文学散歩を終えて | ・・・・・1 |
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体育文化部より文化祭のご案内 | ・・・・・2 |
iPad体験会のお知らせ | ・・・・・3 |
第3回役員会及び第3回60周年記念事業実行委員会日程案内 | ・・・・・3 |
職業部講演会のお知らせ | ・・・・・4 |
関ブロ協議会栃木大会参加者募集 | ・・・・・4 |
今年の文学散歩 | ・・・・・5 |
文学散歩に参加して | ・・・・・6 |
喜びを共に | ・・・・・6 |
障害年金のお知らせ | ・・・・・7 |
支部便り 富士河口湖支部 | ・・・・・8 |
「情報」は赤い羽根共同募金の配分金により作成されています。
会長 長澤 誠
本会恒例の文学散歩が去る9月15日(日)に開催されました。この行事は毎年体育文化部が中心となって準備が進められていますが、今回は、午前中に川越市のお菓子横丁の散策と、昼食後は、さいたま市にある障害者のためのスポーツと文化の総合施設「障害者交流センター」の見学が計画されてきました。
本会では以前から山梨県に対して障害者専用のスポーツセンター建設要望を行なってまいりましたが、「他の都道府県にあるようなスポーツ施設と料理教室等日常生活訓練施設も併設された総合的な福祉センターの建設要望を行なって頂きたい。」との声があったことから大変タイムリーな計画でありました。
しかし、目的地へ向かう途中は晴れ間もありましたが台風18号の影響による断続的な雨のため残念なことに予定を変更して川越市のお菓子横丁と祭り会館の見学にとどめ帰路につかざるを得ませんでした。参加者は、会員および付き添いを含め80名余がバス2台に分乗しての移動でした。
私は、この行事に参加して痛感した事は、今までもあったことですが参加者の中に「団体行動」としての意識があまりにも欠けている方(会員当事者も同行援護者も)がいるということであります。休憩の後の集合時刻や出発時刻が告知されていても10分や15分は気にもしないで遅くなったり、車内では、数人の者が座席を陣取って周囲の迷惑も顧みずマナーに欠ける行為があったり、また、バスガイドが説明中であっても通路を挟んで声高な私語に夢中になっていたり等、であります。私達はこのような行事に参加する際、研修旅行であることの意識をしっかり持つ事と、同行者に対しても、目的を共有していただくための、はっきりとした意思表示が必要であると強く思いました。
体育文化部長 埜村和美
恒例の県下視覚障害者の文化祭を、次の日程により開催します。皆様お誘いあわせてご参加くださいますよう、ご案内いたします。なお9月号の「情報」の語り・朗読の制限時間に間違いがありました。お詫びして、訂正させていただきます。
語り・朗読の出演者を募集しますが、発表は10分以内とさせていただきます。
俳句・川柳・短歌はそれぞれ1句・1首とさせていただきます。
語り・朗読の申し込みは、埜村(0553−22−6909)まで。
文芸の投稿は、事務局 小林(055−252−0100)まで。
いずれも、11月8日(金)を、締め切りとさせていただきます。
先月号でもご案内しましたが、パソコンクラブでは、iPad体験会を行います。携帯型のコンピューターで、インターネットやメールなどのほかに、拡大読書、紙幣識別、色の識別、デイジー再生、活字文書読み取りなど、多彩な機能があるiPadを、ぜひ体験してください。山視協の会員の方は、どなたでもご参加いただけます。皆様のご参加をお待ちしています。
事務局長 堀口 俊二
職業部長 李 年子
平成25年度職業部講演会を12月15日(日)午後1時〜3時、ボランティアNPOセンター1階ホールにて行います。視覚障がい者の就労の問題を皆さんと一緒に考える機会が作れればと思っています。歳末の慌ただしい時期ですが、大勢の方のご参加をお待ちしています。詳細につきましては来月号でお知らせする予定ですのでよろしくお願いします。
第48回日本盲人会連合関東ブロック協議会栃木大会が次の通り宇都宮市で開催されます。視覚障がい者が抱えている諸課題に対する他団体の取り組みや活動状況、中央の状勢等知ることができる意義ある大会です。大勢の参加をお待ちしています。11月末までに参加者の概数を報告することになっておりますので、参加希望の方は11月22日(金)までに事務局まで連絡をお願いします。
体育文化部長 埜村和美
今年の文学散歩は、『さいたま市障害者交流センター』の見学を予定し準備を進めてきましたが、台風18号の襲来により、川越の『祭り会館』の見学と『お菓子横丁』での買い物にとどめ、安全優先の決断をし、帰途に着くことになりました。
見学方法などセンターとの話し合いを重ねてきただけに残念な結果でしたが、大雨にもかかわらず早朝の集合に協力してくださった会員とヘルパーの皆様に、心からお礼申し上げます。センターも浸水し始めたものの大事には至らなかったということで、まずは一安心しました。センターのスタッフの方々も、私たちの帰りの道中を心配してくださったそうです。また機会をみて、見学ができればと思います。体育文化部では『文学散歩』の意義を検討しながら、魅力ある旅を計画していきたいと思います。今後も、皆様の積極的なご参加をお待ちしています。
川口光雄
9月15日、雨天でしたが行って来ました。今回は「さいたま市障害者交流センター」見学が主な目的でした。東京オリンピック・パラリンピック開催が決まりスポーツへの関心と期待が高まる中、本県にも同様の施設をつくろうと機運を盛り上げるうえで大変意義ある計画でした。
しかし、大型の台風18号の激しい雨の影響で目的地が冠水。通行止め等の不安もあり、残念ながら見学を断念しました。それでも「川越まつり会館」を見学。店数は減少しましたが昔ながらの風情が漂う「お菓子横町」を訪れ、川越の歴史と文化にちょっと触れ楽しんで来ました。
体育文化部の皆様、長澤会長をはじめ役員の皆様に感謝し次回を期待します。ありがとうございました。
長寿会 花形幹雄
去る9月29日(日)には笛吹市内かえで荘において高齢視覚障害者のための三つの催しが開かれました。最初の行事は長寿会25年度50回目の総会、二つ目は高齢者のための研修会小沢智子先生による「笑いヨガ」の講演、そして、三つ目は山視福協の主催による寿の集いでした。
10時から開かれた長寿会の総会では平成24年度の事業と決算の報告、25年度の事業計画案と予算案が提案通り承認された後来年度が結成50周年に当たることから記念事業では、会員の声を収録した「声の記念誌」の発行、声の会報「長寿」を再編集し「長寿特集号」として作成することに、また、記念の祝賀会を開催し喜びを分かち合うことになりました。
10時50分からの笑いヨガでは小沢先生の若さいっぱいの声に誘われ会員は童心にかえって大声で笑い手をたたき体を動かし楽しい1時間を過ごしました。ちょうどお昼前でもあり皆お腹もすいてお昼からの寿の集いでのご馳走は一層おいしくいただけたのではないかと思います。
山視福協による寿の集いでは、小林誠福祉部員の司会により進行し、小田切福祉部員のはじめの言葉に続いて、長澤会長の主催者あいさつ、古屋長寿会相談役の発声により乾杯し会食、市瀬福祉部長・藤野女性部長らによる心温まる高齢者へのお祝いと敬老の言葉が贈られました。また、自己紹介で聞く仲間たちの元気な声に懐かしさが加わり喜びを共有することができました。カラオケに出演した高齢者たちは大きな声援に支えられ若さに溢れた熱唱が披露されました。藤野女性部長のリードで懐かしい歌を合唱、思い出に残る一時でした。このあと、長寿会小松副会長のお礼のあいさつが行われ堀口山視福協副会長の発声で万歳を三唱、市瀬福祉部長の閉会の言葉により盛り上がった寿の集いはお開きとなりました。長寿会の会員、老人ホームの利用者たちは1日たっぷり若さを吸収し、また来年も元気で参加したいとの声を残しそれぞれ帰途に着きました。
今年も福祉部員を中心に心温まる寿の集いをありがとうございました。
厚生労働省年金局より「障害年金のお知らせ」が届きました。
平成25年6月1日から眼の障害認定基準が改正され、視野の障害の2級の基準が一部追加されたため、今まで該当しなかった方が該当する可能性があります。
詳しくは年金事務所・かかりつけ医にご相談下さい。
支部長 中村千秋
今年は富士山世界文化遺産に登録決定の素晴らしい年になりました。
「おらが富士山」の富士河口湖町でも6月22日の最終決定を待ちながらあわただしく道路の整備や神社周辺の町並み改修が行われました。町民も湖畔の清掃や草刈り、ゴミ拾いなど何度も行い、随分美しくなりました。
登録が決まった翌日は、まさにお祝いムード一色で、町役場の広場ではセレモニーに次いで、花火があがり子供たちが風船を飛ばしたり「富士山」を歌うなど、笑顔の輪が広がりました。
河口浅間神社でも由緒ある稚児の舞が奉納され、夕闇が迫る頃には大太鼓に先導された600人の提灯行列がありました。子供たちの提灯には富士山と書かれ、長い列は北岸の円形ホールまで歩み、雄大な富士山を仰ぎながらさらなる平和と繁栄を祈り厳かな祝詞もあげられました。
さて富士河口湖支部では今年も社会学級とパソコン教室を実施しました。社会学級は6月に行い指編みマフラーにチャレンジしました。編み棒を使わず両手指で極細の毛糸で根気よく編み続けました。60センチくらいまで長くして両サイドにポンポンを付けて出来上がりです。講師の先生やボランティアの皆様にも大変なご協力を頂きました。
パソコン教室は今年で10年目になりステップアップの年となりました。それぞれがテーマを決めて取り組み共通の学習は残暑お見舞いと年賀状の制作を行い、プリントして活用しました。
たった6名の支部ではありますが、全員が健康を損なうことのないよう気を配りながらみんなでいっそうの社会参加をして行きたいと思っています。