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山梨県視覚障害者福祉協会 情報



平成22年12月16日発行
山梨県甲府市北新1-2-12
TEL 055-252-0100
FAX 055-251-3344
JBニュース音声ナビゲーション TEL 055-255-6162
http://yamashikyo.sakura.ne.jp
発行責任者  長澤  誠 編集責任者  堀口 俊二

県障害福祉課との意見交換会


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会長 長澤 誠

本会では、定期総会終了後、視覚障害ゆえに生じる様々な日常生活上の課題等について関係各機関に改善要求をおこなっています。
今年も総会で討議された課題について書類を作成し、6月に関係各機関にお願いしました。県障害福祉課へは、次の4点について要望を提出しました。

(1)視覚障害者の移動環境の整備について。
(2)視覚障害者の情報環境の整備について。
(3)「視覚障害者就労支援センター」設立について。
(4)障害者スポーツセンター建設について。

これらは、昨年とほぼ同様ですが、それだけに私たち視覚障害者が社会参加する上で必要かつ重要な課題なのです。このことが基となって標記会議が先月25日に開催されました。出席いただきましたのは、県障害福祉課から、鈴木課長、上小澤総括課長補佐、白須主査の3名、本会から、正副会長と事務局担当者の8名でした。
以下に、鈴木課長からの回答の主なところを要約致します。

(1)現行法制度の中では移動支援の事業は市町村が実施する地域生活支援事業によるものとされています。来年度も継続しますがタクシー利用券補助制度のように都道府県レベルで実施しているのは本県を含めて全国では2県のみです。県としても国の動きを十分に把握して地域の実情にあった視覚障害者の移動支援のあり方を検討し国にも必要な要望を行っていきます。福祉有償運送制度については引き続き市町村および関係団体等に対し、制度の普及に努めます。また、ガイドヘルパー養成については、視覚障害者が安全に移動するためにはガイドヘルパーの養成、研修だけではなく相互の連携、指導体制の整備等が必要です。このため、視覚障害者の移動に資する人材を指導する指導者を養成することが必要ですので、中央で行われている「視覚障害者等移動支援従事者指導者研修」に、来年度再度派遣していく方向で進めています。
(2)視覚に障害のある方への情報の支援として、県庁の各課に会議資料の点字化や音声コードの添付等の配慮を行うよう要請を行い、県の障害福祉課におきましては点字プリンターや必要なソフトを整備しており主催する会議には点字化して事前に送る等の環境を整えています。また、音声コードの普及を図るために、県や市町村を対象とした研修会を実施したり、一部の企業の皆さんにも音声コード等についてお知らせしたりしています。さらに、ホームページ等による情報発信もおこなっています。
(3)視覚障害者就労支援センターについての書類を見ますと障害福祉サービスのひとつである就労移行支援事業とか就労継続支援B型と言われる事業のひとつとして捉えることが出来ると思われます。今後事業の実施主体、センターの設置場所・支援のあり方等について個別の検討が必要と思われます。現在取り組んでいる国の制度改革の動きを注視しつつ、県としても、どのような形態で事業を行うことが望ましいのか引き続き検討して行きます。
(4)障害者スポーツ施設の新設については、ここ数年の要望ですが、各地域にある既存施設、例えば、市民体育館等の改修を行い、障害者スポーツの裾野を広げることが必要ではないかと思います。こうしたことから今年度、「体育館等バリアフリー緊急整備事業」を活用して、地域における障害者スポーツ環境の整備を図って行きたいと考えています。
以上、県の回答をお聞きした後、活発な意見交換が行われました。その中で要望書提出後に浮上してきた課題、「ガイドヘルパー養成を県レベルで行って頂きたい。」も緊急な課題として強力にお願いしました。2時間以上にわたり大変有益な意見交換会でした。

平成22年度体育文化部報告


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体育文化部長 川口光雄

本年度も体育文化部の事業を予定通り終了する事が出来ました。これも会員の皆様のご協力の賜物と厚く御礼申し上げます。
また、事業の運営にあたり事務局、青い鳥奉仕団、わの会、部員他 多くの関係者の方々に大変お世話になりました。深く感謝申し上げます。特に新しい企画もなく、満足頂ける内容でなかったことや、至らぬ点があったことを謙虚に反省し、今後に反映させて行きたいと考えております。
さて、今年度の事業を振り返って報告します。

7月4日(日)第33回点字競技会・芸能発表会を開催。
点字競技会は28名が参加し、スピードや正確さなどの技術を競いました。芸能発表には27組30名が出場。素晴らしい楽器演奏、詩吟、カラオケの熱唱など日頃の練習の成果を披露して頂きました。
9月12日(日)文学散歩を開催。
90名が参加。鎌倉大仏参拝と自由散策、横浜ラーメン博物館を見学。暑い日でしたが、親睦を深め思い出に残る一日となりました。
10月10日(日)第23回 三団体交流秋季大運動会を開催。
前日の雨でグラウンドが悪く体育館で行いました。総勢300名、本会からは50名が参加。笑顔と歓声に包まれ様々な競技を楽しみました。
11月14日(日)は文化祭を開催、約80名の参加がありました。語り・朗読に12名が出場。ゲスト朗読に青い鳥奉仕団音訳部の穂坂由美子様をお招きしました。いい話を沢山聞かせて頂きました。文芸は短歌部門に20名、俳句部門に17名、川柳部門に19名から秀作が寄せられました。文化講演会は、講師に山梨大学准教授大隅清陽氏を招き、「古代甲斐国と渡来人」をテーマに、古代の山梨と大陸文化や人との関わり、当時の謎について学びました。
この他、体育文化部所属のグランドソフトボールクラブ、サウンドテーブルテニスクラブ、ランナーズ、グランドゴルフクラブ、パソコンクラブ、ハーネス友の会においても、活発な活動を繰り広げ優秀な成果を収めてきました。
来年度も、会員の皆様のご協力を得ながら、また声を聞きながら、より良い事業となるよう体育文化部一同努力して参ります。今後とも宜しくお願い申し上げます。

これからの事業のご案内


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事務局長 堀口 俊二

これから予定している事業2点のお知らせです。なお、この原稿は役員会実施前に書いたものなので最終決定ではありません。役員会で変更等あった場合はその旨お知らせしますので、その点お含み置き下さい。

1 フリートークについて
今年度の新事業として検討していたものですが、次の通り実施予定となりました。日頃困っていること、改善してほしいことなど何でも自由にご発言いただき、皆さんの声を今後の会の活動に反映させていけたらと思っています。大勢の参加をお待ちしています。
日時 平成23年1月16日(日)午後1時〜3時
場所 県ボランティアNPOセンター1階ホール
内容 @移動について(前半1時間)
Aその他移動以外の問題について(後半1時間)
2 相談支援活動について
これは年度当初の計画にはなかったものですが、定款で定めている本会の目的や事業からみて是非とも必要との判断の下、その実施を計画してみました。最初はピアカウンセリングの形でスタートさせ、皆さんのご意見を聞きながら実効性のあるものに育てていければと思っています。普段お困りのことやお悩みのこと、視覚障がい者に使いやすい便利グッズやパソコンに関するお問い合わせなど、内容は何でも結構です。必要に応じて専門的な立場の方への紹介も行なっていきます。相談ご希望の方は下記窓口までご連絡下さい。開始時期や実施方法は以下の通りです。
開始時期 平成23年1月
実施日時 毎月第1木曜日午後2時〜4時
実施場所 県ボランティアNPOセンター
相談担当 長澤 誠、堀口 俊二
相談窓口 山視福協事務局 小林(055-252-0100)

山梨中央銀行からのお知らせ


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事務局長 堀口 俊二

今年は、日盲連と金融機関等関係団体との間で話し合いが持たれるなど、金融機関における視覚障がい者への対応に前進が見られはじめた年です。そんな中、山梨中央銀行の方から、「視覚障がい者が窓口で振り込みをお願いした場合の振り込み手数料をATM利用時と同額とする」というサービスを、この11月1日よりスタートさせたとの連絡をいただきました。どこの支店でも対応していただけるとのことで、ATMでは振り込みができない私たちにとって大変有難い朗報です。視覚障がい者への対応については、今後も検討を続けていきたいとのお話を伺っており、ユニバーサルデザインの観点に立った前向きの取り組みがさらに進められることを期待したいと思います。

サウンドテーブルテニス千葉市大会報告


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部長 酒井弘充

第24回日盲連関東ブロック視覚障害者サウンドテーブルテニス千葉市大会報告
11月20日・21日、千葉市ハーモニープラザにおいてサウンドテーブルテニスの関東大会が開催されました。関東ブロックの各加盟団体から約60名の選手が集まり、2日間の熱戦が繰り広げられました。山梨からは井口靖也、広瀬清敏、堀口俊二、李年子選手の4名が参加しました。
 結果は個人戦STTの部 男子準優勝井口選手、第3位堀口選手というトップ3に、2名が入る大健闘でした。団体戦は残念ながら結果を残すことができませんでした。
 今回の大会で関東ブロックの選手と技術的な面や友好的な面で大いに交流を深めてきました。参加選手全員 日頃の練習の成果を遺憾なく発揮することができました。来年はさらに個人戦そして団体戦でよい結果をだせるよう練習をつんでいきたいと思います。応援していただいたみなさんありがとうございました。

平成22年度障害者援護功労者等知事表彰


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12月5日(日)かいてらすにおいて行われた表彰式典において本会から穗阪和宏様(援護功労者)、坂本正彦様(自立更生者)、小林誠次様(模範保護者)、榊原佳美子様(福祉功労者)が知事表彰を受けられました。会員一同心よりお祝い申し上げます。おめでとうございます。

日盲連関ブロ協議会神奈川大会


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平成23年2月27日(日)〜28日(月)に第45回日本盲人会連合関東ブロック協議会神奈川大会が開催されます。今回から第5分科会(ロービジョン)が設定されています。ロービジョン分科会で取り上げてほしいこと、質問等がありましたら、事務局までお寄せ下さい。締切は1月31日です。

第5回全国視覚障害者スポーツ研修大会


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日時 平成23年2月11日(金)〜13日(日)
会場 新潟県妙高市 アルペンブリックスキーリゾート
内容 アルペンスキーの体験
参加費 3,000円・宿泊費 25,000円
申込締切 12月25日(土)
開催要項・参加申込書が事務局にあります。お問い合わせ、お申込については事務局(055−252−0100)まで。

宿泊型盲導犬体験歩行会のご案内


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日本盲導犬協会では1泊2日の「宿泊型盲導犬体験歩行会」を毎月実施しています。

日程 毎月第2土曜日から日曜日
2011年1月8日〜9日、2月12日〜13日、3月12日〜13日
場所 日本盲導犬総合センター(富士ハーネス)
費用 無料
内容 盲導犬についての話、盲導犬との歩行体験や実際に盲導犬と暮らす疑似体験グルーミング・給餌・排泄等)
お申込・お問合せ 公益財団法人日本盲導犬協会 日本盲導犬総合センター 電話 0544−29−1010

文化祭で受賞 富士河口湖支部


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富士河口湖支部 木村昭子

去る11月3日の文化の日、富士河口湖町主催による文化祭が、町内の「さくやホール」で開催されました。この文化祭には、書道、絵画、手芸、陶芸など、町民から多数の作品の応募があり、それらの作品が、会場いっぱいに展示されていました。
その中に、今回受賞した河口湖支部の「花畑」が、見事に咲き誇っていました。この作品は、今年の支部研修会の折に、籐で女性はかごを、男性は壁掛けをそれぞれ作成し、それらの中へ、ハーブや野の花のドライフラワーをボランティアさんに、彩りのアドバイスを受けながら、飾り付けをしたのです。
仕上がった作品、花かご2かご、壁掛け2掛けを「花畑」とめいめいして、9月に開催された障害者文化展へ出品しました。
その後にボランティアさんの勧めで、富士河口湖町の文化祭へも出品したのでした。その結果、「花畑」は、町から『奨励賞』を受賞したのでした。

図書紹介


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「商品・サービスのご案内(点字版)」 ゆうちょ銀行 ゆうちょ銀行で取り扱う商品・サービスの概要やご利用方法などを点字により説明したものです。点字の下に墨字が付いています。10部ありますので必要な方は、事務局まで連絡下さい。
「平成22年度版「障害者白書」」テープ版・デージー版
「2010アジア太平洋盲人福祉会議(WBUAP中期総会)資料集」 墨字版・点字版
「ユニバーサルデザイン配慮家電製品リスト 高齢者や障がいのある人にも使いやすいと思われる家電製品」 平成22年度版 墨字・点字版 財団法人家電製品協会


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