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山視協だより  平成27年5月号


第17号 平成27年5月15日発行
一般社団法人山梨県視覚障がい者福祉協会会報

目次
巻頭言
定期総会報告・・・・・2
今月の動き
第1回役員会報告・・・・・5
今後の予定
グランドゴルフクラブより・・・・・9
点字競技会・パソコン競技会・フリートーク・芸能発表会開催のお知らせ・・・・・9
福祉部からのお知らせ・・・・・10
障害者文化展作品募集・・・・・10
各部より
サウンドテーブルテニス・・・・・10
うつじゃん会・・・・・12
トピックス
おめでとうございます・・・・・13
編集後記・・・・・13

「山視協だより」は赤い羽根共同募金の配分金により作成されています。

巻頭言

定期総会報告


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会長 堀口俊二

去る4月19日(日)、県ボランティアNPOセンターで行われた定期総会の役員改選において、今年度より会長を仰せつかりました堀口です。微力な上、根がずぼらで、人の上に立つ器も無ければ、見識も人脈も無い無い無い尽しの私ですので、前会長のように円滑な会運営ができるかどうかはなはだ疑問ですが、少しでも会のお役に立てるよう精一杯がんばりたいと思いますので、ご指導・ご鞭撻のほど何卒よろしくお願い致します。
思えば長澤前会長は、会長を3期歴任されたのをはじめ、副会長や事務局長などを合せると、16年間の長きに亘り、会の重鎮として私たちをリードし、会の発展と視覚障がい者の福祉の向上に全身全霊で取り組んでこられました。その献身的な姿勢と長年に亘るご労苦に対し、心より感謝し、ここにお礼の言葉をお贈りしたいと思います。長い間本当にお疲れ様でした。退任後も相談役をお引き受けいただけることとなりましたので、これからも私たちを見守り支え続けていただけるものと思います。今後のご健康とご活躍をお祈り致します。
それでは、総会の報告に移ります。まず、議事に先立って行われた長谷部賞贈呈では、今年度は青い鳥奉仕団の桂田晶子さんが受賞されました。来賓祝辞の後酒井氏、菊島氏を議長団に選出し、議事に移りました。以下にその内容を要約して記します。

第1号議案 平成26年度事業報告、収支決算報告及び会計監査報告承認に関する件
特別会計の適正な額や有効活用について意見が出され、役員会で検討することとなりました。質疑の後提案通り承認されました。
第2号議案 創立60周年記念事業収支決算報告承認に関する件
提案通り承認されました。
第3号議案 平成27年度運動方針、事業計画案及び収支予算案承認に関する件
山視協だよりに関し、会員がどのような媒体を希望しているか調査してはとの意見があり、役員会で検討することとなりました。
芸術文化祭に会として参加し、PR活動の一環としてはとの意見があり、役員会で検討することとなりました。
就労支援について、県の就業支援センターをもっと活用してはとの意見があり、現在視覚障がい者に特化した事業はなされていないが、今後前向きに検討したいとの事務局回答がありました。 文学散歩の付き添い者の参加費を特別会計や基本金を活用し無料にできないかとの意見があり、特別会計の活用は役員会で検討したいとの事務局よりの回答がありました。ただ、基本金の扱いについては、関ブロ関係等対外的な事業での出費や公益目的支出計画との絡みがあり、慎重な判断が必要との回答でした。質疑の後承認されました。
第4号議案 名誉会長、顧問及び相談役推薦に関する件
名誉会長に花形幹雄氏、顧問に土橋亨県議会副議長、相談役に古屋保氏、相吉堯春氏、長澤誠氏を推薦したいとの事務局提案があり承認されました。
第5号議案 会員名簿に関する件
役員改選の年ごとに作成してきたが、多額の経費を要することから、平成27年度は追加、変更、削除の部分のみ作成するという事務局よりの提案が承認されました。なお、新入会員には平成25年度版とともに配布すること、完全版の作成時期については、会員動向などを見ながら協議することが確認されました。
第6号議案 基本金運用に関する件
今年度役員会で、基本金の取り崩し計画について協議することが提案され承認されました。
第7号議案 文学散歩など参加費を伴う事業における付き添い者負担分軽減や付き添い体制の検討に関する件
第6号議案や特別会計の扱いと絡めながら役員会で検討することが提案され、承認されました。
第8号議案 同行援護給付事業や日常生活用具給付事業などの市町村格差解消に向けた取り組みに関する件
どんな取り組みができるか役員会で検討し、できることから実行に移すとの事務局提案があり、承認されました。
第9号議案 その他
第68回日盲連全国大会提出議題及び代表者登録に関する件
以下の議題を提出したことが報告され、代表者については第1回役員会で決定することが承認されました。
生活 国に対し、重度障がい者医療費窓口無料化の制度化若しくは、窓口無料化を実施する自治体へのペナルティーの撤廃を要望する。
バリアフリー 道路の環境改善(歩道の整備、点字ブロック、エスコートゾーン、音響式信号機の設置拡大)を要望する。
職業 自営業者への職場介助者(ヒューマンアシスタント)制度の適用を要望する。
第10号議案 役員改選に関する件
事務局より新理事及び監事原案が提案され承認されました。その後、臨時理事会で正副会長を選任し、専門部担当等と合わせ総会で提案し、承認されました。なお、新役員の詳細につきましては、第1回役員会報告をご覧下さい。

以上が定期総会の報告ですが、席上出された貴重な意見は今後の会運営に是非とも反映させていきたいと思います。今年度も皆様方のご支援・ご協力よろしくお願い致します。

今月の動き

第1回役員会報告


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事務局長 矢崎繁

4月19日定期総会終了後の午後1時50分よりボランティアNPOセンター4階視聴覚室において第1回役員会を行いました。主な内容を次に記します。

(1)今年度の役員体制について。
平成27年度定期総会における役員改選で、新理事13名、新監事2名が選出されました。新理事、新監事は次の通りです。
理事 井口靖也、市瀬實、小笠原恭子、小田切浩子、小林誠、酒井弘充、名取利一、埜村和美、広瀬清敏、藤野ます子、堀口俊二、矢崎繁、山本友治
監事 標照二、中村秀文(50音順)
これを受け、今年度は次のような体制で会運営に望むこととなりました。役員一同心を一つにして誠心誠意会運営に努めていく所存ですので、変わらぬご支援・ご協力のほど宜しくお願いします。
会長 堀口俊二(福祉部、長寿会、女性部、青年部担当)
副会長 広瀬清敏(職業部、支部担当)副会長 矢崎繁(体育文化部、各クラブ担当)
福祉部長 市瀬實 体育文化部長 埜村和美 職業部長 酒井弘充 女性部長 藤野ます子 青年部長 井口靖也 長寿会会長 花形幹雄
また、事務局の陣容は次の通りです。
事務局長、ホームページ担当 矢崎繁 次長 小林誠 書記 小笠原恭子 会計 山本友治 庶務 堀口俊二、広瀬清敏、小田切浩子 庶務・会計 小林明美
(2)関連団体派遣役員について
日盲連評議員:堀口俊二 関ブロ協議会委員:堀口俊二・矢崎繁
同職業部会:坂井弘充 山障協理事:堀口俊二 同評議員:広瀬清敏
障害者スポーツ協会理事:矢崎繁・埜村和美 同評議員:坂井弘充・菊島巧 同運営委員:井口靖也・内海知子 ふれあい会議員:広瀬清敏 共生編集委員:広瀬清敏
(3)各部活動計画に関する件
福祉部活動計画 点字ブロック・エスコートゾーン、音響式信号機の設置要望箇所のまとめ、道路調査、福祉部講演会、寿の集いなど。
体育文化部活動計画 点字競技会 パソコン競技会 フリートーク 芸能発表会、文学散歩、三団体大運動会、文化祭など。
職業部活動計画 無資格者撲滅キャンペーン、甲府市ライフスポーツセミナーマッサージブースへの参加、職業部講演会、協働推進フォーラム 鍼マッサージブース参加など。
女性部活動計画 総会、研修などを予定
詳細につきましては随時山視協だより等でお知らせします。
(4)「山視協だより」原稿担当に関する件
4月号:笛吹支部、5月号:サウンドテーブルテニスクラブ・グランドゴルフクラブ、6月号:ランナーズクラブ、7月号:甲府支部・パソコンクラブ、8月号:福祉部・山梨支部、9月号:甲斐支部・南アルプス支部、10月号:長寿会・富士河口湖支部、11月号:女性部・甲州支部・ハーネス友の会、12月号:体育文化部・北杜支部、1月号:職業部・富士吉田支部、2月号:都留支部・峡南支部、3月号:グランドソフトボールクラブ
担当の方はご協力のほど、よろしくお願いします。
(5)広報「うるおい」の原稿担当に関する件
正副会長、福祉部長、体育文化部長、職業部長、女性部長の他に理事にも担当してはどうかという意見もあり、内容については本会の内容の他、幅広くてもよいのではないかということです。会長が当番表を作って後日提案する。
(6)県などへの要望活動に関する件
総会の運動方針にそって各方面に要望する。
(7)社会学級運用に関する件
支部・クラブで社会学級を早めに計画し計画書を提出。
本会とパソコンクラブがタイアップして、携帯の活用法をテーマに社会学級を開き、継続的な指導はパソコンクラブと協議する。
(8)本会PR活動に関する件
相談支援センター、理解のある眼科医、市町村の広報などにリーフレットを活用。また、ラジオライトハウスに本会行事の告知を依頼するなど、本会のPRを行う。
(9)今後の会の財政に関する件
基本金の計画的支出計画の県の指導の意図を顧問に相談してはどうか、特別会計を一般会計に組み込んではどうか、関ブロ大会やグランドソフトボール関東大会のために特別会計はあったほうがよいのではないかなど意見が出ました。
(10)参加費を伴う事業における付き添い者への補助等に関する件
今年度から補助を1日当たり1,000円増額して2,000円補助し、対象は文学散歩、関ブロ大会などすべての事業に適用する。ただし、付添は希望する会員1人につき1人とし、会員が付き添いをする場合は補助しない。
(11)障害福祉サービスの市町村格差是正に向けた取り組みに関する件
正副会長会議で具体的な方法を検討し、次回役員会に提案する。
(12)その他
前長澤会長へのねぎらいの意を表すために、点字競技会の始めに花束を贈呈する。
花形ライトハウス理事長就任のお祝いに、正副会長が新役員体制の挨拶を兼ねて訪問する。「山視協だより」にお祝いの言葉を掲載する。
(ア)福祉部交通バリアフリー要望箇所調査については5月20日ころまでに支部長を通じて福祉部まで。
(イ)会員名簿の確認について、支部ごとに変更点を事務局に報告する。
(ウ)日盲連全国大会代表者は生活分科会:堀口俊二、職業分科会:広瀬清敏、バリアフリー分科会:矢崎繁
(エ)「山視協たより」の媒体希望調査について 媒体の種類:点字、墨字、メール、ホームページ、デイジー。
デイジーについてはライトハウスと相談の上決め、その後支部長が希望調査する。

今後の予定

グランドゴルフクラブより


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恒例となりました青い鳥奉仕団との交流グランドゴルフ大会を次の通り行いますので会員の皆様のご参加をお待ちしております。

日時 6月7日(日)受付 午前9時 終了予定 午後3時30分
場所 山梨県立盲学校グラウンド(雨天の場合は体育館)
昼食、賞品を多数用意しております。
申し込み締め切り 5月22日(金)
申し込み先 事務局・小林(電話055-252-0100)まで

点字競技会・パソコン競技会・フリートーク・芸能発表会開催のお知らせ


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部長 埜村和美

 体育文化部では次の日程により、標記の事業を開催します。会員の皆様の積極的な参加をお待ちしています。

日時 7月5日(日) 午前10時〜午後3時 9時30分 受付
会場 ボランティアNPOセンター ホール
フリートークの題は、「私の読書方法・私のおすすめ図書」です。会員5名の発表のあと、会場との意見交換をおこないます。芸能発表会は、歌唱・楽器演奏とも2番まで、オリジナル曲は3分以内とさせていただきます。
点字競技会・パソコン競技会・芸能発表会とも出場される方は、各支部長さんまでお申し込みください。締め切りは、6月19日(金)とさせていただきます。

福祉部からのお知らせ


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部長 市瀬實

@交通バリアフリーについての、要望を募集します。
 福祉部では交通バリアフリー推進のため、皆様の居住地の交差点の音響信号機の設置や時間延長、エスコートゾーン・点字ブロックの敷設と改修箇所などの要望を募集します。各支部長さんは会員の意見をとりまとめ、福祉部市瀬まで連絡をお願いいたします。締め切りは、5月末日までとします。 電話 055-237-1875

A甲府駅南口工事
山梨県県土整備部課長補佐吉野様からの情報として、次のお知らせを戴きました。
 甲府駅南口の信玄公銅像の前の横断歩道について
現状は音声案内装置+白杖センサー付信号機がついていますが今年の7月から28年8月までは暫定で音声案内装置付信号機になります。(白杖センサーはついていません)なお、完成後は音声案内装置+白杖センサー付信号機になります。

障害者文化展作品募集


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9月3日(木)から7日(月)まで、山交百貨店5階催事場にて第18回障害者文化展が開催されます。7月21日(火)から31日(金)の間にもよりの保健福祉事務所・市福祉事務所に申し込むことになっています。

各部より

「ピンポン玉について考える」


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サウンドテーブルテニスクラブ部長 酒井弘充

 みなさん。こんにちは。サウンドテーブルテニスクラブです。テーブルテニスは英語で卓球の意味ですから、卓球のボール。すなわちピンポン玉をつかっています。そこで、このピンポン玉についての豆情報をひとつお話ししましょう。
 4月下旬ごろに中国で一般の卓球の世界選手権という大会があり、伊藤美誠ちゃんが女子シングルスで、初出場ながら日本選手史上最年少の14歳で8強入りしたなどというニュースをお聞きになった方もおられるのではないかと思います。その大会の中でたくさんの試合ですばらしいラリーが続いていましたが、そのひとつの要因にピンポン玉が変わったことがあげられています。国際的な流れを受けて、ボールの材質がリサイクル不能なセルロイドからリサイクル可能なプラスチックになったのです。当然弾み方もかわりましたが、一番大きいのが球の直径です。ルールでは直径40ミリと決まっているのですが、製造工程でどうしても誤差が生じ、セルロイドでは平均39.8ミリだったボールが、プラスチックでは平均40.2ミリになってしまいます。このたった0.4ミリの差と材質の差がボールのスピードをわずかにおとし、ラリーが続きやすくなったそうです。
 話は戻りますが、我々が楽しんでいるサウンドテーブルテニスもこの卓球の球を使っています。普通卓球に遅れましたが、まもなく発売されます。卓球連盟の役員としてプラスティックボールの中に入れる金属球の材質や重さ、数の検討にかかわりましたが、以前のセルロイドに比べ、やはりスピードが出にくくなり、同時にボールの転がるガラガラという音が大きくなりました。そういう意味では、サウンドテーブルテニスもラリーが続きやすくなると思われます。ぜひこの機会に聞きやすくなったサウンドテーブルテニスを体験してみませんか。
 サウンドテーブルテニスクラブでは、毎週木曜日の午後5時ごろから県ボランティアNPOセンターにて定例練習会を行っています。毎回8〜10人があつまり、2〜4時間ほど練習しています。最近は女性の方の参加もたいへん増えてきており、卓球だけでなくおしゃべりも楽しんでいます。木曜日以外にもそのほかにも年間で8回程度、日曜日の昼間に県立盲学校の体育館にて練習会を行っています。また、6月28日(日)には、県立盲学校で神奈川県選手との交流練習も予定されています。ぜひいちどサウンドテーブルテニスをのぞいてみてください。

うつじゃん会へのおさそい


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山梨県視覚障害者囲碁楽会

私たち囲碁を楽しむ会(会長 中村秀文)では、年間10回程度「うつじゃん会」と称して棋力アップ研修会を行っています。囲碁は、障害者も健常者も同じルールで対等に行うゲームです。私たちのうつじゃん会では、九路盤を使っての対局ですから勝負が速く着き、30分程度で終局になることが多くあります。この会では、県職員囲碁クラブの方や、地元の小・中学生やヤングママさんたちとも交流して囲碁を楽しんでいます。あなたも是非参加してください。
指導には、中村会長をはじめ日本棋院認定の有段者がわかりやすく導いてくださいます。ちなみに5月の「うつじゃん会」は、5月31日(日) 13時30分〜16時30分。場所は、ボランティアNPОセンター3の2です。詳しいことについてお知りになりたい方は、中村(090-9004-1199)、または、長澤(090-3515-3982)までお気軽にご連絡ください。あなたのご参加をお待ちしております。

トピックス

おめでとうございます


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皆さんすでに「うるおい」などでご存知の方も多いと思いますが、本会の花形幹雄名誉会長が平成26年11月27日より山梨ライトハウス第4代目理事長に就任されております。今まで以上にお忙しくなると思いますが、健康にご留意されまして私たちにご指導いただければと思います。

平成27年度山梨県障害者スポーツ協会表彰(優秀選手賞)に本会のグランドソフトボールチームの小澤政幸様が選ばれました。表彰式は5月2日(土)に行われました。

編集後記


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さわやかな季節となり、5月10日から5月16日まで愛鳥週間です。私は季節の変わり目を野鳥の声で感じる時があります。今年は早くも4月末には野鳥のツツドリの声を聞きました。同じようなカッコーやホトトギスの声を聞くと夏本番と感じますが皆さんいかがでしょうか。
さて、私 微力ではありますが、今月号よりこの機関紙の担当となりました。皆さんに少しでも多くの情報が発信できればと考えておりますのでご協力のほどよろしくお願いします。

(事務局長 矢崎繁)


     山視協だより  平成27年5月号
発行人 一般社団法人山梨県視覚障がい者福祉協会
〒400−0005 山梨県甲府市北新1−2−12 山梨県福祉プラザ1階 
      発行責任者  会長   堀口 俊二
      編集責任者  事務局長 矢崎 繁
       電話 055−252−0100
       FAX 055−251−3344
       http://yamashikyo.sakura.ne.jp      


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