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過去の情報はこちらから

山梨県視覚障害者福祉協会 情報



平成25年3月15日発行
山梨県甲府市北新1-2-12
TEL 055-252-0100
FAX 055-251-3344
JBニュース音声ナビゲーション TEL 055-255-6162
http://yamashikyo.sakura.ne.jp
発行責任者  長澤  誠 編集責任者  堀口 俊二

県政出張トーク開催される


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会長 長澤 誠

去る1月30日(水)の午後、昨年の秋に甲府駅北口に新築移転されたばかりの県立図書館イベントスペースにおいて標記会議が行なわれました。この県政出張トークは、山梨県が県で行なう政策や事業に対して県民からの意見を聞くもので、県ではそれを踏まえて今後の施策に反映させたり改善させたりしていくものです。
今回の会議は、ユニバーサルデザインをテーマに郡内地区を含め数年続いて開催されて来ました。特に今年は、移動円滑化のために必要な道路の構造および甲府駅北口周辺整備におけるユニバーサルデザインについてのテーマに加え南口修景計画等への要望を含めて意見交換が行なわれました。
はじめに、県の事務局から昨年12月にこの会議で出された意見を集約して制定された条例について紹介がありました。条例の具体的な内容を書いて見ましょう。

(1)歩道を連続させる。(2)車両の乗り入れ部における縁石を5cmから2cmにすることが出来る。(3)エスコートゾーン、点状ブロックなどの視覚障害者に配慮した場合は、歩道と車道の段差をなくすことが出来る。(4)障害者用の駐車施設の表示に表示板を設置すること。等であります。
続いて意見交換に入り、車椅子生活者から、「車椅子利用者と視覚障害者では要望のくいちがう部分があったが歩み寄る事となって条例化にこぎつけ、県内の新設道路にまた既存道路が改善されることになり有難い。」、「車椅子利用者にとって升目のつなぎ目が微妙に振動するため自転車道を利用してしまう。段差のないような歩道にしてほしい。」、「駐輪禁止のところにも自転車がとめてあるので駐輪場を広く取って頂きたい。」等でありました。また視覚障害者からは、「甲府駅南口周辺のあちらこちらで点字ブロック上に自転車がとめてあり単独歩行中に将棋倒しにしてしまったことが何回もある。今回、移動等円滑化のために必要な道路の構造について、条例を定めていただいたように、『駐輪禁止条例』なるものを早急に制定して頂きたい。」、「歩道を連続させることは有難いが路地等の横断部分や横断歩道ではない交差点部分にエスコートゾーンの敷設が無理であるのなら、線状のブロックではなく素材や形状の違うブロックを敷設して頂きたい。」等でありました。
これらに対して山梨県と甲府市の担当者から、「南口修景計画では自転車対策は重要な課題であり二つの対策を考えている。先ず、駅前の東と西および南に駐輪場を広く作る。併せて駐輪禁止区域を設置する。」、「自転車に関する条例については市町村の担当となるので甲府市としても条例作成を薦める。」、「横断歩道ではない交差点部分にはエスコートゾーンが敷設できないので次のステップとして点字ブロックを連続させるための対策を考えたい。」等の説明をいただきました。
この席で本会福祉部が中心となって集めた「整備された甲府駅北口の良かった点、悪かった点」の情報も紹介されました。このような会議を通して行政に私達の要望を聞いて頂き目に見える形で具現化されて行くことは大変有難いことであります。今回この会議に本会から、堀口副会長、埜村福祉部長、山本理事、甲府支部の市瀬会長、酒井副会長および長澤の6名が出席致しました。

平成24年度会計監査及び第4回役員会開催のご案内


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事務局長 堀口 俊二

先月の「情報」でもお知らせしましたが、平成24年度会計監査及び第4回役員会を次の通り行います。ご多忙中とは存じますが関係の皆様方には是非出席下さいますようよろしくお願い致します。
なお、役員会出席の折には印鑑をご持参下さい。また、やむを得ず欠席になる場合には必ず事前に委任する旨のご連絡をよろしくお願いします。

1 平成24年度会計監査
日時 3月24日(日)10時より
場所 県ボランティアNPOセンター4階視聴覚室
出席者 監事、正副会長、会計及び担当事務局員
2 第4回役員会
日時 3月24日(日)13時より
場所 県ボランティアNPOセンター4階視聴覚室
主な議題
(1)平成25年度定期総会議案に関する件
平成24年度事業報告及び収支決算報告、平成25年度運動方針と事業計画案及び収支予算案、役員改選に関する件、本会PRに関する件、賛助会員募集に関する件、等
(2)平成25年度定期総会運営に関する件
当日の役割分担、来賓確認と挨拶依頼者確認等
(3)第43回関東地区グランドソフトボール大会準備に関する件
(4)第66回日盲連全国大会(福井大会)提出議題及び代表者会議等出席登録に関する件
(5)第66回日盲連全国大会(福井大会)参加に関する件
(6)その他

平成25年度定期総会及び第1回役員会開催のご案内


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事務局長 堀口 俊二

1 平成25年度定期総会について

次の通り一般社団法人山梨県視覚障がい者福祉協会平成25年度定期総会を開催致します。一般社団法人として新たなスタートを切る大切な総会です。できるだけ多くの皆様にご出席いただき、中身の濃い総会になればと願っております。ご協力のほどよろしくお願い致します。
総会の進行の効率化をはかるため事前に資料をお送りしますので、総会前に充分読んでおいていただければ幸いです。また、やむを得ず欠席される方は、委任状を必ずご提出下さいますようお願い致します。

日時 平成25年4月21日(日)受付9時30分、開会10時
会場 県ボランティアNPOセンターホール
主な議題
(1)平成24年度事業報告ならびに収支決算報告の承認に関する件
(2)平成25年度運動方針・事業計画(案)ならびに収支予算(案)の承認に関する件
(3)第43回関東地区グランドソフトボール大会準備に関する件
(4)組織拡大と若返りに関する件
(5)役員改選に関する件
(6)そのた

2 平成25年度第1回役員会について

定期総会終了後、役員会を次の日程で行います。役員の方は必ず出席くださいますよう宜しくお願いします。

日時 平成25年4月21日(日) 午後2時〜4時
会場 県ボランティアNPOセンター3階学習室4
主な議題
(1)平成25年度役員体制の確認に関する件 
(2)各部活動計画に関する件
(3)「情報」原稿担当に関する件
(4)広報「うるおい」の原稿担当に関する件
(5)県等への要望事項の確認に関する件
(6)第43回関東地区グランドソフトボール山梨大会準備に関する件
(7)組織の拡大と若返りに関する件
(8)第66回全国盲人福祉大会(福井大会)参加に関する件
(9)その他
(10)情報交換

第47回日本盲人会連合関東ブロック協議会茨城大会報告


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事務局長 堀口 俊二

標記の大会が去る3月3日(日)〜4日(月)の両日、茨城県つくば市のオークラフロンティアホテルつくばにおいて開催され、本会からは会員・付き添い計18名が参加しました。バスをチャーターしての移動でしたが、行き帰りとも天候に恵まれ渋滞に巻き込まれることもなく、快適な旅となりました。
大会は13団体約430名参加の下 盛大に行われました。第1日目は午後1時より式典、講演、分科会(生活、バリアフリー、職業、青年、女性)の順に進められました。
講演はつくば研究都市にふさわしく、宇宙航空研究開発機構の大島先生を招いての「宇宙開発の現状と未来」と題したもので、宇宙に関する興味深いお話を聞きながら宇宙食や衛星の断熱材を直接手に取って見るなど貴重な体験をすることができました。
また、6時から行われた懇親会では、他団体との交流を深めながらくつろいだ一時を過ごしました。なお、分科会の内容については各分科会報告をご覧下さい。
2日目は午前9時より11時まで全体会が行われ、分科会報告、関東ブロック協議会報告、日盲連情勢報告が行われた後、大会宣言案、大会決議案が朗読され採択されました。特に、竹下会長の情勢報告は

(1)障害者権利条約の批准とそれに向けての国内法整備に関する取り組み
(2)あはき無資格者対策と保険適用の推進に向けた取り組み
(3)同行援護の地域格差是正と同行援護事業従事者養成研修事業の充実に向けた取り組み
(4)障害者基本計画に同行援護の通勤時への適用、自営業者への職場介助者制度の確立を盛り込むための取り組み
(5)入院時のホームヘルパー、ガイドヘルパー利用の制度化に向けた取り組み
(6)日盲連将来ビジョンの策定に向けた取り組み
の6項目に渡りなされましたが的を射た大変分かりやすい報告で、現状と課題が明確に示され、今後の運動の道筋が見えてくるような力強さを感じるものでした。

最後に次回開催県である栃木県から挨拶があり会を閉じました。来年度の大会は3月2日(日)〜3日(月)開催予定とのことです。

生活分科会報告


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埜村 和美

 生活分科会は、助言者の竹下義樹日盲連会長と茨城県障害福祉課のもと熱心な審議がおこなわれました。各団体から提出された19議題のうち、多くが同行援護についてであり、その関心の大きさを感じました。その他、視障者のより良い生活環境を得るための議題が多数ありました。
採択された主な議題は次の通りです。

1 同行援護の身体介護の有無の廃止など、利用条件の緩和。利用者負担軽減と、地域間格差の是正。
2 同行援護従事者の資質向上のための研修会への受講促進の指導。
3 障害者総合支援法における、入院時のホームヘルパー利用の認可。
4 一部の日常生活用具給付の、家族との同居の有無の制限の撤廃。
5 障害者権利条約の批准と障害者差別禁止法の制定、都道府県において障害者差別禁止条例の制定の促進。
6 災害時の安全対策強化と避難所から福祉避難所への誘導マニュアルの作成。福祉避難所への、視覚障害者用品の備蓄。

バリアフリー分科会報告


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小林 誠

 今年度のバリアフリー分科会には、岡田正平理事を助言者に迎え、19の提出議題を4項目に集約し、議論を行いました。

1 道路環境項目 ・音響信号機ならびに点字ブロック、エスコートゾーンの更なる設置拡大を要望する。 ・高齢者にも視覚障害者にも優しいLED音声信号機の設置拡大を要望する。 ・豪雪地域の視覚障害者が安全な歩行ができるようスピーディーな除雪を要望する。
2 鉄道の安全対策に関する項目 ・駅構内のホームドアならびに内方線付き点字ブロックおよび人員配置の更なる拡大を要望する。
3 郵便はがきに関する項目 ・視覚障害者にもはがきの上下左右が触って分かるよう一カ所に切れ込みを入れて欲しい。
4 乗り物の割引に関する項目 ・特急料金にも障害者割引を適応して欲しい。 ・有料道路の割引を障害者手帳の提示だけで済むようにして欲しい。

以上の議題が全て採択されました事を報告いたします。
この分科会に出席しての感想として、エスコートゾーンの普及に関しては、地域により普及の度合いが全く違うことです。出席者の中には、エスコートゾーンについて教えて欲しいなどと訪ねる人もいました。幸い、本県においては、甲府市中心部には、徐々にではありますが増えてきています。関係者の方に感謝すると共に本会としても更なる拡大をお願いして行きたいと思います。

職業分科会報告


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広瀬 清敏

 職業分科会では各団体から15の議題が提出されました。ひとつの議題の中にいくつもの問題が含まれるものがありましたので私なりに整理してみました。
まずは無資格業者取締り強化の要望ですが非常に根の深い難しいことです。栃木県・茨城県・千葉県・横浜市の4団体からの提出がありました。ヘルスキーパーや機能訓練指導員としての雇用の要望は埼玉県・東京都・神奈川県・千葉県の4団体からの提出がありました。
視覚障害者就労支援センターの趣旨は「盲学校卒業生のインターン的役割と有資格者の再教育・再訓練の他、あはき業以外の視覚障害者の雇用を探り検討する」でありますのでここに関わる議題は山梨県・茨城県・神奈川県・栃木県から提出されたことになります。千葉市からはあはき業以外の職域開発と重複障害者の就労支援の要望があり、横浜市からは視覚障害者に必要な職能開発、職業補助の制度化に向け必要な策を講ずることなどが提出されました。
鍼灸マッサージ健保取り扱いを啓発し診療報酬の点数引き上げの要望は東京都・千葉県・横浜市の3団体からの要望でした。川崎市からは同行援護を通勤に利用出来るようにとの要望があり、山梨県からは訪問マッサージの適切な発展に向けて実態調査を要望して参りました。
15の議題は全て承認され助言者の茨城県本多会長と時任日マ会会長の話を終え定時に終了しました。雑駁ではありますが報告とさせて頂きます。

青年分科会報告


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長澤 誠

青年分科会では、会場からバスで30名余が移動して「地球と測量の科学館」の施設見学を致しました。
先ず、館内や国土地理院の活動内容等が紹介されているDVDを見てから、触ってわかる日本の触地図や立体地図に触れさせていただきました。触地図からは地図上に記されている様々な記号を学び、立体地図では日本国内の山々に触れ、ひときわ高かった富士山が印象的でした。
次に屋外の広いスペースの「地球広場」に出て、直径1m(1200万分の1)の地球儀に触ったり、地球を20万分の1に縮小してつくば市を中心に直径64mの地球を踏み、「ここが尖閣諸島だ、竹島だ」などと言いながら喚声があがっていました。また、昭和35年から20年間地図を作るために航空写真をとっていた飛行機の実物にも触れさせていただきました。閉館時間となり帰路のバスに乗り込みました。短時間の研修でしたが大変有益でした。
私はこの3、4年、当大会では「青年分科会」に参加してきました。そこでは話題の携帯電話機やptpU等人気機器の体験研修、また今回のように開催地域ならではの施設見学でそれなりに収穫がありました。しかし、青年達(若者)の視点から当面する福祉施策やサービスについて現状と未来への課題を真剣に討議することも必要ではないかとも感じたところであります。

女性分科会報告


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返田 順子

関ブロには、山梨の女性部から8名が参加、そのうち5名が女性分科会に参加しました。ここでは、女性分科会について報告します。
女性分科会には、全体で125名の参加のもと、「同行援護の賢い利用術」と題して、日盲連副会長 鈴木孝幸氏による講演が行われました。

学んだこと
宗教や政治活動なども含め、同行援護は、幅広く活用できるが、相手に、自分の支持する宗教を勧めたり、応援している候補者をお願いしたりということはできないこと。
夜盲症の人たちにも、利用が拡大されたこと。
自宅でも、代筆・代読が受けられること。
また、利用時間について、契約の途中で、時間が足りなくなった場合でも、その理由を明らかにすれば、改めて追加申請できること。
などなど、話されました。
また、つくば市や土浦市から参加された障害福祉課の人たちからは「とても参考になりました」という感想が寄せられていました。
最後に、座長からのまとめとして、
「同行援護事業はまだ始まったばかり、お互いわからないことも多いので、利用者・行政・事業所の3者がさらに学習を深め、活発なコミュニケーションを図りながら、安全で、よりよい社会参加の実現を目指しましょう」と確認され、力強い拍手とともに、分科会を終えました。

ボランティアNPOフォーラム2013を終えて


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職業部部長 広瀬 清敏

去る2月17日(日)「いきいきボランティア! 元気にNPO!! 変化の時代だからこそ大切にしたいボランタリーな“おもい”」のテーマの下、マッサージスタッフ10名、サポートスタッフ5名の体制で2階多目的スペースにおいて午前10時ごろスタートし、54名の患者さんを治療することが出来ました。
今回はこれまではない活動が加わりました。それは「診療報酬点数表上にマッサージ単独項目復活と点数増に関する署名」を45筆集めることが出来ました。
私ども山視福協職業部のみんなが汗を流し地域の皆様に喜んで頂ける行事を無事に終えることが出来ました。サポートスタッフの皆様、マッサージスタッフの皆様ありがとうございました。

女性部より 「笑いヨガを体験」


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部長 返田 順子

2月17日、今年度、最後の研修として、小沢智子先生を講師にお招きし、甲府市中央公民館を会場に、「笑いヨガ」を体験しました。「笑いヨガ」は、インドから伝わって来たそうです。「笑う」ということは、たとえ作り笑いであっても脳は十分刺激され、幸せホルモンがたくさん分泌されるそうです。
さて、当日は、二人ひと組になり、向かい合って先生が仰るテーマに沿って、身振り手振りをつけながら、1分ほど、ひたすら声をだして、一斉に笑います。例えば、「今日は天気が良いので、お洗濯でもしましょう」の言葉に合わせ、からだ全体を洗濯機に見立て、洗剤や洗濯物を入れる仕草を行い、右に左にと体を動かしながら、大きな声で笑います。先生が拍手し始めると、私たちも手を叩きながら「ほーほー。はっはっはっ、ヤッター、ヤッター、イエイ!」と言って、一休み。ある動作が終わるたびに、これを繰り返し、一休みしたら、次のテーマに移る、という具合です。
最初のうちは、疲れたり、不自然だったりしましたが、何回か繰り返しているうちに、本物の笑いになり、楽しい気分になってきたことが、不思議でした。最後は、みんなで、畳に上向きになり、手足を伸ばし、深呼吸しながら、ゆったりとした音楽と、先生の静かな言葉に合わせ、5分ほど、体全体をリラックスさせて、終わりとなりました。1時間半ほどでしたが、リフレッシュさせ、楽しい研修会となりました。
1年間にわたり、たくさんの参加・協力ありがとうございました。

山梨県障害者スポーツ大会


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期日 4月28日(日)水泳・ボウリング・サウンドテーブルテニス等  5月12日(日)陸上・フライングディスク
参加資格 身体障害者手帳の交付を受けた方
申込方法 4月19日(金)までに県保健福祉事務所・市福祉事務所・各所属団体を経由して、山梨県障害者スポーツ協会事務局へお申込み下さい。

山梨市・都留・峡南の支部便りは紙面の都合上来月号にまとめて掲載させて頂きます。


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