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山梨県視覚障害者福祉協会 情報


声と音の世界
SPコード普及に関する研修会について
支部便り
行事のご案内
お知らせ

平成21年2月13日発行
山梨県甲府市北新1−2−12
TEL 055−252−0100
FAX055−251−3344
JBニュース音声ナビゲーション TEL055−255−6162
http://yamashikyo.sakura.ne.jp
発行責任者  相吉堯春 編集責任者  吉川日出子

「声と音の世界」


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副会長 長澤 誠

 「声と音の世界」、それはまさに視覚障害者の世界そのものであります。人の声を聞いて、明るい声、暗い声はもとより、笑顔の声、怒っているのではないかと思われるような声、その時のその人の心の思いが声や口調に表れるもので、視力のある方が顔色やそぶりが気になるように、私達は声や口調が大変気になるものです。
音についても同じような事が言えるのではないでしょうか。騒音の中にいると耳までふさがれてしまい声をかけられてもわからない事があり、不安になります。
また、好きな音楽を聞いていると落ち着き、癒しさえ感ずる事がある一方で、静寂過ぎてわずかな音が身近な所で急に聞こえると大変驚く事もあります。
 さて、最近、ガソリンの消費量が少なく環境 にも優しいと言われるハイブリット車が日本の大手自動車メーカーから開発され好調に売れ行きを伸ばしているとの事であります。この車種はエンジン音がしないため、車の走行音に頼って歩行する私達視覚障害者には、非常に危険です。
 日盲連からの情報によると、ハイブリット車に追い抜かれる際や、すれ違う際に、車の接近に気がつくかどうか、また、信号待ちではどうなのかについて、名古屋市の視覚障害者団体が体験したレポートが掲載されていました。それによると、「前に車がいますよ、と言われて初めて気がついた。」「雨の日はタイヤの音で少しはわかるが晴れの日には周りの騒音でわからない。」また、参加したヘルパーも「目を閉じていたがまったく気がつかなかった。」と語っていました。
 日盲連が昨年行なったハイブリット車に関するアンケート調査によると、「強い恐怖を感じた。」が52%、「少し恐怖を感じた。」が23%で、「あまり恐怖を感じない。」は10%、「まったく恐怖を感じない。」は2%とエンジン音のしないハイブリット車に恐怖を感じている者の数は恐怖を感じない者の数を大きく上回って全体の75%にも達していました。
 先月の本誌上で紹介されている様に、この3月、千葉市で開催される関東ブロック協議会では本会から福祉文教部会の議題として、「電気自動車、ハイブリット車にある程度の走行音をお願いします。」 を提出致しましたが、国や自動車メーカーは全ての歩行者の安全を第一とした対策を早急に講じて頂きたいものです。

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会長 相吉堯春

 この1月25日の日曜日、ライトハウス研修室を会場にリーダー研修と各市町村の関係者並びに社会福祉協議会に対し呼びかけを行ないました。
今回のような研修会は会として初めての経験で行政の関係者がどの程度ご参加頂けるか不安でしたので県の障害福祉課のアドバイスやサポートをお願いし、その結果8市町村の参加がありました。初めての企画としましては成功裏に研修が出来たものと思います。
 講師として日本視覚障がい情報普及支援協会のご支援を頂き、能登谷さんがSPコードの説明と普及につき長時間お話がありました。
 官庁から障害者家庭に配布される印刷物また各会議での資料などSPコードを添付し視覚障害者も一般の方々と等しく文字の情報が得られることは革命的なことであり、これこそ視覚障害者の社会への平等な参加となるのだと痛感させられました。能登谷さんはパソコンを使用しての各市町村におけるSPコードの普及の状況を丹念に説明されました。
 講師の説明ではこのコードの普及はばらつきがあり格差は大きいとのことでした。またコードのお話はパソコンやスライドにより予定時間をオーバーしての熱心なものでした。この普通文書にSPコードを付けるという運動を全国にわたりおこなっている、この団体の目標を感じ取ることもできました。
 講師のお話のあと各市町村関係者からも多くの意見があり関心の深さを感じました。また県当局とはこのコードの普及のためその実現と理解を深める方法として県が市町村に呼びかけ、講習会を開くことなどが話し合われていました。
 私たちその恩恵を受ける視覚障害者の立場からSPコードを普通文書に付ける運動を本会としても活動の一環として推進していかなければならないと思います。今後関係者のご理解の下、会員の理解を得て一刻も早い実現を目指してSPコード普及にも努力を続けたいと痛切に感じた次第です。皆さんのご協力をよろしくお願いします。

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富士吉田支部   藤野忠臣

 富士吉田市ではSPコード(読み上げコード)を市役所全体に拡げるために講師に日本視覚障がい情報普及支援協会の職員を迎えて各課担当 職員を対象に研修会をおこないました。
 市役所関係の会議に委嘱されている中に視覚障害者がいると資料、議事録などにSPコードが付けられています。また福祉課より送られて来る通知には封筒の表には点字シール、通知文には音声コードが付いています。
 また保健証、受給者証(重度医療移動支援)には点字シールが付けられています。早く全課に拡がればいいと思います。


甲州支部   矢崎繁

 甲州支部での平成20年における、主な活動を紹介します。
 6月4日、健康と、身近な自然や遺産に触れるため、「歩く会」として甲州市勝沼にある大日影トンネル遊歩道を歩きました。このトンネ ルは、明治の鉄道遺産として、明治36年に開通し、その後のぶどうやワインの輸送に大きな影響を与え、周辺地域に大きな革命をもたらしたと言われています。
平成9年にその役目を終えた後、平成19年8月の開通式をもって遊歩道として新たにスタートしたものです。時代を感じさせる煤の付いた壁面は煉瓦造りとなっており、全長は約1.37キロです。最初はワインが熟成を待つ勝沼トンネルワインカーヴの見学をした後、深沢口から歩き始めました。
 蒸し暑く感じた6月の気候とは違い、ひんやりとした沈黙の闇には時折、地下水の流れる気配もし、歩いているうちに身体に冷気がまとわりつくようでした。電車に乗っていた時には気が付きませんでしたが、思っていた以上に勾配がありました。歩道の面は平坦で、車椅子でも問題なく通行ができ、日常には味わえない感覚を味わいながら勝沼駅側に出ました。真夏の暑い時季には穴場と言えるでしょう。

 平成20年11月20日〜21日には、宿泊研修として、埼玉県所沢市にある国立障害者リハビリテーションセンターでの研修を行ないまし た。
 ビデオによるセンターの概要説明と、病院、機能回復施設、クリーニング技能施設、IT技能施設などの見学。当施設では主に身体に障害がある方を対象に、新たな事業体系下のもとで各種事業サービスとして、自立訓練、就労移行支援、を中心に事業及び施設入所支援のサービスを提供するなかで、視覚障害者に対して、自立した日常生活や社会生活をおくることができるよう支援がされているとのことです。屋内歩行、白杖などによる屋外歩行、便利グッズや諸感覚を活用した調理訓練や、コミュニケーション手段や情報収集の手段を確立することや、今まで以上に活用するために、必要な知識や技能を習得する訓練を行なっているようです。
 時間の関係上、一部の施設を見学したのですが、病院の設備、廊下の広さや施設を取りまく環境のすばらしさに驚かされました。私たちが福祉サービスを選ぶなかで知っておくべきセンターの一つではないでしょうか。

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第3回事務局会議


日時:2月22日(日)11時より
場所:福祉プラザ1階 聴覚情報センタ パソコン室

プレクストーク・ポケット勉強会


 パソコンクラブでは社会学級の一環として、昨年12月に発売された「プレクストーク・ポケット」の勉強会を開催します。プレクストーク・ポケットは、今までのプレクストークをポケットに入るサイズにしたものです。デイジーや音楽を聞くことができ、また、録音することもできます。
 クラブ員以外の方の参加もお待ちしています。

日時:2月22日(日)10時〜
場所:山梨ライトハウス・ボランティア室
テーマ:「プレクストーク・ポケットについて」
講師:名取進さん

女性部研修会


 源氏物語が、わが国の文献にしるされてから昨年で千年と言われます。
 本年度最後の女性部研修は、旅好きが語る源氏物語の世界を、楽しんでいただきたいと思います。皆様、誘いあわせてご参加ください。

期日:平成21年2月22日(日)午前10時より11時30分
会場:ライトハウス2F 研修室
講師:青い鳥奉仕団 桂田晶子先生
演題:「旅で出会った源氏物語」
なお、研修会終了後閉校式を予定しています。
申し込み締め切りは、2月20日(金)とさせていただきます。
連絡先 藤野、埜村まで

平成20年度会計監査と第4回役員会


日時:3月15日(日)
会計監査 午前10時〜12時
役員会 午後1時〜3時
会場:県ボランティアNPOセンター 4階 視聴覚室
役員会議題
1,経過報告
2,20年度事業報告、および決算(原案)
3,21年度、事業計画案および予算案
4,総会対策
5,役員改選について
6,その他

役員会にやむをえず欠席される場合は、相吉会長に委任の旨必ず連絡ください。 役員の皆さん、印鑑をご持参ください。


奉仕団との交流お楽しみ会


 恒例の青い鳥奉仕団との交流お楽しみ会をおこないます。たくさんの方の参加をお待ちしています。

日時:3月8日(日)13時30分より15時30分
場所:山梨県ボランティアNPOセンターホール
内容:甲府落語会会員様による落語3題
参加ご希望の方は2月28日までに吉川または小林(055−252−0100)まで。

グランドゴルフ決算報告のお知らせ


 クラブ会員の皆様平成20年度決算報告を行いたいと思いますのでご参加をお願いいたします。付きましては、昼食の用意がありますので、お申し込みをお願いいたします。

日時:3月8日(日)午前11時から12時
場所:県ボランティアNPOセンター学習室の3
申し込み締め切り:3月1日
申し込み先:吉川勝彦まで

平成21年度定期総会


日時:4月19日(日)
会場:県ボランティアNPOセンターホール
詳細は、次号の情報に掲載します。

第62回全国盲人福祉大会


 今年は5月25日から27日の日程で京都ライトハウス、ホテルグランヴィア京都、国立京都国際会館を会場におこなわれます。
往復はJRを利用し、観光タクシーでの京都観光を予定しております。参加ご希望の方は2月25日までに吉川までお願いします。参加者には追ってご連絡致します。


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第35回ジャンボひまわりの集い


 生涯をともにする良き伴侶を得るために障害者同士、障害者と健常者との出会いの場を提供します。

期日:3月7日(土)〜8日(日)
会場:山梨県立総合福祉センター「かえで荘」他
参加費:6,300円
申し込み先:(福)山梨県障害者福祉協会
北野 守屋(電話055−252−0100)

山梨県立盲学校学生募集


 視力が低いために仕事で悩んでいませんか?
 山梨県立盲学校で高等部本科(普通科・保健理療科) 高等部専攻科(保健理療科・理療科)の学生を募集しています。
 入学条件 両眼の矯正視力がおおむね0.3未満の人 または、視力以外の視機能障害が高度な人
 問い合わせは山梨県立盲学校(電話055−226−3361)


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