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山梨県視覚障害者福祉協会 情報



平成23年12月15日発行
山梨県甲府市北新1-2-12
TEL 055-252-0100
FAX 055-251-3344
JBニュース音声ナビゲーション TEL 055-255-6162
http://yamashikyo.sakura.ne.jp
発行責任者  長澤  誠 編集責任者  堀口 俊二
目次
県障害福祉課との意見交換会・・・・・1
県政出張トーク報告・・・・・4
体育文化部報告・・・・・5
女性部研修会より・・・・・6
おめでとうございます・・・・・7
第65回全国盲人福祉大会開催のご案内・・・・・7
山交百貨店前から県庁北別館区間の歩道橋架け替え工事のお知らせ・・・・・7
事務局より 落とし物のお知らせ・・・・・8

「情報」は赤い羽根共同募金の配分金により作成されています。

県障害福祉課との意見交換会


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会長 長澤 誠

標記意見交換会は、11月29日(火)午後、県ボランティアNPOセンターにおいて開催されました。この会議は、毎年度はじめに開催される本会の定期総会で決議された課題を文書にして障害福祉課に要望した事に対して回答していただくものであります。
今回、障害福祉課から、篠原課長様、佐々木課長補佐様、白須主査様が、また、本会からは正副会長と事務局関係8名が出席して行なわれました。
今年、本会から提出した課題は、(1)視覚障害者の移動環境の整備について。(2)視覚障害者の情報環境の整備について。(3)「視覚障害者就労支援センター山梨」設立について。(4)障害者スポーツセンター建設について。の4項目で、昨年の要望事項と同様でありますがそれだけに私達にとって重要な課題となっているものであります。ここで、篠原課長様より頂いた回答を記してみます。

1 視覚障害者の移動環境の整備についてですが、障害のある方に対する移動サービスの提供については、これまで県と市町村が協力しながら実施してきた地域生活支援事業の中の移動支援とともに、この10月からは、重度視覚障害者の外出時のガイドヘルプサービスとして個別給付化された同行援護制度が始まりました。その様な中で、@タクシー利用券補助制度についてですが、県では、財政状況の厳しい中でありますが、この制度は来年度も継続していくつもりですので安心して頂きたい。また、福祉有償運送制度についても市町村に制度の更なる普及が図られるよう働きかけていきます。Aガイドヘルパー養成研修事業の整備充実についてですが、県としても視覚障害者の皆様の移動の安全を図るために、今年度視覚障害者移動支援事業従事者資質向上研修など中央で開催される研修会に実務者を派遣するなど指導的人材の養成とその体制の整備を図っています。また、ライトハウスで主催するガイドヘルパー養成講習には講師を派遣するなど協力させていただいています。また、県主催の居宅介護従事者等初任者研修など専門職の研修の中に視覚障害関係の講義時間を設けるなどガイドヘルパーが少しでも増えるよう対応をとっています。今年10月から始まった同行援護のサービスを充実させていくための研修の実施も今後検討していく必要があると考えています。
2 視覚障害者の情報環境の整備についてですが、同行援護のスタートの中で代読・代筆等の情報保障も図られています。8月に障害者基本法が抜本的に改正され、障害についてのあらゆる部分が見直される中で視覚障害者の皆様への情報支援も更なる努力をしていかなければなりません。県としては平成19年度に視覚障害者の皆様への情報支援を進めるように県庁内各課に要請をしたところですが、4年を経過している事などから、会議資料の点字化や、音声コードの添付などの当然すべき配慮を行なってもらえるよう改めて庁内へ要請を図っていきたいと考えています。また、音声コードの普及については平成21年度に県と市町村を対象に研修会を実施したり、また、県ホームページを視覚障害者の皆様の御協力をいただき、より閲覧しやすくしたところです。今後、眼科医や医療分野の方々にも情報環境を整えていただけるよう情報発信をしていきたいと考えていますので、これを具体化するに当たっては、皆様にも御意見と御協力をいただく中で進めさせていただきたいと思います。
3 「視覚障害者就労支援センター山梨」設立についてですが、障害者施策の中で就業支援は大きな課題となっています。色々な手段を講じて、少しでも就業支援が可能となるよう手を尽くしており、この4月からは県内4箇所の障害福祉圏域に障害者就業・生活支援センターを配置し、そこを中心に就労支援の具体的な支援を進めています。その中で視覚障害者の皆様については高い専門性を有することから、皆様の御意見を頂きながら取り組みを考えていく必要があると考えます。現在、国では障がい者制度改革が行なわれ、障害者自立支援法に代る障害者総合福祉法の作成作業が進んでいます。国の大きな制度の改廃に注意しつつ、視覚障害者の支援拠点である山梨ライトハウス等とも検討を進めていきたいと考えています。
4 障害者スポーツセンター設立についてですが、10月に山口県で行なわれた全国障害者スポーツ大会では、本県の選手団は昨年以上の好成績を勝ち取りました。障害者スポーツについては、単なる健康づくりとかレクリエーションだけではなく障害のない人たちと同様にスポーツ競技としての対応を求められています。今年6月に全面改正されたスポーツ基本法の中で障害者スポーツの振興に関する規定が新たに設けられました。国でも力を入れており、これまでとは違う障害者スポーツをめぐる環境が出来ていますので障害者スポーツの振興を図る上でどの様な方法が良いのか議論を重ね、じっくりと考えながら中長期の課題として進めていきたいと考えます。

以上、丁寧に回答していただいた後、活発な意見交換を行い 大変有意義な1時間30分でありました。

県政出張トーク報告


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事務局長 堀口 俊二

今年も県土整備部主催の県政出張トークが11月9日(水)に実施され、主催者側からは県土整備部道路管理課をはじめ国交省や甲府市の関係の方々、障がい者側からは山梨県身体障害者連合福祉会、山梨県車いす生活者の会、山梨県視覚障害者福祉協会の各代表、そして山梨大学から大学院岡村 准教授が出席しました。
午前10時から甲府駅南口から県庁前までの平和通りの現地調査を行なった後、これに先立って行われた事前調査の結果も踏まえ11時より約1時間、「歩道のユニバーサルデザイン」について意見交換が行われました。まず、歩車道の段差について道路管理課の方から次のような基本方針が示されました。

1 点字ブロックとエスコートゾーンが整備されている横断歩道では、歩道の高さを2cm、歩車道の段差0cm、車道から歩道への上り口は20cmのスロープとする。(現在のボランティア通りがこのようになっている)
2 上記以外の横断歩道では歩道の高さを3cm、歩車道の段差を1cm、段鼻からの上り口を20cmのスロープとする。
3 車の乗り入れ部では歩道の高さを5cm、歩車道の段差を2cm、段鼻からの上り口を30cmのスロープとする。

これらは、昨年の県政出張トークを受けて決められたものです。また、山交バスターミナル横断歩道の鉄の鋲についても、エスコートゾーンに変える予定があるとのことで、私たちにとってはより歩きやすい環境が整うものと期待されます。
この後、本会出席者からは放置自転車の撤去と駐輪場設置、自転車使用者へのマナー指導の必要性、点字ブロック上の駐車禁止、点字ブロックの色の黄色への統一などを要望しました。特に、放置自転車や歩道上の駐車は車椅子の走行にも大きな障害になるとの意見もあり、共通の課題であることが明らかとなりました。一方、車椅子生活者からは歩車道の段差の解消、歩道へのスロープを緩やかに、点字ブロックも含め路面の凹凸はできるだけ無くしてほしいなど、視覚障がい者の要望とは相反するものもありました。この点については、お互いの立場を尊重しつつ充分話し合う中でよりベターなものを見いだしていく努力が必要かと考えます。
この県政出張トークは平成20年から行われているものですが、県の方々が障がい当事者と現地調査や意見交換会を毎年企画されていることに大きな意義を感じます。改めて感謝の意を表すとともに、このような積み重ねが県下全域の道路環境の整備につながっていくことを願って止みません。

体育文化部報告


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部長 藤野 ます子

私が体育文化部を、担当して、8ヶ月になります。戸惑いながら、次々に行なわれた事業の準備に追われ、あっというまに、月日がたちました。会員の皆様のご参加と、関係者の皆様のご協力により、年間事業のすべてを、終了することができました、心から感謝申しあげます。
また部員の皆様には、ともにこの事業実施に、携わってくださったことを、心より、御礼申しあげます。そして、この会が発展するよう、期待し会員の一人として、微力ながら、私のできることを、していけたらと、思っています。

女性部研修会より


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部長 返田 順子

 私たち女性部では、10月の研修会で、「災害にあったとき、あなたならどうしますか」をテーマに、お互い、どんな準備をしておけばいいのか、日ごろ実践していることや心がけていることについて、話し合いました。
枕もと、あるいは玄関に近い場所に防災リュックを用意しておくこと。入れておきたいものとしては、様々ありましたが、参加者から出されたいくつかを挙げてみましょう。紙おむつ、大きめのタオル2,3枚、スリッパ、ラップ、簡単な救急セット、笛、飲み水、お菓子、ロープ、ビニール袋、細かくした現金、携帯ラジオ、などなど、これらを参考に、それぞれが最も必要なものを考えておこう、ということになりました。
また、普段からご近所の方と積極的に交流し、避難するとき手を貸していただけるようなお付き合いを大切にしたいという声が多く出されました。3月に起きた東日本大震災を思うと、視覚障害を持つ私たちにとって、心配なことはたくさんありますが、避けて通るわけにはいきません。日ごろから自分たちでできるだけの備えをし、周りの人たちの力も借りながら、安全に避難できるよういつも心がけておきましょう。と確認し合い、有意義な研修会となりました。

おめでとうございます


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○山梨県社会福祉協議会会長表彰
11月21日(月)に行われました第59回山梨県社会福祉大会の席上、萱沼時子様が会長表彰を受けられました。
○障害者援護功労者等知事表彰
12月4日(日)かいてらすにおいて行われた表彰式典において中村てる子様(援護功労者)、内海知子様(自立更生者)、石川勲様(模範保護者)が知事表彰を受けられました。

永年の皆様の御功績に対して会員一同お祝いを申し上げます。

第65回全国盲人福祉大会開催のご案内


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第65回全国盲人福祉大会(千葉大会)開催のご案内
会期 平成24年6月7日(木)から9日(土)
会場 アパホテル&リゾート(東京ベイ幕張)

山交百貨店前から県庁北別館区間の歩道橋架け替え工事のお知らせ


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舞鶴陸橋の歩道拡幅工事に伴い、山交百貨店北側階段上から県庁北別館東までの区間の歩道橋架け替え工事が行われます。 期間中 山交百貨店北側階段上から県庁東点滅信号まで(山交百貨店側)の歩道は通行止めとなります。東側をお回り下さい。工事期間は12月6日より平成24年3月末までです。詳しいことをお知りになりたい方は事務局までお願いします。

事務局より


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落とし物のお知らせ 11月27日の文化祭の会場に女性ものの靴の入ったカバンとマフラーが落ちていました。お心当たりのある方は事務局までお願いします。

お詫び 10月号の支部便りに原稿を書いてくださった支部長さんのお名前が入っていませんでした。河口湖支部の中村千秋さんです。

図書紹介 ご希望の方は事務局までどうぞ。
○ 「障害者白書」平成23年度版 テープ版 デイジー版
○ 国税庁広報官発行「私たちの税金」(平成23年度版)点字本 墨字本
○ 2011 第9回オンキョー世界点字作文コンクール入選作品集 墨字・点字

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