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山梨県視覚障害者福祉協会 情報



平成23年11月15日発行
山梨県甲府市北新1-2-12
TEL 055-252-0100
FAX 055-251-3344
JBニュース音声ナビゲーション TEL 055-255-6162
http://yamashikyo.sakura.ne.jp
発行責任者  長澤  誠 編集責任者  堀口 俊二
目次
医療費窓口無料の継続を願って・・・・・2
同行援護の学習会報告・・・・・3
県下視覚障害者文化祭のご案内・・・・・5
第3回役員会開催について・・・・・5
職業部講演会のご案内・・・・・6
第11回全国障害者スポーツ大会報告・・・・・7
アビリンピック入賞者・・・・・7
第25回日盲連関東ブロックSTT川崎大会報告・・・・・8
図書紹介・・・・・8

「情報」は赤い羽根共同募金の配分金により作成されています。

医療費窓口無料の継続を願って


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会長 長澤 誠

山梨県では、今年度はじめに行なった行政評価において重度障害者医療費助成制度を見直す方向で検討することを発表しました。私はこのことを知ってすぐに上部団体である山梨県障害者福祉協会(以下、山障協と言う)の事務局に電話をし、「この制度が廃止にならないよう強力に働きかけて頂きたい」とお願したところ、山障協もこのことが発表されていることは承知しており、「近く行なわれる予定の予算化要望の際要望していく」との回答を頂きました。また、この時「経過によっては本会としても何らかの行動を起こしたい」と話しましたところ「良いことだ」と理解して頂きました。
山障協では8月18日、来年度の予算化要望として加盟各団体からの要望に併せ、重度障害者医療費助成制度の現行制度のままの継続要望も県に提出されました。しかし、その後、横内知事は9月県議会の答弁の中で、「償還払いも一つの方法ではないか」と窓口無料の見直しの考えを示したのであります。
本会をはじめ各団体による30年以上もの永年に亘っての医療費窓口無料化運動は2008年(平成20年)に結実したばかりでありましたが、国民健康保険国庫負担分の削減や、医療費による財政負担増を理由に早くも見直しの方向へ移ろうとしているのであります。これは、低所得者の家計の圧迫や、視覚障害者をはじめ移動が困難な者達のことをまったく省みない極めて無理解な行為である以外に何ものでもありません。
本会では、10月16日(日)の正副会長会議の協議に基づいて、10月27日(木)顧問である土橋県議の属する会派の事務所を中村・堀口両副会長と長澤の3人が訪ね会派の代表と数名の議員に実状を訴えて参りました。その結果、本会として医療費窓口無料を継続するための、「重度障害者医療費助成制度の現行制度のまま存続を求める請願書」を近く県に提出する事となりました。本会会員並びに関係者の皆様と今後の動向を注視して行きたいと思います。

同行援護の学習会報告


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副会長 榊原 隆

去る10月30日(日)ボランティアNPOセンターホールにおいて日本盲人会連合情報部長の鈴木孝幸氏を招き、「同行援護の概要と課題」と題して学習会を開催いたしました。
これは、10月より施行の同行援護について、当事者自らが学習する機会を持とうと、当協会が企画したものですが、多数の参加者を得、たいへん実り多い学習会となりました。
そのあらましを次にご報告させていただきます。

1 同行援護とこれまでの移動支援との大きな違いは外出時における視覚情報の提供と代筆代読が業務として義務づけられたことです。
2 通院の際、病院内での利用も可能です。
3 介護保険の利用者であっても同行援護は独立したサービスであるため利用は可能です。
4 支給決定はアセスメント調査表にもとづき、視力、視野、夜盲、移動障害の4項目の点数によってなされます。
5 同行援護の対象外になっているものとして、通勤、営業活動等の経済活動にかかる外出、通年かつ長期にわたる外出、社会通念上適当でない外出(ギャンブル、飲酒を目的とした飲食店など)が挙げられています。
6 1日の内での利用時間には制限はありません。1日の内で何回かに分けての利用も可能です。
7 利用期間については、原則として、1日の範囲内で用務を終えるものとし、宿泊は認められていませんが、1日ごとに区切ることで可能となります。
8 費用については、原則として1割負担ですが、所得に応じた負担が定められるため負担ゼロのケースも多くなります。
9 留意事項として、従業者(ガイドヘルパー)の運転中の時間帯は報酬を算定しないとされています。
10 同行援護で対応できない部分はこれまでの移動支援の利用も可能です。
以上、主たる項目を列挙しましたが、同行援護は視覚障害者にとって、利便性がより大きい制度となっております。私たちはこの制度を充分に活用しながら、社会的自立と社会参加を果たすべく努力して参りたいと思います。

文化祭のご案内


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次のとおり、文化祭を開催いたします。

日時 11月27日(日)
9時30分 受付 終了予定 15時30分です。
会場 山梨県ボランティアセンター 1階ホール
詳細は10月号を、ごらんください。
会員の皆様のご参加をお待ちしております。

体育文化部  藤野 ます子

第3回役員会開催について


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事務局長 堀口 俊二

先月号でお知らせした通り12月11日(日)午前10時〜12時30分、平成23年度第3回役員会を県ボランティアセンター4階視聴覚室にて行います。新法人定款案など重要な議題がございます。役員の方々には是非出席していただけますようよろしくお願い致します。各支部長さんは当日印鑑をご持参下さい。なお、やむを得ず欠席となる場合には委任も含め事務局まで必ず連絡をお願いします。以下に主な議題を記します。

1 第2回役員会以後の経過報告
2 年度末に向けての事業に関する件(各部より)
3 一般社団法人定款案に関する件
4 一般社団法人申請に向けての事業の整理に関する件
5 関ブロ千葉県大会提出議題に関する件
6 県障害福祉課等への要望に対する回答に関する件
7 各種団体等を通じての要望事項に関する件
8 郵便プレートを使用しての郵便物集荷サービスに関する件
9 駅構内における安全対策に関する件
10 重度障害者医療費窓口無料化の存続に関する件
11 その他

職業部講演会のご案内


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職業部長 広瀬 清敏

職業部では、先月号でもお知らせしました通り12月11日(日)、常に懸案となっている無資格者問題を取り上げ講演会を行います。法治国家でありながら、あはき有資格者が無資格医業類似行為者に生活を脅かされているというのは大変ゆゆしき問題ですが、日盲連や日マ会が長年に亘って行っている国等への働きかけがほとんど実を結んでいないのも事実です。
そこで、今回は日マ会会長としてこの問題に中心的な立場で取り組んでおられる時任基清氏を講師にお願いし、次の日程でご講演いただくことにしました。この問題に対する認識を深めるとともに、今後の運動の指針が得られるよい機会になればと考えています。大勢の方の参加をお待ちしています。

日時 12月11日(日)14時〜16時
会場 県ボランティアセンター1階ホール
講師 社団法人 日本あん摩マッサージ指圧師会会長 時任基清 氏
演題 「無資格者問題の現状と対策」

第11回全国障害者スポーツ大会報告


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10月22日(土)から24日(月)に山口県で開催されました大会に会員2名が出場され、次の成績をおさめられました。

菊島 巧 陸上競技 砲丸投 2位 ソフトボール投 1位
井口 靖也 卓球 STT 1位

アビリンピック入賞者


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10月23日に行われました第31回県障害者技能競技大会のパソコン操作の部門において次の方々が入賞されました。

1位 矢崎繁 2位 荻窪たき子 
奨励賞 石原テル 努力賞 藤野忠臣 技能賞 橘田洋子

第25回日盲連関東ブロックSTT川崎大会報告


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サウンドテーブルテニスクラブ部長 酒井 弘充

標記の大会は去る11月5日(土)〜6日(日)、川崎市麻生スポーツセンターにて開催されました。本県からは男子3名(井口、酒井、堀口)、女子1名(岡部)計4名が選手として参加し、熱のこもった試合の末以下のような結果となりましたのでご報告致します。

個人戦男子の部 優勝 井口 靖也、準優勝 堀口 俊二選手
団体戦3位 山梨県

お陰様で近年ではこれ以上ない最高の結果となりました。皆様のご協力の賜と心より感謝申し上げます。しかし、スポーツの世界は水物ですので私たちクラブ員はこの結果に決して満足することなく、さらなる向上を目指し精進していきたいと思っております。今後とも温かいご支援、ご協力のほどよろしくお願い致します。

図書紹介


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「季節の料理レシピ集」 公益財団法人すこやか食生活協会
 12ヶ月毎に旬の食材や年中行事を盛り込んだ料理、季節にふさわしい料理のレシピ60品が掲載されています。(大活字・点字・SPコード)
ご希望の方には進呈致しますので事務局までご連絡ください。


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