メニューを飛ばし本文へジャンプ

過去の情報はこちらから

山梨県視覚障害者福祉協会 情報



平成25年11月15日発行
山梨県甲府市北新1-2-12
TEL 055-252-0100
FAX 055-251-3344
JBニュース音声ナビゲーション TEL 055-255-6162
http://yamashikyo.sakura.ne.jp
発行責任者  長澤  誠 編集責任者  堀口 俊二

「誰もが暮しやすい社会」を目指す研修会に参加して


先頭に戻る
目次へ

会長 長澤 誠

 去る、10月23日(水)甲府富士屋ホテル1F 昇仙閣において、「障害者差別解消に関する法律の意識啓発事業」が120名以上の参加によって開催されました。これは、今年6月19日、国会において障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律(障害者差別解消法)の成立に伴い、この法律の理念と認識を広く深めることを目的として行なわれたものです。この事業は、日本身体障害者団体連合会・中央障害者社会参加推進センター・山梨県障害者福祉協会の主催で行なわれました。
前半は、基調講演として「障害者差別解消法とその施行に向けて」で、講師は、内閣府障害者制度改革担当室長 東 俊裕 氏が講演されました。東氏からは、「障害者差別解消法」が出来た経緯、この法律がこれからどういう変革をもたらすか、条例を山梨県で作ることについての示唆、等が語られました。
後半は、「障害者差別とどう向き合うか」と題してシンポジュームが行なわれました。これは、全国ですでに9箇所(都道府県レベルで6、市レベルで3)制定されている「障害者差別禁止条例」の山梨の条例制定に当たって、現状とこれからの方向について学ぶものでした。コーディネーターとして東洋英和女学院大学大学院人間科学研究科教授 石渡和実 氏によって進められ、シンポジストとして登壇されたのは、山梨県知的障害者支援協会会長 山西 孝 氏 山梨県精神障害者家族会連合会副会長 雨宮清昭 氏 支え合う会「ピーチ&グレープ」代表 芦沢茂夫 氏 でした。3氏は、それぞれの立場からこれまでに入所施設や作業所の建設等に当たって差別や偏見からなる地域住民の反対にあった経験や、また、障害当事者としてこれまでの活動内容について具体的な体験が紹介されました。
私は、この研修会に参加して、障害があってもなくても、誰もが住み慣れた地域で自分らしく暮すことのできるユニバーサル社会の到来が一日も早く実現されるよう祈らずにはいられませんでした。

第3回役員会及び第3回60周年記念事業実行委員会開催について


先頭に戻る
目次へ

事務局長 堀口 俊二

1 第3回役員会

先月号でお知らせしました通り12月15日(日)午前10時より平成25年度第3回役員会を県ボランティアNPOセンター4階視聴覚室にて行います。役員の方々には是非出席いただきますようよろしくお願い致します。なお、やむを得ず欠席となる場合には委任も含め事務局まで必ず連絡をお願いします。以下に主な議題を記します。

(1)第2回役員会以後の経過報告
(2)年度末に向けての事業に関する件(総会準備、各部事業等)
(3)関ブロ栃木大会提出議題に関する件
(4)県障害福祉課への要望に対する回答に関する件
(5)山障協を通じての平成26年度県施策に対する要望事項に関する件
(6)自民党を通じての平成26年度県施策及び予算編成に関する各種団体要望事項に関する件
(7)総会及び理事会議事録開示に関する件
(8)本会PR用リーフレットに関する件
(9)ホームページリニューアルに関する件
(10)関ブロ栃木大会参加に関する件
(11)その他

2 第3回60周年記念事業実行委員会

標記の会議を12月15日(日)午後3時よりボランティアセンター4階視聴覚室にて行います。実行委員の方には、役員会と合わせて予定に組み込んでおいていただければと思います。歳末の何かとご多忙の折かと存じますがご出席のほどよろしくお願いします。

職業部講演会案内


先頭に戻る
目次へ

先月の「情報」でお知らせしました通り、職業部講演会を開催致します。歳末の慌ただしい時期ですが、視覚障がい者の就労の問題を皆さんと一緒に考える機会になればと願っています。大勢の方のご参加をお待ちしています。

日時 12月15日(日)13時〜15時
会場 県ボランティアNPOセンター1階ホール
講師 横浜市神奈川区視覚障害者福祉協会会長 神崎好喜 氏
演題 「視覚障害者の職業を切り拓くために」

第13回全国障害者芸術文化祭イベント案内


先頭に戻る
目次へ

標記の催しが来る12月6日(金)〜12月8日(日)の3日間アイメッセ山梨にて「あった甲斐夢アート山梨」の愛称で開催されます。以下に主なイベントを紹介します。

1日目 オープニングセレモニー、功労者などの表彰式、聴覚障がいの息子を持つ今井絵里子さんによるトークショー、障がい者福祉施設利用者などによる舞台発表、移動式プラネタリウム上映、バリアフリー映画の上映
2日目 障がい者が出演するファッションショー、バリアフリー寄席、甲州戦記サクライザーショー、ジャンボひまわりの集い、視覚障がい者囲碁大会
3日目 過去の優秀者による障害者主張大会、神部冬馬さんによるライブ、バリアフリー映画、自閉症息子との実体験手記の朗読、平仮名天才詩人くりすあきらさんの作品等の解説

このうち、2日目に行われる視覚障がい者囲碁大会には本県視覚障がい者の囲碁同好会「打つじゃん会」のメンバーが出場します。また、企画展会場では3日間を通して県立文化施設・県立図書館・県立美術館・県立科学館などによる障がい者向け図書・手で見るミレーコーナーの出展、障がい者による美術工芸品などの製作過程の公開、ユニバーサルデザイン対応料理コーナー、盲導犬歩行体験、車椅子バスケット体験、などが予定されています。さらに、屋外展示場では施設などによる物品展示販売、山梨食文化及びB級グルメなどの店舗も出展予定です。
なお、開催期間中は甲府駅南口とアイメッセを結ぶ無料のシャトルバスが20分間隔で運行されるそうです。皆さんお誘い合わせの上お出かけ下さい。

関ブロ協議会栃木大会参加者募集


先頭に戻る
目次へ

先月号に引き続き第48回日本盲人会連合関東ブロック協議会栃木大会参加のお誘いです。視覚障がい者が抱えている諸課題に対する他団体の取り組みや活動状況、中央の状勢等知ることができる意義ある大会です。大勢の参加をお待ちしています。11月末までに参加者の概数を報告することになっておりますので、参加希望の方は11月22日(金)までに事務局まで連絡をお願いします。

主催 社会福祉法人日本盲人会連合関東ブロック協議会・一般社団法人栃木県視覚障害者福祉協会
期日 平成26年3月2日(日)〜3月3日(月)
会場及び宿泊 ホテルニューイタヤ
費用 25,000〜30,000円程度(参加者数により変動、交通手段は 貸切バスを予定しています。)
分科会 第1 生活 第2 バリアフリー  第3 職業 第4 青年 第5 女性

第13回全国障害者スポーツ大会(東京大会)成績紹介


先頭に戻る
目次へ

菊島巧様 陸上競技 砲丸投 1位・ソフトボール投 2位
井口靖也様 STT 1位

世代を超えて つながる女性部


先頭に戻る
目次へ

部長 藤野 ます子

女性部の前身は、山梨ライトハウスでお聞きしたところ、最初は盲女性が200円の会費を集めて日常生活の悩みを話し合ったり励ましあったりすることからスタートし、ライトハウスを事務局として県の生活訓練事業となり、婦人部という名称になりました。そして、ライトハウスから山視福協に移行されました。
歴代の部長さんからこの部を引き継ぎましたが、時代の流れとともに盲女性を取り巻く環境も大きく変化しています。高齢化・生活訓練というより、趣味の領域が多くなってきたように思われます。その一方でまだまだ制度面では、要望しなければならないことが多くあることも事実です。女性部から何を発信したらよいのかわかりませんが、何はともあれ私は世代を超えて、つながる女性部でありたいと願っています。

秋季大運動会に参加して


先頭に戻る
目次へ

山内美和

10月13日盲学校グラウンドを会場に行われました。雲一つない晴天で運動会 日和でした。26回目の開催で私は初めて参加させて頂きました。ともに盲学校に足を踏み入れるのも卒業して以来25年ぶりでした。周囲の建物や配置なども大変変わっていて、浦島太郎状態でした。
競技はお尻で風船を割るけつあつ測定から始まり、各競技工夫されていてとても楽しかったです。体力的にもそれほど大変ではありませんでした。赤白競技など固定制ではないので、自分が出たい競技に参加で、その時によって赤だったり白だったりと勝敗はその時々でメンバーが違い、あとは時の運で面白いです。おかげさまで全競技に参加しました。
お昼はお弁当で揚げ物が2種類で、ごぼうなどの煮物が入っていてとても美味しかったです。競技中に聞こえるアナウンスで聞き覚えのある名前があり、元気に生活されているんだなあと思いました。こんな人もいました。午後の競技中、休憩用のテントのど真ん中でとどのように横たわり昼寝をしている人もいました。こんな参加の仕方でもいいんだなあと思いました。来年も是非参加したいです。

ハーネス友の会の紹介


先頭に戻る
目次へ

酒井夏美

私達山梨ハーネス友の会は、今年で発足18年となり、現在盲導犬使用者18名、盲導犬16頭、そして、会の活動を献身的に支えてくださっている、一般の方々が32名在籍しています。
活動としては、盲導犬使用者が自立して自由に生活できるよう、ホテルやレストランなど、どんな所でも受け入れられる事を目標に、盲導犬についての研修会や会員同士の親睦とレクリェーションを兼ねた盲導犬啓発キャンペーンを行なったり、県と県獣医師会の主催する動物愛護デー、赤い羽根共同募金街頭活動、白い杖愛護運動月間啓発キャンペーンに参加するなど、盲導犬の普及と啓発を行なっています。
また、会員個人としても学校などから依頼のある福祉講話に行き、子供達にも盲導犬使用者について理解を深めてもらえるよう活動しています。最近では一般的にも理解が深まり山梨でも徐々に盲導犬使用者が増えて来ました。視力に関係なく、盲導犬に興味のある方、歩行に不安を感じている方、一度ハーネス友の会に参加してみませんか?
問い合わせ先 会長 名取進 

図書紹介


先頭に戻る
目次へ

「語り継ぐ未来への友歩道〜災害からのメッセージ〜第2号」 発行 社会福祉法人日本盲人会連合 編集 東日本大震災視覚障害者復興支援プロジェクト実行委員会 墨字版・点字版・デイジー版
「ご存じですか?成年後見制度 いつも、あなたのそばに。」公益社団法人成年後見センター・リーガルサポート 墨字・点字版
 ご覧になりたい方は、事務局までお願いします。(電話 055−252−0100)


先頭に戻る
目次へ
過去の情報はこちらから