第88号 令和3年 4月15日発行
一般社団法人山梨県視覚障がい者福祉協会会報
巻頭言 | |
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新年度スタートに当たって | ・・・・・2 |
行事報告 | |
令和2年度第4回役員会報告 | ・・・・・3 |
今後の予定 | |
定期総会の日程と会場 | ・・・・・5 |
福祉部より | |
音響式信号機、エスコートゾーン、誘導ブロック設置個所について | ・・・・・5 |
トピックス | |
障害者スポーツ協会会長表彰について | ・・・・・5 |
事務局よりお知らせ | |
横沢通りの開通について | ・・・・・6 |
編集後記 | ・・・・・7 |
令和3年度障害福祉サービス等報酬改定に係る通知等の掲載ページ
厚生労働省のホームページ内に、関係する資料や通知等を掲載したページが設けられました。詳細は、下記のURLより
「山視協だより」は赤い羽根共同募金の配分金により作成されています。
会長 堀口俊二
桜が咲き、桃の花が咲き、季節は正に春たけなわですが、そんなことにはお構いなく猛威をふるい続けているのがコロナウイルスです。第4波到来ではないかとも言われているこの頃ですが、皆さんつつがなくお過ごしでしょうか。ワクチン接種までにはまだまだ時間がかかりそうです。充分ご自愛ください。
さて、新年度に入って早半月、毎年のことながら会にとってこの4月は、新たな1年のスタートを切る大変大切な時期です。特に今年は、役員改選の年であると同時に、12年に1度の関東ブロック協議会山梨県大会開催の年でもあります。
来る4月18日の令和3年度定期総会では、これらを含め、新年度の運動方針や事業計画など提案させていただきますが、何といっても悩ましい課題は関ブロ大会です。会の一大事業であり、主催する以上は是非とも大会の成功を目指したい訳ですが、3月号でもお知らせした通り、大会運営には多額の資金が必要です。現在、外部諸機関への財政的支援のお願いに奔走しているところですが、社会情勢の変化から12年前のような高額の助成を見込める状況ではありません。やむなく、多額の基本金を取り崩すという苦渋の予算案を提案することになってしまいましたが、どうか会の置かれている厳しい現状をご理解いただき、ご賛同願えれば幸いです。
一方、役員改選につきましては、会の長年の懸案である組織の若返りがちょっぴり見えるような新体制の提案ができそうです。若い会員さんがさらに増えるきっかけになればと願っています。
昨年は、コロナ感染拡大のため書面会議という異例の形となってしまいましたが、今年は感染対策の徹底という条件下で、何とか通常の総会が開けそうです。マスク着用や手指消毒、ソーシャルディスタンスの確保など、何かとお願い事が多くなりそうですが、なるべく大勢の皆さんに出席いただき、実のある会にすることができればと願っています。新たな1年の大事なスタートです。是非よろしくお願いします。
事務局長 矢崎繁
第4回役員会が3月14日(日)県立図書館イベントスペース西面を会場に行われました。主な議題は次の通りです。
福祉部部長 名取利一
3月25日、拡幅工事のため2014年春から通行止めとなっていたJR中央線の高架下を通る横沢通りの供用が開始されました。
本会、甲府支部は横沢通りの開通に伴い要望等を行い、立ち合いにより、現状で、飯田通りとの交差点については、北側東西方向の横断に関しては、現在地より少し北側にずれる横断歩道に向かって既存の誘導ブロックから斜めの線ブロックで誘導するようになっています。また、エスコートゾーンも敷設されています。南北方向の横断については、南東角の歩道の広さの関係から、当面西側のみ点ブロで誘導するとのことです。既存の点ブロから横断歩道への誘導ブロックが敷けなくても、渡り口に警告ブロックがあればいいので、なるべく早期に東側も南北に横断できるように対応してほしい旨を要望し、併せてエスコートゾーン敷設も要望しました。
やまなみ通りとの交差点部分では、南側を東西方向に渡る横断歩道は、既存の線ブロックから横断歩道に向けて斜めに誘導されています。ただし、エスコートゾーンは敷設されないとのことなので、早期に敷設を警察に働きかけてもらうよう要望しました。
また、完成した横沢通りの東西の歩道に誘導ブロックがないので、これもなるべく早期の敷設を要望しました。
これ以外に、やまなみ通りは甲府市の市道なので、朝日町交差点から甲府駅までの南側歩道への誘導ブロック敷設を要望しました。
まだ、誘導ブロック、エスコートゾーンが十分な状態ではありませんので通行の際は気を付けてください。
県内は平年より9日早く桜が開花し、様々な花の便りも寄せられている季節、皆様いかがお過ごしでしょうか。私の地域では例年になくスモモの花が4月を待たずに開花して受粉作業が行われたようです。
さて、いまだに終息が見込めない新型コロナウイルスですが、予防対策としてウイルスワクチン接種は、希望する全ての市民の皆様が受けられることとなっています。
市町村によっては多少の違いはありますが、3月下旬から、65歳以上の高齢者の皆様あてに、個別通知(接種券、予診票等)が発送されています。その後、4月上旬にはワクチン接種開始日、予約方法等を示した文書が改めて発送されるとのことですので、お手元に届きましたら予約をしていただき、ワクチン接種が受けられますので通知等には留意しておいてください。
季節は刻々と移ろい、標高800〜900mの高原では今月に入り四方八方からウグイスの囀りが聞こえるようになりました。この季節は野鳥が移動する季節でもあり、冬鳥は北の国へ。夏鳥は南の国から渡ってきます。ちなみにウグイスは留鳥、漂鳥と言われており、同じ地域でも標高の低いところで冬を越し子育てで標高の高いところに移動します。日本の声の3野鳥と呼ばれるウグイス、おおるり、コマドリですが、見かけについてはウグイスが一番地味でしょうか。
おおるりは名前の通り瑠璃色と紺、白。コマドリはオレンジと赤褐色で雄は美しい野鳥です。大きさはどれもがスズメより少し大きいというところです。繁殖地はおおるりは標高1000mより高い地域で谷川沿い、コマドリは1500〜2000mぐらいのクマザサの群生地の森林に多いです。コマドリは南の国から渡ってくる夏鳥の代表格でもあります。
今期の県内のインフルエンザの患者は1件だとか聞きました。これも新型コロナの予防の結果でしょうか。今後も油断なきよう予防対策に気を付けてお過ごしください。
(事務局長 矢崎繁)
山視協だより 令和3年 4月号
発行人 一般社団法人山梨県視覚障がい者福祉協会
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発行責任者 会長 堀口 俊二
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