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山梨県視覚障害者福祉協会 情報



平成21年12月15日発行
山梨県甲府市北新1-2-12
TEL 055-252-0100
FAX 055-251-3344
JBニュース音声ナビゲーション TEL 055-255-6162
http://yamashikyo.sakura.ne.jp
発行責任者  長澤  誠 編集責任者  堀口 俊二

県障害福祉課との意見交換会


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会長  長澤 誠

本会では、毎年度当初に開催される定期総会終了後、視覚障害ゆえに生じる様々な日常生活の課題等について関係各機関に改善要求を行なっております。
今年も総会で討議された課題について書類を作成し、6月に関係各機関にお願いを致しました。県障害福祉課へは、次の5点について要望を行ないました。

(1)視覚障害者の移動環境の整備について。
(2)視覚障害者の情報環境の整備について。
(3)「視覚障害者就労支援センター山梨」設立について。
(4)障害者スポーツセンター建設について。
(5)日本盲人会連合関東ブロック協議会山梨大会開催へのご支援・ご協力のお願いについて。
であります。これらの要望に対して去る11月19日(木)県障害福祉課深尾課長様より回答を頂きました。
回答の主なところを要約致しますと、
(1)移動支援に関する件においては、@福祉タクシー券を24枚を継続するが48枚に拡大する事は出来ない状況。政権交代があり新しい制度の中で視覚障害者の移動支援が使い勝手の良い制度の創設となる事を期待している。
A県におけるガイドヘルパー養成・研修については、中央で行なっている研修会へ指導者を派遣し、レベルアップのために伝達講習会を開いて行く。
(2)情報環境整備に関する件においては、県障害福祉課としては、平成19年度に庁内各課に対して視覚障害者にあらゆる手段で情報提供が出来るよう考えてほしいと伝えた。また、課内には点字プリンタが設置してあり各課から障害福祉課に来て点字資料を作成し会議の席で提供している。また、市町村にも音声コード読み取り機器・作成ソフトの整備に必要な助成を行なっており、広がりを期待している。
(3)就労支援センター設立について各地域に障害者就労支援ネットワークを作り、課題の整理を行っている段階。視覚障害者の就労支援のあり方について高い専門性を有することから、皆様の御意見をいただきながら、課題を整理していきたい。
(4)スポーツセンター設立に関する件については、現在既存の体育館を障害を持つ者にも使用しやすいように、段差の解消や手すりの設置等の改良を来年度の予算に入れて改修を行なっていく。
(5)関ブロ山梨大会支援に関する件については、すでに50万円の助成金の予算付けはされているが、その他の支援については、担当者に話して頂ければ対応できるものは対応して行きたい。等でありました。

この日出席して頂いたのは、県から深尾課長様、河野課長補佐様、福本主査様、本会からは正副会長と事務局担当者でした。回答を頂いた後に質疑応答の時間も持っていただき活発な意見交換が出来大変有益な1時間30分でありました。

地上デジタル放送講習会実施について


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 皆さんご存じの通り、現在のアナログテレビ放送は2011年7月に終了し、地上デジタルテレビ放送(以下「地デジ」)に移行します。
この地デジは、高音質、多機能音声、双方向サービス、電子番組表等これまでのアナログテレビ放送には無い多彩な機能とメリットを兼ね備えており、既にこの方式のテレビに切り替えた家庭も増えてきています。
しかし、視覚障害者からみた使い勝手ということになると多くの課題を抱えているというのが現状のようです。そこで、地デジとはどういうものか、また、視覚障害ユーザーとしての課題や今後への要望などをテーマに、音声案内付きテレビのデモを交えた下記のような講習会を計画してみました。地デジについて理解を深めるとともに、皆さんの要望を会としてまとめていく第一歩になればと考えています。大勢の参加をお待ちしています。

日時:平成22年1月24日(日)午後1時30分〜3時
場所:県ボランティアNPOセンターホール
講師:山梨ライトハウス盲人福祉センター職員 梶原 剛氏
テーマ:地上デジタルテレビ放送の現状と今後の課題

平成21年度体育文化部報告


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 今年度より体育文化部を担当し、不安や戸惑いながらも何とか年間事業を終了することが出来ました。至らぬ点も多々あったかと思いますがお許し下さい。 しかし、各事業に対して、大勢の会員の皆様に参加して頂き、大変ありがたく思っております。また、事務局の方々のご支援、ご協力を頂いた青い鳥奉仕団やわの会の皆様、そして体育文化部員の各位に対しても深く感謝申し上げます。
さて、今年度の事業を振り返って見ますと、10月11日予定の3団体交流大運動会は、急きょ翌12日の開催となり、大変ご迷惑をおかけしました。本会として50名程の参加があり盛大に開催されました。
7月5日は点字競技会・芸能発表会を開催。「ルイ ブライユ生誕200年、石川倉次生誕150年記念として点字の全国大会への出場枠がありましたが、本県からはスケジュールの都合がつかず出場者はありませんでした。意見や芸能発表は36名が出場。感動の体験談や歌や演奏など多彩な芸を披露して頂きました。
9月13日の文学散歩は86名が参加。信州にて現代彫刻に触れ、長寿地蔵尊に参拝し会員相互の親睦を深めました。
11月8日は文化祭を開催。語り朗読に13名が出場。文芸部門は29名から作品が寄せられました。文化講演会は、県立文学館の保坂雅子学芸員に「太宰治と山梨」をテーマに、太宰の思想、山梨での執筆活動の歩み、当時の暮らしぶりなどを語って頂きました。
この他、体育文化部所属のグランドソフトボールクラブ、サウンドテーブルテニス、ランナーズ、グランドゴルフクラブ、パソコンクラブ、ハーネス友の会においても、活発な活動を繰り広げ数多くの成果を収めております。
来年度も、会員の皆様のご協力を得ながら、また声を聞きながら、より良い行事となるよう体育文化部一同努力してまいります。今後とも宜しくお願い申し上げます。皆様、健康で良いお年をお迎え下さい。

体育文化部長 川口光雄

関東地区サウンドテーブルテニス大会報告


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 去る11月21日(土)・22日(日)に平成21年度関東ブロックサウンドテーブルテニス大会が茨城県水戸市の茨城県立盲学校を会場として行われました。今回は女子1名(李選手)、男子4名(井口選手、酒井、広瀬選手、堀口選手)の合計5名の選手が参加しました。
この大会は全12団体から約60名の選手が参加します。教室というやや狭い会場での競技にとまどいましたが、茨城盲学校の先生方が事前準備や後片付け、当日のボランティアなど多くの場面で協力していただきました。
成績は個人戦男子の部で井口選手が準優勝に輝きました。また、この大会では3人1組(うち1人は女性限定)の団体戦も行われ、山梨県チームはこちらも準優勝に輝きました。応援ありがとうございました。
 さて、盲人卓球部では毎週木曜日の夜7時から甲府市丸の内のボランティアセンターで活動をしています。なお、このたびなるべくおおくのかたにサウンドテーブルテニスの楽しさを味わっていただくために練習会場と練習日時を一部変更いたしました。
原則として、毎月第3木曜日は夜7時から甲府市下飯田の盲学校体育館で活動を行います。同じく、偶数月の第1日曜日にも午後1時から盲学校体育館で活動を行います。
 数年前より、全国大会ではアイマスクを着用しないSTT-Bという競技クラスもあります。ぜひ一度サウンドテーブルテニスを体験してみませんか。お待ちしています。詳しいお問い合わせは090−8649−0060までお気軽にお電話下さい。

おめでとうございます


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○平成21年度障害者自立更生等厚生労働大臣表彰(自立更生者)
12月3日 吉川勝彦様が受賞されました。
○平成21年度山梨県社会福祉協議会会長表彰
11月17日(火)山梨県民文化ホールにおいて行われた山梨県社会福祉大会の席上市瀬英子様が表彰されました。
○平成21年度障害者援護功労者等知事表彰
12月6日(日)山梨県立文学館において行われた表彰式典において本会から松丸勇美様(自立更生者)、石坂時子様(模範保護者)が知事表彰されました。

第20回障害者の主張大会が12月6日山梨県立文学館において開催されました。都留支部の菊島巧さんが「スポーツ」と「出逢い」〜心が通じるということ〜という題で発表を行い、最優秀賞に選ばれました。当日の資料が墨字・点字でありますのでご覧になりたい方は事務局までどうぞ。

事務局より 訃報 図書紹介


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〈訃報〉
12月2日、甲州支部の橋爪政子様(76歳)が逝去されました。謹んでお悔やみ申し上げます。

〈図書紹介〉
ユニバーサルデザイン配慮家電製品リスト 高齢者や障がいのある人にも使いやすいと思われる家電製品 平成21年度版 財団法人家電製品協会(点字版)


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