第4号 平成26年4月15日発行
一般社団法人山梨県視覚障がい者福祉協会会報
日盲連竹下体制継続決まる | ・・・・・2 |
---|---|
平成25年度第4回役員会報告 | ・・・・・3 |
平成25年度の交通バリアフリー進捗状況報告 | ・・・・・4 |
平和通り甲府市役所前舗装工事完了のお知らせ | ・・・・・4 |
女性部からのご案内 | ・・・・・4 |
平成26年度山梨県障害者スポーツ大会の日程 | ・・・・・5 |
第7回視覚障害者のための社会適応訓練講習会のご案内 | ・・・・・5 |
支部便り(都留支部) | ・・・・・6 |
打つじゃん会のこと | ・・・・・7 |
図書紹介 | ・・・・・8 |
「山視協だより」は赤い羽根共同募金の配分金により作成されています。
会長 長澤 誠
去る3月31日(月)・4月1日(火)の両日、ホテルベルクラシック東京を会場に、日本盲人会連合(以下、日盲連)の理事会・評議員会および指導者研修会が開催されました。今回は、平成25年度定期評議員会についてご紹介いたしましょう。
会議は、全国から61名の評議員の出席によって開催されました。まず、竹下義樹会長から、「国の動きでは、障害者権利条約が昨年12月4日の国会で批准案件として承認され、1月の手続きを経て、2月19日から141番目の制約国としてスタートした。障害者権利条約の批准によって私たちが今後どういう国作りをこの条約の下でできるのかが問われる段階に入ってきた。昨年の6月に成立した障害者差別解消法や障害者雇用促進法改正などを含めた今後の障害者の制度作りがますます大きな意味を持ってくる。」等と挨拶がありました。
続いて議長に仙台市の小川重信・大阪市の山野一美の両氏がたてられて議事に入り、「平成25年度補正予算案」「経理規定の改正案」「平成26年度事業計画案」「平成26年度予算案」等が審議され、本部提案どおりに採択されました。続いて、役員改選では、立候補者に、会長1名、副会長3名と定数であったため信任投票となり、会長に竹下義樹氏(再)、副会長に、鈴木孝幸氏(再)、及川清隆氏(新)、衛藤良憲氏(新)の各氏が信任されて平成26年4月1日から平成28年3月31日までの日盲連の会務を担当することとなりました。
最後に、来る5月29日から三日間開催される全国盲人福祉大会大分大会の準備状況として大分県の衛藤会長から、「田舎で利便性の悪いところであるが是非多数の参加をお願いしたい。昼は真剣に議論して、夜は徹底して飲もう。日盲連の将来像について議論する時間も設けた。交流会では昔懐かしい『三つの歌』や豪華景品の当たる福引抽選会を行ったり、名刺を沢山持ってきて多くの方々と交換していただきたい。」と力強い招きの言葉があり評議員会は閉会となりました。
事務局長 堀口俊二
去る3月16日(日)ボランティアNPOセンターにて第4回役員会が行われ、経過報告に引き続き平成26年度定期総会準備に関する件や当面の課題等について話し合われました。ほとんどのことは総会で審議されますので、要点のみ簡単に報告します。
福祉部長 市瀬實
福祉部では移動環境改善のため各支部からの要望を取りまとめ、山視福協として毎年関係諸機関に出向き、要望書とともに生の声を聞いていただいています。予算の都合上早急な改善には及びませんが、根気よく要望を続けたいと思います。
以下に、25年度に設置された音響信号機と、エスコートゾーン設置箇所を記します。
去る2月9日から3月10日までを実施予定期間として行われていた平和通り甲府市役所前舗装工事が、3月25日に終了しました。市役所前交差点内の車道部の舗装工事にあたり、工事期間中は横断歩道内点字誘導表示が仮点字誘導表示になっていましたが、工事終了に伴い、本設のものに戻っています。
部長 藤野ます子
女性部では次の日程により、研修会と開講式を行います。お誘いあわせの上ご参加ください。
標記の催しが「障害者が震災にあったとき」をテーマに行われます。参加ご希望の方は文末の連絡先までどうぞ。
支部長 菊島巧
2月には山梨県内が大雪にみまわれ各地域大変な被害を受けたと思います。会員の皆様の周りではどうでしたか?都留市内ではニュースには出ませんでしたが1週間以上孤立した場所もあります。会員の人たちの安否と被害状況を確認したところ全員無事だったので安心しました。
25年度の年間行事では毎年状況はかわらないのですが、1つだけ行事が増えました。都留市社会福祉協議会からの依頼で、都留市、大月市、上野原地域の障害者のいる家庭の介護をしている父兄団体のマッサージボランティアを行いました。20人ほどの治療を3人で行ったのですが、大変な好評をもらいました。
26年度は都留支部を立ち上げ、10年となります。会員の皆様と話し合いをしているのですが費用もなく旅行も行けないのですが記念の年なので新しい行事をつくりたいと思っている所です。
都留支部では会員も増えず、4人で何とか行っています。ぜひこれからも応援をよろしくお願いします。
中村秀文
長澤会長に声をかけられて9路盤の囲碁を始めて、もう6,7年にもなったと思います。いうまでもなく囲碁は自分と相手の囲いあった面積の広さを競うゲームです。私はそれまで一辺が19路の盤で打っていましたから、9路盤には当初非常に違和感を持っていましたが、次第にその良さも難しさもわかってきました。打つ手数が少ないため一旦形勢が悪くなると逆転することは非常に難しい、このようなゲームに視覚障害の人たちは興味を持たないのではないかと思っていましたが、次第に会員が増加し現在では10名ほどになっています。また、幼稚園や保育園の子どもたちとも交流があり、楽しい会になりつつあります。今回の芸文祭には初の関東大会としてほぼ主催した形になりました。これらのことは、長澤会長のリーダーシップのおかげでできたことであり、今後「かんがえることを楽しむ」このゲームに会員がますます増加していきますよう願っております。
差し上げますので希望される方は事務局までどうぞ
山視協だより 平成26年4月号
発行人 一般社団法人山梨県視覚障がい者福祉協会
〒400−0005 山梨県甲府市北新1−2−12
山梨県福祉プラザ1階
発行責任者 会長 長澤 誠
編集責任者 事務局長 堀口 俊二
電話 055−252−0100
FAX 055−251−3344
http://yamashikyo.sakura.ne.jp