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山視協だより  令和5年1月号


第109号 令和5年1月15日発行
一般社団法人山梨県視覚障がい者福祉協会会報

目次
巻頭言
正副会長の年頭のご挨拶・・・・・2
行事報告
第3回役員会報告・・・・・4
職業部講演会報告・・・・・6
支部だより
北杜支部・・・・・7
トピックス
障害者の主張大会について・・・・・7
事務局からお知らせ
「市民自主企画講座」チラシで作るエコ鍋敷き・・・・・7
JR東日本「障害者割引新たなSuicaのサービスについて」・・・・・8
編集後記・・・・・8

「山視協だより」は赤い羽根共同募金の配分金により作成されています。

巻頭言

正副会長の年頭のご挨拶


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年頭のご挨拶

会長 堀口俊二

明けましておめでとうございます。皆様におかれましては、つつがなく穏やかな新春をお迎えのことと存じます。
長引くコロナ禍やウクライナ侵攻など、何かと不安な年明けです。1日も早く平穏な世の中に戻ってほしいと願うばかりです。このような中ではございますが、会としては今年も暮しやすい環境作りを目指し、できる限りの活動を続けていきたいと考えています。干支の兎にちなんで飛躍の年となるよう、変わらぬご協力・ご支援よろしくお願い申し上げます。終わりに、皆様方の益々のご健康とご多幸をお祈りし、年頭のご挨拶とさせていただきます。


新年を迎えて

副会長 小林誠

会員の皆様、本誌をご購読の皆様あけましておめでとうございます。
昨年は、関ブロ山梨大会をはじめ、各事業に対し、ご協力いただきまして心より感謝申し上げます。
新型コロナ感染も既に3年目を迎えようとしていますが、いまだに感染者は減る気配を見せていません。しかしながら世の中は、「Withコロナ」に舵を切り人々の活動も以前に近づいてきています。本会としても充分な予防対策をした上で活動を進めたいところです。
さて、今年のICT関連では、視覚障がい者関連の移動を補助してくれる機器やアプリが次々と登場する予定です。
まず、3月18日に障がい者・介護者向けJR東日本「Suica」カードが登場します。これにより、有人改札での手間が省け、スピーディーな移動が可能となります。
続いて、視覚障がい者歩行ナビ「あしらせ」が一般発売されます。靴内に装着する仕様になっているため、耳からの情報を妨げることがないのが利点といえます。
また、4月に入ると同じく視覚障がい者総合ナビシステムの「アイナビ」が登場する予定です。これは、胸などに装着したスマホのカメラに映る情報を伝えてくれます。例えば、「自転車があります」、「人が歩いてきます」、「信号は赤です」などのほかにもGPSの使えない屋内では、テレビ電話を使い、人的なサポートを受けることもできます。
このように今年は、視覚障がい者の移動を手助けしてくれるシステムが次々に登場することになっています。本会としても最新で正確な情報を皆様にお伝えするよう心掛けてゆきたいと思います。最後に今年が皆様にとりまして良い年でありますよう祈願して新年のあいさつとさせていただきます。


新年のご挨拶

副会長 名取利一

新年明けましておめでとうございます。皆様方におかれましては、穏やかな新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。
さて、未だ先の見えないコロナ感染症、日常生活においては、思うがままに外出することができず、不安な日々が続いています。本会の事業に関しては、ズームによる研修会などが開催されたものの対面による交流会などはほぼ実施できない状況が続いています。コロナ感染症の終息という言葉が聴かれ、一日でも速く穏やかな日常生活が取り戻されるよう願ってやみません。
最後に、今年一年が皆様にとりまして幸多い年でありますよう祈願し新年のご挨拶とさせていただきます。


新年のご挨拶

副会長 埜村和美

 謹んで新春のお喜びを申し上げます。会員の皆様におかれましては、穏やかなお正月をお迎えのことと思います。3年を経るコロナ禍ですが、昨年も感染防止対策の徹底やオンラインを使用しながらの、会活動の日々でした。皆様のご協力に、心より感謝申し上げます。
そんな中、視覚障がい者の踏切事故や無人駅での悲惨な事故が後を絶たず、視覚障がい者の安全な移動の確保には、さらなる要望活動の大切さを肝に命じました。その他視覚障がい者のより良い生活の前には、さまざまな問題が横たわっています。ともに手を携えて、道を開いていきましょう。
本年度の関東大会は神奈川県が主管で、3月4日から5日にわたり、対面方式で開催される予定です。今回からロービジョンの分科会も設けられ、各団体からの提出議題について、活発な討議がなされると思います。各分科会の結果につきましては、追って「山視協だより」に掲載されますので、ご確認ください。本年が皆様にとりまして幸多い年になりますよう、心よりお祈り申し上げます。

行事報告

第3回役員会報告


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事務局長 小林誠

12月18日午前10時から3回目の役員会が行われました。今回も新型コロナ感染の影響でオンライン会議となってしまいました。会長のあいさつに続き、前回の役員会から当日までの経過報告が事務局から行われ承認されました。続いて、各専門部から夏以降の事業報告が行われ、第57回関ブロ神奈川県大会に提出する議題を次のように決定しました。

@生活分科会「重度心身障害者医療費の窓口払いの無料化制度の法制化、並びにこの要件に課されているペナルティーの撤回を要望する」
Aバリアフリー分科会「テレビなどのニュース速報の際、音声及び拡大文字を表記してほしい」
B職業分科会「視覚障がい者の雇用拡大のために国の機関や公的機関、民間企業がヘルスキーパーを雇用するよう積極的な取り組みを要望する」
Cロービジョン分科会「セルフレジ対応店舗においても有人レジを残してほしい」

この4題を本県からの提出議題としました。
3番目の議題として、来年度の定期総会までのスケジュールが事務局より提案され原案通り承認されました。4月23日の定期総会に向けて不備のないように準備を進めて参ります。4番目の議題として、11月2日に行われた郵便局との話し合いについて会長より報告がありました。詳しくは、12月号の「山視協だより」をご覧ください。
次の議題は、「特養積立金の現況報告と今後の進め方について」という本会が長年抱えている課題について取り上げました。
まず、事務局からこれまでのいきさつと最近の状況が報告され、相吉長寿会会長との再度の話し合いを持ち、早期進展を試みるべきとの方針で意見がまとまりました。
最後のその他の中で、「第57回関ブロ神奈川県大会の参加者募集」は、宿泊予約の関係もあり、申し込み希望者は、早めに申し込んでほしい。ということでした。

職業部講演会報告


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職業部長 酒井弘充

 昨年、12月18日(日)13時30分よりZOOMによるオンラインにて、職業部講演会が行われました。
 今回は、澤登 拓氏をお招きして、「視覚障害を持つあはき師と共に作り上げた上場企業のこれまでの歩みと今後のビジョン」というテーマでご講演をいただきました。澤登氏は株式会社フレアスの創設者であり、現在は代表取締役会長としてご活躍されております。また、本県の山梨県はり師きゅう師マッサージ師会の会長としても業界をけん引されております。
 今回の講演は創業時のエピソードから現在の経営理念。そして、今後のビジョンまで幅広い内容で講演をいただきました。
 創業時に寝返りができないおじいさんが寝返りができるようになったことで、深夜の寝返り介助から解放されたおばあさんが涙を流してよろこんでくれたお話や、失語症の患者さんが肩が痛いことをわかってくれてうれしいと伝えてくれたことなど、在宅の仕事のやりがいを感じたお話を色々と聞くことができました。
 さらに、企業の理念としてマッサージ師に営業やレセプト記入はさせないこと。疼痛緩和や麻痺の緩和、関節可動域拡大を主体とした医療的マッサージを実施するために採用1年目の研修を充実するとともに、技術のスキルチェックを年1回専門スタッフが150項目にわけてチェックしていることなどの説明がありました。
 また、2022年3月時点で視覚障がいマッサージ師を約500人雇用し、全従業員に占める割合は27.1%にも達することなど、法定雇用率をはるかに上回る障害者を雇用をしている現状もお話しいただきました。
 今後のビジョンとして、人生の終末期を自分でデザインして、最後だからしょうがないではなくて自分で選んで生き方を決めていけるために、病院と在宅の間の痛みに特化した老人ホームの建設を行うそうです。また、ホスピスは来年度からスタートする予定とのことでした。
 今回の講演を通して、マッサージという仕事に誇りを持ちさらに多方面に展開していく広がりを感じました。

支部だより

北杜支部


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支部長 坂本正彦

新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
北杜支部は昨年も会の集まりができず困ってしまいました。もう少しコロナがおさまらないと身動きできません。来年度は会員さんの状況を確認しながら総会と懇親会を行いたいと思います。会員数の減少があり、会の運営が困難になりつつあります。どうぞ皆様のお力添えをいただき支部を継続していきたいと思います。よろしくお願いいたします。皆様も感染症には十分お気をつけておすごしください。

トピックス

障害者の主張大会について


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12月7日、第33回山梨県「障害者の主張大会」が開催され、特別賞に本会の山内美和さん(笛吹市在住)が選ばれました。

事務局からお知らせ

「市民自主企画講座」チラシで作るエコ鍋敷


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長方形の紙を折って折って折って・・・渦巻き状に組み合わせ鍋敷きを作ります。厚さ1cm、直径20pの世界に1つだけの手作り鍋敷きです。サンプルは生涯学習推進センターに置いてあります。

日時 2月14日(火)13時30分〜16時
会場 山梨県生涯学習推進センター交流室C
持ち物 100円(ボンド代)
定員 8名(どなたでも参加できます)
講師 山内美和さん
申込先 山梨県生涯学習推進センター(電話 055-223-1853)
申込締切:定員になりしだい受け付け終了

JR東日本「障害者割引新たなSuicaのサービスについて」


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1. サービス開始日 2023年3月18日(土)
2. 発売箇所
Suicaエリア内の駅のみどりの窓口及び「話せる指定席券売機(オペレーターによる対応)」
3. 新規購入、有効期限の更新及び紛失等による再発行に必要な書類
(1)身体障害者手帳又は療育手帳の呈示
(2)障がい者用Suicaの新規・更新申込書の提出(新規購入、有効期限の更新時のみ)

編集後記


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 改めまして、新年おめでとうございます。突然ですが、皆さんは年末の大掃除を思うようにできましたか。日頃から少しずつしておけばよかったと思った方もいらっしゃるでしょう。そこで、今回は、お掃除の年間スケジュールを皆さんにお伝えしたいと思います。丁度私が1年前にラジオを聞いてメモしておいたものを参考に書いてみます。
まず、12月から2月までの冬の時期ですが、寒い時期だからこそおすすめなのが冷蔵庫の中のお掃除です。食物を出して冷蔵庫をお掃除しても食品の傷むのを防ぐことができるからです。
例えば、12月は、冷蔵庫内の掃除と整理です。期限切れのものや奥にあるものなどを整理します。1月は、冷凍庫内を整理します。冷凍庫は、一番下にあることもあり、髪の毛やホコリが入りやすいようです。2月は、野菜室の掃除と整理をしましょう。底には多くの野菜くずなど落ちていたりしますので、水洗いをするのもよいでしょう。
次に3月から5月の春は、年度の切り替えの時期でもあり、季節の変わり目でもあります。不要なものを処分したり、夏の蒸し暑さを迎える準備の時期でもあります。3月は、年度替わりで不要物が年間で一番多く出る時期なので思い切って処分しましょう。4月は、下駄箱の整理と掃除をしましょう。冬靴から春靴に入れ替わる時期です。ブーツなど乾燥させてカビの予防もしておきましょう。5月は、エアコンや暖房器具のメンテナンスをしましょう。連休などを利用してカーテンの交換などしておくのもよいでしょう。
続いては、6月から8月の夏です。この時期にお勧めしたいのは、水を大量に使う場所のお掃除が最適です。具体的には、6月は、お風呂場や洗濯機などカビが多く発生する前のこの時期に済ませておきたいものです。お風呂場の天井から排水溝まできれいにしておきましょう。7月は、換気扇などキッチン周りの油汚れを落としましょう。この時期は、油汚れも柔らかくなり、水温も高いこの時期なら苦になりません。8月は、布団や毛布などの大物洗いがおすすめです。陰干しなどもこの時期ならしっかり乾きますよ。
最後に9月から11月までの秋は、夏の後始末。これまでできなかった箇所の、気になる場所の掃除に当てましょう。9月・10月は、網戸や窓回り、絨毯などダニ繁殖の対策や下駄箱のサンダルなどの汚れをきれいにしておきましょう。エアコンや扇風機などのお手入れもお忘れなく、業者にお願いするのもこの時期はリーズナブルな料金になっています。
以上、年間のお掃除カレンダーでした。自分でチェックリストを作っておくとより便利かもしれません。お掃除を計画的にしておけば年末の寒い時期に慌てなくて済みます。

(事務局長 小林誠)

     山視協だより  令和5年1月号
発行人 一般社団法人山梨県視覚障がい者福祉協会
〒400−0005 山梨県甲府市北新1−2−12 山梨県福祉プラザ1階 
      発行責任者  会長   堀口 俊二
      編集責任者  事務局長 小林 誠
       電話 055−252−0100
       FAX 055−251−3344
       http://yamashikyo.sakura.ne.jp      


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