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山視協だより  平成31年 1月号


第61号 平成31年 1月16日発行
一般社団法人山梨県視覚障がい者福祉協会会報

目次
巻頭言
新しい年によせて(会長、副会長)・・・・・2
行事報告
職業部講演会報告・・・・・4
第2回関東ブロック委員会報告・・・・・5
今後の予定
事務局会議のお知らせ・・・・・8
支部だより
富士吉田支部・・・・・8
トピックス
障害者の主張大会・・・・・9
事務局よりお知らせ
青い鳥奉仕団からのお知らせ・・・・・9
編集後記・・・・・10

社会福祉法人 日本盲人会連合より都内駒込駅前における視覚障害者の交通事故に関する緊急声明について日本盲人会連合のホームページにてご覧ください。
都内駒込駅前における視覚障害者の交通事故に関する緊急声明 日本盲人会連合
中央省庁及び地方自治体等の「官公庁における障害者雇用率問題」について(声明) | 社会福祉法人 日本盲人会連合
「官公庁における障害者雇用率問題」について(声明) 日本盲人会連合
東急大井町線下神明駅における視覚障害者の転落死亡事故に関する緊急声明 | 社会福祉法人 日本盲人会連合
緊急声明 社会福祉法人 日本盲人会連合
他都道府県からのガイドヘルプ受入れ可能事業所一覧(参考)を掲載しました。ページ内リンクです。 受入れ可能事業所

「山視協だより」は赤い羽根共同募金の配分金により作成されています。

巻頭言

新しい年によせて(会長、副会長)


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新しい年に寄せて

会長 堀口俊二

明けましておめでとうございます。皆様方にはお元気で穏やかな新春をお迎のこととお慶び申し上げます。昨年も、会員をはじめ多くの皆様方のご協力のお陰で、予定した事業をすべて滞りなく終えることができました。また、日盲連70周年全国大会には会員多数のご参加をいただき誠に有難うございました。関東ブロック加盟団体としての使命を充分果たせたのではないかと思います。この場をお借りして厚くお礼申し上げます。
さて、わが山視福協は今年結成65年目に入りますが、会員数の減少と高齢化が進み、会の財政や難しくなりつつある支部活動など、会の在り方を真剣に考えなければならない年になりそうです。是非皆さんのお知恵やお力をお貸しください。
対外的には、大詰めを迎えようとしている平成医療学園訴訟であはき法19条が守られるよう、粘り強い運動を続けていかなければなりません。裁判の傍聴、署名活動、募金活動など、引き続き皆さんにお願いするかと思いますが、運動へのご理解とご協力をお願いします。一方、以前からの課題である移動環境や情報環境の改善、日常生活用具給付や同行援護給付の地域格差解消などにも精力的に取り組んでいかなければなりません。今年も何かとお願い事が多くなりそうですが、何卒ご協力、ご支援のほどよろしくお願い致します。「自らの幸せは自らの手で」を合言葉に暮らしやすい環境作りを目指しましょう。
結びに、今年が、皆さんにとりまして幸多き年でありますようお祈りして年頭のご挨拶とさせていただきます。


新年を迎えて

副会長 小林誠

会員の皆様、あけましておめでとうございます。昨年中は、本会の事業に対し多大なるご協力に対し心より感謝申し上げます。
さて、今年は、めまぐるしく変化する一年になることが予想されます。5月には今の平成から新しい元号に代わり、10月には消費税が10%に引き上げられることが予定されています。本会においては、あはき法19条訴訟の判決が、東京、仙台、大阪と続いて下されると言われています。ぜひ国には勝訴していただくよう私たちも最後まで全力で協力していきましょう。
もうひとつ気になるのが、セルフレジの急増や政府が進めているキャッシュレス社会の推進です。現状では視覚障がい者にとっては使いやすいものとはいえません。このように私たちの暮らしも世の中の変化に巻き込まれています。視覚障がい者の一人でも多くの声が社会を変える原動力になると思います。今年もぜひ、皆様方の声を本会にお聞かせください。
最後に、皆様方にとりまして今年一年幸多き年となりますようお祈りしてあいさつとさせていただきます。


新しい年によせて

副会長 廣瀬清敏

あけましておめでとうございます。「山視協だより」読者の皆様におかれましては穏やかな新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。
さて、甲府市は今年開府500年という大きな節目の年となります。この4月には念願でありました中核市になります。また、平成の代も皇太子様の新天皇即位に伴う改元により希望に満ちた新しい元号に代わる事でしょう。私ども山視福協においても役員改選の年になります。時代の変化に即した新しい人材を求めわずかでもかわって行きたいと願っています。2019年亥の年が会員の皆様、読者の皆様にとりまして希望に満ちた明るい良い年でありますよう心からお祈り申し上げます。


謹んで新年のご挨拶を申し上げます

副会長 矢崎繁

会員の皆様には、お元気で新しい年を迎えられた事と思います。昨年中は本会の行事にご支援ご協力誠にありがとうございました。心より感謝申し上げます。
全国大会などによりますと、多くの団体が高齢化や会員数の減少など本会と同じような問題を抱えているようです。本会と同様に視覚障がい者手帳の保持者の1割に満たないとの話も聞いています。会員数を増やすため、本年も会員の皆様の更なるご協力をいただけますようお願いをしますとともに、本年が皆様のお幸せな年になりますよう、心よりお祈り申し上げます。

行事報告

職業部講演会報告


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職業部長 酒井弘充

 昨年、12月2日(日)午後1時半から県防災新館生涯学習推進センター交流室Bにおいて、職業部講演会が行われました。
 今回は皆さんよくご存じの日盲連会長の竹下義樹先生をお招きして、「視覚障がい者職業の今日的課題と展望」というテーマでご講演をいただきました。終了予定時間をすぎてもとても熱く語っていただき、参加者の会員の皆さんが前のめりになって竹下先生のお話に聞き入っていました。それほどに引き込まれるお話で、職業部長である私もメモを取るのを忘れるほどお話に引き込まれてしまいました。
 内容は職業に限らず、様々な内容について触れていただきました。今後の日盲連の動きやビジョン。中央官庁における障害者雇用水増し問題とそれに対する日盲連の対応。あはき19条訴訟の現状と今後の裁判の流れ。
 とても書面では報告しきれないほど盛りだくさんの内容についてご講演をいただきました。今回の講演を通して私が改めて気づかされたことは、視覚障がい者としてしっかりとした意見と要望を持ち、それを粘り強く働きかけていく重要性を感じました。

第2回関東ブロック委員会報告


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事務局長 矢崎繁

 標記委員会は、12月12日(水)東京盲人福祉センターで開催され、本会からは、堀口会長と矢崎が出席しました。 主な内容は次の通り。

1 平成30年度実施事業ならびに各部会報告
川崎市よりSTT、団体長会議、女性部委員会より第1回委員会、全国委員会、青年部委員会より奈良県で行われた全国大会について、職業部委員会、スポーツ部委員会、その他関ブロ後援による鉄道に関するシンポジウムの実施について。
2 平成31年度事業実施担当・日程の確認について
ブロック大会は川崎市、団体長会議は千葉市、グランドソフトボールは東京都、STT大会は横浜市の各担当。
グランドソフトボールは5月18日(土)代表者会議、19日(日)試合で会場は武蔵野中央公園スポーツ広場。STTは11月に神奈川県ライトセンターを予定、4月には具体的な内容を報告。団体長会議は7月ごろに予定。
3 関東ブロック横浜大会について
青年分科会については、単なる映画鑑賞で終わるのではなく、映画鑑賞と視覚障がい者ということで講義も含まれているのでご理解していただきたい。記念講演の講師は女優の五大路子氏。横浜市の会員を除き300名程度の参加申し込みがある。
4 グランドソフトボール大会について
2019年東京都、2020年山梨県、2021年群馬県、2022年埼玉県、2023年神奈川県、2024年栃木県
5 役員改選について
協議会長に神奈川県の鈴木孝幸氏、副協議会長に東京都の高橋副会長が選任されました。
6 あはき裁判報告
第11回が10月29日、第12回が1月30日、総決起集会では500人前後で当初の目的は達成できた。新宿駅東南口で500枚のビラを配布。この集会に報道関係は2社が取材。少しマスコミ対策ができてはいなかったと思う。第12回の裁判では平成医療学園側が6人の証人を予定し、2人は視覚障がい者関係との情報が入っている。3月に証人尋問、5月に結審、7月に判決が想定される。第12回の報告会では藤井教授に来てもらい、論文の説明をしてもらう予定。毎回口頭弁論傍聴前に民事第3部というところに集まった署名を提出しているので更なる署名をお願いしたい。今後は点字のハガキを送ったらどうかなと考えている。
7 日盲連情勢報告
日盲連伊藤副会長より、国土交通省の各事業所の接遇ガイドラインの検討会、日盲連70周年として全国福祉大会、ANMAフェスタ、記念誌の発行、日盲連の改名は次回理事会にて、旧優生保護法、読書バリアフリー法、結成 70周年の記念シンポジウムの開催。などの説明がある。
8 情報交換・その他
防災について(埼玉県)
千葉市:身体障害者連合会として防災訓練に参加し視覚障がい者の誘導方法など健常者に理解してもらっている。
神奈川県:安否確認ということで、メール、電話などで防災演習として年間3回毎年行っている。名簿については2か所と日盲連に置いている。
横浜市:市が出しているハザードマップに会員の所在地を記入し確認できる体制をとっている。
公共施設を借りてマッサージなど行う場合の減免処置、行政のマッサージなどの助成券について(相模原市)
日盲連が東京体育館で部屋を借りてマッサージを行っている。減免処置として一般より安く借りていた。神奈川県ではライトセンターを借りて賃借料を払っている。
川崎市:市の委託事業で、老人ホームなど48か所、一人2、3か所を担当して行っている。
埼玉県:県の互助会として県庁の中のマッサージルームで週に2回、3団体が交代で行っている。
東京都:区によって施設を提供して行われている。平塚市:老老介護者を対象にマッサージを行っている。秦野市:市経営の温泉施設にて市の委託事業として行っており、部屋代は減免であり、電気料、掃除代は払っている。
2020年のSTTの会場と日程について(さいたま市)
実施年度の4月にわかれば良いので、努力してもらいたい。
職業部より:女性部、青年部も加わって、職業について意見を聞かせていただきたい。
新たな特急への乗車方法(全席指定の問題点)について(山梨県)
関ブロとして今後内容を取りまとめて運動をしていく。日盲連の事業計画で点字ブロック(屋外用、室内用)、誘導マットについてなかったのでそれらも含めて検討していただく。
東京都:豊島区で信号がわからず、視覚障がい者の方が赤信号で渡り、事故で亡くなった。夜間は音がとめられていた。他の地域では音響式信号機がどのようになっているのか調査をしていただきたい。
ブロック長:夜間の音響が作動しない時間帯が問題。そこでシグナルエイド対応の信号機であれば問題はないと思うので関東ブロックより警察庁に要望を上げる。

概要ですが以上のような内容が話されました。

今後の予定

事務局会議のお知らせ


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事務局会議を次の日程、会場で行います。事務局員の皆様は出席をお願いします。

 日時:2月17日(日)10時〜12時
会場:県防災新館 山梨県生涯学習推進センター交流室A

支部だより

富士吉田支部


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支部長 荻窪たき子

謹んで新春の寿ぎを申し上げます。皆様には、健やかに新しい年を迎えられたことと、お慶び申し上げます。
 冬の厳しい富士北麓地域ですが、今シーズンはエルニーニョ現象の影響なのか暖冬であるように感じます。通勤、買い物、散歩などは楽なのではないでしょうか。
さて、当会が現在のところまで予定している今年度の事業、行事等は滞りなく済んでいます。昨年6月には、山視福協体育文化部主催の日盲連全国福祉大会に総勢15名もの会員、賛助会員、ご家族が参加しました。富士吉田からこんなに大勢の皆さんが協力してくださったことはたいへんうれしいことでしたし、とても楽しい時間を過ごすことができました。
ほかにも、今年で3回目になる「救命救急講座」を富士五湖消防本部のご協力のもと実施し、会員それぞれが消防職員の皆さんからマンツーマン指導を受け、心肺蘇生法やAEDの操作体験なども行いました。「できることを、 できる範囲で」をスローガンに皆さん真剣に取り組んでいました。
陶芸教室、パソコン教室、テーブルマナー、忘年会なども実施し、会員それぞれが自分のペースに合わせて活動しています。
また、今年度は会員、賛助会員の増加を目標としてチラシを2,000部作成しました。関係各所や個人に配布し、一人でも多くの皆さんに当会ならびに山視福協の存在を知ってもらうための活動も行っています。これからも、この地域に住む視覚障がい者が、社会に出て生き生きと活動できるお手伝いと、環境づくりを目指してまいります。

トピックス

障害者の主張大会


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 12月5日(水)に行われた主張大会に会員の安藤増美さんが出場し、努力賞を受賞されました。

事務局よりお知らせ

青い鳥奉仕団からのお知らせ


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次の通り「読者と青い鳥奉仕団の交流お楽しみ会」を開催いたします。

日時 2月17日(日)午後1時30分〜3時30分
 場所 山梨ライトハウス2階研修室
 内容 読者と奉仕団それぞれの出し物、歌、ゲーム、そして歓談、プレゼント交換など

例年どおりお茶とお菓子の用意があります。皆様お誘いあわせの上、ぜひご参加ください。参加ご希望の方は、2月9日(土)までに事務局小林(電話 055-252-0100)までどうぞ。



訃報 甲斐支部の中村洋子さんが12月10日に逝去されました。心よりご冥福をお祈り致します。

編集後記


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 明けましておめでとうございます。平成最後で、新しい元号の最初の年は好天で、厳しい寒さの年明けでしたが皆様いかがお過ごしでしょうか。正月と言えば、東京・箱根駅伝と全国高校サッカー選手権大会の実況から離れられない私ではありますが、4月1日には新しい元号の発表もあるというニュースも聞き、気になるところです。
本年も原稿依頼など、お願いすることもありますが、どうぞよろしくお願いします。巷ではインフルエンザが流行しているようですのでご注意してお過ごしください。

(事務局長 矢崎繁)



他都道府県からの同行援護利用者の 受入れ可能な事業所一覧表

県 市 事業所名 電話番号 メールアドレス 備考
埼玉県滑川町 サンメイト 0493-81-5191 sunmate-svsa@bh.wakwak.com
千葉県市川市 親愛ケアサービス市川 047-711-4022 sinai-kyotaku@sinai.jp
千葉県習志野市 あじさい 047-409-6617 info@narashino-ajisai.com
千葉県四街道市 のぞみ 043-308-7007 nozomi@tisikyo.jp
東京都江戸川区 江戸川ガイドヘルプセンター 03-3877-0089 eshikyou@pure.ocn.ne.jp
東京都板橋区 談話室 03-6795-4976 hidekamori@jcom.home.ne.jp
東京都足立区 アイ・サポート 03-6806-4774 m_mitani@eye-support.net 事前に契約書
東京都文京区 文京ガイドヘルプサービス 03-3815-6310 bunkyo.gaido@iclod.com
東京都杉並区 アンサンブル 080-5693-2185 ensemblegpw@gmail.com
東京都新宿区 TOMO 03-3208-0014 tomo18@tomoguide.jp
東京都新宿区 ケアサービスラビット 0120-697-168 eigyo@rabbit-tokyo.co.jp
岐阜県岐阜市 岐阜アソシア 058-263-1310 guide@gifu-associa.com
静岡県静岡市 エブリー・サポート 054-252-3651 every-support@cy.tnc.ne.jp
滋賀県大津市 ぽりにポート 077-527-0303 pp@porini.co.jp
大阪府淀川区 あい・すまいる淀川 06-6302-0234 aisumairu@diary.ocn.ne.jp
大阪府天王寺区 きぼう 06-6765-2999 Daishikyo-kibou@aioros/ocn.ne.jp
兵庫県神戸市 神戸市視覚障害者福祉協会 078-341-2899 siryokukyokai@kud.biglobe.ne.jp
鳥取県米子市 鳥取県視覚障害者福祉協会 0859-35-4336 toriten3@extra.ocn.ne.jp
広島県広島市 さんぽ 082-258-3270 jimu@sanpo-hiroshima.jpn.org
広島市府中市 ケアサービス府中 0847-40-0618 alice_fuchu@aria.ocn.ne.jp まずご相談を
徳島県徳島市 あおいケアサポート 088-679-6119 phyamato@amber.plala.or.jp
徳島県徳島市 ケアサーポートALLはぁーと 088-679-1591 kokoro.222.heart@gmail.com
愛媛県松山市 ひめヘルプ 089-925-0810 hime-help@sgr.e-catv.ne.jp
長崎県時津町 ケアステーション優里 095-893-5001 care.yu-ri@ymail.plala.or.jp
長崎県大村市 スマイル 0957-46-6583 suzutanosato@yahoo.co.jp 事前に契約書
長崎県長崎市 サポートケア 095-801-2300 fukushiyougu.doukouenngo@gmail.com

     山視協だより  平成31年 1月号
発行人 一般社団法人山梨県視覚障がい者福祉協会
〒400−0005 山梨県甲府市北新1−2−12 山梨県福祉プラザ1階 
      発行責任者  会長   堀口 俊二
      編集責任者  事務局長 矢崎 繁
       電話 055−252−0100
       FAX 055−251−3344
       http://yamashikyo.sakura.ne.jp      


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