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過去の情報はこちらから

山梨県視覚障害者福祉協会 情報



平成21年11月13日発行
山梨県甲府市北新1-2-12
TEL 055-252-0100
FAX 055-251-3344
JBニュース音声ナビゲーション TEL 055-255-6162
http://yamashikyo.sakura.ne.jp
発行責任者  長澤  誠 編集責任者  堀口 俊二

関ブロ山梨大会参加のお願い


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 来年3月7日と8日の両日ベルクラシック甲府を会場に関ブロ山梨大会が開催されます。昨今は百年に一度とも言われる不況が続いていることもあり、例年に比べ県外からの参加者も少ないようです。そこで、この大会を成功させるために是非とも皆さんの大会参加をお願いします。
それでは、参加の募集方法について説明します。

1 後日、郵送にて大会案内と参加登録はがきが送られてきます。
2 参加希望者は同封のはがきをポストに入れてください
3 12月上旬、参加希望者に電話連絡します。
4 その際、次のことをお尋ねします。
・参加期日 ・付添の有無 ・参加を希望する分科会
・懇親会参加の有無(付添も含め)
さて、自分がどの分科会に参加するか迷っている方は次の点を参考にして下さい。
毎年関東ブロック各団体を回って開催されている協議大会では、「福祉文教」、「職業経済」、「青年」、「女性」の4分科会に分かれて討議が行なわれます。今回本県で開催される第44回大会も同様です。しかし、討議する内容や討議する形式については時代時代によって変化しています。

先ず、福祉文教部会では、移動、コミュニケーション等視覚障害者の日常的に生じる様々な課題について解決方法を討議します。今年は特に政権交代が行なわれましたので私達に対する福祉サービスがどの様になって行くのか注目しながら望みたいと思います。
職業経済分科会では、視覚障害者の職業的自立について、最も適職であり伝統的に私達が行なって来た、あはき業の擁護と拡大について、また新しい職業の開発等を討議します。特に今回注目したいのは、近年本会から提出し議論となっており感心の深まっている「視覚障害者の就労支援センター建設」について各団体がどの様に取り組んでいるかを見て行きたいと思います。
次に青年分科会では、今年は提出議題について討議するのではなく、2011年に完全実施となる「地上デジタル放送」について学ぶとともに視覚障害者の立場から課題について考えて行く事になっています。
最後に女性分科会では、この数年女性部の関ブロ委員会において関ブロ協議大会で討議するテーマを決めて大会に臨む事になっていますが今回は、「郵便物の処理について どうしていますか? 郵便物を出す時届いた時」について討議する事になっています。本会女性部ではこのテーマについて先月25日に意見発表等が行なわれましたが関ブロ加盟各団体からの参加者はどの様に取り組んでいるか注目して行きたいと思います。
以上、関ブロ大会の分科会内容について簡単に紹介して見ました。あなたもこの機会にお望みの分科会に是非参加して下さい。収穫は多い事と思います。

(山梨大会実行委員会総務)

盲人ホーム「あさひ園」の見学を終えて


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 時折小雨が降る10月5日、周囲を葱の畑に取り囲まれた静かで落ち着いた環境の中にその施設はありました。あさひ園の所在地は埼玉県深谷市人見です。
経営主体は「社会福祉法人日本失明者協会」で、理事長であられる茂木 幹央氏が施設長として実際の経営に当たっています。開園は平成18年4月で、本年6月より障害者自立支援法に基づく就労支援B型として新たな一歩を踏み出しています。茂木先生はこの施設の他にも養護盲老人ホームひとみ園も経営されています。
 あさひ園全体としては、施術室・多目的室・相談室・洗面所・訓練作業室・静養室を備え、スタッフは視覚障害者あはき師6名と管理者1名・職業指導員1名・生活支援員2名の体制でした。施術室にはベッド3台、ウォーターベッド1台(水流噴射がとても気持ちよかった)があり、料金はマッサージ一人2,000円、マッサージ・鍼など併用料金が2,600円と低料金でした。
 患者数は、開園の年は1,700人くらいでしたが、翌平成19年度には3,000人を超し、20年度には4,000人を大きく超え順調な伸びを見せているそうです。施術料金の8割は施術者に支給されるとのことでした。
 宿舎としては、同じ敷地内に身体障害者福祉ホームむさし静光園があり、ワンルームマンション形式で設備も完備し、食事についても朝・昼・晩と、一定の料金で安心して暮らしてゆける環境が整っていました。
 この日、3人の副会長さんはじめ会員・ボランティア含めて16名が参加し、有意義な研修を無事に終わらせ帰ってきました。今回の見学の成果をきちんと整理し、山梨県にも、安心して働き技術を磨き、多くの視覚障害者がスキルアップしてゆける視覚障害者就労支援センターを築き上げていきたいと思います。当日協力して下さったガイドヘルパーの皆さん、会員の皆さん、有難うございました。

職業部長 広瀬 清敏

職業部研修会開催のお知らせ


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 職業部では、一昨年度より視覚障害者の就労の拡大を目指した「視覚障害者就労支援センター」設立構想を打ち出し、その実現に向け検討を重ねています。この構想を日盲連関東ブロック大会で提案し、高い関心と反響をよんでいることは周知のことかと思います。しかし、構想の具体化となると、制度面や経営面での基礎知識を勉強するとともに、山梨県でこれを実現していく上での具体的な手順や課題などを明らかにしていかなければなりません。
 そこで、今年度も昨年度に引き続き、視覚障害者の就労支援をテーマに、東京光の家より加藤 保武先生をお招きし下記のような研修会を開催することとしました。豊富な実践経験に立った示唆に富んだお話が聞けるものと確信しております。暮の気ぜわしい折ですが、大勢の会員に参加していただき実のある研修会になればと願っています。御協力のほどよろしくお願いします。

日時:平成21年12月13日(日)、午後1時〜3時
場所:山梨県ボランティアNPOセンターホール
講師:社会福祉法人「東京光の家」評議員加藤 保武先生
テーマ:「視覚障害者の就労支援の現状と今後の課題」

職業部長 広瀬 清敏

平成21年度第3回役員会開催について


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 標記の役員会を下記の通り開催したいと思います。何かとお忙しいこととは存じますが、万障お繰り合わせの上ご出席のほどよろしくお願い致します。なお、やむを得ず欠席の場合は委任も含めその旨事務局までご連絡下さい。

日時:12月13日(日) 午前10時〜12時
場所:県ボランティアNPOセンター4階視聴覚室
議題:@経過報告
A今後年度末に向けての行事予定
Bその他

なお、各支部長さんにおかれましては印鑑を忘れずご持参下さい。ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

第63回全国盲人福祉大会(秋田大会)開催のお知らせ


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 標記大会が次のとおり開催されます。詳しいことはわかり次第、お知らせ致します。

会期 平成22年5月19日(水)から21日(金)
会場 秋田ビューホテル・秋田県民会館

全国盲女性研修大会 講談研修会を聞いて


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 9月に開催された第55回全国盲女性研修大会2日目の研修会第1部は、女流講談師 一龍斉春水(はるみ)氏による、『ある童謡詩人の生涯』新作講談「金子みすず」でした。
春水先生は声優としてのキャリアを積まれた方で、明瞭かつ美しい声で、感動と涙のみすずの人生を語ってくださいました。
 みすずは山口県仙崎の生まれで本名をテルといい、幼いころから詩を作ることが大好きな少女で、その才能は尊敬する童謡詩人 西条八十(やそ)に、若き童謡詩人の巨星と絶賛されるほどでした。
みすずというペンネームはみすず竹に由来し、その竹はおもにすだれの材料として用いられます。すだれは強い日差しや風を受け止め、人々に優しさを届けてくれるとみすずは言い、そんな詩人になりたいと願っていました。
その詩には命あるものへの愛情や弱いものへの思いやり、宇宙までをも含めた自然界の営みへの憧れなど、みずみずしい感性にあふれています。また、仙崎が捕鯨を業とする地域であり、捉えた鯨をねんごろに弔う鯨法会(くじらほうえ)をするなど、おとなたちの生き物との向きあい方は、彼女の幼心に大きな影響を与えたようでした。
講談のクライマックスは、下関駅での西条八十との最初で最後の、たった5分間の会話でした。師と仰ぐ八十との、そこだけスポットライトがあたったような感動に、私の胸も高鳴りました。
女性が自身の人生を選べなかった大正時代、愛のない結婚生活の中で心癒されるのは作詞と愛娘でしたが、それも奪われてしまった彼女は生きる希望を失い、自らの命を絶ったのでした。命の輝きを歌い続けた彼女の、あまりにも悲しい最後でした。この研修を機に、26歳の若さで花を散らせたみすずの、詩歌の中にこめられたきらめきを、大切に味わいたいと思いました。春水先生の講談の中に紹介されたみすずの詩の中から、ひとつを記して結びとさせていただきます。

    星とたんぽぽ
 青いお空の底深く 海の小石のそのように 夜がくるまで沈んでる 昼のお星は目に見えぬ 見えぬけれどもあるんだよ 見えぬものでもあるんだよ
 散ってすがれたたんぽぽの 川原の隙(すき)にだあまって 春のくるまで隠れてる強いその根は目に見えぬ みえぬけれどもあるんだよ 見えぬものでもあるんだよ

女性部 埜村 和美

総務省 地デジチューナー支援実施センターからのお知らせ


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 経済的な理由で地上デジタル放送がまだ受信できない方に地上デジタル放送簡易チューナーを無償給付します。このチューナーをつけることで今お持ちのアナログテレビで平成23年7月以降もテレビ放送が視聴できるようになります。

対象
生活保護などの公的扶助を受けている世帯
障害者がいる世帯で、かつ世帯全員が市町村民税非課税の措置を受けている世帯
社会福祉事業施設に入所されていて自らテレビを持ち込んでいる世帯
上記の世帯の中でNHKの受信料が全額免除されている世帯が対象です。
申し込み受付 平成21年10月1日〜12月28日(平成21年度分)
申し込み・お問い合わせ先 総務省地デジチューナー支援実施センター
(ナビダイアル 0570-033840 電話 044-969-5425)
詳しくはパンフレットがありますので事務局までご請求下さい。

 山梨県ボランティアNPOセンターの修繕工事について


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 表記について山梨県ボランティア協会様よりお知らせが届いています。ご注意下さい。

工事期間 平成21年11月4日(水)〜平成22年1月末
工事作業時間 日曜日を除く全ての開館日の午前8時30分から午後5時30分
概要 各階の通路・階段の点字ブロックの取り替え・敷設、各階の身障者用トイレ入れ替え、館内引き戸の取り替え、正面玄関スロープ点字ブロック・手摺り取り付け、非常口段差解消工事など
集中工事期間 平成21年12月8日(火)〜19日(土)は会場のご利用を制限させて頂きます。
お問い合わせ先 山梨県ボランティアNPOセンター内
TEL 055-224-2941(和田様)

支部だより【北杜支部】


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北杜支部  支部長 坂本 正彦

北杜市は、平成18年に北巨摩地区8町村が合併し、誕生しました。
北は八ヶ岳連峰、北東は瑞牆山・金峰山を代表とする秩父山地、東は茅ヶ岳、南西は甲斐駒ケ岳から連なる南アルプスと周囲を山々に囲まれています。 
 また、秩父多摩甲斐国立公園、南アルプス国立公園、八ヶ岳中信高原国定公園、県立南アルプス巨摩自然公園などの自然公園を有し、全国有数の美しい自然環境を有する地域です。北杜市の総面積は、602.89平方キロメートルで、山梨県の総面積の13.5%を占め、合併により山梨県で最も面積の大きな市となりました。
人口は、49,334人です。日本一、晴天率が高い市です。
現在の、支部会員は、7名で、活動しています。旧町村では、小淵沢町、長坂町、大泉村、白州町の地域に住んでいる方がいます。面積が、広く、その他の地域の方の、参加ができていないのが現状です。
今年の6月、支部総会および懇親会を開催しました。この会で、昨年度の行事報告、決算報告、本年度事業計画、予算が承認されました。また、新型インフルエンザについて話をしました。なにより大切なのは、予防です。うがい、手洗いの励行を行うことで感染を防ぐことができます。また、咳エチケットをすることで、周囲に菌をひろげないようにすることができることを、知りました。
まだ、小さな支部ですが、徐々に活動を広げていけたらいいと思っています。関係各位の皆さまのご指導、ご協力を、よろしくお願いします。

事務局より


9月13日に実施しました文学散歩の際、2号車のバスの中に財布の落とし物があり、事務局で預かっています。お心当たりの方は事務局まで。


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