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山梨県視覚障害者福祉協会 情報



平成23年2月15日発行
山梨県甲府市北新1-2-12
TEL 055-252-0100
FAX 055-251-3344
JBニュース音声ナビゲーション TEL 055-255-6162
http://yamashikyo.sakura.ne.jp
発行責任者  長澤  誠 編集責任者  堀口 俊二

新県立図書館建設に関する意見交換会開催される


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会長 長澤 誠

去る、1月19日(水)、福祉プラザ1階の聴覚障害者情報センターにおいて、県の新図書館建設室等及び工事監理担当者等、また本会をはじめ各障害者団体から関係者が集まって、今回は、新県立図書館の「ユニバーサルデザインの視点からのトイレ整備について」意見交換会が行なわれました。
はじめに、県の新図書館建設室担当者からこれまでの経過について報告があった後、工事監理担当者より、地下1階地上3階までの施設全体の概要とトイレエリアの位置と設備についての説明がありました。
その主な点を書いてみますと、先ずトイレの位置は、地下は、書庫となっているため、多目的トイレはなく、1階は、南側(甲府駅の方向)にまちと連続した賑わいのある空間で、人が気軽に立ち寄ることが出来、研修会の出来る多目的展覧会場と、北側の、児童コーナー・視聴覚コーナー・新聞雑誌コーナーを備えた図書閲覧エリアの間にトイレが設置される。
2階は、南西側の講演会や簡単な演奏会の出来る200席程度を備えた交流ホールと、その東側に広がっている一般資料がわかりやすく配置されている閲覧エリアとの間にトイレが位置する。3階は全体が閲覧室となっていてサイレントルームであるため雑音が気にならないような配慮でトイレは東側に設置する、等であります。また、トイレエリアの入口にはトイレの点字案内板があり、男子用・女子用・多目的トイレの位置とトイレ内の造りを発信機と押しボタンによって音声で知らせる事になっているが、3階だけはサイレントルームであるため音声対応が出来ない。多目的トイレ内は、車椅子生活者に配慮して充分なスペースが確保され、使用器具も最先端のものを使用し各種ボタンはJIS規格であり、それぞれ形状や色で識別されている。緊急呼び出しボタンも倒れた時を配慮して低いところにもつける。また、手洗い器の上やダストボックスの上には手荷物の置ける棚がつけられる、等々の説明がありました。
続いて質疑応答が行なわれ、各障害者がそれぞれの立場から質問を致しました。視覚障害者関係のみの主な点を取り上げてみます。

問−トイレ入口の音声案内は何をどこまでされますか。
答−音声案内は、小型発信機によってトイレの位置を知らせ、前まで行くと押しボタンがあるのでボタンを押すと、「こちらが男子トイレ」「こちらが女子トイレ」「こちらが多目的トイレ」と案内されます。
問−各種ボタンは形状や色で識別されているとの事ですが、視覚障害者にはわかりにくいので点字表示がされていますか。
答−洗浄ボタンとウォシュレットのリモコンボタンの枠の上に点字表示がされています。
問−トイレの個室に入った際、センサーが反応して、ペーパーホルダーの位置や洗浄ボタンの位置、緊急呼び出しボタンの位置が音声案内されますか。
答−トイレのブースは個室になっておらず、上が空いているため、構造上クリアしなければならない問題がいくつかありそうなので検討してみます。
問−3階は閲覧室なので音声案内はないとの事でしたが、視覚障害者の利便性も考慮して発信機によってのみ反応する音声案内装置を付けては頂けないでしょうか。
答−3階は、ワンルームのようになっているため音声案内装置を付けるとしたら閲覧室に面する形になってしまいます。近くにトイレをと言う場合には2階にも閲覧室がありますので設計上全体的なバランスを見ながら今のような判断をさせて頂きました。

以上、2時間余りにわたって熱心な意見交換会が行なわれ、本会からは堀口副会長、埜村女性部長、私の3名が出席致しました。新山梨県立図書館は平成24年秋に完成予定と聞いておりますが、ユニバーサルデザインの考えに基づいて建設されるこの建物が誰もが容易に使いやすい施設であり、他県にも誇れるものとなりますよう大いに期待したいと思います。

金融機関バリア解消に一歩前進


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事務局長  堀口 俊二

昨年8月、日盲連からの陳情活動が実を結び、金融庁から全国各金融機関に対し、視覚障がい者に配慮した取り組みを積極的に進めるよう要請文が送付されました。これを受けて本会でも、昨年12月山梨県銀行協会に対し、視覚障がい者が単独でも金融機関が利用できるよう、下記要望の実現に向け尽力いただきたい旨のお願いをしたところ、迅速に対応していただき、県内すべての金融機関にこの要望書が送付される運びとなりました。また、これに先立って行われた本会事務局と山梨中央銀行との話し合いの折にも、同じ内容の要望書を先方に手渡し、是非前向きの検討をお願いしたい旨の申し入れをしました。以下が銀行協会への要望書の内容です。

1 すべてのサービス、手続きにおける窓口での代筆と代読の実施を是非実現していただきたい。
2 窓口での振り込み手数料をATM利用時と同等にしていただきたい。
3 預金通帳、入出金明細、金融商品情報等の点字化および音声コード化をはかっていただきたい。
4 視覚障がい者が単独で利用できるATMをすべての銀行のすべての支店に設置していただきたい。
5 道路から銀行に入る際、その入り口が認識できるよう、入り口に音声案内装置を設置していただきたい。(小型発信器対応の音声装置を強く希望)
6 入り口から視覚障がい者用ATMまでスムーズに行けるよう、点字ブロックを設置していただきたい。
7 入り口から窓口までについても、上記ATMと同様点字ブロックの設置をお願いしたい。

この結果、視覚障がい者の窓口での振り込み手数料が以下の金融機関でATM利用時と同等扱いとなりました。ATMでの振り込みが単独ではできなかった全盲者や重度弱視者にとっては大変有難い朗報です。なお、このサービスを受けるには、身体障害者手帳の提示が必要です。
サービス開始は次の通りです。

山梨中央銀行 平成22年11月1日より
郵貯銀行   平成23年1月4日より
都留信用組合 平成23年1月20日より
また、山梨中央銀行では、現在預金通帳や入出金明細書の点字化を検討中とのことです。まだ動きはじめたばかりとはいえ、金融機関でのバリア解消に向けたこのような取り組みは、私たちにとって大変嬉しいことです。金銭の管理は個人のプライバシーに関わる大切な問題です。これをきっかけに代筆・代読など他の要望事項についても、できるだけ早期にできるだけ多くの金融機関で実現がはかられるよう、これからも関係方面への働きかけを続けていきたいと思います。

平成22年度会計監査と第4回役員会


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日時 3月13日(日)
会計監査 10時〜12時 役員会 13時〜15時
会場 山梨県ボランティアセンター3階学習室4
やむをえず欠席される場合は、会長に委任の旨必ず連絡ください。また、印鑑をご持参ください。

平成23年度定期総会


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日時 4月17日(日)受付9時30分、開会10時
会場 山梨県ボランティアセンターホール
詳しくは、来月号でお知らせ致します。

青い鳥奉仕団との交流お楽しみ会


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日時 3月6日(日)13時30分〜15時30分
場所 ライトハウス2階研修室
内容 ゲーム・クイズ・合唱などを楽しみながら奉仕団の方々と交流します。
申し込みは 2月25日までに事務局・小林(055−252−0100)まで

女性部から、朗読研修会のご案内


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 女性部では次の日程により、朗読研修会を開催します。男性会員の参加も歓迎ですが、女性会員と同じく参加費500円をご協力していただきたいと思います。参加費は、女性部の県外活動の際の、助成に使わせていただきます。ご理解の上、よろしくお願いいたします。

期日 3月6日(日) 10時30分から12時
会場 ライトハウス 研修室
講師 青い鳥奉仕団音訳部の皆さん・須玉朗読ボランティアサークル「虹の輪」の皆さん
昼食は、各自でご持参ください。お茶は、用意します。
なお昼休みに、ボランティア室におきまして閉校式を予定しています。
お申込は藤野、返田、埜村まで。
締切 2月25日(金)

部長 埜村和美

第64回全国盲人福祉大会(島根大会)参加者募集


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『ゲゲゲの女房』で話題になった水木しげるの出身地である境港、みずきが描いた妖怪たちのブロンズ像が並ぶ歩道の散策、すべての良縁を結んで下さいます、出雲大社・松江城などの見学も予定しております。
往復航空機を利用し、山梨発 6月3日(金)6時30分、山梨着 6月5日(日)21時ごろの予定です。たくさんの方の参加をお待ちしております。

会期 6月3日(金)〜5日(日)
会場 島根県民会館・ホテル一畑
費用 10万円程度(参加人数によって変わります。)
お申込は2月中に事務局までお願いします。

相談支援事業


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普段お困りのことやお悩みのこと、視覚障がい者に使いやすい便利グッズやパソコンに関するお問い合わせなど、内容は何でも結構です。ご予約は事務局・小林(電話 055−252−0100)までお願いします。

実施日時 毎月第1木曜日14時〜16時
実施場所 県ボランティアNPOセンター
相談担当 長澤 誠、堀口 俊二

グランドゴルフクラブよりお知らせ


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 クラブ会員の皆様、平成22年度決算報告を行いたいと思いますのでご参加をお願いいたします。つきましては、昼食の用意がありますので、お申し込みをお願いします。

日時 3月13日(日)11時から12時
場所 県ボランティアNPOセンター3階学習室3
申し込み締め切り 3月5日
申し込み先 吉川勝彦まで。

障害者陸上競技研修会開催のお知らせ


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山梨県障害者スポーツ協会より障害者陸上競技研修会開催のお知らせ
障害者の社会参加の一環として、障害者の陸上競技の普及・強化を図ること・陸上競技の基礎や自分にあった種目の習得、正しいトレーニング方法を習得する機会を得ることを目的とします。

期日 3月19日(土)3月26日(土)雨天中止
場所 緑が丘スポーツ公園陸上競技場
時間 13時30分〜15時30分(13時集合)
参加資格 身体障害者手帳の交付を受けた方
研修受講料 500円(2日間・会場費・保険等)
申込方法 3月11日(金)までに、山梨県障害者スポーツ協会(担当 北野)までどうぞ。

音訳部 新期生の朗読発表会のお知らせ


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山梨青い鳥奉仕団音訳部より「音訳部新期生の朗読発表会」のお知らせ

日時 3月10日(木)13時30分から
場所 山梨ライトハウス 研修室

 フレッシュな新期生の方々の発表会です。都合のつく方はぜひお出かけください。

支部便り 甲州支部


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甲州支部 矢崎 繁

甲州支部では、主な行事として、総会、歩け歩けの会、宿泊研修、社会学級が恒例の行事です。
歩け歩けの会では6月に山梨市の根津記念館・万力公園「万葉の森」、11月の宿泊研修は箱根と熱海方面に行きました。社会学級については、今回は料理教室を予定しています。
この行事以外に、甲州市の福祉あんしん相談センターを会場で行なっている陶芸教室やパソコン勉強会にも会員の皆様が積極的に参加しています。 陶芸教室では、他の障害をもつ皆さんとの親睦を深めながら楽しんでいます。またパソコンの勉強会については、パソコンボランティアさんの協力のもと視覚障害者であれば誰でもが参加できるというようにし、多くの視覚障害者の皆さんに画面読み上げソフトを使ってのパソコンの利用法を伝えるため月に1度の勉強を楽しんでいます。こんなことをきっかけに、会の活動を多くの皆さんに知っていただければと思っています。

図書紹介


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ご利用になりたい方は事務局までどうぞ
障害者制度改革の推進のための第2次意見(平成22年12月17日) 障がい者制度改革推進会議 点字版・墨字版

自由民主(平成23年1月) 発行 自由民主党 墨字・点字版

明日への声(音声広報CD) 主な内容 消費者ホットライン・災害用伝言サービス・暖房器具などの安全使用について・国際森林年・エコチル調査など
ふれあいらしんばん(点字広報誌) 主な内容 献血・「めざましごはんキャンペーン」・確定申告など 内閣府政府広報室

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