竹内県障害者福祉協会理事長の三氏が就任する事となりました。また、この大会の企画や総合調整を担う「総務企画分科会」、PR活動やキャンペーンを担当する「広報分科会」の二つの分科会を設置して今年度中に会議を開き具体的に大会に向けて大きく動き出すことになりました。
本会としても実り多く有意義な大会となりますよう参加協力して参りたいと思います。会員および関係者のご支援とご協力をよろしくお願い致します。
事務局長 堀口 俊二
去る8月26日(日)午前10時よりボランティアNPOセンター4階視聴覚室2おいて第2回役員会を行いました。以下にその要点を記します。
福祉部 埜村和美
山視福協では次の日程により、「寿の集い」を開催します。先輩方との交流を通し、元気を分かちあいませんか。尚午前は長寿会総会と、研修会が開催されます。
体育文化部 藤野ます子
今年度も次の日程により、三団体交流運動会をおこないます。お誘いあわせの上ご参加ください。
体育文化部 藤野ます子
恒例の文化祭を開催致します。深まり行く秋の一日を語り朗読・文芸作品・講演に耳を傾けてみませんか。
語り朗読部門 持ち時間は各部門とも10分以内。 作品の題名、作者、発表時間を添えて、お申し込み下さい。
文芸部門 短歌・俳句・川柳(1人各1作品・未発表の作品に限る)
部長 返田順子
女性部では、次のような日程で研修会を行います。日ごろ悩んでいること、暮らしに役立つ情報あれこれ、女性部の今後について、など、さまざまな角度から、みなさまとのフリートークを企画しました。それぞれに話題を持ち寄り、多くの参加をお待ちしています。
恒例となりましたわの会との交流グランドゴルフ大会を次の通り行います。大勢の会員の皆様のご参加をお待ちしております。
10月13日(土)から15日(月)に岐阜県で開催される大会に次の会員の方々が出場されます。選手の皆様のご健闘をお祈り致します。
選手の皆様のご健闘をお祈り致します。
福祉部 埜村和美
福祉部では8月26日(日)県ボランティアNPOセンターにおいて、福祉部講演会「盲人福祉センターについて」と題し、センター所長の小林久寿さんと用具担当の細川純子さんから、講演をいただきました。
小林所長はまず点字図書館や青い鳥学園、そして現在の山視福協の前身である山梨県盲人会の設立など、戦後の視障者の福祉に尽力された長谷部薫先生の偉業を、心の通いあった数々の思い出を交えながら話してくださいました。長谷部先生を直接知る人が少なくなってしまった現在、妥協を許さない信念の強さの中に、視障者が厳しい世の中で生き抜くよう導いてくださった先生の、尊い教えに触れることができました。
山梨ライトハウスの事業は、昭和28年に長谷部先生により設立された点字図書館が第一歩で、現在260名の点訳・音訳の奉仕者青い鳥奉仕団の手により、自作の図書が作られていますが、その利用環境は大きく変わり、デジタル化が進んでいます。ネット上の点字図書館であるサピエ図書館のサピエンティアとは、ラテン語の知識 知恵の意味で、全国の点字図書館に登録されている54万タイトルの書誌データが検索でき、またサーバー上に登録された図書データをダウンロードすることができます。サピエ図書館に登録されている会員は全国で10200名、県内では63名の会員が利用しているそうです。点字図書館に収蔵されている図書は、公立の図書館に比べまだまだ少ないとのことですが、小林所長は人生の数々の苦難や、岐路に立った時に示唆を与えてくれるのは図書であると信じ、これからもさらに蔵書を増やしていきたいと結ばれました。
用具担当の細川さんからは、盲人福祉センターで取り扱っている補装具や日常生活用具の紹介と、給付制度についての説明があり、持参していただいた音声拡大読書機よむべえと、音声再生機プレクストーク4種、色彩識別装置2種 健康器具として音声体重計 音声体温計 音声血圧計などの、取り扱い方を学びました。よむべえは、新聞や通帳の読上げはまだ開発途中で、英文についても聞き取りにくいところがありました。
また地上デジタル放送が聞けるラジオの発売を期に、事務局からその取り扱い説明があわせておこなわれ、会員はそれぞれの用具やラジオを手にとり、使い方の体験をしました。用具については、給付制度の地域間格差や耐用年数の制限などがあり、これらについても支部としての要望を継続していくことが必要だと思いました。
私たち視障者の生活に密着している盲人福祉センターの意義の大きさを思い、山梨に福祉の灯りを点した長谷部先生の情熱に、心熱くした研修会でした。
山梨県では笛吹市四日市場交差点南側の県道の拡幅工事を実施しています。これまでの歩道が撤去され、通行しにくい状況となっています。工事期間は平成25年3月末までだそうです。工事中の誘導係の配置や、夜間の仮設点字ブロックの敷設など、歩行の安全にはできる限り配慮するとのことですが、利用される方は十分ご注意下さい。
支部長 堀口 俊二
5月の定期総会で今年度の活動方針について話し合い、少しずつ他団体との交流の場も増やしていければということになりました。以下に現在までの支部活動の概要を記します。