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山梨県視覚障害者福祉協会 情報



平成22年9月16日発行
山梨県甲府市北新1-2-12
TEL 055-252-0100
FAX 055-251-3344
JBニュース音声ナビゲーション TEL 055-255-6162
http://yamashikyo.sakura.ne.jp
発行責任者  長澤  誠 編集責任者  堀口 俊二
目次
8月9日のキャンペーン行われる・・・・・1
第2回役員会報告・・・・・2
県政出張トークに参加して・・・・・4
県下視覚障害者交流秋季大運動会・・・・・6
寿の集いのご案内・・・・・6
グランドゴルフクラブより・・・・・7
県下視覚障害者文化祭作品・出場者募集・・・・・8
福祉部講演会報告・・・・・9
障害者福祉サービスのご案内・・・・11
支部便り 甲斐支部・・・・11
図書紹介・・・・12

「情報」は赤い羽根共同募金の配分金により作成されています。

8月9日のキャンペーン行なわれる


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会長 長澤 誠

8月9日はごろあわせから、あん摩マッサージ指圧を含めて「鍼灸の日」とされております。この日に合わせて、2007年から日本盲人会連合が主体となって全国一斉に無資格者医業類似行為者の一掃のためのチラシ配りが行なわれるようになりました。医師以外の者が、按摩マッサージ指圧・鍼・灸を業とする者は高卒後3年以上、解剖・生理等の基礎医学をはじめ、専門教科と専門技術を学んだ後に国家試験に合格して免許を得た者でなければならないと規定されています。ところが近年、実際には按摩マッサージ指圧を行なっているにも関わらず表示をかえるだけで業を行なっている無資格者医療類似行為者が多数横行するようになって来ました。
その結果、何の医学的知識もない上に見よう見まねで覚えた技術で患者に施術したため骨折等の実害を被ってしまった者が出るようになってきました。そればかりではありません。このような無資格者医業類似行為者の横行は、400年以上の長きにわたって視覚障害者が生計の手段として守りとおして来た職業であるにも関わらず、いまや国家資格も持たない健常者によって職域を犯されているという由々しき現状であります。このことを、社会の皆様に理解していただくために、本会では、県障害福祉課のご理解とご支援を頂く中で、県内の業団体とともに甲府駅周辺と富士吉田駅周辺等においてチラシ配布を行ないました。
今年は、杉山和一検校の生誕400年という視覚障害あはき師にとって大変意義深い節目の年であります。先人達は、この業を受け継ぎ、命がけで後世に伝承して行ったのであります。私は、今年の8月9日のキャンペーンに参加して、視覚障害者に最も適職であるあはき業にもっと誇りを持って微力ながら社会に貢献して行きたいと思いを新たに致しました。

第2回役員会報告


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事務局長  堀口 俊二

去る8月22日午前10時より、ボランティアNPOセンターにて平成22年度第2回役員会が行われ、経過報告に引き続き、今後の行事や直面している課題など、多数の議題について熱のこもった話し合いがなされました。以下にその要点を記します。

1 秋の行事に関する件
秋は本会の行事が目白押しです。各部より提案があり、協議の結果承認されました。今後予定されている主なものは、10月10日の三団体交流大運動会、10月24日の寿の集い、11月14日の文化祭、12月12日の職業部研修会及び第3回役員会、12月上旬実施予定の女性部研修会などです。また、11月に計画されている山梨ライトハウス主催の「白い杖愛護運動」にも全面的に参加・協力していく予定です。行事の詳細につきましては毎月の情報をご覧の上、ご協力のほど宜しくお願いします。
2 公益法人への移行に関する件
県私学文書課の指導を受けながら正副会長を中心に作成した新法人定款(案)が提案され、これを原案として進めていくことが承認されました。今後は申請手続きを進めていくことになります。また、年度内に定款変更のための臨時総会を開くことになると思いますが、その折は皆さんのご協力のほど宜しくお願いします。
3 無資格者撲滅キャンペーンに関する件
今年もはりきゅうの日に、甲府支部と富士吉田支部では、甲府駅前・富士吉田駅前でそれぞれチラシ配布を行いましたが、それ以外の支部についても昨年同様、会員1人10枚を目安に治療室で患者さんに手渡すなど、支部の実態に合った形で対応するということで承認されました。後日支部長さんからお話があると思いますが、ご協力のほど宜しくお願いします。
4 郵便物集配に関する件
これは、前回役員会で女性部から提案されたものです。視覚障害者である旨を大きく書いた郵便プレートを自宅の郵便受けに取り付けておくことで、郵便配達の職員が集荷物があるかどうか声をかけてくれるサービスを他県で行っているところがあるとのことです。本県でも実現に向け取りくんではと、いうことですが、実施するにはプレートの代金(500〜900円)を個人負担する必要があります。そこで、このようなサービスの利用希望者がどのくらいあるか支部ごとに調査し、希望者数をみながら運動の進め方を検討することとなりました。既に支部長さんからお話を聞いている会員も多いかと思いますが、趣旨が充分徹底されていないのではないかとの声があり、調査を継続することになりました。このようなサービスをご希望の方は支部長さんまで是非お知らせ下さい。
5 その他
@今年度の新しい事業としてフリートークを企画することとなりました。日常生活の悩みや課題の中から一つテーマを決め、1時間半ほどゆったり時間を取って自由に話し合い、来年度の会の要望に生かしていこうというものです。定款変更のための臨時総会とセットで実施したいと考えています。テーマ等具体的なことが決まり次第再度お知らせしますので、その折は宜しくお願いします。
A甲府駅新 北口通路が去る8月4日に完成しましたが、多くの弱視の方から階段の降口が大変分かりにくいとの声が出ています。また、どこへ降りる階段なのかを示す点字案内もありません。そこで、会としても甲視協などと連携を取りながら検証作業を行い、改善してほしい点を整理し関係方面へ働きかけていくこととなりました。皆さんからもお気づきの点等、情報を寄せていただければ幸いです。
Bその他、金融機関への要望(入口の音声案内、音声案内付きATMの増設、窓口での代筆・代読等)およびガイドヘルパー養成事業推進の要望についても精力的に取り組んでいくことが承認されました。具体的な動きについては、皆さんからご意見をいただきながら進めていきたいと思いますので、これらのことで日頃困っていること、改善してほしいこと等ありましたら事務局までお知らせ下さい。ご協力のほど宜しくお願いします。

平成22年度 県政出張トークに参加して


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事務局長  堀口 俊二

(歩道のユニバーサルデザインについて)に参加して
 標記話し合いが去る8月5日(木)県ボランティアNPOセンターを会場に行われました。これは、県土整備部が主催し、視覚障がい者・車椅子利用者など障がい当事者が一堂に会して意見交換を行い、道路のユニバーサルデザイン化に反映していこうというものです。
本会からは、正副会長、福祉部員、甲視協会員が参加しました。話し合いに先立って8月3日と8月5日の両日、ボランティアセンター前から平和通りにかけての道路について、歩車道の段差、点字ブロックやエスコートゾーンの敷設状況等を中心に検証しました。最大のテーマとなった歩車道の段差については、この区間では歩道の高さ2p、歩車道の境目の縁石は長さ20pで2p上るスロープ構造となっていますが、現状で良いかどうかというものでした。
検証の結果、歩道の高さ2pが確保されており、本道路のように歩道上の点字ブロックや横断歩道のエスコートゾーンが充分整備されているという条件が整っていれば、視覚障がい者にも歩車道の区別がはっきりできる一方、車椅子利用者にとっても縁石がスロープ構造になっていることで比較的楽に歩車道の上り下りができるということで、現状のままで良いのではないかということになりました。また、点字ブロックやエスコートゾーンについては、整備が進んでいるボランティア通りの敷設のし方を基準とし、今後の道路建設や改修に生かしていってはという方向が打ち出されました。
その他、視覚障がい者側からは平和通りの東西の横断歩道など幅の広い横断歩道には早急にエスコートゾーンの敷設を進めてほしい、平和通りの自転車レーンに盲導犬が入らないよう目印を作ってほしい、駅前等に駐輪場を作り歩道上の放置自転車をなくしてほしい、車椅子利用者側からは平和通りの歩道のタイル間の目地の隙間をなくし走行中の振動が少なくなるよう改善してほしい、雨水取り入れ口の網目を小さくして車輪が引っかからないようにしてほしいなどの要望が出されました。
また、道路建設に当たっては設計段階でのチェック体制の重要性が確認されました。最後に、県土整備部より今回の話し合いを元に歩道のユニバーサルデザインのマニュアル作りをしていきたいとの話があり会を閉じました。今回は、ユニバーサルデザイン化がかなり進んでいる道路の検証でしたが、県内の多くの道路ではこのような環境は整っていません。本会としては、これからも引き続き道路環境の整備を関係方面に働きかけていくこととなりますが、併せて車椅子利用者や高齢者など色々な立場の方の利便性も視野に入れながら運動を進めていくことの大切さを改めて実感した会でした。

第23回県下視覚障害者交流秋季大運動会


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本会と山梨ライトハウス、青い鳥奉仕団の3団体交流大運動会を次のとおり開催します。健康増進とストレス解消に、楽しみながら体を動かし相互の親睦も深めましょう。
たくさんの賞品を用意しております。ご家族・お友達お誘い合わせてのご参加をお待ちしております。

期日 10月10日(日)
会場 県立盲学校グラウンド(雨天の場合は体育館)
日程 受付 9時〜9時30分 開会式 9時30分〜10時
競技 午前の部 10時〜12時
昼食 12時〜13時(本会で用意します)
午後の部 13時〜14時40分 閉会式 14時40分〜15時
競技は誰でも無理せず楽しめる種目ばかり。他にクイズ、福拾い、綱引き、リレーもあるよ。
申込締切 9月26日(日)
申込先 所属の各支部長まで。支部外の方のお申込は川口まで。
昼食や名札など事前準備の関係上、各支部長は9月27日(月)までに参加者名・人数を川口までご連絡願います。

体育文化部 川口光雄

寿の集いのご案内


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前号にてお知らせしましたが、次の日程にて寿の集いを開催します。皆様のご参加をお待ちしています。なお、長寿会の皆様には、後日詳細について長寿会よりご連絡があると思います。

日時 10月24日(日)10時〜15時
会場 かえで荘(笛吹市石和町)
日程 10時より長寿会の総会及び研修会
12時より長寿を祝う寿の集い、13時30分より長寿会の皆様によるカラオケ大会、14時45分終了を予定しています。
集合 長寿会の皆様は甲府駅南口の1番線バス乗り場に8時50分、9時出発します。
山視福協の会員は石和駅改札を出た所に10時30分集合、10時40分出発します。
会費 山視福協の会員は2000円、付き添いも同額です。
なお、10月21日以後のキャンセルは同額をいただくことになります。
申込締切 10月8日(金)
申込先 福祉部 矢崎(電話 0553−32−0576) 事務局 小林(電話055−252−0100)まで。
尚、温泉を楽しまれる方は、貸しタオルがありませんのでご持参ください。

福祉部 矢崎繁

グランドゴルフクラブより


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恒例となりました わの会との交流グランドゴルフ大会を次の通り行いますので会員の皆様のご参加をお待ちしております。

日時 10月31日(日) 受付 午前9時 終了 午後3時30分
場所 山梨県立盲学校グラウンド
昼食、景品を多数用意しております。雨天決行
申込締切 10月20日(水)
申込先 吉川まで

第42回県下視覚障害者文化祭作品・出場者募集


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 恒例となりました文化祭を次のとおり開催致します。つきましては、「語り・朗読の集い」への出場者及び、短歌、川柳、俳句各部門の作品を募集します。今年の会場での文芸選評は「短歌」です。会員の皆様のご応募をお待ちしております。
また、山梨大学大隅清陽先生の「古代甲斐国と渡来人」をテーマに文化講演会を行います。昼休みにはお楽しみバザーもありますのでお誘い合わせてご来場下さい。

期日 11月14日(日)
会場 山梨県ボランティアNPOセンター1階ホール
募集内容
【文芸部門】 短歌、俳句、川柳(1人各1作品)
締切 10月20日(水)
提出先 事務局 小林(電話 055−252−0100 FAX055−251−3344)
【語り朗読部門】持ち時間は各部門とも10分以内。
締切 10月24日(日)
申込先 体育文化部 川口まで

詳細は来月号にてお知らせ致します。

体育文化部 川口光雄

福祉部講演会報告


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8月22日午後1時よりボランティアNPOセンター1Fホールを会場に話し方教室 スピーチ・スピーチ代表 福島三千代氏を講師に講演会をおこないました。多くの皆様のご参加ありがとうございました。
講演の前半では演題を会話は心のキャッチボール、副題として「聴く・話す・今、時代に必要なこと」として、話し方教室を設立した経緯を含め、話すこと、聞くことによるコミュニケーションでどのように相手に伝わるのかという講演がありました。
後半では参加型の内容で、発声練習の方法、参加者から「最近うれしかったこと」と題した発表が多くの方々からあり、参加者54名の皆さんが和気藹々とした楽しい講演会となりました。今後の福祉講話などの参考にしていただければ幸いです。

昨年の講演会の講師をお願いした県民生活センターの小林氏より次の情報が寄せられました。消費トラブル 全国の事例からです。

【障害者支援団体を名乗る人から 電話勧誘】
障害者支援団体を名乗るところから、「障害者のための本を購入してもらいたい。」と、2回電話があった。その後、買うとは言っていないのに、注文書や3万円の請求書と一緒に本が送られてきた。住所は教えてはいない。
(類似)障害者団体を名乗るところから、「障害者が足で描いた絵を買ってほしい。」と、しつこい電話がある。
【対処法】
これは電話勧誘販売のトラブルです。頼んでいないのに、勝手に商品を送りつけてきたので、契約は成立していません。ハガキで契約をしていないことと、もし契約が成立している場合は、クーリング・オフすることを書いて特定記録郵便でおくります。今後の電話勧誘を断ることも書いておくといいでしょう。書面の書き方については、県民生活センターや近くの市町村消費相談窓口に問い合わせるといいでしょう。
【ミニ知識】
電話勧誘の場合は、契約書面を受け取った日から8日間はクーリング・オフができます。クーリング・オフには、理由はいりません。無条件で解約でき、消費者は送料などのお金を一切払う必要はありません。クーリング・オフができるのに、「クーリング・オフはできませんよ。」と説明された場合などは、クーリング・オフ妨害となります。この場合、クーリング・オフの一日目が、いまだ始まっていないことになります。契約をする意思がない業者との長電話はやめましょう。契約しないことを相手にはっきり伝えましょう。例えば「買いません。」「契約しません。」「再勧誘の電話をしないでください。」などがいいでしょう。
【そのほかの事例】
布団・ネックレス 数年前から、訪問販売で布団やネックレス、健康食品など次々と契約させられ、支払いが高額になってしまった。
広告掲載 盲導犬普及の広告掲載の電話勧誘があり、後日、掲載紙発行後に振り込み用紙が届いた。
クレジットカード名義貸し 同居している人にカードを貸していたら、カードを使用され、知らない間に、支払いの残額が高額になってしまった。
未公開株 電話で未公開株の購入をすすめられた。はじめのうちは、相手と連絡がとれていた。言われるがままに振り込み、総額1000万円くらいになってしまった。最近、連絡がとれなくなった。以上です。
県民生活センター相談窓口 電話番号055―235―8455

福祉部 矢崎繁

障害者福祉サービスのご案内


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障害者福祉サービスのご案内(平成22年度版)
山梨県福祉保健部で作成した在宅で生活する身体障害、知的障害及び精神障害をもつ人を対象とした福祉サービスの概要について記載したパンフレットです。
 障害者自立支援法によるサービス その他サービス(手当・各種助成・貸付 税の控除・減免 自動車税・自動車取得税の減免 乗物運賃等の割引) 施設一覧 障害者相談員名簿 相談窓口等が掲載されています。
県ホームページに掲載されていますのでご活用下さい。

山梨県福祉サービスのご案内(平成22年度版)

支部便り  甲斐支部


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堀口 俊二

甲斐支部は今年若干の会員の出入りがありましたが、結果的に昨年同様12名でのスタートとなりました。今年度に入ってからここまでの主な活動内容を紹介してみたいと思います。

1 市に対する要望活動
5月の総会で会員の声をまとめ今年も昨年度に引き続き、移動環境の整備、日常生活用具や補装具の見直しなどの要望書を市の福祉課に提出しました。移動については福祉有償運送制度の充実、ガイドヘルパー養成と利用範囲の拡大など、日常生活用具関係ではパームソナーや物知りトーク・カラリーノの指定品目への追加、点字ディスプレイや電磁調理器の指定条件の見直しなどが主な要望事項です。もちろん、これら要望の実現は決してたやすいことではありませんが、昨年度のタクシー利用券の増額は大きな成果であり、今年度も何らかの前進が見られることを願いながら活動を続けています。
2 県立科学館の見学
 去る8月8日(日)身体障がい者地域活動として県立科学館の見学に行ってきました。前半はドーム映像(HAYABUSA-Back to the earth)観覧、後半は展示室等の見学を行いました。ドーム映像は副音声付きで10人分の端末が用意されており内容もタイムリーなもので、充分堪能することができました。後半の見学も、太陽系の模型や地球の百万分の1の模型に直接触れてみたり、二酸化炭素がないと仮定した−19℃の環境を体験するなど大変興味深い見学ができました。係の高橋さんの対応も親切・丁寧で皆大満足で帰路につきました。今回、ドーム映像を含め科学館についての情報を提供して下さった「星の語り部」の皆さんにこの場をお借りしてお礼申し上げます。

図書紹介


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障害者制度改革の推進のための基本的な方向について(閣議決定) 平成22年6月29日 内閣府 点字版
視覚障害があるみなさんへスポーツ紹介 日盲連スポーツ協議会(墨字版 音声コード付き)
平成22年度陳情報告書 日盲連(墨字版 音声コード付き)
「中山間地域における視覚障害者の外出についての調査」厚生労働省 平成21年度自立支援調査研究プロジェクト 墨字版・点字版
障害のある人から見た障害を理由とする差別の事例等
してほしくないこととしてほしいこと 財団法人日本障害者リハビリテーション協会  墨字版・点字版


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