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山梨県視覚障害者福祉協会 情報



平成21年6月12日発行
山梨県甲府市北新1-2-12
TEL 055-252-0100
FAX055-251-3344
JBニュース音声ナビゲーション TEL055-255-6162
http://yamashikyo.sakura.ne.jp
発行責任者  長澤  誠 編集責任者  堀口 俊二

日盲連京都府大会に参加して


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会長 長澤 誠

新型インフルエンザが心配された中、しかも国内では大阪、兵庫を中心として発病者が多かった関西地方の京都において、第62回全国盲人福祉大会が、国立京都国際会館等を会場に、去る5月25日(月)〜27日(水)の三日間全国から会員および役員等関係者2000名以上の参加により開催され、本会からは会員およびボランティアを含め19名が参加致しました。
初日、午後1時からの評議員会には私が、そして午後3時15分からの、あはき協議会に藤野忠臣前副会長、またスポーツ協議会には川口光雄体育文化部長が出席致しました。
二日目の第46回全国盲人代表者会議には榊原隆副会長と私が出席し、午前の全体会議に続いて午後からは生活分科会、バリアフリー分科会、職業分科会とそれぞれの分科会に別れて活発な討議が行なわれました。本会から提出した「NTTのひかり電話でナンバーアナウンスサービスが受けられるよう要望する」についてもバリアフリー分科会において採択されました。
三日目の、第62回全国盲人福祉大会では、10時から式典が行なわれ引き続き議事においては、今年度の運動方針の決議をはじめ視覚障害者の働く場の保障と、障害基礎年金の引き上げ等、9項目にわたる決議文が力強く読み上げられ満場の拍手をもって採択されました。
この日行なわれた式典では、日盲連顕彰にもとづいて「視覚障害者の福祉と文化の向上に顕著な功績のあった者」に贈られる青い鳥賞を戸栗すず子様が受賞されました。戸栗様は、永年にわたって本会が主宰するあらゆる行事にボランティアとして惜しみない協力を行なっている事にあわせ、山梨ライトハウスの音訳奉仕者として視覚障害者への情報発信にも注力されておられます。
今大会は、新型インフルエンザの蔓延が懸念され、修学旅行をはじめ関西方面への旅行は自粛するようにと言われていた中、全国からこのように多数の参加があり会場が終始熱気にあふれていた事は、「障害者自立支援法」や「障害者基本法」の抜本的見直しに対する関心度の表れではなかったかと思いました。
終りに、私達が京都大会に参加するに当たって多大なご支援を下さった山日厚生文化事業団に対し、また同行しサポートして下さったボランティア等の皆様に心から感謝しお礼申し上げます。

第62回全国盲人福祉大会生活分科会報告


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榊原 隆

大会中日26日の午後は生活、バリアフリー、職業の3つの分科会が開催されました。ここでは、その内の生活分科会の報告をさせていただきます。
生活分科会では、22項目の議題が提出され、緊張感のある真剣な議論が活発になされました。その結果、文章表現の一部を改めた上で、6月に各省庁へ陳情提出される運びとなりました。
議題を障害者自立支援法に関するもの、障害者権利条約に関するもの、その他の3つに分け、それぞれについて討議がなされましたので、以下にその主なものを整理し、列記します。

1、自立支援法に関する件
(1)ガイドヘルパーに関する件
ア、利用可能用件の拡大と利用時間の撤廃を
イ、利用者の希望により、ガイドヘルパー所有の車の使用許可を
ウ、通院時の自宅から診察、帰宅までのガイドを可能に
エ、ガイドヘルパーによる代筆代読サービスの制度化を

(2)コミュニケーション支援事業における代筆代読サービスの制度化を
(3)障害者程度区分(障害支援区分)の認定は、視覚障害者の特性を十二分に考慮した判定を
(4)サービス提供者(ガイドヘルパー、ホームヘルパー)の待遇改善を
 (低賃金により、ガイドヘルパーやホームヘルパーが不足し、必要な時に必要なサービスが受けられない状況が生じているため)
(5)時代に即応した日常生活用具品目の選定と地域間格差の是正を

2、障害者権利条約に関する件
個々の障害を考慮し、国内法を整備したうえでの早期批准を

3、その他
(1)障害者基礎年金の増額を
(2)裁判員制度における視覚障害者の移動保障と点字資料の提供を
(3)消費税などの税の引き上げは障害者の所得保障を前提に
(4)日盲連主催行事の際のガイドヘルパーの参加費を無料に

以上です。

日盲連あはき協議会代議員会報告


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藤野 忠臣

去る5月25日から27日までの三日間全国盲人福祉大会京都大会が開かれ、あはき協代議員会は25日の午後3時15分から京都ライトハウスで各都道府県政令都市から54名が出席して開かれました。

以下のような20年度事業報告
1 視覚障害あはき業者の自立生活安定を図る運動。
2 無免許・無資格類似業者一掃運動。
3 タイスパセラピスト上陸反対運動。
4 資質向上、競争力強化運動。
5 健保取り扱い拡大運動。
6 損害賠償保険促進運動。
と 決算が報告され全員一致で承認されました。

以下のような21年度事業計画案
1.視覚障害あはき師を取り巻く情勢。
2.視覚障害あはき業者の自立と生活を守る運動。
3.無免許・無資格違法類似業者一掃運動。
4.タイスパサービスへの対応。
5.視覚障害あはき師の資質向上、競争力強化。
6.鍼灸マッサージ健保取り扱い拡大。
7.損害賠償責任保険加入促進。
8.情報交換促進。
と 予算案が提出され、事業計画案ではもう少し分析したものをのせて欲しい。予算ではわかりにくいのでわかりやすくするように書いて欲しいを添えて全員一致で承認されました。

活発な質疑応答があり午後5時過ぎに終了しました。

平成21年度スポーツ代表者会議報告


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川口 光雄

スポーツ協議会代表者会議が平成21年5月25日(月)に社会福祉法人京都ライトハウスで開かれた。前年度も多彩な行事が展開され、障害者のスポーツに対する関心が年々高まっていることが感じられました。
平成20年度の決算及び事業報告、平成21年度事業計画案及び予算案について審議承認されましたので、おおまかな内容を報告します。

 平成20年度収支決算報告
 収入総額 1,563,186円、支出総額1,103,507円、残額459,679円

平成20年度事業報告
1 東京都で行われた日盲連福祉大会において、スポーツ代表者会議を開催。
2 第4回通信競技大会を開催。
3 視覚障害者競技団体連絡会の開催。
4 北海道旭川市で「第3回全国視覚障害者スポーツ研修大会」を開催。
5 常任委員会を4回開催。
6 幹事会を開催。
7 各種名簿を作成。
8 20年度のスポーツ人口調査を実施。
9 (財)日本障害者スポーツ協会主催の会議へ出席。

平成21年度事業計画
1 第5回通信競技大会の開催
2 第4回全国視覚障害者スポーツ研修大会の開催。
3 視覚障害者スポーツ競技紹介パンフレットの作成。
4 組織作りの一環として、各種名簿の作成。
5 各ブロックの組織強化、事業推進の取り組み。
6 ブロックスポーツ担当者会議開催の推進。
7 視覚障害者スポーツ競技団体連絡会の開催。
8 常任委員会の開催。
9 幹事会の開催。
10 関係団体との連絡調整。
11 メーリングリストの活用。
12 日本障害者スポーツ協会主催の会議及び研修会へ出席。
13 視覚障害者学生を担当する体育教職員へのスポーツ指導講習会へ向けてのマーケティングアンケートの実施。

平成21年度予算
総額2,152,679円

点字競技会・芸能発表会出場者募集


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今年度も下記の日程により、恒例の点字競技会と芸能発表会を開催致します。また、点字競技会後に「ぶっちゃけトーク」と題して皆様の意見発表のコーナーを設けます。今回も1人7分以内で、普段考えていること、世相から思うこと、体験談、ひとりごとなど自由に発表して頂きます。皆様の積極的なご参加をお待ちしております。
尚、点字競技会と芸能発表会の事業は一部赤い羽根共同募金の助成を受け実施しております。

期日 7月5日(日)
会場 山梨県ボランティアNPOセンターホール
日程 午前の部 
受付 9:30 開会式 10:00
点字競技会開催 10:10
種目 聞き書き、写し書き、記憶書き
意見発表 「ぶっちゃけトーク」 10:45
昼食 12:00
午後の部
受付 12:30 芸能発表会 13:00
点字競技成績発表 15:00
終了予定 15:15
昼食は本会で用意します。

点字競技会、意見発表会、芸能発表会の出場者を募集します。
今年は「ルイ・ブライユ生誕200年、石川倉次生誕150年記念点字ビッグイベント」(日本盲人福祉委員会、日本点字委員会主催)の点字競技会が10月31日〜11月1日、東京都新宿区で開催されます。本会からも点字競技会成績優秀者1名の出場を予定しています。
芸能発表会(カラオケ、民謡、詩吟、楽器演奏など)に出場ご希望の方は、曲名、歌手名(第1希望、第2希望)を添えてお申し込み下さい。今回も通信カラオケを使用します。
点字競技会と芸能発表会のお申し込みは6月20日(土)までに各支部長までお願い致します。後日担当より各支部長にご連絡させて頂きます。
また、意見発表会へのお申し込みは6月27日(土)までに川口までお願いします。

体育文化部 川口

女性部から、歌唱研修会のご案内


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 女性部では、会員からの希望の多い歌唱研修会を、下記の日程により開催します。皆さん誘いあわせて、ご参加くださいますよう、ご案内いたします。

期日 7月12日(日) 午後1時30分より3時
会場 ライトハウス 研修室
講師 藤原節子先生
練習曲名 「夏の思い出」 「ビリーブ」 「オー・シャンゼリゼ」
申し込み締め切り日 7月2日(木)
連絡先 藤野・埜村

山梨県障害者文化展の開催のお知らせ


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 第12回山梨県障害者文化展を9月4日(金)から9日(水)の6日間、山交百貨店5階催し物会場において、開催致します。手芸、絵画、書道、文芸(詩・短歌・俳句・川柳など)、工芸、陶芸等の作品を募集します。

 文化展への出品を希望される方は、申込書及び出品カードに必要事項を記入の上、7月21日(火)より8月7日(金)までに、お住まいの市福祉事務所、各取りまとめ機関にお申し込みください。なお、申込書及び出品カードはこれらの機関に用意してあります。多数の応募をお待ちしております。
 問い合わせ先:山梨県障害者福祉協会 担当:志村(電話055-252-0100) 

平成21年発行「点字電話帳山梨県版」について


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5月号でもお知らせしましたが「点字電話帳山梨版」が発行されます。前回は19年に発行されていますが、次回発行される際には視覚障害者の意見が反映されます。よりニーズにあったものを作って頂くためにもぜひお申し込み下さい。

発行 平成21年9月
発行元 東日本電信電話株式会社
主な掲載内容 緊急 緊急ダイヤル 医療 警察 消防・救急 公共サービス 電気 ガス 水道 郵便 行政機関 市区町村機関 都道府県機関 国の機関 税金 福祉関連施設 求職 健康相談 交通機関(鉄道 バス タクシー) 各種相談 視覚障害者施設 NTT東日本からのお知らせ 「104ふれあい案内」の登録 リーディングサービス等
 点字版と拡大文字版があります。配布を希望なさる方は事務局 小林(電話055-252-0100)までどうぞ。

点字ビッグイベント・点字競技会の出場者募集


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主催 日本盲人福祉委員会 日本点字委員会
会期 10月31日(土)から11月1日(日)
会場 全国障害者総合福祉センター「戸山サンライズ」
競技種目 聞き書き、写し書き、速読み
参加資格 視覚障害者で身体障害者手帳所持者(点字触読者)
申し込み受付 5月1日から7月31日(100名の先着順)

主催者指定のホテルに宿泊する方は、参加者、付添者計2名まで主催者が負担。詳しいことをお知りになりたい方は事務局まで

グランドソフト関東地区予選会結果


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5月31日、「第39回関東地区グランドソフトボール大会千葉大会兼第9回全国障害者スポーツ大会グランドソフトボール競技関東地区予選会」が、千葉県四街道総合公園多目的運動場で開催されました。山梨県は、群馬県、埼玉県、東京都、栃木県、千葉県とともに出場しましたが、決勝戦で埼玉県と対戦し、惜しくも2対3の接戦で破れました。
グランドソフトボールチームの皆様お疲れ様でした。

支部便り


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甲府支部から               市瀬 實

1。役員改選期を向かえた今年の甲視協。総会で「留任」の声を頂いて私たちも2期目がスタートしました。任期切れで退任され、甲斐支部に全面復帰された堀口前甲視協会長、蓮沼前幹事には、本会を支え発展させてくださいましたことに、この場をお借りして心からのお礼を申し上げます。小林幹事、佐野・松田事務局員そして3人の新会員を新たに迎えて、山視福協の一支部として邁進して行きます。
2。甲視協では昨秋、(株)池野通建の原田さんを講師に招いて、県庁及び県庁東側横断歩道での「シグナルエイド」並びに「エスコートゾーン」の体験学習会を実施しました。「シグナルエイド」は、感応信号機に利用でき、青信号の時間を延長できたり、音響信号機を遠隔操作もできるので、視覚や足の不自由な人にとっては優れもの商品で、これは厚生省の日常生活用具給付対象品の『歩行時間延長信号機用小型送信機』という項目で指定されているそうです。
甲視協ではこの「シグナルエイド」をベースにした音声ガイドシステムを、下記に設置して頂けるよう甲府市長に要望書を出しました。
甲府市役所・・・入口、受付又は案内板、トイレ
甲府駅南口・・・バス乗り場案内所、タクシー乗場
甲府駅北口・・・バス乗場案内所、バス乗場、タクシー乗場、トイレ、総合案内板、EV乗場、階段
この要望書と合わせて、甲府市障害福祉課長宛に、
1、市役所各課から視覚障害者に送られてくる通知文に音声コードを添付してください。
2、「モノシリトーク」「アイタッチトーク」「カラートーク」を、日常生活用具に加えてください」。という2点を要望しました。
3。以上本年4月以降の活動を、ちょっとだけご紹介しましたが、今後も会員並びに会を支えてくださっている団体・個人と共に、強い甲視協を作って行きます。

事務局から


会員の方々からの要望で今月号からa4版にし、文字もゴシック体にさせて頂きました。全員の方に読みやすくなったかどうかはわかりませんがご希望がありましたら事務局にお伝え下さい。希望者にはメールでもお届けしますので併せてご利用下さい。 また取り上げて欲しい記事などがありましたらどしどしお寄せ下さい。


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