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山梨県視覚障害者福祉協会 情報



平成22年6月15日発行
山梨県甲府市北新1-2-12
TEL 055-252-0100
FAX 055-251-3344
JBニュース音声ナビゲーション TEL 055-255-6162
http://yamashikyo.sakura.ne.jp
発行責任者  長澤  誠 編集責任者  堀口 俊二
目次
第63回全国盲人福祉大会秋田大会参加報告・・・・・2
職業分科会報告・・・・・3
生活分科会報告・・・・・5
スポーツ協議会代表者会議報告・・・・・6
秋田大会へ参加して・・・・・7
グランドソフトボールチーム関東大会優勝・・・・・9
点字競技会・芸能発表会出場者募集・・・・・9
女性部から料理研修会のご案内・・・・10
第13回障害者文化展のお知らせ・・・・10
コンサートへのお誘い・・・・11
支部便り 【甲府支部】・・・・11
事務局より・・・・12

「情報」は赤い羽根共同募金の配分金により作成されています。

第63回全国盲人福祉大会秋田大会参加報告


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会長 長澤 誠

去る5月19日(水)〜21日(金)に秋田県民会館等を会場に開催された標記大会は、全国から1600余名の視覚障害者および関係者が集まって、「障害者総合福祉法の制定で安心して暮せる生活環境を」、「障害者の社会参加は障害者差別禁止法の制定から」、「許すな無資格類似行為者の横行・守れ鍼灸マッサージ師の国家資格」、「組織の総力を結集し真の障害者福祉を確立しよう」とのスローガンの下に行なわれ、本会からは、会員及びボランティア等19名が参加致しました。
大会第1日目は秋田ビューホテルにおいて午後から評議員会、あはき協議会代議員会、スポーツ協議会代表者会議が行なわれました。第2日目は、全国盲人代表者会議が、午前の全体会議に引き続いて午後からは、障害者自立支援法や障害者総合福祉法および障害者権利条約等について討議する「生活分科会」、安全な移動の確保および地上デジタル放送移行等について討議する「バリアフリー分科会」、あはきに関わる問題および雇用就労等について討議する「職業分科会」の3分科会に分かれて活発な意見交換が行なわれました。
私は、「バリアフリー分科会に出席致しました。本会から提出した議題は昨年と同様に「NTTの光 電話においてナンバーアナウンスが出来るよう技術開発を要望する」でありましたが、採択されて関係機関へ技術開発を強力にお願いして行く事となりました。
第3日目の全国盲人福祉大会は会場を秋田県民会館に移して式典に続き大会議事が行われ、平成22年度の日盲連運動方針(案)等が執行部提案どおりに採択されました。来年の全国大会は島根県において開催されるとの事であります。一人でも多くの皆様が参加出来ますよう今から心がけておきましょう。
今回も私達が全国大会に参加するに当たって山日YBS厚生文化事業団より多大なご支援を頂き有難う御座いました。また、同行して下さったボランティアの皆様にも心からお礼を申し上げます。

職業分科会報告


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副会長 堀口 俊二

 標記の会議は大会2日目の午後、大会会場秋田ビューホテルにて全国都道府県の代表者が出席して開催されました。
あん摩マッサージ指圧、はり、きゅう関係7題、雇用就労関係7題、その他2題計16の議題が審議・採択されました。
あはき関係では、無資格医業類似行為者の一掃とその養成学校の開設に反対する旨の要望、公的施設での視覚障がい者の優先的雇用の要望、障がい者雇用納付金に基づく各種助成金のあはき業者への適用に関する要望、保険取り扱いがスムーズに行えるよう制度の改善を図ってほしいなどの要望について審議されました。
特に無資格者問題には多くの時間が裂かれましたが、あん摩マッサージ指圧の定義付けが当面最も重要な課題であるという認識で一致しました。一方、雇用・就労関係では視覚障がいあはき師の老人施設における機能訓練指導員としての雇用促進の要望、ヘルスキーパーの雇用拡大の要望、本県提案の視覚障がい者就労支援センター設立を含め、視覚障がい者の就労支援の推進や中途失明者の職場復帰へ向けたリハビリテーションの推進と財政的支援に関する要望、ヒューマンアシスタント制度の在宅就業者への利用拡大の要望などが話し合われました。
特に、視覚障がい者の就労支援に関わる施設の設置や支援制度の充実に向けた議題が7題中4題を占め、全国的な課題となりつつあることを実感しました。また、この後の情報交換の中で、岩手県より盲人ホームをこの4月より就労支援B型に改組しスタートしたとの事例報告があり、国が盲人ホームの存続の方向を打ち出したとの情報と相まって就労支援に関する新たな動きとして注目されました。視覚障がい者の職業問題は長年に亘る課題であり一朝一夕に解決できるものではありませんが、本県としても他県との連携を図りながら一歩ずつでも前進できるよう地道な努力を重ねていくことの大切さを痛感しながら帰路に着きました。

生活分科会報告


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副会長 榊原 隆

秋田大会の中日に開催されました生活分科会の報告をいたします。生活分科会では、全国から32議題が提出され、そのうち1項目を除く、31議題が採択されました。終始、たいへん白熱した議論が戦わされ、ひとりひとりが日々の暮らしの中で不安感を募らせていることをひしひしと感じる緊張の時間でした。ここでは、採択された議題の主なものを5つの項目に分け、列記したいと思います。

1 障害者自立支援法の廃止に伴い、今後制定される障害者総合福祉法(仮称)の内容が、未だ見えてこず、早急にその方向性を示されたい。また、新法制定までの配慮ある暫定措置を望みたい。これは、新法に対する大きな期待と制定されるまでの間の配慮を望む声です。
2 移動支援に関しては、ガイドヘルパーの利用可能用件の拡大と時間制限の撤廃、緊急時における24時間対応、ガイドヘルパーが運転する車の利用を認めて欲しいなどの要望が出されました。特に、通院時の病院内のガイドヘルパー利用についても、制度として認めて欲しいとの強い要望がありました。
3 コミュニケーション支援事業に関しては、代読代筆サービスの制度化、特に金融機関における代筆サービスを受けられるよう、各金融機関との交渉を進めて欲しいとの要望が多く出されました。
4 日常生活用具給付事業等の拡大、特に、携帯電話の無料提供及び通話料の割引などの要望がだされました。
5 その他、次のような要望が提出されました。
・視覚障害者本人または、視覚障害を持つ家族が入院した際、病院内及びその敷地内におけるホームヘルパーとガイドヘルパー利用を制度化して欲しい。これも、多くの方から強い要望がありました。
・年金の増額 これもやはり高齢化が進む視覚障害者の収入の内、年金のしめる割合が高くなるため、多くの声があがりました。
・中途失明者のためのリハビリテーション(歩行、生活訓練)を医療費として点数化するよう、各方面から要望が出されました。
・我々のために地域で点訳音訳のボランティアをしてくださっている方々が使用しているソフトの無料化が要望されました。
・災害時の緊急避難体制を確立するため、国の支援マニュアルを各自治体において、視覚障害者に周知徹底させるよう指導をして欲しいという要望もだされました。
以上が主な提出議題ですが、移動支援や日常生活用具給付事業の地域間格差が大きいことは、既に大きな問題になっていることです。その是正も重ねて叫ばれました。

我々は、生きる権利をもったひとりの人間です。これが、憲法ではっきりと保障されていることは言うまでもありません。憲法第21条には、表現の自由が、第22条には移動の自由がうたわれているにもかかわらず、現状はその権利が剥奪され、制限されています。われわれ障害者はこの現実を直視し、もっと怒らねばなりません。基本的人権を侵害されている現在の制度を、いかに改革できるか、その法整備を訴え続けていくことを確認しあいました。
全国大会での熱いやりとりを目の当たりにし、今後の力にしたいという思いを胸に山梨に帰ってまいりました。以上、生活分科会報告でした。

スポーツ協議会代表者会議報告


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体育文化部 川口 光雄

 5月19日、秋田ビューホテルでスポーツ協議会代表者会議が開催されました。平成21年度事業・決算報告が承認され、役員改選で大橋博副協議会長が新たに協議会長に就任されました。
平成22年度事業計画の一部です。

1 第5回全国視覚障害者スポーツ研修大会
開催日 平成23年2月12日(土)〜13日(日)
会場 新潟県妙高高原
内容 スキー(アルペン)の体験
2 第6回通信競技大会
募集期間 9月1日〜11月30日
上位入賞者はスポーツ協議会代表者会議で表彰を行う。
その他各種競技大会も情報が入り次第お知らせ致します。詳細については事務局にお問い合わせ下さい。

秋田大会へ参加して


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藤森 三男

山視協の会長さん始め、役員さん及び、ヘルパーさんの方々のおかげで、今年も秋田大会へ家内と参加致しました。
私達は、まず秋田市民俗芸能伝承館を見学、そこで東北3大祭りの一つ、竿灯祭りの実演や由来について説明があった。竿に吊るす提灯の数は、約49個位、これは、稲穂の垂れている粒の数とか。竿灯は、竹竿にバランス良く提灯を吊るし、長い竿を肩や、おでこへ乗せて、調子を取りながら観客に見せる技である。正に職人芸だ。私達は、係りの介添えで、肩に竿灯を担いでの体験や祭りには、欠かす事の出来ない太鼓を叩いて肌でその響きを体感した。
また、2日目は、田沢湖へ観光に出かけた。田沢湖は周囲20キロ強、湖の透明度が400メートル強だとか。たつこ神社の由来などガイドさんの話を聞く事が出来た。また、他の決められた観光地をガイドさんに連れられて各所見学した。
秋田ビューホテルでの親睦会は地元秋田の役員さんを始め、関係各位、来賓の方々の挨拶から始まった。各地から来られた方々の交流の場面が食事の間に見られた。再会した方や初めて大会に参加した方など、穏やかな雰囲気で宴がすすんで行った。宴たけなわの中、民謡を聞かせてくれると言う。秋田県は、山梨県と違い、民謡が沢山ある県である。秋田船方節、秋田おばこ、その他多くの民謡がある。民謡は、其の地の自然、気候、風土、生活、人々の関わり、文化や農作業などを織り込んで作られた詩には、何とも言えない味がある。今夜の為に、仕事の合間を練習して来たのであろう。民謡は、一人では、歌う事は出来ない。会い方が居なくては駄目である。鳴り物、太鼓、尺八、三味線、おはやし等が一緒に息があって初めて歌う事が出来ると言う。ステージの方々は、衣装がきれいであった。
また、男鹿半島に古くから伝わるなまはげが、各テーブルを廻りサービスをしていた。秋田らしさが滲み出ていた。このステージの写真を下手ながら何カットも撮る事が出来た。
最終日、大会が行われる、秋田県民会館へ着いた。学生のボランティアが各県のプラカードを掲げて待っていた。受付、案内、車の誘導、県産品・福祉機器の販売、とにかく大勢の人達である。当日は、会場へは、1千数百人以上が来られたと言う。
毎回大会へ行かせて頂いて思うのは、本当に私達視覚障害者は生活して行くに当たり問題が山積している事である。私は、今回も家内と参加したが、普段なかなか旅行が思うように出来ないので、声をかけて頂いたので秋田へ行く事が出来た。今回は何かと皆様に、お世話になりました。

グランドソフトボールチーム関東大会優勝


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去る6月6日に神奈川県で開催されました、関東地区グランドソフトボール大会において、山梨グランドソフトボールチームが、優勝しました。おめでとうございます。秋に行われる千葉県での全国大会に出場します。健闘を祈ります。

点字競技会・芸能発表会出場者募集


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第33回県下視覚障害者点字競技会・芸能発表会出場者募集
恒例の点字競技会及び芸能発表会・意見発表会を次のとおり開催致します。賞品も用意しております。大勢の会員の皆様の出場とご参加をお待ちしております。

期日 7月4日(日)
会場 山梨県ボランティアNPOセンター1Fホール
日程
午前の部 受付 9時30分 開会式 10時
点字競技会 10時10分
種目 聞き書き、写し書き、記憶書き
意見発表会 10時45分「7分にのせてあなたの思いを」と題し、自由なテーマで語って頂きます。
昼食 12時(本会で用意します。)
午後の部 受付 12時30分
芸能発表会 13時(カラオケ、楽器演奏、詩吟、民謡等) 点字競技会 成績発表 15時
終了 15時15分

点字競技会出場者は点字板をご持参下さい。芸能発表会でカラオケに出場希望の方は、曲名、歌手名を添えてお申し込み下さい。
点字競技会、芸能発表会、意見発表会への出場お申し込みは6月20日(日)まで。各支部長までお早めにお願い致します。
お問い合わせは体育文化部・川口まで。

体育文化部 川口光雄

女性部から料理研修会のご案内


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 女性部では次の要項により、料理研修会を開催します。調理台5台のため、参加者はヘルパーを含む、25名とさせていただきます。お誘いあわせて、ご参加ください。

期日 7月25日(日) 午前10時30分より午後2時
会場 甲府北公民館 調理室
講師 深澤勢子先生
料理内容 ちらし寿司 和え物 すまし汁 デザート
持ち物 エプロン 頭覆い 布巾2枚

なお材料費は、会で負担させていただきます。甲府駅バスターミナル3番線 午前10時発の山宮循環に乗車しますので、9時45分までにバス停に集合してください。申し込みの受け付けは、定員になり次第終了させていただきます。
連絡先 返田、埜村

埜村和美

第13回障害者文化展のお知らせ


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今年も障害者文化展が開催されます。数多くの作品をお待ちしています。

期間 9月1日(水)〜6日(月)
会場 山交百貨店 5階催事場

コンサートへのお誘い


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やまなしDiva(ディーヴァ)の会のコンサートの招待券を頂きました。

日時 7月16日(金) 開場18時30分 開演 19時
会場 山梨県立県民文化ホール・小ホール
曲目 浜辺の歌 初恋 千の風になって アヴェ・マリア オー・ソレ・ミオ アメイジンググレース フィガロの結婚序曲 魔笛より カルメンより 椿姫より 夢路より ロンドンデリーの歌 金髪のジェニー他
お問い合わせ・お申し込みは事務局(055−252−0100 小林)までどうぞ。

支部便り【甲府支部】


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甲府支部 市瀬 實

1 甲視協では昨年松本安正さんが、今年上杉治由さんが逝去されました。心より哀悼の意を表すと共に、その悲しみを力にかえて、会を更に充実・発展させて行きます。
2 一方会員の自立、社会参加による足跡の証として、昨年吉川勝彦さんが自立更生部門で厚生労働大臣表彰され、今年は花形幹雄さんが旭日単光章を受賞されるなど、会員各位がそれぞれの場所で輝いており、そんな中で会運営できることを光栄に思います。
3 昨年取り組んだ運動の成果の1つとして、会員がガイドヘルパーを利用して会の活動に参加する場合、100時間まで無料ということになりました。この時間制限撤廃を、甲府市に要望して行きます。
4 今、弱視の会員はどんなことに困っていて、甲視協に何をして欲しいのだろうか? そんな思いの中昨年は、町の景観を重視する甲府駅北口整備事業進行の過程で山視協他と共に、弱視も見やすい点字ブロックの設置について甲府市と話し合い、黄色に統一と要望しました。
5 山視協を支える支部として、関係するすべての団体・個人と協力しながら、会員のニーズに合った運動を、会員皆で進めて行きます。

事務局より


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○ 図書紹介『視覚障害者の身だしなみと話し方』点字上下2巻 デイジー版 社会福祉法人桜雲会
○ 舞鶴陸橋の歩道の工事が行われます。詳しいことを知りたい方は事務局までご連絡下さい。
○ 総務省は、経済的な理由で地上デジタル放送がまだ受信できない世帯に対して、簡易チューナーの無償給付等の申し込みを受け付けている。
問い合わせ並びにパンフレットのご希望は「総務省地デジチューナー支援実施センター」(電話0570−033840、この電話番号が利用できない場合は044−969−5425)まで。(点字JBニュースより)

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