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過去の情報はこちらから

山梨県視覚障害者福祉協会 情報



平成22年3月16日発行
山梨県甲府市北新1-2-12
TEL 055-252-0100
FAX 055-251-3344
JBニュース音声ナビゲーション TEL 055-255-6162
http://yamashikyo.sakura.ne.jp
発行責任者  長澤  誠 編集責任者  堀口 俊二

21年度末を迎えて


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会長 長澤 誠

早いもので昨年4月に山視福協の新体制が誕生して満1年を迎える事になります。此の間に、大きな事業として取り組んで参りましたのは第44回日本盲人会連合関東ブロック協議会山梨大会の実施に関わる準備でありました。21年度末を迎えた今、ふり返って見ますと、この取り組みに終始した1年間であったと言っても言い過ぎではなかったでしょう。実行委員の皆様とご支援を頂いた関係者の皆様に心からのお礼を申し上げます。特に、実行委員会の総務および事務局担当者には大変なお骨折りをいただきました。本当に有難う御座いました。
思えば、本会は1955(昭和30)年3月に誕生し2005(平成17)年に、創立50周年の記念事業を行なったところでありました。そこから数えると今年は創立55周年に当たる事になります。この節目の年にこのように大きな事業を会員および関係者の皆様のご協力によって実施できました事は意義深い事ではなかったかと思っております。
平成22年度を迎えるに当たり本会の定期総会は4月25日(日)に行なわれます。例年ですと本会の定期総会は第3 日曜日に開催しておりましたが今回は、関ブロ山梨大会を実施したため1週間送りになりました。この日に開催するに当たっては山梨県鍼灸マッサージ師会等のご理解とご協力による事を付記しておきたいと思います。
ところで、新年度において本会が取り組む事業としては、視覚障害者の自立生活と社会参加活動の円滑化を図るために、移動環境および情報環境の整備等をはじめ日常生活の様々な課題の解消に真正面から取り組んで、関係当局へ強力に働き掛けて参りますが、新年度においての最重要事項としては、昨年来話題となっております新法人への移行の課題です。正副会長会議の中では「公益法人への移行を考えてはどうだろうか」との意見が有力ですが、総会の席上において皆様の活発なご意見を伺いたいと思いますので一人でも多くの会員のご出席を宜しくお願い致します。

ボランティアNPOフォーラム2010を終えて


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職業部 広瀬 清敏

 私たち視覚障害者がボランティアとして働き喜んでいただけるボランティアNPOフォーラム2010が、「いきいきボランティア! 元気にNPO! 〜 変化の時代だからこそ大切にしたい ボランタリーな人との絆 〜」をテーマに去る2月14日ににぎやかに行われました。
私ども山視福協職業部は、有資格者によるマッサージコーナーを2階多目的スペースにて開設、ボランティアスタッフ7名、マッサージスタッフ12名の体制で76人を治療しました。大変喜んでいただき差し入れもたくさん届き、食べきれないほどでした。長澤会長にも駆け付けていただき、マッサージスタッフ・ボランティアスタッフ共々心地よい疲労を感じながら無事に終わることができました。有難うございました。
マッサージを受けた方の感想
とても気持ちが良くなりました。やわらかく優しい手がとても良かったです。(身延町 女性)
2ヶ月位前から腕腰の痛みを感じていましたがマッサージのおかげですっかり気持ちよくなり今までの痛みが解消しました。(甲府市 女性)

平成21年度会計監査と第4回役員会について


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 先月号の「情報」でお知らせした通り、平成21年度会計監査と第4回役員会を次の日程にて行います。定期総会の準備に関する話し合いですので、万障お繰り合わせの上出席の方宜しくお願いします。なお、当日は印鑑をご持参ください。また、やむをえず欠席される場合は、会長に委任の旨必ず連絡ください。

日時 3月28日(日)
会計監査 10時〜12時 役員会 13時〜15時
会場 県ボランティアNPOセンター4階視聴覚室

グランドゴルフクラブよりお知らせ


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 クラブ会員の皆様、平成21年度決算報告を行いたいと思いますのでご参加をお願いいたします。つきましては、昼食の用意がありますので、お申し込みをお願いいたします。

日時 3月28日(日)11時から12時
場所 県ボランティアNPOセンター4階2号室
申し込み締め切り 3月25日
申し込み先 吉川勝彦まで

平成22年度定期総会開催のお知らせ


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年度初め行事のご案内
 次の通り平成22年度山梨県視覚障害者福祉協会定期総会を開催致しますので、会員の皆さん是非ご出席下さい。やむを得ず欠席される方は、総会資料に同封される委任状(そのまま投函すればよい)を必ず提出するようお願いします。

日時 4月25日(日)受付9時30分、開会10時
会場 県ボランティアNPOセンターホール
議題
1 平成21年度事業報告ならびに収支決算報告に関する件
2 平成22年度事業計画(案)ならびに収支予算(案)に関する件
3 第44回関ブロ山梨大会報告ならびに収支決算報告に関する件
4 新しい法人制度への移行に関する件
5 第63回全国盲人福祉大会(秋田大会)参加に関する件
6 そのた

平成22年度第1回役員会開催のお知らせ


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 例年は定期総会終了後行なっておりますが、来年度は山鍼マ会行事との関係で次の日程で開催することとなりました。役員の方は日程確認の上、必ず出席くださいますよう宜しくお願いします。なお、やむを得ず欠席の場合は必ず会長まで連絡下さい。

日時 5月2日(日) 午後1時30分〜3時
会場 県ボランティアNPOセンター4階視聴覚室

甲府地方裁判所見学報告(続き)


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福祉部による、裁判所見学の報告として、前回の続きを次の内容で報告します。選挙権のある方は誰しもが選ばれる可能性のある裁判員、一読していただければ幸いです。

裁判員等になる確率
平成19年の統計を前提に試算すると、年間で裁判員または補充裁判員になる確率は、補充裁判員を2人選ぶと仮定した場合、約5000人に1人です。
裁判員の役割
裁判員の職務は、大きく分けて、法廷での審理に立ち会うこと、評議で意見を述べること、判決の宣告に立ち会うことの、3つです。
(1)審理
裁判員は、裁判官と一緒に審理に立ち会います。裁判官と検察官、弁護人は、法廷での審理を始める前に、事件で争われている点を整理し、必要な証拠を選んだ上で、争われている点に集中した審理を行います。
分かりやすい審理が行われるよう工夫しますので、証人や被告人の話を聴いたり、証拠書類の内容が朗読されるのを聴いたりすれば、事件について判断することができます。法律知識も必要ありません。
(2)評議
裁判員は、裁判官と一緒に、被告人が有罪か無罪か、有罪の場合、どのような刑にするかを議論し、決定します。評議では、法廷で取り調べた証拠のみに基づいて判断します。
ここでは、ひとりひとりの疑問、意見を自由に述べあう事が大切です。裁判員と裁判官が議論を尽くすことによって、正しい結論を導き出すことができます。
(3)判決
裁判員は、裁判長が行う判決宣告に立ち会い、その職務を終えます。
裁判員等選任手続の流れ
ここでは、裁判員等選任手続の流れについて説明します。大まかな流れは、次のとおりです。
まず、毎年秋ころ、翌年の裁判員候補者名簿を作成し、11月ころに調査票とともに名簿記載通知書をお送りします。
翌年、裁判員裁判の対象となる事件が地方裁判所に起訴されると、名簿の中からくじでその事件の裁判員候補者を選びます。
原則、裁判の6週間前までに、選任手続き期日のお知らせ(呼出状)や質問票をお送りします。
裁判が行われる日の午前に、選任手続きを行い、6人の裁判員を選任します。

(1)名簿の作成
毎年秋ころ、各地方裁判所ごとに、管内の市町村の選挙管理委員会が、くじで選んで作成した名簿をもとに、翌年の裁判員候補者名簿を作成します。

(2)候補者への通知・調査票の送付
11月ころまでに、名簿に登録された方には、名簿記載通知書と調査票をお送りします。
この段階では、すぐ裁判所にお越しいただく必要はありません。調査票に必要事項を記入して返送していただくか、裁判所に連絡していただき、その回答によって、明らかに裁判員になることができない方や、1年を通じて辞退事由が認められる方を、裁判所にお呼びすることはありません。また、特定の月の大半にわたって、裁判員になることができない事情があると認められる場合も、その月は、裁判所にお呼びすることはありません。
法律上、裁判員になることができない職業に就いている方とは、自衛官や警察職員の方などです。
また、1年を通じて辞退事由が認められる方は、70歳以上の方、学生または生徒の方、重い病気やケガにより、1年間を通じて裁判に参加することが難しい方などです。

(3)事件ごとの候補者選定
事件ごとに、名簿の中から、くじで候補者を選びます。

(4)選任手続き期日のお知らせ
くじで選ばれた候補者には、選任期日のお知らせ(呼出状)や質問票をお送りします。裁判が3日以内で終わる事件では、1事件当たり50人程度の候補者にお送りする予定です。
選任手続期日のお知らせには、裁判所にお越しいただく日程が記載されています。質問票に必要事項を記入し、返送していただくか、裁判所に連絡していただき、その回答によって、明らかに裁判員になることができない方や、辞退が認められた方への呼出しは取り消し、その旨を連絡します。この場合、裁判所へお越しいただく必要はありません。
質問票でお尋ねすることは、次のような事情に当てはまる方について、裁判員となることを辞退する申立てをするかどうかなどです。

●重い病気またはケガにより裁判所に行くことが難しい。
●親族・同居人の介護・養育を行う必要がある。
●仕事上の重要な用務があって、自分がこれを処理しなければ、非常に大きな損害が生じるおそれがある。
●他の日時に行うことができない社会生活上の重要な用務がある。
●妊娠中または出産日から8週間以内である。
●親族・同居人が重い病気またはケガにより治療を受けるために通院や入退院をする際に、付き添う必要がある。
●裁判所の管轄区域外の遠く離れた所に住んでおり、裁判所に行くことが難しい。

(5)選任手続
候補者は、選任手続の当日、裁判所へお越しいただくことになります。裁判長は、質問票などの回答のみでは辞退が認められなかった方や、当日初めて辞退する申立てをした方には、具体的な事情を伺います。
併せて、不公平な裁判をするおそれがないかを確かめる質問をします。この手続は、候補者のプライバシーを保護するため、非公開となっています。

(6)裁判員の選任
最終的に事件ごとに裁判員6人をくじで 選任します。また、裁判の途中で裁判員の人数が不足した場合に備え、補充裁判員を選任することもあります。
通常であれば、午前中に選任手続は終了し、午後から審理が始まります。裁判員や補充裁判員に選任されなかった方は、ここですべての手続が終了になります。
裁判員などから申出があれば、裁判所にお越しいただいたことの証明書を発行します(候補者の場合は選任手続期日のお知らせに証明スタンプを押印します)。

福祉部 矢崎 繁

支部便り 都留支部


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1年間を振り返って

都留支部 支部長 菊島 巧

早いもので私が都留支部を立ち上げて4年が終わろうとしています。毎年大きな行事は出来ないのですが21年度は都留市ボランティア祭、敬老の日などの無料マッサージ、都留市防災訓練の参加、デイサービスなど行いました。
特に、9月12日には日本盲導犬協会の皆さんの協力なども有り、会員全員で始めての盲導犬歩行訓練も行いました。歩行訓練では指導者の説明を良く聞いて盲導犬と実際にふれあい、歩行体験をすることが出来ました。今後は盲導犬を持ちたいなどの声も聞かれました。
他、2ヶ月に1度 総会、勉強などを行なっています。私たちの力ではいろいろな行事は出来なくて都留福祉事務所、福祉協議会のみなさんの協力を得て行っています。21年度最後の総会を2月19日に行ったところ充実した1年だったと意見がまとまりました。
22年度も同様に少人数ではありますが出来る限りの行事を行い、精一杯がんばりたいと思いますのでこれからも都留支部を見守って頂き、これからも同様ご指導をよろしくお願い申し上げます。

支部便り 峡南支部


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「高齢化の峡南」

峡南支部 支部長 井口 貞子

 もう何年何期になるのかな?代わりばえしない峡南支部です。故笠井忠徳氏より受け継いだバトン、誰か継いでくれる人を欲しい。出歩くにも容易でない土地に住まっている。支部活動も思うようにできない。若い会員に託そうと思ったが、「身延へ行くより甲府へ行った方が近い」なんて言われると無理は言えずまだ譲れないままです。交通の便が悪くタクシーでの集まりが困難ですので、社会学級と交流と親睦というようにまとめてやることにしています。
 最近喜ばれ興味を持ってくれた事業は、昨年度実施した野草・薬草の勉強でした。知っていること・経験したことを教えあうことで、知識を得ることになります。「来年もやりたい」ということで2年続けました。
今年度はぼけ防止ということで折り紙をやりました。忘れていることを思い出しながら、ああしてこうしてというように、昔取った杵柄ではないけれど次々思い出させてくれました。楽しみながらやっていくことがみんな乗ってくるのではないかと思います。来年度は老人ホームを訪ねカラオケ大会をやろうかなあと思っています。結果が楽しみです。


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