第137号 令和7年5月15日発行
一般社団法人山梨県視覚障がい者福祉協会会報
巻頭言 | |
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令和7年度定期総会を終えて | ・・・・・2 |
行事報告 | |
第1回役員会報告 | ・・・・・4 |
今後の予定 | |
第1回環境調査について | ・・・・・6 |
体育文化部研修旅行について | ・・・・・7 |
ビジョンサロン開催のお知らせ | ・・・・・8 |
支部だより | |
甲府支部 | ・・・・・8 |
事務局よりお知らせ | |
読者と青い鳥奉仕団員との交流会について(お知らせ) | ・・・・・10 |
事務局メールアドレス変更について | ・・・・・10 |
募金額のお知らせ | ・・・・・10 |
青い鳥はがき無償配布について | ・・・・・11 |
編集後記 | ・・・・・11 |
「山視協だより」は赤い羽根共同募金の配分金により作成されています。
会長 小林誠
この度行われました令和7年度の定期総会において、会長に就任いたしました小林誠です。微力な私ではございますが、皆様のお力をお借りしてこれからの2年間、会長職を精一杯務めさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
今年度の定期総会は、4月20日午前10時より、甲府市丸の内の県地域づくり交流センター大会議室において開催されました。
はじめに長谷部賞の受賞者が紹介され、今年度は、小澤良子(ながこ)様が長年の功績を評価され受賞されることとなりました。おめでとうございます。
続いて、来賓の皆様からは、創立70周年のお祝いのことばと本会の更なる発展を望む励ましのあいさつをいただきました。
続いて、執行部より定数の確認が発表され、総会が成立することが告げられ、議事に入りました。
担当者の皆様どうぞよろしくお願いいたします。
事務局長 小笠原恭子
4月27日(日)15時30分よりzoomにて第1回役員会を行いました。
今年度より新たに2名の理事を迎え、理事15名(うち支部長兼務4名)、支部長6名、監事2名、合計23名が役員会のメンバーです。
小林誠新会長より今年度は本会創立70周年記念事業もあり、報連相を心がけて皆で協力して事業を進めていきたいとのあいさつの後、議事に入りました。
まず、体育文化部、福祉部、就労生活部の各部長から今年度の部員と事業計画について発表がありました。各部員については6月号で、事業の内容についてはその都度お知らせいたします。
次に、外部団体の代表者が以下の通り発表されました。
続いて原稿担当の確認を行いました。「山視協だより」の原稿は各部の部長と支部長、各クラブの部長が担当し、山梨ライトハウス「うるおい」の原稿は理事が輪番で担当しています。
続いて、ホームページリニューアルについて、夏までにどのようなものにするかまとめて、見積もりまで取るスケジュールで進めることが確認されました。
次に新規事業の進め方についての議題では、
書き損じはがきについて、現在集まったものを作業所に仕分けを依頼しているところであるとの報告がありました。
同行援護事業については、現状、会員がどの程度利用しているのか、どの程度必要としているのかを把握する必要があるので、支部長を中心に調査をしていくこととなりました。
また、寄付のお願い、啓発事業、意見の募集など随時進めていくことが確認されました。
その他、創立70周年記念事業の準備状況についての報告、会計より会費納入のお願いなどがありました。
最後に、今回総会の資料の到着が遅れたことについて質問があり、新年度、事務局の混乱により資料発送が遅れたことが説明され、謝罪がありました。会員の皆様のご出席や委任手続きなど迅速なご協力により、無事総会の定数を満たすことができました。ありがとうございました。
福祉部部長 角田政樹
皆さん、こんにちは。福祉部です。4月号でお知らせした第1回環境調査ですが、今回は会員様より要望された、4月19日にオープンした甲府市にある花小路を調査いたします。花小路周辺及び敷地内の点字ブロックの敷設状況等の交通バリアについて調査した後、敷地内にある桔梗茶屋にて昼食を取りがてら、合理的配慮の状況など、生活バリアについても調査したいと思います。会員の皆様の中で、この調査に参加してみたいと思われる方は、ぜひ、角田までご連絡ください。
※勤務中は電話に出られないため折り返し連絡いたします。
部長 角田貴弘
6月8日(日)の研修旅行に申し込みいただきありがとうございます。各支部長様、参加の受付ご協力ありがとうございました。
理事 吉村圭子
4月に引き続き、2回目のビジョンサロンを開催します。ざっくばらんに話をしにきませんか?
参加無料、予約不要、出入り自由! お気軽にご参加ください。
今後も定期的に(偶数月の第2土曜日午後)開催を予定しています。次回は8月9日の予定です。
支部長 酒井弘充
長い間、甲府支部を支え導いていただいた廣瀬清敏さんに代わり、4月より支部長となりました酒井弘充です。よろしくお願いします。
昨年度までの甲府支部としての活動で特筆すべき点は重度心身障害者タクシー利用料金助成制度が大きく変更となった点です。今までは制度の名称にある通り重度障がい者が対象であり、視覚障がい者の場合には1・2級が対象となっていました。これが長年の要望活動により視覚障がい者だけに対象が3〜6級へと拡大されました。この制度では一枚740円の利用券が年間24枚交付されます。また、年度中に使い切った場合、申請により10月以降に12枚追加交付され、年間で最大36枚交付されます。
これらの要望活動を行う中でしばしば耳にしたことは、様々な福祉制度は障害等級により区別されており、多くのサービスは重度障がい者に限り提供されるものだという点です。確かにこのタクシー利用料金補助にしても日常生活用具にしても医療費助成制度にしても障害者手帳等級により受けられる範囲が決められています。これを視覚障がい者という特定の障害種別だけに限り障害等級に関係なく対象を拡大することは、行政からするとかなり異例なことなのだそうです。
しかし、私たち視覚障がい者は等級に関係なく車の運転はできません。県内の他の地域に比べればバスの路線や本数は多いですが、甲府市内においても路線バスのみで移動することは甚だ困難であり、タクシーを利用しなければならない状況にあることを粘り強く訴えてきました。この活動が市議会でも取り上げられ今回の制度変更へとつながりました。
今後は、さらなる福祉サービスの拡充を訴えるとともに、社会人学級やレクリエーション活動など、役員と協力して支部の活動を盛り上げ、会員数増へとつなげていきたいと思います。
今年度も「読者と青い鳥奉仕団員との交流会」を次の通り開催することとなりました。奉仕団員と読者の皆さんの語らいや出し物を予定しています。プレゼントの用意もございます。多くの皆様のご参加をお待ちしております。
事務局のメールアドレスは
kobayashi@sanshoukyou.net
から今年度より
jimukyoku@yamashikyo.sakura.ne.jp
に変更になりました。今後事務局へのメールはこちらにお願いいたします。
総会で決議された寄付活動の強化の一助として、早速4月20日の総会及び午後の講演会で募金箱を設置しました。
今回募金箱に集まった金額は12,255円でした。皆様のご協力、ありがとうございました。
今年度も重度の身体障害者(身体障害者手帳1・2級)を対象に青い鳥郵便はがき(20枚)の無償配布が行われています。ご利用ください。
山視協の副会長とか事務局長とか、はるか遠い存在だと思っていた私が、なぜか「山視協だより」の編集責任者になってしまっています。創立50周年事業の後に入会し、60周年式典の時は理事で、講演会の司会をした記憶があります。70周年の時には事務局長とは、想像もしていなかった展開に混乱しています。
毎月発行するこの「山視協だより」のことで、1か月の時間の流れをさらに早く感じることになりそうです。時の流れに惑わされることなく、取り残されないように、アンテナを高く張って情報共有していきたいと思います。会員の皆様からも意見や情報、お気軽にお寄せください。
(事務局長 小笠原恭子)
山視協だより 令和7年5月号
発行人 一般社団法人山梨県視覚障がい者福祉協会
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山梨県福祉プラザ1階
発行責任者 会長 小林 誠
編集責任者 事務局長 小笠原恭子
電話 055−252−0100
FAX 055−251−3344
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