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山視協だより  令和3年 3月号


第87号 令和3年 3月16日発行
一般社団法人山梨県視覚障がい者福祉協会会報

目次
巻頭言
開催まで1年を切った関ブロ山梨県大会・・・・・2
行事報告
スマホ利用実態アンケート報告 PARTU・・・・・3
今後の予定
女性部研修・総会のご案内・・・・・4
令和3年度定期総会の期日と会場について・・・・・5
クラブだより
グランドソフトボールクラブ・・・・・5
青い鳥老人ホームより
青い鳥老人ホームの契約入所について・・・・・6
事務局よりお知らせ
甲府駅南口の道路状況について・・・・・8
令和3年度まなびぃ交流倶楽部より・・・・・8
編集後記・・・・・9

新型コロナウイルス感染予防における同行援護ガイドラインについて
 本ガイドラインでは、同行援護事業所、ガイドヘルパー、利用者が注意すべき内容を取りまとめました。それぞれの立場において感染防止のために実践してください。
@トップページ 新型コロナウイルス感染予防における同行援護ガイドライン 公開
新型コロナウイルス感染予防における同行援護ガイドライン
A同行援護事業Q&A
同行援護事業Q&A


「山視協だより」は赤い羽根共同募金の配分金により作成されています。

巻頭言

開催まで1年を切った関ブロ山梨県大会


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会長 堀口俊二

うららかな風に誘われ野鳥の声や花の香りに包まれていると、コロナのことなどすっかり忘れてしまいそうです。ワクチン接種が早く軌道に乗り、コロナ社会にも春を連れてきてくれるといいですね。
さて、今月は開催まで1年を切った日視連関東ブロック協議会山梨県大会の現況報告です。関東ブロック加盟団体が毎年輪番制で行っている大会で、本会にとっては12年に一度の大事業です。大会の成功を目指し、昨年秋より正副会長を中心に準備に取り掛かりましたが、やはり最大の難関は会場探しでした。社会情勢の変化から、以前の大会と違って関連諸機関等への経済的支援のお願いには限界があり、できるだけスリムな予算で計画しなければならないからです。しかも、先行きが見通せないコロナ禍では、参加者の人数制限も視野に入れなければなりませんが、ソーシャルディスタンスを考慮すると結局従来のような広い部屋を確保しなければなりません。
YBS T&Lさんにお願いし、二転三転しながら検討を重ねた結果、3月を迎えたこの時期に、ようやくベルクラシック甲府と山梨県立図書館を併用する形で行うことが決まりました。会場間の移動には、ベルクラシックのバスが利用できることも決まりました。ただ、会場の関係で日程に日曜日を含めることはできず、来年2月28日(月)〜3月1日(火)の平日開催となります。それでも会場費関係だけで150万円近い支出が見込まれ、この経費をどのように工面するかが大きな課題です。正副会長会議では、多額の基本金取り崩しもやむなしという判断で大会予算案を作成中です。役員会を経て4月の定期総会でお諮りすることになろうかと思いますが、諸般の事情をご理解いただきご審議いただければ幸いです。
また、実行委員会立ち上げについても提案致しますので、併せてよろしくお願いします。まずは大会準備の現況をお伝えしましたが、皆さんのお力なくして大会の成功はありえません。今後のご協力・ご支援何卒よろしくお願い致します。

行事報告

スマホ利用実態アンケート報告 PARTU


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副会長 小林誠

先月号に続き、スマホ利用アンケートの結果を報告します。 今回は、コメント欄に寄せられた内容について、その内容を検討委員会で話し合った結果、次のような回答が出ましたので、報告します。

スマホQ&A
Q1 あ、使えるスマホがない
い、音声で使えると良い
A1 現在発売されているスマートフォンのほとんどの機種が視覚障がい者にも利用可能です。
Q2 あ、ボタンがないので操作が不安
い、凸凹のない操作が不安
A2 音声読み上げを聞きながら指で操作することができます。
Q3 向きがわからない
A3 側面の形状で確認できます。
Q4 あ、音声を使用しての操作は晴眼紗の操作とは違うので、家族や近所の人などにアドバイスしてもらえない
い、困った時にサポートセンターに電話してもなかなかつながらない
う、エラーが発生した時対処が難しい
え、視覚障がい者向けの専門家による連続的な指導が必要
お、操作方法がわからない
か、教えてくれる人がいない
き、音声に頼っていない、晴眼者のスマホ教室では、資料が見えない
く、ワンクリック詐欺や偽サイトなどの判別が不安
け、高齢などで遠くまで行けない
A4 会としてのサポート体制を検討するとともに、山障協パソコンボランティアでも対応していただけるよう働きかけていきます。また、既に生活訓練等で対応していただいている山梨ライトハウスとも連携を深めていきます。
Q5 マニュアルがほしい
A5 点字版や音声版のマニュアルがあります。また、Web内には数多くのサイトや動画があります。

以上がスマホアンケートに寄せられた内容です。 今後も視覚障がい者がスマホ社会に取り残されることのないよう、本会として努力して行きたいと思います。

今後の予定

女性部研修・総会のご案内


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女性部長 岡部恵子

 今年度はコロナ拡大のため研修ができませんでしたが、次の通り、女性部研修と総会を行います。

日時 4月4日(日)13時〜15時30分
会場 県立図書館2階多目的ホール
研修テーマ シネマデイジー「KISSできる餃子」鑑賞
総会 今後の女性部の在り方を会員の皆様と話し合いたいと思いますので、多数の参加をお願い致します。
申し込み 3月28日(日)までに事務局小林(電話 055-252-0100)までお願いします。

定期総会の日時と会場について


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日時 4月18日(日)午前10時より
会場 山梨県立図書館イベントスペース

クラブだより

グランドソフトボールクラブ


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部長 大野静香

 コロナの影響で、昨年5月の関東地区グランドソフトボール山梨大会をはじめ、様々な大会が中止となりました。山梨県チームとしては昨年3月より練習を自粛し、8月末に行われた関東リーグ戦は参加いたしませんでした。10月中旬に練習を再開するも、参加者は少なく1度きりで、コロナの第2波の影響により再び練習自粛となりました。
全日本グランドソフトボール連盟や関東ブロックでは、メールや電話会議で今後についての対応策が話し合われました。県内の感染者は減少してきており、今後の予定といたしましては、3月中旬より練習を再開したいと考えております。ほとんどの選手がグランドソフトボールから1年もの間離れており、体力や筋力などに不安はありますが、練習を再開できる喜びを感じ、チーム一丸となって頑張っていきたいと思います。今後とも応援よろしくお願いいたします。

青い鳥老人ホームより

青い鳥老人ホームの契約入所について


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施設長 三富学

 当施設は、開設以来、山梨県内唯一の盲養護老人ホームとして一定の役割を果たして参りましたが、近年、入所者が減少傾向で、本年2月末現在の入所者は、定員50人に対して39人となっています。
こうした中、今後の施設運営の参考とさせていただくため、昨年2月に山梨県視覚障がい者福祉協会の皆様に青い鳥老人ホームに関するアンケート調査を実施させていただきました。概要を申し上げますと、会員約190人に調査票を送付し、46人の方から回答をいただきました。年齢60歳以上が33人約71%で、男女別は男性が25人、女性が21人でした。障がい等級は視覚1級が31人、2級が12人でした。
回答をいただいた方のうち日常生活に支援の必要な方が35人で、支援は家族からが10人、外部サービスが12人、家族及び外部サービスが12人、家族及び近隣が1人という状況でした。外部サービスは同行援護16人、移動支援5人、家事支援5人、同行支援1人、居宅支援2人、リハビリが1人でした。 介護認定は、要支援が3人、要介護が4人で、認定を受けていない方が29人でした。 
青い鳥への入所を希望する方が24人で、契約入所を利用したい方が41人でした。
希望する利用料の額については、3万円程度が1人、6〜7万円が22人、8〜9万円が5人、10〜11万円が10人、19〜20万円が1人でした。利用する場合、身元保証人を立てられる方が34人、立てられない方が3人という結果でした。以上がアンケート調査の概要です。改めましてご協力をいただきました方々に感謝を申し上げます。
 さて、調査から既に1年が経過していますが、この間にご存知の通りコロナ禍で施設を取り巻く状況が一変してしまいました。他県では高齢者施設でクラスターが発生した事例もあり、当施設でも外出も面会も禁止をせざるを得ない状況が続いています。このため令和2年度からと考えていた契約入所も令和3年度からの実施を予定しています。
 現在想定している契約入所のアウトラインを申し上げますと、まず対象者は居住に課題のある65歳以上の視覚又は聴覚に障がいのある方です。不動産や預貯金の有無は問いません。
次に利用料金ですが、既に契約入所を実施している他県の盲養護老人ホームの状況も勘案し、介護の必要がない方で月額14万5千円程度、介護の必要な方で月額12万円程度を予定しています。介護の必要な方については、この他介護サービスの自己負担金があり、これと合わせて介護の必要のない方と同程度の負担となることを想定しています。また、契約時保証金の納入と身元保証人を立てていただくこととしています。
利用料金については、近隣のサービス付き高齢者住宅や特別養護老人ホームなどの利用料金とも比較するなど検討いたしましたが、令和元年度の当施設の利用者一人当たりのコストは月額30万円程度となっており、厳しい経営環境にある中で低額の利用料金設定には限界があり、アンケート調査で多くの方が希望されている金額に比べて高めの利用料金の設定とならざるを得ない状況であります。
今後、県の事業承認が得られ次第、詳細を発表し実施していく予定です。山梨県視覚障がい者福祉協会の皆様にはこの機会に是非契約入所についてご検討いただければと思います。よろしくお願いいたします。

事務局よりお知らせ

甲府駅南口の道路状況について


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工事を行っていますヨドバシカメラ前の歩道については、歩道の誘導ブロックが2月28日に従来の位置に戻されました。なお、本体工事は続いているようなので交通の際は気を付けてください。
県道路管理課より
甲府駅から甲府市役所までの平和通り沿いの車止めポールに下部に白、上部に黄色の反射テープを巻いていただくとともに、駅前から県庁前までの花壇の縁にも黄色い塗料を塗っていただきました。見やすくなったと思いますが、通行の際は気を付けてください。

令和 3年度まなびぃ交流倶楽部より


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障がい者のためのわくわくタイム!!2021 「まったりヨガ時間」

日時 4月24日(土)14時〜15時30分
場所 やまなしプラザオープンスクエア
持ち物 動きやすい服装、飲み物、タオル、ヨガマット(レンタル可能、お申し込みの際お知らせください。)
申込 電話 055-223-1853

編集後記


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 今月に入り花の便りも多くなってきました。皆様いかがお過ごしでしょうか。甲州市塩山の玉宮地区にはザゼンソウが見頃を迎えています。ザゼンソウはサトイモ科の多年草で東日本に分布し、この地区のザゼンソウは最南端にあたるそうです。紫褐色の外皮の中に黄色い花が咲くのが特徴で、座禅を組んだ僧の姿に見えることが名前の由来とされています。小さく地味な花で、20年ぐらい前だったでしょうか、山の登り口の沢沿いに見た記憶があります。
さて、野鳥の世界では、身近なところでカワラヒワ、キジバト、ガビチョウなどが囀りを始めました。ガビチョウは中国南部から東南アジア北部にかけて広く生息していたものがペットとして輸入され、逃げ出すなどして定着したようです。現在では、留鳥として生息し、県内各地で声を聞くことができます。体長約 22-25cmで、嘴と尾が長く、体色は全体的に茶褐色〜黄褐色で、腹の中央は灰色、喉と上胸に細いすじが入っており、尾羽はやや黒く、眼の周り及びその後方に眉状に伸びた特徴的な白い紋様を持ち、嘴の色は黄色です。かなり大きな音色で美しく囀り、他種の囀りをまねることがあると言います。
災厄に揺れた令和2年度もあと半月。今年も感染収束は見通せず、対策に気を配りながらの日常生活を送ることになりそうです。各市町村では新型コロナウイルスワクチン接種について、集団接種、個別接種などの方針を順次発表しています。「ワクチン接種コールセンター」を設置したり、高齢者施設での接種や、接種会場への高齢者の移動方法なども検討している市町村もあるようです。最寄りの市町村の情報などに気を配るとともに、体調には気を付けてお過ごしください。

(事務局長 矢崎繁)

     山視協だより  令和3年 3月号
発行人 一般社団法人山梨県視覚障がい者福祉協会
〒400−0005 山梨県甲府市北新1−2−12 山梨県福祉プラザ1階 
      発行責任者  会長   堀口 俊二
      編集責任者  事務局長 矢崎 繁
       電話 055−252−0100
       FAX 055−251−3344
       http://yamashikyo.sakura.ne.jp      


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