第31号 平成28年7月15日発行
一般社団法人山梨県視覚障がい者福祉協会会報
巻頭言 | |
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要望活動スタート | ・・・・・2 |
今月の動き | |
女性部報告「研修及び総会を終えて」 | ・・・・・4 |
7月3日の事業を終えて(体育文化部) | ・・・・・5 |
今後の予定 | |
無資格者キャンペーン | ・・・・・5 |
第2回役員会のお知らせ | ・・・・・6 |
福祉部講演会開催のご案内 | ・・・・・6 |
体育文化部より文学散歩のご案内 | ・・・・・7 |
各部・クラブより | |
支部だより「甲府支部」 | ・・・・・7 |
パソコンクラブ | ・・・・・8 |
トピックス | ・・・・・8 |
事務局より | ・・・・・9 |
「山視協だより」は赤い羽根共同募金の配分金により作成されています。
会長 堀口俊二
今年もまたうだるようなあつーい夏がやってきましたが、皆さんお変わりありませんか。たまには家を空けて、どこか涼しい所で数日間命の洗濯をするのも良いかもしれませんね。
さて、今年も定期総会で承認された運動方針に沿って、関係諸機関への要望活動を開始しました。まずは6月27日(月)、正副会長で県障害福祉課と県道路管理課を訪れ、それぞれに要望書を手渡しながら私たちの日頃の声を伝えてきたので、その様子をお知らせします。県障害福祉課への要望事項は以下の通りです。
部長 藤野ます子
女性部では5月15日(日)に第1研修及び総会を県立図書館で行いました。研修内容は身だしなみの一部としての基礎化粧について学びました。講師は資生堂にお願いしメイク落としからファンデーションのつけ方まで順を追って丁寧に教えて頂きました。少しずつ変わっていく自分に会員一同新たな発見をしたようです。化粧が終わり講師から「皆さんとても美しくなりました」とお褒めの言葉があり普段簡単に済ませている化粧も身近なものになったような気がしました。
研修終了後総会を行い全ての議題が承認されました。その後会員の皆さんから多くのご意見を頂きました。
などでした。特に買い物についての意見が多く出されました。このことについては女性部として要望書を作成し関係団体に提出したいと考えています。また本会の運動方針の一つとして取り上げて頂きたいと思います。
体育文化部 部長 埜村和美
恒例の事業である、点字競技・パソコン競技・フリートークそして芸能発表会は、ライトハウス研修室を会場に開催されました。競技会にはあわせて26名が参加し、短い時間に神経を集中させていました。フリートークは見えないがために感じた、困ったことや怖かったことをテーマに、3人のパネラーに経験を語ってもらい、続いて会場からもたくさんの意見があり、活発な討論会となりました。
昼食をはさんでの芸能発表会では、自慢の喉や懐かしい歌が披露され、聴衆から大きな拍手が送られました。この日は37度を越える猛暑にもかかわらず、会員・ヘルパーの皆さん、青い鳥奉仕団そしてわの会の方々のご協力により、無事に事業を終えることができました。ありがとうございました。
事務局長 矢崎繁
先月号でもお知らせしましたが、8月21日(日)午前10時より平成28年度第2回役員会を山梨ライトハウス盲人福祉センター2階研修室にて行ないます。役員の方には是非ご出席下さいますようお願い致します。 都合によりやむを得ず欠席される方は必ず事前に事務局までご連絡下さい。以下は主な議題です。
福祉部 部長 市瀬實
先月号でお知らせした通り、福祉部では次の通り講演会を実施します。
皆さん、障害者の尊厳と人権、心のバリアフリーを目指す法律が整備されつつありますよね。2006年(平成18年)に第61回国連総会で「障害者権利条約」が採択されたことを受けて日本国内では昭和45年5月に制定した「障害者基本法」の一部が平成23年8月に改正され、その「障害者基本法」の理念に基づいて平成25年6月に「障害者差別解消法」が成立しました。これらの法律が「障害者権利条約」の求める水準を満たしたとして、日本は平成25年12月に「障害者権利条約」の批准を承
認しました。
この流れを受けて、山梨県では平成5年に制定された「障害者幸住条例」が改正され、本年4月からスタートしました。障害者が生きがいをもって幸せに暮らすことのできる社会の実現を目的に改正されたこの法律について、講師はとてもわかりやすくお話して下さいます。
あなたもお友達と誘い合わせて、是非参加し、講師に質問を投げかけてみませんか。
体育文化部 部長 埜村和美
標記の事業は、9月11日(日)浜松市楽器博物館見学と焼津海産物ショッピングを計画しました。会費は会員4,000円付き添いは2,000円です。皆様お誘いあわせの上、ご参加ください。詳細は、次号に掲載します。
支部長 市瀬實
今年1月、日頃会として大変お世話になっていた県ボランティアセンターの岡尚志副会長が逝去され、会として代表者がお通夜に参列し哀悼の意を表しました。
昨年10月甲府市がスタートさせた「車両移送型移動支援」について、市に申請した会員から「断られた」との報告がありました。本会では、この事業のスムーズな実施を願って、甲府市との話し合いを継続して参ります。
甲視協を構成するすべての会員の声をしっかり受け止め、より良い生活環境の構築に向けて、役員・会員一丸となって運動を進めて参る所存です。
甲府市では昨年に引き続き、甲府駅南口修景計画に沿って、再整備が進められています。会員及び、甲府市の公共機関等を利用している視覚障害者の声を踏襲し、山視協と相談しながら、関係部署への要望をして参ります。
終わりに、甲視協は今年、会員の協力・ご努力と関係諸団体のご指導・ご支援のおかげで、創立60周年を迎えることができました。心より感謝申し上げます。
部長 梶原剛
パソコンクラブでは、毎月第4日曜日の学習会、年1回の勉強会、新年会、総会などの行事を行っています。今年度は、iPhoneの歩行ナビアプリの体験会を計画中です。詳しい日程など決まりましたら、山視協だよりに掲載予定です。
国土交通省は、走行音が静かなハイブリッド車(HV)などの接近を歩行者に音で知らせる「車両接近通報装置」について、2018年3月の新型車から設置を義務付けることを決めた。現在は認められている通報音を停止する機能の搭載も禁止し、歩行者が接近に気付かずに巻き込まれる事故の防止に向け安全対策を強化する。
山梨県道路管理課より会員の皆様から「武田通り西側歩道を上がって行くと信号機の柱にぶつかってしまうので改修してほしい」との要望のありました誘導ブロックにつきまして、「平成25年8月誘導ブロック改修工事を行いました。」との回答を頂いております。
・山梨県障害者文化展は9月1日(木)〜5日(月)まで山交百貨店5階催事場で開催されます。
・山梨県障害者芸術・文化祭は9月2日(金)・3日(土)、山梨県防災新館で開催されます。ぜひお出かけ下さい。
皆様のご協力により165,701円を日盲連を通じて被災した視覚障害者にお届けすることができました。ありがとうございました。
「私たちの挑戦 企業で働く視覚障碍者の事例集」
東京都盲人福祉協会青年部会編 点字・墨字・デイジー版があります。
7月に入り夕刻にはヒグラシの声も聞こえるようになり、それとともに猛暑といえそうな日も何日か続く季節となりました。私の子どもの頃からみますと、暑くなる時期が早まったような気がするのは私だけでしょうか。この原稿を書いている7月6日、まだニュースなどでは梅雨明けの情報はありませんが、これからますます暑い日が続くと思われます。熱中症対策を万全のものとしてお元気にお過ごしください。
(事務局長 矢崎繁)
山視協だより 平成28年7月号
発行人 一般社団法人山梨県視覚障がい者福祉協会
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発行責任者 会長 堀口 俊二
編集責任者 事務局長 矢崎 繁
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