日盲連定期評議員会および指導者研修会に参加して | ・・・・・2 |
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平成24年度第4回役員会報告 | ・・・・・3 |
平成25年度第1回役員会及びGSB実行委員会開催のお知らせ | ・・・・・4 |
女性部からのご案内(朗読鑑賞と開校式) | ・・・・・5 |
お知らせ「視覚障害者のためのiPad講習会」 | ・・・・・5 |
24年度の交通バリアフリー進捗状況報告 | ・・・・・6 |
平和通り工事に伴う歩道橋の撤去について | ・・・・・7 |
支部便り 都留支部・山梨市支部・峡南支部 | ・・・・・7 |
図書紹介 | ・・・・・8 |
「情報」は赤い羽根共同募金の配分金により作成されています。
会長 長澤 誠
去る、3月28(木)29(金)の両日、ホテルベルクラシック東京において日盲連(日本盲人会連合)の標記会議が開催されました。28日13時30分から開催された定期評議員会には全国から64名中54名の評議員が出席して、日盲連の「平成24年度補正予算案について」、「平成25年度事業計画案について」、「平成25年度予算案について」、「第67回全国盲人福祉大会(大分大会)について」等、その他の議題について活発な討議が行なわれ終了予定時間を過ぎてしまいましたが執行部の提案どおりに全ての懸案が採択されました。
引き続いて行なわれた指導者研修会では、「防災について」をテーマに、前半は内閣府から被災者行政担当の鶴見伸司氏のお話と質疑応答、後半を日盲連東北ブロック理事及川清隆氏等による体験談と質疑応答が行なわれて有益な第一日目の研修会となりました。
二日目の29日午前9時30分からの研修会では、「障害者差別禁止法(仮称)の制定について」をテーマに、前半を「韓国の差別禁止法について」 NPO法人DPI日本会議 崔栄繁(さい たかのり)氏、後半を「差別禁止法の制定に向けた政府与党の動きについて」 日盲連会長竹下義樹氏がそれぞれ話しをされて活発な質疑応答も行なわれ大変有益な指導者研修会でありました。
ここで、二日目の研修会から感じたことを書いて見ましょう。韓国における「障害者差別禁止法」は、障害当事者と関係団体および市民団体が協力し、大同団結して政治家を動かして、2007年に出来上がったとのことでした。この法律は、現在の障害者だけではなく、過去において障害者であった方や将来障害者となることが予測される方にも適用されるそうです。
また、司法・行政・立法の3権から離れて独立性の非常に高い国家機関「国家人権委員会」なる救済機関が存在し、権利侵害や差別からの救済が行なわれているとのことでした。一方国内においては、内閣法案として「障害者差別禁止法(仮称)」が今国会でようやく提案され審議されようとしています。
私達は、障害の定義や差別行為、さらに、合理的配慮についてどのような表現がされるか目の離せない状況であります。また、千葉県をはじめ札幌市、さいたま市、愛知県、熊本県等で条例化されたように山梨県においても一日も早く「障害者差別禁止条例」が制定されて、障害者の日常生活および社会生活が円滑に営めるように期待してやまないところであります。
事務局長 堀口 俊二
去る3月24日(日)ボランティアNPOセンターにて第4回役員会が行われ、経過報告に引き続き平成25年度定期総会準備に関する件や当面の課題等について話し合われました。ほとんどのことは総会で審議されますので、要点のみ簡単に報告します。
本会にとって25年度が新法人としての飛躍の年になることを願っています。そのためにも、4月21日の定期総会にはできるだけ多くの方々の参加をお待ちしています。ご協力のほどよろしくお願いします。
事務局長 堀口 俊二
女性部では次の日程により、研修会と開校式を行います、皆様のご参加をお待ちしています。
会員の穂阪和宏さんより、「視覚障害者のためのiPad講習会」へのお誘いがありましたのでお知らせします。
6月15日(土)午後3時〜5時、勤医協駅前ビル5階大会議室において「山梨県視覚障害を考える会」の第4回視覚障害者のための社会適応訓練講習会の中で実施されるそうです。「視覚障害を考える会」の会員でなくても、資料代500円を負担すれば受講できるそうです。参加希望者は事前の申込が必要とのことですので、興味や関心のある方で詳細を知りたい方は下記までお問い合わせ下さい。
事務局:〒400-0034 甲府市宝1−10−5 甲府共立診療所 眼科 原田 亮
電話:055ー221ー1000
福祉部部長 埜村 和美
福祉部では移動環境改善のため各支部からの要望を取りまとめ、山視福協として毎年関係諸機関に出向き、要望書とともに生の声を聞いていただいています。予算の都合上早急な改善には及びませんが、根気よく要望を続けたいと思います。 以下に、24年度に設置された音響信号機と、エスコートゾーン設置箇所を記します。
尚 甲府駅北口に移転オープンした県立図書館の立体コピーを、会員の山本友治さんが作成してくださいました。 数に限りがありますので、ご希望の方は事務局に申し込みをお願いいたします。
現在、甲府警察署前歩道橋の北側へ昇降する階段を一部撤去して通行できなくなっています。平成25年4月末までには歩道橋階段を復旧する予定でしたが、復旧時期が5月まで延びることとなりました。利用される方はご注意下さい。
都留支部 支部長 菊島 巧
1年間を振り返って、今年は様々な行事に各会員が活動しました。
支部としても社会活動に参加をし、特にボランティアまつりにおいては、会員募集、また無資格チラシ配布、盲導犬を市民の人たちにわかってもらえるよう 桂高校放送部による募金活動など、1日かけて行いました。また、一人当たり15分程度の無料マッサージを行い、大変喜ばれ、毎年お願いしますとの声もかかりました。
都留市障害者交流会も、私たちが中心となり第2回目を行うことが出来ました。他障害者団体や都留社協様の努力もあり、少しずつ参加者も増え、さまざまな障害者同士のふれあいができうれしく思っております。
他、役員会、研修会、デイサービスは同じですが支部に予算がないため活動ができないこともあります。もっともっと勉強会をしたり、見学会をしたりもしていますが、何とか無理のないようこれからもがんばっていきたいと思いますので、ご支援よろしくお願いします。
山梨市支部 支部長 埜村和美
山視福協 山梨市支部は、長年にわたり支部長の任にあたってこられた雨宮定夫さんに代り、埜村和美が引き継ぐことになりました。雨宮前支部長の労苦に感謝するとともに、山梨市支部活動に、微力ながら努めていきたいと思います。支部会員そして山視福協の皆様の、ご指導ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。
峡南支部 井口 貞子
今回は業会とともに佐野川温泉を入浴がてら見学しました。午前中は身延山養護老人ホームの皆さんを治療奉仕しました。午後から南部町井出地区の佐野川温泉に行きました。井出地区の奥の柿元ダムというダム湖から流れ来る川を佐野川といいます。その川べりにあり佐野川温泉と命名されました。源泉は31.5度の硫黄温泉です。私はここで21年マッサージ師として働かせて頂きました。