第75号 令和2年 3月13日発行
一般社団法人山梨県視覚障がい者福祉協会会報
巻頭言 | |
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平穏な日常はいつ戻るのか | ・・・・・2 |
クラブだより | |
グランドソフトボール部 | ・・・・・3 |
トピックス | |
大阪地裁で行われた19条訴訟の判決について | ・・・・・3 |
事務局よりお知らせ | |
歌の広場の予定 | ・・・・・3 |
バリアフリー映画上映会の中止について | ・・・・・4 |
山梨県障害者スポーツ大会の参加者募集について | ・・・・・4 |
障がい者のためのわくわくタイム2020のご案内 | ・・・・・4 |
ガイドヘルパーさんと出かけるときの新型コロナウイルス対策について | ・・・・・5 |
編集後記 | ・・・・・6 |
日視連よりあん摩師等法19条訴訟 東京地裁で判決 判決の模様と声明をホームページに公開しました。
あん摩師等法19条訴訟に関する声明 社会福祉法人 日本視覚障害者団体連合
「山視協だより」は赤い羽根共同募金の配分金により作成されています。
会長 堀口俊二
例年であれば春の訪れに心浮きたつ季節ですが、今年ばかりはそうはいきません。この原稿を書いている3月4日は、コロナウイルス感染拡大の真っ只中、全く先の見えない状況が続いています。このお便りが届く頃には何とか終息に向かっていてほしいものです。
そのような中、まずもって報告しなければならないのが、2月に行われた関東ブロック協議会川崎大会の参加を取りやめたことです。14名参加の予定でしたが、濃厚接触感染者のみならず、感染経路不明な感染者が出はじめたとの情報に接し、大会前夜急遽不参加を決断しました。振り込み済みの大会経費が戻らないのはわかっていましたが、参加者から感染者を出してはならないこと、本会が感染源や感染経路になるような事態は避けたいこと等を勘案した上での苦渋の決断でした。
その後大会2日目の朝、川崎視協の関山会長より、1日目は日程通り執り行ったが2日目の会議は取りやめにしたとの連絡があり、主管団体のご苦労はいかばかりだったろうと心を痛めた次第です。2年後には本会が主管しなければならないことを思うと、身につまされる思いです。ともあれ、大会参加と報告という会代表としての責任を果たせなかった上、判断が遅くなったため、参加者の皆さんには金銭面を含め多大なご迷惑をおかけしたことを大変心苦しく思っています。この場をお借りして心よりお詫び申し上げます。
しかし、問題はここで終わった訳ではありません。イベントは極力控えるようにとの国からの要請がある中、この先も感染の拡大に歯止めがかからなければ、4月以降の事業にも差障りが出てきます。4月19日予定の定期総会が実施できるのか、5月30日・31日の関ブログランドソフトボール大会はなど心配は尽きません。現時点では、予定通り実施の方向で考えていますが、何せ相手がつかみどころのないコロナウイルスである以上、どうなるか予測がつかないというのも正直なところです。正確な情報収集に努め、役員一同知恵を出し合いこの難局を乗り切っていく所存ですが、やむを得ず日程を変更しなければならない事態も想定されます。状況に応じた対応となりますので、会員の皆様方にはこのような事情を充分ご理解いただき、ご協力のほど何卒よろしくお願いします。今はただ、事態が1日も早く終息に向かい、平穏な日常が戻ることを願うばかりです。
部長 大野静香
今年も1月より細々と練習を開始いたしましたが、3月に入り感染症拡大予防対策のため、全く練習ができなくなり、予定していた練習試合や大会も中止になってしまいました。今年は5月末に山梨県にて関東地区予選大会が実施されることになっており、山視福協のみなさまをはじめ、様々な方々に計画・準備など多大なるご尽力をいただいているところです。自県開催ということで、メンバーの優勝への思いは強く、全員揃っての練習はできませんが、各自でできるトレーニングを行い、練習再開と大会の実施を信じて、気持ちを切らさずに臨みたいと思います。
2月25日、大阪地裁で行われた19条訴訟の判決は、原告である平成医療学園側の訴えを認めないもので、従って、被告である国、そして日視連側の主張が認められた判決になりました。
先月ご案内を差し上げました3月22日(日)実施予定の「バリアフリー映画上映会」につきまして新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止することとなりました。
参加希望者は、3月27日(金)までに県保健福祉事務所、市福祉事務所、各所属団体を経由して山梨県障害者福祉協会事務局へお申込み下さい。
期日と会場は次の通りです。
令和2年度まなびい交流倶楽部
障がい者のためのわくわくタイム2020
今年度は年間6回の開催を予定しており、第1回はダンス編です。
ガイドヘルパーさんと出かけるときの新型コロナウイルス対策について
春の芽吹きを感じられる今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。散歩をしていますと、野鳥のホウジロやコジュッケイとともに例年より早く3月1日にウグイスのさえずりを聞き、季節の移ろいを感じました。今月号は、本来であれば関東ブロック(川崎大会)の各分科会報告が掲載される予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大を懸念して本会は参加を取りやめにしました。なお、二日目は中止になったとのことです。皆様のご理解のほどよろしくお願いします。連日、新聞、テレビなどで新型コロナウイルスの感染拡大のニュースが報道される中、県内でも多くの学校で、全国より1日半遅れの臨時休校が始まり、各イベントの延期や中止の連絡と施設の利用自粛など様々な影響が出ています。今まであまり気にもしなかった外出後の手洗い、うがいなどするようになった私ですが、皆様も自己防衛に心掛けながらお過ごしください。
(事務局長 矢崎繁)
山視協だより 令和2年 3月号
発行人 一般社団法人山梨県視覚障がい者福祉協会
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山梨県福祉プラザ1階
発行責任者 会長 堀口 俊二
編集責任者 事務局長 矢崎 繁
電話 055−252−0100
FAX 055−251−3344
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