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山視協だより 令和6年6月号
第126号 令和6年6月14日発行
一般社団法人山梨県視覚障がい者福祉協会会報
「山視協だより」は赤い羽根共同募金の配分金により作成されています。
巻頭言
日視連総合相談室について
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会長 埜村和美
東京都高田の馬場にある日本視覚障害者団体連合では、定期的に視覚障がい者に対する相談室を開催しています。ここでは視覚障がい女性のための相談会についてご案内します。
一昨年の第75回全国視覚障害者福祉大会名古屋大会に於いて、女性視覚障がい者の困難や問題を女性の相談員に相談することができるようにという提言を受けたことをきっかけに、昨年3月8日の国際女性デーにあわせて、初めて視覚障がい者のための女性相談会を開催しました。これは視覚障がい女性が社会生活を営んでいく中で、直面する様々な悩みや問題などを、当事者である女性相談員が一緒に考え、解決に繋げていくためのものです。
第6回視覚障がい女性相談会(集中相談会)は、6月21日(金)東京・西早稲田の日本視覚障害者センターでおこなわれます。費用は無料で、当日は匿名での相談も可能ですが、事前予約を原則とします。現在、電話とメールでの相談を受け付けています。電話相談の時間は、10時〜12時、13時〜16時。相談時間はより多くの相談を受けるため、一人30分を目安としています。
なお、年4回(3月・6月・9月・12月)相談会を開催しますが、急ぎの場合は随時相談を受け付けています。相談予約・問い合わせ先は、「日視連総合相談室」(電話03-3200-1102)
Eメール soudan@jfb.jp
また日視連ではこの他に、法律相談・ICT相談(毎週水曜)・同行援護相談(毎週木曜)・総合相談(眼科 生活・年2回)・聞こえにくさ相談(秋に開催予定)
・障害年金・障がい者福祉・就労など、専門家が対応します。いずれもお問い合わせください。
今後の予定
体育文化部研修旅行日程のお知らせ
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部長 角田貴弘
令和6年度、研修旅行の日程が決まりましたのでお知らせします。
期日は10月20日(日)、行き先は東京方面に決まりました。詳細は「山視協だより」7月号に掲載します。
トピックス
日本身体障害者団体連合会長表彰について
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令和6年度日本身体障害者団体連合会長表彰を本会の河口湖支部の木村昭子様が受賞されることが決定しました。おめでとうございます。
私もひとこと
新紙幣について
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昭和町 小林誠
先日、今年7月にお目見えする新しいお札のサンプルに触れる機会がありましたので、簡単に感想を書いてみます。新しいお札は、一万円札、五千円札、千円札の3種類です。サイズは、3種類ともに現行のお札と同じです。
- 新しいお札の特徴は、3つあります。
- @ 新たに採用した識別マークを券種ごとに異なる位置に配置している
A フォログラムの位置を券種ごとに異なった位置に配置している
B 両枠数字をアラビア数字に変更している
- では、初めに識別マークについて説明します。長さ1センチの盛り上がった線が縦に11本並んだものでどのお札も形は同じです。お札の表面を横向きにした状態で、
- 一万円札は、左右両サイド中央に識別マークがあります。
五千円札は、上下にあり、上は中央よりやや右に、下は中央よりやや左に配置されています。これはお札を折ったときに混乱しないようになっています。
千円札は、左サイドは中央より下に、右サイドは中央より上に配置されています。
- 次にフォログラムについて説明します。
このフォログラムは、表面がプラスチックの素材になっているので、触るとツルツルしています。
- 一万円札は、左側識別マークの右隣にあり、縦に長く配置されています。
五千円札は、同じ形のものがお札中央よりやや左にあります。
千円札は、左側の中央より下にあり、幅2.4センチのやや横長の四角形をしています。
- 最後に透かしの位置についてですが、一万円札は、ほぼ中央に、五千円札は、フォログラムの左側にあります。千円札もほぼ中央に透かしがあります。
このように7月3日からデビューする新しい紙幣は、大変ユニバーサルデザインに優れていて、私たち視覚障がい者に対しても優しい設計になっていることを強く感じました。
クラブ報告
山梨ハーネス友の会
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会長 吉川日出子
令和6年度山梨県ハーネス友の会の定期総会が開催されました。
- 開催日:令和6年5月18日(土)
開催場所:山梨県情報文化センター(山梨ライトハウス)2階研修室
出席者:ユーザー9名、賛助会員5名
- 開会の言葉のあと吉川会長より挨拶があり、参加者より自己紹介と近況報告をしました。
議長選出については執行部一任という意見のもと、樋口さんを選出し、議事に入りました。
- 議事
- (1)令和5年度事業報告
事務局山本さんより報告され、「福祉講話の中に一般という項目があったが具体的には」という質問があり、白浜担当より、「県職員を対象とした【心のバリアフリー推進講座】で、ユーザーが自治体より依頼を受けたもの」との説明があり承認されました。
(2)令和5年度会計報告
事務局山本さんより報告があり、承認されました。
(3)令和5年度募金収益金報告
募金総額は194,840円(14の動物病院)
(4)監査報告
白浜監事より4月17日、会長、山本さん、佐藤さんと監査を行って問題ないことが報告されました。
(5)令和6年度事業計画(案)
(6)令和6年度予算(案)
山本さんより報告があり、繰越金もあることなので今年度の会費はユーザー1,000円、賛助会員1,000円、サポートボランティアについては会費はなしとの案も示されました。また、切手代も今年の秋には110円に値上がりすることも考慮してあるとの説明がありました。
会場については昨年の総会に県防災新館を使った折、掃除はしたが犬の毛が残っていたと山視協の会長に苦情があったとの報告がされ、県の施設なのに盲導犬ユーザーが使用できないのはおかしいとの意見も出ました。会で努力してそれでも問題があるようであれば県と話し合う必要がある、今後何回か防災新館使ってみて、犬の毛などで問題があれば間接的な指摘でなく直接連絡を受けてその対応を考えたほうがいいなどの意見があり、今後防災新館を使うこととしました。
以上について承認されました。
事務局からのお知らせ
能登半島地震被災視覚障害者義援金について
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定期総会の際皆様に能登半島地震の災害募金をお願いしましたが、おかげさまで総額36,213円になりました。ご協力誠にありがとうございました。
第50回記念全国視覚障害者文芸大会
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- 主催 社会福祉法人日本視覚障害者団体連合
作品種別 「短歌」「俳句」「川柳」「随想・随筆」の4部門
応募資格 視覚障害者
募集期間 令和6年6月1日から7月31日(当日消印有効)
各部門応募基準 短歌、俳句:お題は自由。1人3首又は3句以内。川柳:今年度課題は「軽い」「声」「もったいない」の3題。3題合計で1人3句以内。随想・随筆:1人1作品。墨字は3200字(400字詰原稿用紙8枚)以内、点字は1行32マス200行以内。
参加料 短歌、俳句、川柳は、1部門1,000円。随想・随筆は、1,500円。2部門以上応募する場合はそれぞれの参加料を加算すること。
申し込み・問い合わせ先 社会福祉法人日本視覚障害者団体連合点字図書館 文芸係 電話:03-3200-6160 E-mail:toshokan@jfb.jp
第2回全国視覚障害者等文化芸術活動推進の集い
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- 主催者 NPO法人全国カラオケ文化振興協会
- NPO法人日本盲人演劇協会
- 日時 8月27日(火)10時30分〜16時30分
会場 ひとみ園演劇ホール(埼玉県深谷市人見1665-3)
第1部 カラオケコンクール
- 定員 15名
参加費 無料
歌う曲の範囲 歌謡曲のみ
申込締切 6月28日(金)
詳しくは事務局・小林(055-252-0100)までどうぞ。
オリジナルのバンダナを作ってみよう
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障がい者のためのわくわくタイム!2024
「布を染めてオリジナルのバンダナを作ってみよう!」
白い布を藍色に染めて自分だけのバンダナを作ります。
- 日時 7月21日(日)14時〜15時30分
場所 山梨県生涯学習推進センター交流室
材料代 600円
持ち物 マスク、筆記用具、飲み物、手拭きタオル、持ち帰り用ビニール袋
申込 電話(055-223-1853 山梨県生涯学習推進センター)
編集後記
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6月に入り、まもなく梅雨入りがアナウンスされる季節となりました。そして、「熱い熱い」夏がやってきます。特に今年の夏は、「ラニーニャ現象」と言われていて例年にも増して厳しい暑さだそうです。
今回は、久しぶりに料理の話です。夏に食べて欲しい炊き込みご飯の紹介です。夏になるとぶつ切りしたたこが食卓にあがる姿を見ます。それを炊き込んだ「たこ飯」は夏にぴったりの食材だと思います。私は、仕上げにネギや大葉(紫蘇)をたっぷりかけてさっぱりといただくのが好きなので、だるくなりがちな夏にタコ飯を食べるのが一番のおすすめです。
- 「夏に一度は食べていただきたいたこ飯」の作り方
まず、材料(4人前)
米 2合・ゆでダコ 150g(たこ足2本くらい)・生姜 1片
(A)酒 大さじ1・みりん 大さじ1・白だし 大さじ2・水適量(約380cc)
万能ねぎ・大葉(青紫蘇) 適量
では、作り方です。
- @ 米は洗ってザルに上げておきます。
A ゆでダコは一口大に切ります。
B 生姜は千切りにします。
C 炊飯器に米と生姜と(A)を入れ、2合炊きの水加減に合うように水を加えます。
D 炊き上がったら混ぜ合わせ、蒸らしてできあがりです。お好みで万能ネギや刻んだ大葉を添えてください。
秋はきのこ、冬は牡蠣、春はたけのこ。そしてやっぱり夏の炊き込みご飯は、タコ飯で決まりです。ぜひ、皆さんも今年の夏、チャレンジしてみてください。
(事務局長 小林誠)
山視協だより 令和6年6月号
発行人 一般社団法人山梨県視覚障がい者福祉協会
〒400−0005 山梨県甲府市北新1−2−12
山梨県福祉プラザ1階
発行責任者 会長 埜村 和美
編集責任者 事務局長 小林 誠
電話 055−252−0100
FAX 055−251−3344
http://yamashikyo.sakura.ne.jp
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