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山視協だより  平成26年5月号


第5号 平成26年5月15日発行
一般社団法人山梨県視覚障がい者福祉協会会報

本会の定期総会から


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会長 長澤 誠

去る4月20日(日)、県ボランティアNPОセンターホールにおいて、県障害福祉課長平賀様をはじめ来賓の先生方並びに多くの会員の皆様のご出席をいただき、平成26年度定期総会が盛大に開催されました。今年度の総会では、来る11月から医療費の助成制度が「窓口無料」から「自動還付方式を取り入れた償還払い」に変更されることや、本会創立60周年記念事業を控えて等、関心度が非常に高く多くの時間を費やして討議が行われました。
先ず主だったところでは、11月から変更となる「重度身心障害者医療費助成制度」について本会では中央団体である日盲連へ「国に対してペナルティーの撤廃と同時に窓口無料化を国の制度として取り入れていただきたい。」と働きかけていることを説明しました。次に、「本会60周年記念事業実施計画」について、「本会に基本金等預金があるようなのでそこから必要分を追加して取り崩し、会員からの協力金を求めることには反対する。」との意見が出され議論した結果、基本金の取り崩しを増額して投入することになりました。また、会場となるアピオまでの移動についてはピストン輸送が可能であることを説明いたしました。
以下は審議した議題について記します。

第1号議案「平成25年度事業報告、収支決算報告および監査報告に関する件」は、提案どおりに承認されました。
第2号議案「平成26年度運動方針と事業計画(案)および収支予算(案)承認に関する件」については、一部修正のうえ承認されました。
第3号議案「総会および理事会議事録開示に関する内規(案)承認に関する件」は、提案どおりに承認されました。
第4号議案「創立60周年記念事業に関する件」では、上記のとおり一部修正して承認されました。
第5号議案「本会PR活動推進に関する件」、および、第6号議案「名簿の取り扱いに関する件」は、いずれも提案どおりに承認されました。

これらの審議の中で、「貸付制度について県に確認をして全体的な内容を山視協だよりにのせてほしい」、「会員を増やすには文学散歩のような事業に参加してもらうことだ。運転資金も昨年より増えている。他の県ではガイドヘルパーの費用は事業によっては会が払っている。考えていただきたい。」、「補装具である杖に振動式等が出ているが高額である。高額な杖も利用できるように日盲連をとおして国へ補装具助成金の改正を働きかけていただきたい。」等々、3時間30分を超える定期総会でありましたが大変有益な総会でありました。今年出席出来なかった方も来年は必ず出席して日頃感じていることや思っていることを提案してください。
私たち執行部は、残された任期(平成26年度)の会務に全力を尽くしてまいりますので会員並びに関係者の皆様のご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。 

第1回役員会報告


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事務局長 堀口俊二

去る4月20日(日)定期総会終了後、午後2時過ぎよりボランティアNPOセンター4階視聴覚室において平成26年度第1回役員会を行いました。以下にその要点を記します。

1 各部活動計画について
体育文化部、福祉部、職業部、女性部等から今年度の活動計画の概要について説明がありました。特に、福祉部担当の障害者文化展出品については、「山視協だより」等でも積極的に案内し、広く作品を募ることで意見が一致しました。各部の主な事業は、総会資料の平成26年度事業計画に記されている通りです。詳細につきましては「山視協だより」で随時お知らせしていきますので、皆様のご参加、ご協力よろしくお願いします。
2 県等への要望活動について
基本的には、総会で承認された運動方針に従って要望活動を行っていくことが確認されました。その中で、移動環境の整備に関しては、甲府市以外の地区にも点字ブロックやエスコートゾーン、音響式信号機の設置促進をという要望が多数出され、歩車道の分離等、基本的な道路環境の整備も含めながら関係部所への働きかけを進めていくこととなりました。
また、就労問題については、県の就業生活支援センターの見学を行うなど、会としても既存の施設の実態を把握しながら一歩踏み込んだ取り組みを行っていくことで承認されました。今年も県をはじめ関係方面への働きかけを押し進めていくこととなりますが、日頃感じていること、ご意見等ありましたら、支部長さんを通じて事務局までお寄せ下さい。皆さんの声に支えられた活動となるよう努力したいと思います。
3 社会学級運用について
従来の支部単位での社会学級のみでは参加人数が少なく実施困難な状況も生まれていること等を考慮し、今年度は会全体として一学級開催してはとの事務局提案があり、承認されました。実施時期や内容等具体的なことは正副会長会議で検討することとなりました。なお、支部単位の社会学級はこれまで通り積極的に行っていただきたいので、各支部長さんにおかれましては、できるだけ早目に計画書を事務局までお願いします。
4 本会PR活動について
昨年度作成したリーフレットの活用を積極的に進めるとともに、本会の事業や活動内容をマスコミでも取り上げてもらえるよう、マスコミ関係への働きかけも積極的に行っていくことが確認されました。
5 関ブロ協職業部会よりの手技による医業類似行為者の危害に関する調査について
標記調査依頼が消費者庁及び厚労省から各自治体担当部局にあったので、その確認をそれぞれの団体で行うようにとの関ブロ職業部会からの要請がありました。県障害福祉課のアドバイスをいただきながら対応することとなりました。

今年度も役員一丸となって会活動の充実に努めていく所存です。ご支援・ご協力よろしくお願いします。

点字競技会・パソコン競技会・フリートーク・芸能発表会開催のお知らせ


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体育文化部 部長 埜村和美

 体育文化部では次の日程により、標記の事業を開催します。会員の皆様の積極的な参加をお待ちしています。

日時 7月6日(日) 午前10時〜午後3時 9時30分 受付
会場 ボランティアNPOセンター ホール
フリートークの題は、「行事参加など、移動手段の問題点について」です。会員5名の発表の後、会場との意見交換会をします。
芸能発表会は、歌唱・楽器演奏とも2番まで、オリジナル曲は3分以内とさせていただきます。点字競技会・パソコン競技会・芸能発表会とも出場者は各支部長さんまでお申し込みください。
締め切りは、6月20日(金)とさせていただきます。

福祉部からのお知らせ


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福祉部長 市瀬實

  @交通バリアフリーについての、要望を募集します。
福祉部では交通バリアフリー推進のため、皆様の居住地の交差点の音響信号機の設置や時間延長、エスコートゾーン・点字ブロックの敷設と改修箇所などの要望を募集します。 各支部長さんは会員の意見をとりまとめ、福祉部市瀬まで連絡をお願いいたします。締め切りは理事会で5月15日までと連絡しましたが、その時欠席の支部長さんとの絡みで5月末日までとします。
電話 055−237−1875
メールアドレス itise.minoru@agate.plala.or.jp
(迷惑メール防止のため「@」は全角で書かれています。ご使用の際は半角「@」に直してください。)

 A甲府市役所建設部区画整理課からのお知らせ
横沢通り(朝日三丁目交差点から横沢通り南交差点の間)が全面通行止めになります。
期間 平成26年5月10日(土)〜平成30年3月下旬
但し、沿線住民及び関係者はJR中央本線ガード下を除き、利用できます。

グランドゴルフクラブより


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恒例となりました 青い鳥奉仕団との交流グランドゴルフ大会を次の通り行いますので会員の皆様のご参加をお待ちしております。

日時 6月1日(日)受付 午前9時 終了予定 午後3時30分
場所 山梨県立盲学校グラウンド(雨天の場合は体育館)
昼食、賞品を多数用意しております。
申し込み締め切り 5月20日(火)
申し込み先 事務局・小林(電話055−252−0100)まで

60周年記念誌原稿依頼について(お願い)


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本会は60周年を迎えるにあたり記念誌を発行します。それに伴い会員の皆様より「会員からの一言」、俳句、川柳、短歌を公募します。また、部局、クラブ、支部活動状況などについてもあわせてよろしくお願いします。

・「会員からの一言」 内容は自由で800字以内とし文章につきましては統一性をもたせるために「ですます調」でお願いします。
・俳句、川柳については一人5句以内とします。
・短歌については一人2首以内とします。

部局・クラブ・支部活動については活動状況、クラブにつきましては平成17年以降の実績についてもお願いします。
・提出方法:テキストファイル、墨字(手書きも可)、点字にてお願いします。
・提出期限は平成26年6月末日とします。
・提出先:〒400−0005甲府市北新1−2−12 山梨県福祉プラザ1階
     山梨県視覚障がい者福祉協会 事務局
     FAX 055−251−3344
メールアドレス:kobayashi@sanshoukyou.net
矢崎:yzk_shigeru@aj.wakwak.com
(迷惑メール防止のため「@」は全角で表示してあります。ご使用の際は半角「@」に直してください。)
・問い合わせ:事務局055−252−0100(小林)、0553−32−0576 (矢崎)まで。

甲府駅南口周辺再整備計画意見交換会報告


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市瀬實

去る4月23日、甲府市役所4階市民談話室を会場に県と甲府市、障害者団体との間で甲府駅南口周辺再整備計画についての意見交換会が開かれ、本会からは長澤会長他2名が出席しました。
挨拶と自己紹介の後、県都市計画課の桜林さんから整備計画について次のように説明されました。意見集約の結果も踏まえて列記します。

1.現在の駅前のロータリーは一般車とバス・タクシーも入り込んでゴチャゴチャしていて危ない。バスに乗るためにはその危険な道路を横断して行かなければならない。それを改善するため信玄公像西側で一般車をそちらへ誘導する為の一部工事がはじまっている。工事のレイアウトとしては一般車ロータリーの高さを上げその下に駐輪場を設ける。今その為のコンクリートの箱みたいなものを作っている。その箱の上がどのように仕上がるか、各団体との協議を踏まえて決まっていく。皆さんには、点字ブロックや橋などをどう描けるかというような意見を伺いたい。この工事は今年度いっぱいで終わる予定。
2.中央の公共交通ロータリーについて、ここは路線バス、タクシーしか入ってこないので混雑は解消される。この工事の終了予定はH27年度。
3.山交に近い東側の「広場になる部分」は、工事最終年度のH28年度終了予定。
4.共用の開始はH29年4月の予定。
5.タクシーの乗り口は今までと変わりはないが、駅前広場の真ん中に待機していた数十台のタクシーを信玄公像西側約200メートルのところに土地を確保したのでそこへ移動させる。
6.平和通りについては今年10月からアーケード撤去工事に入る予定。アーケード撤去後、木の植栽をして行く。
7.トイレは、信玄公像の前の広場、今まで在ったトイレより10メートル程東に設置する。建物に北から南へ入って行く形で進むと最初に障害者用トイレ・男子用・一番奥が女子用トイレになる。
8.盲導犬のトイレはそのトイレの横に設け、幅1.5メートルとする。
9.舗装材の材質については、コンクリートの板の上に自然石を貼り付けたような感じのもの。ザラザラとした感触で歩行中滑らない。
10.東側の広場。駅から平和通りへの誘導について、今までは駅から降りてきた人は、大きく山交側に迂回するようにして平和通りへ流れていた。今回一般車は西側の方に、バスは公共ロータリー、駅から降りて来る人は車を気にせず広場のところをほぼまっすぐ行くと平和通りに出られる。
11.点字ブロックは広い歩道でも1.5メートルぐらいの狭い歩道でも真ん中に敷設する。
12.平和通りの歩道について、歩行者と自転車の混在が大きな問題になっている。自転車を車道側に出す方向で考えている。

以上視覚障害関連を中心にお伝えしました。

気軽にサウンドテーブルテニスを体験してみませんか?


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部長 酒井弘充

 サウンドテーブルテニス(STT)を体験してみませんか。STTはとても難しいのではないかと思われがちですが、意外とそうではありません。普通の卓球に競技性の高い大会からレクリエーションで気軽に行う温泉ピンポンまで幅があるようにSTTも幅があります。
 まず、はじめはラケットでボールを打ってみるところからはじめましょう。普通の卓球とちがって、卓球台の上を音を出しながら転がってくるボールを打ちますからゆっくり自分のペースで楽しめます。
 以前はアイマスクで必ず目隠しをしなければなりませんでしたが、現在ではアイマスクをするSTT-Aと、弱視の方などアイマスクをしないで行うSTT-Bのふたつの種類があります。
 服装も靴も普段着のままでかまいません。ただし、運動量はさほどないように思えますが、10分も行うと、しっかりとした有酸素運動になりますから軽く汗をかくのでタオルはあったほうがいいでしょう。ラケットなどの道具もクラブのものを貸し出せますので気軽に体験してみてください。
 活動日は、毎週木曜日午後6時から9時、甲府市丸の内のボランティアNPOセンター4階です。また、不定期ですが、月に1回程度日曜日の午後から甲府市下飯田の県立盲学校でも活動しています。
 詳しいことは山視福協事務局(055−252−0100)までお尋ねください。

図書紹介


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「障害者差別解消法ってなに?」点字版 DPI日本会議ご覧になりたい方は事務局までお願いします。


     山視協だより  平成26年5月号
発行人 一般社団法人山梨県視覚障がい者福祉協会
〒400−0005 山梨県甲府市北新1−2−12 山梨県福祉プラザ1階 
      発行責任者  会長   長澤 誠
      編集責任者  事務局長 堀口 俊二
       電話 055−252−0100
       FAX 055−251−3344
       http://yamashikyo.sakura.ne.jp      


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