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一般社団法人 山梨県視覚障がい者福祉協会のページへようこそ。
本会は、より良い生活環境の向上、地域社会参加への促進を目指し、学び、楽しみ、ふれあうことの喜びを大切
に、様々な事業、研修会活動を行なっています。
お知らせ
令和7年3月14日 「山視協だより」令和7年3月号を掲載しました。
4月20日(日)定期総会を開催します。
ビジョンサロン開催のお知らせ
ビジョンサロンは「見えない」「見えにくい」といった視力に支障があって、不自由さや困難さを感じている人を対象に
情報交換や交流を目的としたサークルです。
運営は視覚障害当事者です。当事者同士だからこそ共有できることがあるのではないかという思いで立ち上げました。
ざっくばらんに話をしにきませんか?
参加無料、予約不要、出入りは自由なので、気軽にご参加ください。
- 日時:4月12日土曜日午後1時から4時
場所:山梨県立図書館交流ルーム201
参加費:無料、予約不要
主催:視覚障害当事者
今後も隔月(偶数月の第2土曜日午後)で開催を予定しています。
県立中央病院の北側の歩道の改修工事について(お知らせ)
工事期間が2月6日から3週間程度という急なことです。
現場はケヤキ通り西側を右折し、音響式信号機がある交差点から、
荒川の東側道路と交差する交差点の信号機までが工事区間となっています。
工事は夜間に行われるということで、日中、歩道を歩くことはできますが、アスファルトを全て取り除くということなので、
車道と歩道の境、歩道と病院敷地内との境。
また、歩道上も工事区間との境に、少なくとも5センチ程度の段差が出てしまうので、この歩道を利用する際は注意してくださいと言うことです。
特に注意していただきたい箇所は、病院入り口の東から約10メートル位に、北側に渡る横断歩道があるのですが、
段差がさらに大きくなる可能性があるので、特に注意してください。
社会福祉法人日本視覚障害者団体連合
弱視部会 第6回オンライン意見交換会より
- テーマ「弱視者(ロービジョン)と歩行」
【資料】
資料1 委員からの意見「歩行における困り事、工夫」
資料2 委員からの意見「安全に歩くために必要なこと」
資料3 参考資料 第5回オンライン意見交換会で議論したテーマに関する意見
※資料について
- 上記資料は令和5年2月に開催した第5回オンライン意見交換会で配布した資料より意見提出者名を削除し、再編集を行ったものになる。
また、視覚障害者誘導用ブロックは「点字ブロック」、車道外側線は「白線」と文言の統一を行っている。
- 資料1 委員からの意見「歩行における困り事、工夫」
1.周りの人が関わる困り事
(1)自転車
- 歩道で自転車に接触したり、自転車のタイヤの前輪後輪が私の片足を通過したことがある。自転車には非常に怖い思いをしている。
自転車が近づいてくることが分かりにくいので困ることがある。また、自転車が歩道をすごい勢いで走ってくる人、急に後ろから激しくベルを鳴らす人等、マナーの悪い人が多いのにも困っている。
通勤時間帯等は、歩道を自転車が猛スピードで疾走していて、非常に危ない。歩道を走る自転車は、視覚障害者にとって恐怖でしかない。また、自転車横断帯が利用されていなかったり、横断帯がない横断歩道も多く、街の中では人と自転車が交錯する危険な場所が多い。人と自転車が通行する所を分けるべきだと思う。
私がよく利用する歩道では、自転車が私の横をかすめるように走りすぎていくことが多く、常にヒヤッとしている。歩行者が歩く所には、自転車専用道路を多く設置してほしい。
自転車も怖いが、最近ではキックボードも猛スピードで目の前を通り過ぎていく。キックボード等も視覚障害者にとっては怖い存在だ。
- (2)目の前を人が横切る
- 白杖を利用して歩いている時、自分の目の前を平気で横切る人がいることに困っている。視力が低下し、視野も狭い弱視者(ロービジョン)にとっては、突然、目の前に人影が出現することは非常に怖いことだ。特に大きな駅の構内では、構内アナウンスや周囲の多くの人の足音や話し声等があり、自分に接近してくる人の存在に気付かないことがよくあるので、こういったケースに遭遇する。
- (3)周りの人とぶつかる
- 白杖を持って歩いていても、白杖を持っていることに気付いてもらえないことがある。また、白杖を持っている者は視覚に障害があることを知らない人がいたりする。そのため、白杖を持っていても人とぶつかってしまうことがある。
- (4)周囲からの理解
- 世間では「白杖=全盲」と思われ、弱視者(ロービジョン)が白杖を持っていることに理解を得られず、肩身が狭くなることがある。例えば、施設内での案内や歩行支援をお願いしたり、ガイドヘルパーの付き添い許可を求めても、「見えてるのに何故?」と拒否されることがある。
- 2.建物内での困り事
(1)階段の段鼻
- 階段の段鼻が見えにくい階段が多かったり、警告ブロックが敷設されていない階段が多く、階段の移動には怖さを感じている。
私は少し見えるので目視で移動している。そのため、階段の段鼻が黄色いのは助かっている。ただ、階段を降りる時は怖さも感じている。それは、多くの階段は段鼻が黄色になっていないので、どこに階段の段差があるのかが分からないことが多いからだ。白杖を使ったら安全に階段の上り下りができると聞いているが、私自身、白杖の使い方がそこまで上手くないので、白杖を上手く使う方法を覚えないといけないなと思っている。
複数の鉄道会社の電車が入る駅だと、管理する鉄道会社が異なるためなのか、段鼻の色やその他バリアフリーの内容が異なることがある。地元の駅だと、私鉄の階段には段鼻に色が付いてなく、JRの階段には段鼻に色が付いている。
- (2)階段の手すり
- 階段の手すりが途中で短く切れている所があり、これに気付かなかったために怖い思いをしたことがある。手すりと階段の長さは合わせてほしい。
駅の階段は慎重に移動しているので、安全を優先して手すりを使って移動している。ただ、駅では高齢者が手すりを使って階段を移動することがあるので、階段の途中でこういった高齢者とぶつかりそうになったことがある。高齢者も、必死の思いで階段を上り下りしているので、なるべく自分から避けるようにしている。その際、階段の段鼻が黄色だと、階段の位置が見やすいので安全に避けることができる。
- (3)案内表示
- 地下鉄の広い通路やトイレの床・壁・柱は白っぽい色のものが多いので、それらが見えにくい。一部の駅では、丸い柱の目の高さのあたりに濃い色で帯状に濃い太いラインが巻いてあり、柱がとても見やすかった。
行先案内表示の掲示位置が高いこと、節電のためかバックライトが点灯していないもの等、弱視者(ロービジョン)にとって見えにくい案内表示が多い。また、表示文字がオレンジやグリーン、赤で表示されているものは見えにくいものが多い。
最近の案内表示は多言語で表示されている。このことは必要だと思うが、小さな掲示板に全ての言語を表示すると、相対的に文字が小さくなり、弱視者(ロービジョン)にとっては読みづらい案内表示になってしまう。
- (4)照明
- 屋内の照明がLEDのものが増えているためなのか、照明の光と光の狭間が暗くなっている。特に、この暗いエリアに階段がある場合が多いので、階段を降りるのが怖い時がある。
- (5)壁、障害物
- 建物内の壁と床が同じ色の所は、壁と床の違いが分からないので歩きにくい。
通勤ルートで歩く地下街はガラスの扉が多く、これが開いている位置が時間帯や日によって異なっている。ガラスの扉は開いているかどうかが分かりにくいので、大変困っている。
建物内の廊下では、よく廊下の端に物が置いてあることがあるので、真ん中を歩くようにしている。真ん中にいるかどうかは、天井の蛍光灯や電灯の光の並び具合で自分の位置を確かめている。なお、前から人が来たり、追い越されることを考えて、人の気配を感じたら、左右のどちらかに自分の位置を移動することが多い。なお、廊下の端に何も物が置いてないことが確認できた場所は、基本右側の壁に沿って歩くことが多い。また、廊下が左側通行であることに気付いた場合は、左側を移動するようにしている。
- 3.歩くことの工夫
(1)上手く歩くための工夫
- 人の流れを利用して歩くことがある。前の人に白杖が当たらないように注意しながら後ろを歩くことで、障害物にぶつからずに移動することができる。
駅の階段や目的とする改札の名前等を事前に調べて出かけることが多い。
- (2)白杖を利用する
- 階段は目を頼らず白杖の感覚で集中して歩くようにしている。なお、階段で手すりが綺麗な所では、手すりも利用している。
地下街等でガラス扉があると分かっている所では、白杖を少し前に出して確認しながら慎重に歩いている。
夜は歩道と車道の境目を見失わないように、また目に頼りすぎて明かりに惑わされないようにするため、白杖を利用し、白杖の先の感覚に意識を向けながら歩いている。
- (3)案内表示等を見やすくする
- 案内表示等は、スマホアプリの「Seeing AI」や「拡大鏡」を利用して確認することがある。
表示物や暗い場所は、いったん立ち止まってスマホで写真を撮影し、ピンチアウトして確認している。
- (4)アプリ等を利用する
- 信号の色をスマホのアプリで確認したいと思っているが、まだ実行できていない。
私はまだ地図アプリを上手に使いこなせていない。実際に利用して画面を見ても、実際の外出先ではよく分からないことが理由になる。
歩行者信号認識アプリ「OKO」はとても便利に使用している。こういったアプリは、スマホより腕時計等のウェアラブルな端末で使えたら、外出時には使いやすいと思っている。
アプリ関連だと、「アイコサポート」のような人からのサポートがある仕組みの方が便利ではないかと思っている。しかし、「アイコサポート」は月額の利用料が高いので、なかなか利用に踏み切れない側面がある。
- (5)周りからの声かけ
- 私の住む県内では、無人駅でない限り、白杖を利用して駅構内を歩き、ホームで一人で立っていると、駅員さんから「お手伝いは要りませんか?」と声をかけてくれる。こういった対応があると安心して鉄道を利用できる。
- 4.その他
(1)自転車を利用する
- 自転車に乗ることは大好きで、40歳過ぎまでは自転車を利用していた。視力がかなり低下した今現在は利用していない。
- (2)同行援護
- 病院によっては、待合場所で「ガイドヘルパーが座る場所が無い」との理由で、ガイドヘルパーの同行による移動を拒む施設がある。
- (3)降雪地帯
- 雪が降った時や雪が降った後、視覚障害者はどのように歩いているのかを知りたい。
- 資料2 委員からの意見「安全に歩くために必要なこと」
1.ハード面の改善
(1)点字ブロック
- 弱視者(ロービジョン)にとっては、点字ブロックが歩行するための重要な目印になっている。そのため、点字ブロックは目立つ黄色に統一してほしい。
点字ブロックの上に人や物があると、視覚障害者の歩行の妨げになる。これには困っているので、点字ブロックの上にとにかく人や物を置かないでほしい。現実的には難しいかもしれないが、点字ブロックに重量センサー等をつけて、ブロックの上に3分以上立ち止まっている人を検知したら警報音を鳴らす位のことが必要ではないか。
- (2)信号
- 信号機の背後にボードを取り付けて、周囲の光や色の影響を受けないようにして、弱視者(ロービジョン)にとって視認性が上がるようにしてほしい。特に背景が空だったり、白っぽい壁面の場合、光を遮断することで信号機の光が目に届きやすくなると思う。
朝晩の太陽光線が正面から信号機に当たることを防ぐため、ひさしのようなものを必要に応じて設置する必要がある。
- (3)道路
- 道路にはハッキリした白線を敷設してほしい。また、白線は摩耗することが多いことから、定期的な補修メンテナンスを行う必要がある。
道路で突起物等がある所、段差のある所には、注意喚起として黄色等の色を塗ってほしい。
マンホールが空いていることを、弱視者(ロービジョン)が気付くことは難しい。そのため、作業員や警備員が不在の場合は、マンホールが空いていることを知らせる点滅ランプや警告音を設置してほしい。
道路や歩道では、人と自転車を分けるようにしてほしい。また、横断歩道には自転車横断帯を必ず付けてほしい。
- (4)踏切
- 踏切は歩行者専用の歩道を設置する等、視覚障害者が安全に横断できるようにしてほしい。
- (5)階段
- 階段の段鼻は、コントラスト比の大きな色、特に黄色を基本にし、周囲の照明との関係も大事にしながら敷設してほしい。
階段には手すりが必須で、手すりが途切れることのないようにしてほしい。
- (6)案内表示
- 進行方向を示す案内等は、目の高さにも設置してほしい。
文字の表示は黒背景に白を基本にしてほしい。また、バックライトがあるものは、なるべく点灯してほしい。
- (7)屋内の構造
- 建物内の壁と床が同じ色だと見づらいので、壁と床の間に、例えば違う色の巾木を設置する、角を別の色にする等の工夫をしてほしい。
廊下等を真っ直ぐ進めるようにするため、床に白線のような目印を敷設してほしい。また、天井の蛍光灯を活用し、直進方向を誘導するようにもしてほしい。
- (8)バリアフリーチェック
- ここ最近、公共施設を新たに作る時は、地域の障害者を呼んでバリアフリーチェックを行うことがある。その際は、資料に掲載した写真データではなく、なるべく現地で使用状態に近い環境で確認させてほしい。例えば、最近の写真は暗い場所もきれいに撮影できるので、写真上の見た目は明るく映っていても、実際は暗いことがある。
- 2.ソフト面の改善
(1)啓発活動、人権教育
- 世間では点字ブロックの意味や必要性をしっかりと理解している人は少ない。また、危ない自転車の運転とか、建物の廊下の端に荷物を置くこと等は、人々の意識を変えれば改善できることかもしれない。こういった視覚障害者にとっての困り事を、社会にどう伝えていくかは悩ましい課題だが、視覚障害者から積極的に啓発活動を行う必要があるのではないか。
自転車を利用する人に、道路交通法の教育を徹底してほしい。また、朝晩の通勤時間帯は、多くの人が行き交うので、白杖を持っていてもぶつかることがあり、こういったことをなくすための教育が必要だと思う。特に、中学生や高校生等の子供や若い人への教育を浸透させてほしい。福祉教育と組み合わせて実施するのがよいのではないか。
- 3.アプリや機器等の活用
(1)アプリ
- 交差点等の横断歩道の横断は、その時の信号の色が分からないので困る事が多い。そのため、信号の色等を教えてくれるアプリで、誰にとっても使いやすいものを開発してほしい。信号の色等を教えてくれるアプリで簡単に使えるものがあれば、今すぐにでも使ってみたい。
- (2)危険を察知する機器
- 高校生が考えたスマート盲導杖「みちしる兵衛」というものがある。AIを搭載した白杖で、歩行中に線路や横断歩道、車といった危険を検出・通知し、視覚障害者の歩行を支援するものになる。こういった新技術を活用した白杖を利用するのも安全対策になるのではないか。
次世代移動支援技術開発コンソーシアムが、視覚障害者が自立して街を移動し、日常の活動をスムーズに行うためのナビゲーションロボット「AIスーツケース」の開発を進めている。こういったものを視覚障害者の歩行に活用するのはどうか。
- (3)その他
- 様々な歩行者支援の技術が開発されているが、これらはナビの精度、機器のサイズ、機器の見た目が重要だと思う。実際に利用する視覚障害者の意見を踏まえながら、開発を進めてほしい。
- 4.歩行訓練
- 弱視者(ロービジョン)への歩行訓練では、残存視力を活用した歩行、新しい道を覚えるためのランドマークの見つけ方、夜間の歩行等を訓練してもらえると嬉しい。目と白杖の感覚の両方を活用するのは結構難しく、状況によって使い分けも必要かと思っている。
歩きながらの地図アプリの使い方も訓練してもらえると嬉しい。
- 資料3 参考資料 第5回オンライン意見交換会で議論したテーマに関する意見
1.道路全般の困り事
(1)点字ブロック
- 歩く時間帯によっては日差しが眩しい時があるので、点字ブロックに沿って歩いていても、点字ブロックと道路の色のコントラストがない場合は、点字ブロックがどこにあるのか分からない時がある。道路と点字ブロックのコントラストは、はっきりとしてほしい。
最近は景観を損ねるとのことで、点字ブロックが目立たない色になっていることがある。これでは点字ブロックが弱視者(ロービジョン)にとっての目印にならないので困ってしまう。
点字ブロックの上に自転車等が駐輪してあり、視覚障害者の通行の妨げになっている。
道路に隣接するバスの停留所付近では、バスを待つ人の待機列が近くの点字ブロックまで伸び、視覚障害者の通行の妨げになっている。私の住む地域では、このことの改善を求めた結果、バス停付近の路面に白色の足形や矢印等を表示する等の改善を行ってくれた。
- (2)信号、横断歩道
- 横断歩道を渡るとき、そこに信号があるかどうか、あったとしても信号の色がどうなっているか分からず、困ることがある。
信号の横断は非常に困っている。大きな交差点であれば、普段は一度立ち止まり、自分が進む方向の車が動き出したら、自分も一緒に渡り始めることが多い。ただ、小さな交差点だと、どちらの方向にも車が通らない時があり、信号の色がどうなっているか判断できない時がある。そのため、何度か危険な思いをしたことがある。例えば、「渡っても大丈夫だろう」と思って横断歩道を渡り、渡り終わる寸前で私の後ろを車が通ったことがあった。つまり、私は赤信号なのに横断歩道を渡っていたようだ。一歩間違えたら取り返しのつかないことになるので、横断歩道を渡ることは命懸けだ。
信号のない横断歩道をどうしたら安全に渡れるか、いつも考えている。皆さんがどのように渡っているか、どうしたら安全に渡ることができるかを教えてほしい。
- (3)白線
- 道路脇に引かれている白線は、私にとっては非常に助かる存在になっている。白線の上は平らで穴等の危険なものがないので、白線を見ながらであれば、道路を一人で安全に歩ける。ただ、道路標識や電信柱が白線の上にあるので、それらに接触しそうになることがある。また、道路の白線は摩耗が激しいので、白線が薄くなっていることが多く、白線が見づらい所がある。
- (4)街灯、照明
- LEDの街灯は照射範囲が狭く、街灯と街灯の間でとても暗いエリアができてしまい、困っている。
夜間だとマンションの植え込み等に足元を照らす照明が点灯していることが多い。ただこの照明に惑わされてしまい、かえってコースアウトしてしまうことがある。
- (5)側溝、歩道と車道の境目
- 道路を歩いていると、側溝に気付かずに落ちそうになることが時々ある。
夜間だと、歩道と車道の境目がわかりにくい時がある。
最近、駅までの歩道の無い道で舗装工事が行われたことにより、これまで白杖で探り、頼りにしていた路側の溝蓋と道路面にあった僅かな段差がなくなった。そのため、一人では歩けなくなってしまい、家族とその道を安全に歩くための歩行訓練を行った。こういった段差をなくすことは、べビーカーやキャリーバッグ、自転車や車椅子等を使う人にとってはよいことだけど、視覚障害者には困ることになる。いわゆる「バリアフリー・コンフリクト」の一例だと思う。
- (6)突起物、マンホール等
- 植木の根で道路が盛り上がっている場所、道路のマンホール等に躓き、転倒したことがある。
学生時代、工事中のマンホールに落ちたことがある。作業員も警備員もいなくて、周りの人が助けてくれた。
水道工事でマンホールが空いていたようで、空いていることに気付かなかったために、マンホールの穴に胸の高さまで落下し負傷したことがある。注意を知らせる点滅ランプ等が必要ではないか。
- (7)道路上に設置されている物(のぼり、看板等)
- 歩道上に置いてあるお店ののぼりに困っている。のぼり自体にも困るが、のぼりの土台にも困っている。例えば、お店が閉店している時は旗だけを撤去して、土台のブロックだけ残っていることがあり、この土台は気付きづらいので、私はよくぶつかってしまう。先日も転んで怪我をした。
- (8)踏切
- 踏切で白杖が線路の間から抜けなくなり、遮断機も降りて「あわや」の状況を経験したことがある。
甲府市内の道路工事に関するお知らせが入っています。詳細は山視協だよりをどうぞ。
甲府駅南口バス乗り場からの行き先は次の通りです。
- @番のりば
- 【03・04】竜王駅経由敷島営業所
【30】貢川団地
【34・39】御勅使
【35】大草経由韮崎駅
【42】西野経由小笠原下仲町
【43】十五所経由フォレストモール富士川
【47】西野経由鰍沢営業所
【44】十五所経由鰍沢営業所
【46】十五所経由小笠原車庫
【49】十五所経由小笠原下仲町
【53】南湖経由鰍沢営業所
- A番のりば
- 【快速】イオンモール甲府昭和
甲府駅終点バス等の降車場
- B番のりば
- 【56】千秋橋経由山梨大学付属病院
【57】後屋経由山梨大学付属病院
【58】昭和バイパス経由山梨大学付属病院
【63】甲斐清和高校
【70】伊勢町経由小瀬スポーツ公園
【75】中道橋経由豊富
【76】中道橋経由御所循環
【01・02・16・27・64】伊勢町営業所
- C番のりば
- 【70】飯田経由敷島団地
【42・53・75】中央病院
【26】中央病院・羽黒経由山宮循環
【34・56】中央病院経由敷島営業所
【78】中央病院経由双葉ニュータウン
【25】長塚経由双葉ニュータウン
【83】長塚
【57・76・90・98】長塚経由敷島営業所
【01】羽黒経由山宮循環
【02】千塚経由山宮循環
【03】昇仙峡口
【04】グリーンライン経由昇仙峡滝上
【08】敷島経由韮崎駅
【58】一高経由敷島団地
【06】一高経由敷島営業所
- D番のりば
- 【90】石和経由御所循環
【91】山梨英和大学
【98】山梨英和大学経由石和温泉駅
【冨士急行バス】下黒駒
【冨士急行バス】富士山駅
【冨士急行バス】新倉T・N経由富士山駅
【冨士急行バス】富士急上阿原車庫
【83】富士見経由奈良原
【17】城東経由伊勢町営業所
- E番のりば(高速バス)
- 石和経由新宿
(特急)石和経由新宿
甲府南経由新宿
横浜駅東口
羽田空港
成田空港
静岡駅
名古屋駅(名古屋ライナー甲府号)
京都経由大阪(クリスタルライナー)
甲府駅北口バス乗り場からの行き先は次の通りです。
- @番のりば
- 【14】HANAZONOホスピタル
【15】上帯那
【16・17】塚原
- A番のりば
- 【10・11】武田神社
【12】積翠寺
【富士急バス】愛宕経由富士山駅
県立科学館(土曜・休日・夏休み期間運行)
- B番のりば
- 【10・12】南甲府経由伊勢町営業所
【14・15】伊勢町営業所
【16】甲府駅南口経由伊勢町営業所
【17】甲府駅南口・城東経由伊勢町営業所