第85号 令和3年 1月15日発行
一般社団法人山梨県視覚障がい者福祉協会会報
正副会長の新年のご挨拶 | |
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正副会長の新年のご挨拶 | ・・・・・2 |
行事報告 | |
第3回役員会報告 | ・・・・・4 |
道路環境調査報告について | ・・・・・7 |
今後の予定 | |
令和3年度定期総会の期日と会場について | ・・・・・7 |
支部だより | |
富士吉田支部 | ・・・・・8 |
トピックス | |
山梨県社会福祉大会知事表彰受賞者 | ・・・・・9 |
あん摩師等法19条訴訟(東京高裁、仙台高裁) | ・・・・・9 |
編修後記 | ・・・・・9 |
新型コロナウイルス感染予防における同行援護ガイドラインについて
本ガイドラインでは、同行援護事業所、ガイドヘルパー、利用者が注意すべき内容を取りまとめました。それぞれの立場において感染防止のために実践してください。
@トップページ 新型コロナウイルス感染予防における同行援護ガイドライン 公開
新型コロナウイルス感染予防における同行援護ガイドライン
A同行援護事業Q&A
同行援護事業Q&A
国土交通省 バリアフリー法に基づく基本方針における次期目標の最終とりまとめを公表します!
〜2021年度以降のバリアフリー目標の整備に向け、最終とりまとめを公表〜
最終とりまとめを公表
「山視協だより」は赤い羽根共同募金の配分金により作成されています。
会長 堀口俊二
明けましておめでとうございます。暮れからのコロナ感染者増で何やら不安な年明けとなりましたが、皆様つつがなくお過ごしですか。健康のありがたみや貴さがしみじみ感じられる年頭です。
さて、昨年は本会にとっても大半の事業が中止に追い込まれる異例の年でしたが、今年もしばらくは手探り状態の会運営が続きそうです。ただ、感染のメカニズムが大分わかってきており、マスク着用、検温、手指消毒、ソーシャルディスタンスの確保、部屋の換気など安全策に充分配慮しながら、できる事業から少しずつ進めていきたいと思っています。
特に、今年は役員改選の年であり、来春開催予定の関東ブロック協議会山梨大会準備の年でもあります。会員相互の意見交換が充分行える環境での定期総会開催がベストです。また、移動環境の整備、同行援護や日常生活用具関係など、福祉サービスの向上と地域格差解消などに向けた要望活動も本会の大切な事業です。
コロナウイルスという得体の知れない壁に阻まれることもあるかと思いますが、会創立以来の「自らの幸せは自らの手で」を合言葉に、今年も視覚障がい者の自由拡大と暮らしやすい環境作りを目指し進んでいく所存です。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
終わりに、皆様方の益々のご健勝とご多幸、そして1日も早いコロナの終息を祈りつつ年頭のご挨拶とさせていただきます。
副会長 小林誠
明けましておめでとうございます。会員の皆様におかれましては、穏やかな新年を迎えられたこととお喜び申し上げます。
昨年は、年明け早々新型コロナウイルス感染の拡大により、本会の予定していた様々な事業も休止を余儀なくされた事は、皆様もご存知の通りです。そんな新型コロナに私たちは多かれ少なかれ行動を制限されてしまいました。そのような環境の中で、クローズアップされてきたのがZOOMに代表されるリモート会議です。自宅にいながら移動することなく多数の人と会話ができ、私たちの移動障害には大きなメリットがあることに気づかされました。
さて、本会の事業に目を向けると、来年2月に関ブロ山梨大会が開催されます。今後実行委員会が発足され開催に向けて準備が進められていきますが皆様のご理解とご協力を心よりお願い申し上げます。今年一年が皆様にとりまして幸多き年でありますようお祈りいたします。
副会長 埜村和美
新年あけましておめでとうございます。
昨年は予想だにしなかった新型コロナウイルスの感染拡大により、国としてはオリンピック・パラリンピックの延期、日視連としては全国福祉大会や盲青年や女性協大会の中止、山視協においても本県主管のグランドソフトボール大会や、さまざまな事業の開催が中止となりました。そしてそのコロナウイルスは益々勢力を伸ばし、かつ変異型までもが世界中にその威力を拡大しています。三密を避けるために、視障者の多くが従事している三療も影響を受け、同行援護にも支障を来す仲間もいると聞きます。マスク着用や手指の消毒、なるべく密にならない努力はしていても、精神的に不安を抱える会員も決して少なくないと思います。
そんな中で、リモート会議や電話やメール交換など、つながる喜びを確信できました。一日も早くコロナウイルスが終息し、また笑顔で会の活動が再開できることを願うばかりです。見えない私たちは同じ空気を共有する近さが、何より大切だと思います。今年が皆様にとりまして、平穏な日々でありますよう、心よりお祈り申し上げます。
副会長 矢崎繁
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。昨年中は本会の行事に会員の皆さまのご支援ご協力誠にありがとうございました。
昨年は新型コロナウイルスで揺れ動いた一年でした。暮れのニュースなどによれば、今後ますます感染が拡大される懸念がぬぐい取れません。早い終息を願うばかりではありますが、行事など多くの課題を抱えている本会です。今年も会員の皆様にはご支援ご協力のほどよろしくお願いします。
事務局長 矢崎繁
去る12月20日(日)午後1時より県立図書館イベントスペース西面を会場に令和2年度第3回役員会を行いました。主な要点を次に記載します。
福祉部長 名取利一
すでに「山視協だより」によって報告されていましたが、今年度は、長松寺橋から長松寺バス停周辺にかけての道路環境について調べてみました。これまで長松寺バス乗り場の東側の信号機の所にあった横断用振動式ポールは撤去され、音響式信号機として整備されていました。
まず、現在、長松寺橋は掛け替え工事のため、旧橋の北側に仮設の端が設置されており、今年度から約2年計画によって、撤去作業が予定されているそうです。工事期間中にご利用の際はご注意ください。
次に、点字ブロック敷設状況について、ご存知かとは思いますが、東海高校方面に向かう左側(中央銀行側)には歩道が設置されており、点字ブロックも設けられています。しかし、右側は信号機から甲府駅方面へ向かうバス停付近まで点字ブロックが敷設されていますが、そこから(いちやまマート方面)先の側道には点字ブロックの敷設はなく、目立った凸凹などは特にありませんでしたが、歩きにくいなと思いました。
また、中央銀行側の角にあった建物がすべて撤去されており、手前の角がスミ切りされていて、歩道の部分が前より少し広くなっています。しかし、この角をそのまま左折して南進する場合、歩道と思われる部分がありますが、この部分は歩道として整備されたものではなく、道路とこの部分の境には若干の段差があり、また、道路際には大きな石が据え付けてあるなど、左側を南進する場合は注意を要するところだと思われます。この角以外は特に整備されたところはなく、以前のままでした。
富士吉田市視覚障害者協会 会長 荻窪たき子
明けましておめでとうございます。謹んで新年のお喜びを申し上げます。三密を避け、いつもとは違う「新しい生活様式」でお正月を過ごされた皆さんも多いのでしょうか?少しでも早く、通常どおりの生活が戻ってきて欲しいと願っています。
さて、昨年(令和2年度)の富士吉田支部の活動ですが、年度当初からの新型コロナ感染症の拡大のため皆さんの健康を第一と考え、総会は書面決議とし、ほぼ全ての行事や事業が中止となりました。
そんな状況の中でも、初めての俳句教室を開催し、会員本人が自らパソコンを使い作句するところから短冊を作り上げる一連の工程を行い、各種文化展などに出品し、優秀な成績を残すことができました。
また、12月の障害者週間に合わせ、視覚障がい者の皆さんが安心して外出できるよう、また地域の皆さんのご理解を得られるよう富士吉田市とふじのわ(基幹相談支援センター)の全面的なご協力により、富士北麓6市町村(富士吉田市・富士河口湖町・西桂町・忍野村・鳴沢村・山中湖村)の広報誌に「白杖SOSサイン」と「視覚障がい者に対する声掛けのお願い」などが一斉に掲載されました。
さらに、会員の中で、援護功労知事賞、県障害者文化展理事長賞の受賞がありました。大変おめでたい出来事となりました。
富士吉田支部は、毎年この支部だよりの1月号が担当となっています。例年、前の年にはどんなことがあったかな?どんな活動をしたかな?と思い出しながら、あるいは今年は何をしようかな?どんな事業が残っていたかな?と考えながら原稿を書いています。しかしながら、今年の原稿については、こなした事業が少なく、この先についても予測ができないこともあって頭を抱えてしまいました。1都3県に2度目の緊急事態宣言が出されるとの報道もあります。不安が先立つ話題ですが、しかし希望を忘れてはいけないですよね。明るく前向きな気持ちで行きましょう!
皆様方の2021年が、ご健勝でありますようお祈り申し上げます。
本会都留支部が令和2年11月26日に行われた第68回山梨県社会福祉大会において社会奉仕活動(団体)として知事表彰を受賞されました。おめでとうございます。
あん摩師等法19条訴訟は、昨年12月8日に東京高裁、12月14日に仙台高裁で判決が出ていずれも主文において「本件控訴を棄却する」との内容でした。なお、マスコミ等の情報によると、いずれもの控訴人が上告したとのことです。
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。青空が広がった元旦。会員の皆様はどのような新年を迎えたのでしょうか。
毎年恒例の箱根駅伝をラジオで聞くのが私の年明けでもあります。山梨学院もシードは落としたものの各選手が頑張った走りを見せてくれました。往路優勝、総合で2位になった創価大学には網膜色素変性症の選手が二人いたのにも驚き、元気をもらったような気がしました。
また、全国高校サッカー選手権では山梨学院高校が準々決勝を勝ち、9日の準決勝に進みました。良い結果を期待したいものです。
新型コロナウイルスで昨年は行動が制限されました。今後も収束へ先行きは見通せませんが、自身が感染予防に注意するしかなさそうです。皆様もコロナ感染はもとより健康に注意されまして平穏な年であるようお互いに頑張りましょう。
(事務局長 矢崎繁)
山視協だより 令和3年 1月号
発行人 一般社団法人山梨県視覚障がい者福祉協会
〒400−0005 山梨県甲府市北新1−2−12
山梨県福祉プラザ1階
発行責任者 会長 堀口 俊二
編集責任者 事務局長 矢崎 繁
電話 055−252−0100
FAX 055−251−3344
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