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山視協だより  令和4年1月号


第97号 令和4年 1月14日発行
一般社団法人山梨県視覚障がい者福祉協会会報

目次
巻頭言
正副会長の年頭のご挨拶・・・・・1
行事報告
第3回役員会報告・・・・・4
職業部講演会の報告・・・・・6
支部だより
南アルプス支部・・・・・7
事務局よりお知らせ
スマホサポート委員会よりお知らせ・・・・・7
山梨県障害者相談員及び関係団体役員等合同研修会のご案内・・・・・8
差し上げます・・・・・9
山梨県立美術館より
「視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ」のご案内・・・・・9
編集後記・・・・・10

「山視協だより」は赤い羽根共同募金の配分金により作成されています。

巻頭言

正副会長の年頭のご挨拶


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年頭のご挨拶

会長 堀口俊二

明けましておめでとうございます。皆様におかれましては、つつがなく穏やかな新春をお迎えのことと拝察致します。
振り返れば、昨年も本会に取りましてはコロナに翻弄された1年でした。支部活動を含め、あらゆる活動が思うに任せず、やり場のない閉塞感の中で暮れていきました。しかも、そのコロナ感染がまたしても拡大傾向に転じており、いつになったら平穏な日常が戻ってくるのか全く予測が立ちません。
しかしそんな中にあっても、続けていかなければならないのが日々の暮らしに根ざした活動です。移動環境、情報環境、就労環境などどれを取っても課題はまだまだ山積み状態です。視覚障がいが故の困りごとが少しでも解消されるよう、そして新たなバリアが生じることのないよう、今年も関係方面への働きかけなど精力的に進めていかなければなりません。
また、一大事業である関東ブロック山梨大会はオンラインでの開催となりましたが、その準備にも残り1ヶ月精一杯取り組んでいきます。今年も何かと多難な年になりそうですが、視覚障がい者の生活環境の改善を第一に活動していく所存ですので、変わらぬご協力よろしくお願い致します。終わりに皆様のご健康とご多幸、そして1日も早いコロナの終息を祈りつつ年頭のご挨拶とさせていただきます。


新年を迎えて

副会長 小林誠

新年おめでとうございます
本誌をお読みいただいている皆様も穏やかな正月を迎えられたことと存じます。昨年は、会員をはじめ、本当に多くの方々にご協力をいただきましたこと心より感謝申し上げます。
さて、私が最近街を一人で歩いていて変化に驚くのが、たくさんの人に声をかけてもらうことが多くなってきたということです。昨年末にも書きましたが、テレビドラマの影響が大きかったということでしょうか。
先日も駅から自宅に帰るまでの10分間に3人から声をかけられました。個人的には番組スタッフに「バリアフリーアップ大賞」をあげたいところです。
以前に本会でも「白杖SOSシグナル」のチラシを作りましたが、これだけの多くの人々に視覚障がいに対する理解が進むとは思いませんでした。
しかし、ちょっと気がかりなのがオミクロン株の感染拡大が確実に日本にも迫ってきていることです。その影響で声かけや手助けが元に戻ってしまうことが懸念されます。できるだけ第6波が小さいことを祈りたいと思います。
最後に来たる2月27日の「関ブロ山梨大会」が成功に終われますよう、皆様のご協力をお願いします。 皆様にとりまして良い年でありますよう心からお祈りいたします。


新年のご挨拶

副会長 名取利一

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
 さて、2年にも及ぶ、コロナウイルス感染症、昨年の9月頃から一時的に減少傾向がみられたものの、新たな変異株「オミクロン」の影響により、国内はもちろんのこと、世界中で再び感染拡大が問題視されてきています。これまでに本会の年間事業として、福祉部と職業部の講演会は開催することができましたが、交流会に関してはいまだ実施する状況に至っていません。
一日も早く沈静化を迎え、平穏な日常生活が戻ることを願ってやみません。最後に今年が皆様に摂りまして、平穏な日々でありますようお祈り申し上げ、新年のご挨拶にかえさせていただきます。


年頭のご挨拶

副会長 埜村和美

謹んで新春のお喜びを申し上げます。
2年目を迎えたコロナ禍の中、会活動も思うようにいかない日々でしたが、Zoomによるオンライン会議の実施や、11月からはどうにか委員会や研修会を持てるようになりました。本年は本県を主管とする、第56回関東ブロック協議会山梨大会が、2月27日にZoomとユーチューブ配信で開催されます。開催までには8回の実行委員会を重ね、前例をみないコロナ禍の中での大会開催のために、実行委員一同力をあわせてきました。大会が滞りなく遂行できますよう、心から祈りたいと思います。
今年に入りデルタ株の感染拡大や、オミクロン株という新しいウイルスが増えつつある現在、決して予断を許さない事態におかれていますが、一日も早く終息し、会活動が潤沢におこなわれますよう願うばかりです。
本年が皆様にとりまして、幸多い年になりますよう、お祈り申し上げます。

行事報告

第3回役員会報告


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事務局長 小林誠

昨年12月12日(日)、午後1時から約2時間にわたり、第3回役員会が防災新館で行われました。
会長の挨拶に続き、事務局から夏から当日までの経過報告があった。昨年の秋以降は、コロナ感染の影響が少なく、各事業が順調に進んだという印象だった。続いて、各部からほぼ今年度の事業が終了したことが報告された。そして、来年度の定期総会に向けての準備と今後の予定が承認された。
次の議題では、今年度の総会の席で要望のあった銀行協会との話し合いの報告があり、ATMの音声対応や代読代筆がほとんどの金融機関で対応しているとの回答であった。しかし、事前の問い合わせが確実ということである。
続いて、県障害福祉課、JR東日本、地域づくり交流センターへの要望が次の通り報告された。


障害福祉課
1) 現在の新重度障害者医療費助成制度のモニターに視覚障がい者も参加を要望
2)青い鳥老人ホームへの入居に対し、現状の理解と協力を要望
3)交通弱者の私たちにより深い理解と対策を要望

JR東日本
1)電車ドアの自動開閉を今後も継続して欲しい
2)駅ホームの内方線誘導点字ブロックを全駅に設置して欲しい
3)普通電車の案内放送をより丁寧にして欲しい
4)「みどりの窓口」廃止に対する人的配慮をお願いしたい

地域づくり交流センター
1)入り口の階段などに点字ブロックをつけて欲しい
2)建物入り口にチャイムをつけて欲しい
3)各室入り口に点字表記が欲しい
4)多目的ホールにテーブルを設置して欲しい

次の議題として、堀口会長から第2回全国団体長会議の報告があった。
1)19条最高裁訴訟は、動き無し
2)雇用と福祉の連携で仕事にも同行援護が利用可能となった
3)デジタル庁に2名の視覚障がい者が採用される

次の議題では、ITサポート委員会から今後の活動予定が報告された。
1月号の「山視協だより」にスマホ利用に関する記事を掲載後、2月より6名のサポート委員がメーリングリストで問題を共有しサポートを始めるとの報告があった。

その他の議題では、「ヤングケアラー」に関する問題が討議され、今後の社会情勢を見つめつつ、問題点を絞る必要があるとの結論であった。

以上が役員会報告のあらましでした。

職業部講演会の報告


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職業部長 酒井弘充

 職業部講演会を12月12日(日)に山梨県防災新館交流室において開催いたしました。今回は「バーチャル工房と障がい者の就労について」という演題で講師にNPO法人バーチャル工房やまなし 副理事長 田崎輝美様をお招きしました。
 バーチャル工房は重度障がいの方が自宅に居ながらも、ICT技術を利活用することにより、仕事を得て働き、社会的・経済的・精神的にも自立する支援や、そのためのICT技術の向上、利活用の支援も行っているそうです。仕事は、官公庁や一般企業・福祉関係など諸機関から、様々な仕事を受注しているそうです。具体的には、会議録・要約作成などを電子データ化。名刺作成やリーフレットの作成など、様々なICT機器を使った事務作業を行っています。さらに、ワーカーと呼ばれる障がい者の方と受注するクライアントを結びつけたり、ワーカーが作成したものを法人による納品チェックも行ない、より高い品質管理、社会的信用の保持・向上に努めているそうです。
 私個人として感心したこととして、点字名刺の作成において、墨字が点字の凹凸によって読みにくくならないようにそれぞれのレイアウトもしっかり工夫しているという点です。点字がついている名刺を仕事柄使っていますが、どうしても点字目線になってしまい墨字がつぶれて読みにくくなっていることには気が付きませんでした。
 今回の講演をとおして、障害者就労のバリエーションの一つを知ることができました。今後も職業部では「あはき」ももちろんですが、それ以外の就労に関するテーマで講演会を計画していこうと考えています。

支部だより

南アルプス支部


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支部長 東條芳彦

あけましておめでとうございます 令和3年度も昨年度に続きコロナウイルス感染拡大の影響を受け、わが南アルプス支部も思うように事業を行うことができませんでした。
そんな中ではありましたが7月12日の午後、定期総会を開催しました。それに引き続き、第1回社会人学級として、市の障害福祉課との意見交換会を行いました。障害福祉課長以下3名の職員がおいでくださり、日常生活用具事業等の福祉サービス全般について、話し合いました。今後の福祉行政にどのように反映されるかを見守りつつ、会としての要望もしていきたいと思っています。
その後、コロナ感染者が激減してきたため、11月14日には、社会人学級の2回目を開催しました。午前の部では、南アルプス私立若草図書館朗読ボランティアグループ「はなしんぼの会」よりお三方においでいただき、朗読を聞かせていただきました。続いて、久しぶりの集まりということもあり、会員の皆さんからはフリートークで近況やそれぞれの思いなど、おひとりずつ話していただきました。
昼食を挟んで、午後からは、「キャンユースピーク甲州弁」の著者である五緒川津平太さんを招き、甲州弁の講演をしていただきました。私自身も引きこもり気味の生活でしたので、久しぶりの外出と腹をかかえるほどの面白いお話に引き込まれ、大いに楽しませていただきました。
今年は、変異株のオミクロンが、蔓延しないか心配ではありますが、コロナも終息して、平素の日常に戻れることを祈るばかりです。会員の皆さんも感染対策を十分行い、よい一年になるようお互いに頑張りましょう。

事務局よりお知らせ

スマホサポート委員会からお知らせ


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スマホサポート委員会では、昨年より会員へのサポートについてどのような方法でサポートが可能か検討してきました。やっとその概要が決まりましたのでお知らせします。
次のような内容で2月1日(火)より、サポートの受付を開始します。

サポートを受けたい方は、まず事務局に電話又は、メールにて次の内容をお伝えください。
1)音声利用の有無、使用機器の状況とサポートを受けたい内容
2)あなたの名前と連絡方法
事務局小林 電話 055−252−0100
       メール kobayashi@sanshoukyou.net
事務局からのサポートの内容を6名の委員で共有した上で、依頼者に連絡します。なお、平日の日中は、皆仕事をしているため対応できませんがご了承ください。この件について質問などありましたら、事務局までお願いします。

山梨県障害者相談員及び関係団体役員等合同研修会のご案内


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主催 山梨県障害者福祉協会
日時 2月3日(木)午後1時30分〜3時
場所 山梨県福祉プラザ4階大会議室 
定員 30名(先着順)
内容 「障害者相談員活動のすすめ」
講師 山梨県障害者福祉協会理事長 竹内正直氏

差し上げます


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日視連スポーツ協議会より視覚障がい者でも簡単に行える腰痛予防に関する動画DVDが送られてきました。 内容は腰痛症総論、ストレッチ編、筋力強化編となっています。ご希望の方に差し上げますので事務局までどうぞ。

山梨県立美術館より

「視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ」のご案内


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講演会
講師 林建太氏(「視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ」代表)
日時 2月5日(土)午後1時30分〜3時
会場 山梨県立美術館講堂 定員 50名(申込不要、聴講無料)
ワークショップ
日時 2月6日(日)10時30分〜12時30分、14時〜16時
定員 各回5名程度 参加無料
申込方法 氏名、住所、年齢、電話連絡先、障がい種別、付添・盲導犬の有無、参加動機を記入の上FAXまたはメールにてお申し込み下さい。
FAX 055−228−3418 
メール art-fukyu@pref.yamanashi.lg.jp

編集後記


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 今年の冬は、ラニーニャ現象により寒さが厳しいと予報されていましたが、昨年の12月からぐっと寒さが増し予報は当たったようですね。どうしても寒いと家にいる時間が多くなりますよね。皆さんもテレビやラジオあるいはパソコンの前にいること多くなっていませんか。私自身、むちゃくちゃネットにお世話になっています。そこで、最新の携帯大手3社の障害者割引を調べてみました。
・ドコモのハーティ割引は、以下の基本料金プランが値引き対象になります。
値引き対象のプラン 5Gギガホ プレミア/5Gギガホ/5Gギガライト/5Gデータプラス/ギガホ プレミア(定期契約なし)/ギガホ(定期契約なし)/ギガライト(定期契約なし)/データプラス(定期契約なし)/キッズケータイプラン(定期契約なし)/はじめてスマホプラン(定期契約なし)/U15はじめてスマホプラン/基本プランの定期契約なしプラン(デバイスプラスを除く)/FOMA料金プラン(FOMAユビキタスプランは除く)/Xi料金プラン(定期契約型料金プラン除く)
現行のほぼすべてのプランが対象となっており、18%〜43%の割引が適用されます。
ハーティ割引の値引き対象となるオプション 留守番電話/spモード/iモード/iチャネルサービス/ケータイデータお預かりサービス/お預かりプラス/メロディコール/キャッチホン/イマドコサーチ/マルチナンバー/mopera U/音声入力メール/my daiz/iコンシェル/お便りフォトサービス/ドコモ地図ナビ/いちおしパック
事務手数料無料 通常、新規契約・名義変更・機種変更・契約変更などの各種手続きを行うと2,200〜3,300円の手数料が発生します。しかし、ハーティ割引を適用すればこれらの事務手数料が無料になります。ドコモショップで実施している初期設定・データ移行サービスの利用料金3,300円が無料になります。
「104」への通話料・番号案内料金が無料


・auのスマイルハート割引は、以下の基本料金プランが値引き対象になります。
スマイルハート割引の値引き対象プラン 使い放題MAX 5G ALL STAR パック/使い放題MAX 5G テレビパック/使い放題MAX 5G Netflixパック(P)/使い放題MAX 5G Netflixパック/使い放題MAX 5G with Amazonプライム/使い放題MAX 5G/スマホスタートプラン(フラット)5G/使い放題MAX 4G テレビパック/使い放題MAX 4G Netflixパック(P)/使い放題MAX 4G Netflixパック/使い放題MAX 4G/スマホスタートプラン(フラット)4G/ピタットプラン 5G/ピタットプラン 5G(s)/ピタットプラン 4G LTE(新auピタットプランN)/ピタットプラン 4G LTE(s)/ケータイシンプルプラン/ケータイカケホプラン/VKプランS(N)/VKプランM(N)/VKプランE(N)/ジュニアケータイプランN/mamorino WatchプランN
「シンプルプランS/L」を除いて現行のほとんどプランが値引き対象となっているほか、受付終了しているプランも値引き対象になります。
通話料値引き au電話および固定電話への通話料が50%、他社携帯電話・PHSへの通話料が20%値引きされます。
SMS送信料 au電話へのSMS送信料が50%、他社携帯電話・PHSへの送信料が20%値引きされます。
「104」への通話料・番号案内料金が無料


・ソフトバンクのハートフレンド割引の対象プラン メリハリ無制限/ミニフィットプラン/スマホデビュープラン/基本プラン(音声)/基本プラン(みまもりケータイ/キッズフォン)
現行の音声プランが値引き対象となっており、基本料金から毎月一律220円値引きされます。なお、データ通信専用のプランは対象外となっています。
4種類のオプションの月額利用料金が60%割引 「留守番電話プラス」「割込通話」「位置ナビ」「電話帳バックアップ」の月額料金が60%値引きされます。
各種事務手数料無料


 割引内容にはキャリアによって若干の違いはありますが、基本料金・オプション・手数料などが通常価格よりも安くなるのは魅力です。皆さんの参考になれば幸いです。

(事務局長 小林誠)

     山視協だより  令和4年1月号
発行人 一般社団法人山梨県視覚障がい者福祉協会
〒400−0005 山梨県甲府市北新1−2−12 山梨県福祉プラザ1階 
      発行責任者  会長   堀口 俊二
      編集責任者  事務局長 小林 誠
       電話 055−252−0100
       FAX 055−251−3344
       http://yamashikyo.sakura.ne.jp      


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