第78号 令和2年 6月16日発行
一般社団法人山梨県視覚障がい者福祉協会会報
巻頭言 | |
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新しい生活様式と私たち | ・・・・・2 |
クラブだより | |
パソコンITクラブ | ・・・・・3 |
トピックス | |
今年度の長谷部賞について | ・・・・・4 |
日本身体障害者団体連合会会長表彰について | ・・・・・4 |
事務局よりお知らせ | |
自動車税種別割における身体障害者等の減免申請期限の延長について | ・・・・・4 |
日本視覚障害者福祉センターの臨時休館解除について | ・・・・・4 |
特別定額給付金について | ・・・・・5 |
編修後記 | ・・・・・5 |
厚生労働省 「障害保健福祉関係 主管課長会議」の資料について
厚生労働省 「障害保健福祉関係
「山視協だより」は赤い羽根共同募金の配分金により作成されています。
会長 堀口俊二
まだ6月に入ったばかりというのに30℃を超える真夏日の連続、地球温暖化をひしひしと肌で感じるこの頃です。ビールがおいしくなったのは歓迎ですが、記録的な猛暑はご免こうむりたいものです。気象庁の3ヶ月予報では、この夏も暑くなるとか、充分ご自愛ください。
さて、相変わらず悩ましい状況が続いているのがコロナ禍です。文字通り正に禍となって私たちの生活にのしかかっています。県内での感染はやや落ち着いているようにも見えますが、第2波・第3波の襲来も懸念されています。国や県では、感染対策と経済復興を両立させるための新しい生活様式(三密の回避、ソーシャルディスタンス(人と人との距離を2メートル以上取る)の確保など)を実践するよう呼び掛けています。しかし、触覚を主な情報源としている視覚障がい者には大変酷な環境と言わざるを得ません。同行援護を利用しての外出や買い物の際の店員さんへの案内のお願いなど、生活の様々な場面でお困りのことがあるのではないでしょうか。
一方、あはきで生計を立てている方にとっては、患者数減による収入減が深刻な問題であると同時に、密な環境の中で仕事をしなければならない不安もあるのではないでしょうか。また、特別定額給付金などの申請手続きでお困りの方はいらっしゃらないでしょうか。このようなコロナ禍での困り事・悩み事などございましたら、お近くの役員若しくは事務局までお伝えください。関係方面への働きかけも含め、できる限りの対応をしていきたいと思います。
次に、今年度の会の事業についてですが、まだ実施の見通しが立っていないというのが実態です。6月の正副会長会議でも検討しましたが、最大の問題は会場の確保です。上にも述べたように、新しい生活様式の定着がはかられつつある中にあっては、どこの会場でも人数制限や時間制限などがあり、講演会や文化祭のように大人数が一堂に会するような行事を実施できる会場は現時点では見当たりません。また、体育文化部研修についても、バスの乗車人数の制限が緩和されない限り実施の目処は立ちません。7月の正副会長会議で最終的な判断をしなければならないと思われますが、現時点ではこの一月間で少しでも状況が好転することを願うばかりです。
百年前のスペイン風邪の折には、終息まで3年を要したと言われています。会としてこの事態にどう対応していけば良いのか、模索の日々はまだまだ続きそうです。歯がゆい思いをお持ちの方もおありかと思いますが、皆さんの健康維持が第一です。何卒ご理解のほどよろしくお願い致します。
部長 小林誠
パソコンITクラブの活動は、やはり、新型コロナの影響で、3月から、電話による会員サポート以外の活動は、休止しています。ただ、令和 元年度の事業報告と決算報告については、会員にメールにて送信し、承認をいただきました。本来なら、総会にて役員改選が行われるはずでしたが、これも延期となっています。今後の活動については、周りの情勢を見ながら、徐々に活動を始めたいと考えていますが、「Zoom」などのコミュニケーションアプリなどを活用するのも一つの方法だと考えています。
なお、パソコンITクラブに関する質問は、いつでもお気軽にお寄せください。
標記の自動車税種別割の減免申請期限については、既所有自動車に係る申請期限を納期限(令和2年6月1日(月))までとなっていましたが、このたび新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、令和2年6月30日(火)まで申請期限が延長されています。
新型コロナウイルス感染拡大の影響の深刻化、政府からの緊急事態宣言等の状況に鑑み、臨時休館していましたが、現在はセンターの臨時休館は解除され、通常業務に戻っています。
先月号でもお知らせしましたが、特別定額給付金は新型コロナウイルス感染症緊急経済対策に基づき、家計への支援を行うため、世帯主を申請者とし、一人当たり10万円の給付されるものです。既に世帯主宛に市町村から申請書が郵送されていると思います。申請期限は、郵送申請方式の申請受付開始日から3か月以内ですのでご注意下さい。
6月に入り真夏日の日が多くなりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。4日に会議、誘導ブロック設置のための立ち合いで久しぶりに甲府市中心部に出掛けてきました。会議会場はマスクの着用、広い会場に人数制限、終わった後の消毒作業などコロナ感染予防がされていました。家ではほとんど使用しないマスク、その日は着用し過ごしましたが着けていると熱がこもるのか額の辺りが熱く、じっとりと汗ばんで帰宅後外してホットしました。1日も早く通常の生活環境に戻ることを願うばかりです。
近隣の田圃ではお田植えが終わったのでしょうか、今月に入り蛙の騒々しい声が聞こえてくるようになりました。田圃に水が張られるとどこから沸いてくるのか大合唱が始まります。いよいよ本格的な夏となります。熱中症など健康管理に注意しお過ごしください。
(事務局長 矢崎繁)
山視協だより 令和2年 6月号
発行人 一般社団法人山梨県視覚障がい者福祉協会
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山梨県福祉プラザ1階
発行責任者 会長 堀口 俊二
編集責任者 事務局長 矢崎 繁
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