目次
巻頭言
行事報告
今後の予定
クラブだより
事務局より
トピックス
「山視協だより」は赤い羽根共同募金の配分金により作成されています。
会長 小林誠
新年、明けましておめでとうございます。皆様におかれましては穏やかな年明けを迎えられたことと存じます。昨年は、創立70周年記念大会において、多くの方の参加ご協力にあらためて感謝申し上げます。更なる10年後の80周年に向けて確実な一歩を歩んでゆかねばと心に誓った所です。
今年は、令和9年度に山梨で開催されるBBB(ブラインドベースボール)関東地区大会の会場等の準備を始めねばなりません。今後とも会員の皆様の変わらぬご協力をお願いいたします。
最後に皆様方にとりまして、今年が穏やかな1年となりますことをお祈りして新年のあいさつとさせていただきます。
副会長 名取利一
新年明けましておめでとうございます。皆様方におかれましては、穏やかな新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。昨年11月9日に実施された「山梨県視覚障がい者福祉協会 創立70周年記念大会」について、会員の皆様をはじめ、各福祉団体等、多くの皆様のご協力の下、滞りなく執り行うことができました。ここに改めて感謝申し上げます。
70年という歳月、各種福祉制度をはじめ、日常生活を送る上での改善はいくらか見られるものの、新たなる問題が数多く取り沙汰されています。一番身近な問題は、記念式典のシンポジウムでも取り上げましたが、買い物時のセルフレジ化。次に外出時の移動手段の不便さではないでしょうか。これらの問題は、障がい者だけでなく、一般の高齢者にも当てはまる問題ではないでしょうか。たやすく解決できる問題ではありませんが、会員の皆様とともに、前向きに取り組んでいきたいと思いますので、
その際はご協力をお願いします。
結びに、本年が皆様方にとって健康で、穏やかな日々でありますよう、心よりお祈りし、新年のご挨拶とさせていただきます。
副会長 小田切浩子
新年明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。
昨年は創立70周年の記念行事開催に、皆様ご協力いただきありがとうございました。
2026年は丙午の年です。全体運は太陽のようにエネルギーに満ち、スタート・前進・実行に適した年。新しいことへの挑戦や、諦めかけていたことへの再挑戦が吉。2026年は「丙午」のパワーを借りて、積極的に行動し、チャンスを掴み取れる1年! ただし、その勢いを上手にコントロールし、冷静さも忘れずにバランスを取ることが成功の秘訣です。
本会にとりましても、皆様方におかれましても飛躍の年となりますようにお祈り申し上げます。
副会長 小笠原恭子
謹んで新春のお喜びを申し上げます。
昨年4月に副会長の任を受け、がむしゃらに頑張ってまいりましたが、ここまでやってこられたのも皆様のお力添えがあればこそと心より感謝申し上げます。
本会が山梨県の視覚障がい者団体として、70年の歴史を踏まえ、この先、会に何が求められているのか、どうあるべきか?広い視野で向き合いながらこの1年、エネルギーに満ちた丙午にあやかって駆け抜けたいと思います。
本年が皆様にとりまして穏やかで実り多い年でありますよう心よりお祈り申し上げます。
事務局長 小笠原恭子
12月7日(日)午前10時よりやまなし地域づくり交流センター4階大会議室において第3回役員会を開催しました。
埜村山梨市支部長の初めの言葉、小林会長によるあいさつに続き議事に入りました。
まず事務局より経過報告を行いました。9月以降、2名の入会があり現在の会員は154名であること、続いて出席した会議と代表者を報告しました。
2月28日・3月1日に宇都宮で行われる第60回日視連関東ブロック協議会 栃木大会に提出した議題は以下の通りです。
生活分科会:同行援護従業者の増員を図ると共に事業所数の地域間格差をなくすこと、また利用時間数の制限を撤廃すること。
バリアフリー分科会:博物館や美術館において視覚障がい者が利用しやすいようQRコードや音声ガイド等の設置を徹底すること。
職業分科会:視覚障害者の雇用拡大のために、国の機関や公的機関、民間企業にヘルスキーパーの雇用を促すよう、積極的な取り組みを要望する。
続いて福祉部、体育文化部、就労生活部、ビジョンサロンからの報告がありました。ビジョンサロンをきっかけに3名の入会があり、成果が上がっています。
創立70周年記念大会報告では総務より会計報告が行われ承認されました。
書き損じはがき事業については、事務局より昨年度回収したはがきと切手を現金化した金額から経費を差し引いて、今年度480,467円を書き損じはがき収益として計上することを報告しました。昨年度回収しなかった保育施設と高校、私立学校については、依頼方法を各機関と相談し、今年度から全ての施設に依頼を届ける仕組み作りができました。
ホームページリニューアルについて、バーチャル工房やまなしにwebアクセシビリティーに沿った形で、スマホ対応したリニューアルを依頼していること、 創立70周年の記念品のエコバッグのイラストをロゴマークとしてトップ
ページに取り入れる予定であることが報告されました。
その他、年度末、来年度に向けての日程の確認などを行い、古屋美和理事の終わりの言葉で終了しました。
福祉部次長 山内美和
みなさん、こんにちは。福祉部です。去る12月14日(日)に第2回環境調査を実施しました。今回の調査は、会員様から要望があった多目的トイレです。調査箇所は、甲府駅周辺の5つの施設内にある多目的トイレです。山梨県下に1,156箇所あるうちの5箇所です。調査内容はJIS規格0026(2007・3)に定められた操作系設備・配置の共通ルールに沿って紙巻き機並びにボタン類(流す・呼び出し)が設置されているか否かのチェックになります。トイレ内にある様々な設備に対してJIS規格が設定されていますが、今回は、私達がトイレを使用する際に最も重要な操作ボタン等について重点的に調査しました。
JIS規格0026の内容は以下の通りです。
操作系パネルは便器の左右どちらかの壁にあること。
紙巻き機の位置は便座上面先端から15〜40pの高さなおかつ便器上面先端から水平方向に0〜10pの前方に位置する。
流すボタンは紙巻き機上部から10〜20pなおかつ便器上面先端から40〜55pの位置。
呼び出しボタンは流すボタンから20〜30p水平移動した位置。
ボタンの形状と色は、流すボタンが丸形、無彩色か寒色系、呼び出しボタンは丸形と区別して4角か3角、暖色系。ただし、壁とのコントラストを考慮すること。
便器横に手すりやその他器具等が設置されている場合は操作系のパネルの位置もその限りではない。
そして、今回は私達の活動を多くの人達に知っていただくため、
山梨日日新聞社に取材を依頼しました。ただ、5箇所の内大手民間企業である甲府駅(JR)はマスメディアの取材を受けることは手続き等のハードルが高く見送りになりました。なおかつ土・日・祝日は基本的に調査等はNGなのですが、私達の状況を考慮していただき、広報の方立ち合いで調査することを特別に許可していただきました。甲府市役所も同様、手続き書類等の煩雑さ並びに時間的な理由により今回の取材は見送りになりました。他3箇所(県立図書館・甲府駅バスターミナル・防災新館)に取材・調査がはいることは意外とすんなりとOKが出ました。取材に関しては、山日の方も私達と一緒に調査してくださり、また取材もしっかりとしてくださいました。若い女性の記者ということもあり、部長もかなり前のめりでインタビューに答えていました。部長の動機はどうであれ、私達山視協の存在や活動がしっかりと伝わったのではないかと思います。
さて、今回の調査・取材は上記にある5箇所ですが、私なりに行く先々(石和駅・竜王駅・山梨市駅・河口湖駅・富士山駅・その他コンビニetc)で多目的トイレを調査いたしました。ただ、前述の通り、多目的トイレは県下に1,156箇所あり、そのうちのわずか20箇所にも満たないトイレを事細かに説明してもあまり意味がないと思います。今回の要望は操作系ボタンの配置に加え、便器の位置が分かりづらい、荷物かけの位置が分からないということでしたので、そのことについて詳しく述べたいと思います。
まず、多目的トイレの大きさですが2m×2mが基本です。そのスペースにさまざまな設備が配置されているのですが、前述のとおり操作系ボタンは便器左右のどちらかの壁に設置されております。そして、便器の横片方は75p以上のスペースを確保するように定められています(車椅子を止めるため)。ということは、入り口から入って必ず左右のどちらかの壁際に便器があるということになります。わずか2m四方のスペースに。それぞれのトイレで若干の違いがあったとしても、その数字を覚えておけば困ることはないでしょう。また、荷物かけフックですが、ある
ところとないところが存在することは確かです。ただ、ベビーベッドや(代わりにベ
ビーチェアーを設置しているところもあり)、大人用ベッドなどを設置しているとこ
ろもありますのでそちらを代わりに使うこともありだと思います(用途は違いますが)。
以上になりますが、今回は、このトイレの調査意外に、「是非調べに来て欲しい」と熱烈な要望があったため、翌週の12月21日(日)に河口湖まで調査に行って参りました。交通費が高額なため福祉部の3人と要望者1名計4名で、船津変電所前の交差点を調査しました。大きな交差点で交通量も多い割には、信号は音響式ではなく、エスコートゾーンも敷設されておらす、また、河口湖駅からそこに至る道中にもあまり誘導ブロックは敷設されていませんでした。歩道や路側帯も狭いわりには交通量が多く、調査中は雨だったため少なかったですが、普段は観光用の自転車が頻繁に通行するため、要望者は今年だけで2本の白杖を折ったそうです。来年度の県警要望にも是非加える予定です。
山視協では、偶数月の第2土曜日にビジョンサロンを開催しています。ビジョンサロンは「見えない」「見えにくい」といった視力に支障があって、不自由さや困難さを感じている人を対象に情報交換や交流を目的としたサークルです。次回は2月14日(土)です。ぜひお立ち寄りください。
参加無料、予約不要、出入り自由!
表記の大会が以下の通り開催されます。1日目の午後、分科会に参加しない方は半日仙台観光も可能です。
STTクラブ 部長 酒井弘充
先日、12月13日(土)・14日(日)に横浜市のライトセンターで開催された大会についてご報告いたします。
まず、会場となったライトセンターについて、改めて深い感銘を受けましたので簡単にご紹介いたします。
ライトセンターは、神奈川県におけるライトハウスに相当する施設ですが、本県とは比較にならないほど規模が大きく、多様な事業を展開しています。最寄りの二俣川駅から徒歩15分ほどの場所にあり、バスも頻繁に運行されています。点字図書・録音図書の貸出をはじめとする情報提供サービスはもちろん、生活訓練や相談支援も実施されています。さらに、体育館やトレーニング室、専用の卓球室、屋内温水プールといった体育施設も充実しています。加えて、モノレール式誘導ガイドロープを備えたジョギングコースやグラウンドまであり、その設備の充実ぶりには驚かされました。
また、スポーツだけでなく文化的なクラブ活動や教室も数多く開催されており、大会当日もSTT関係者以外の多くの視覚障がい者の方々が利用されていました。さらに、令和8年度からは指定管理者が神奈川県視覚障害者福祉協会になるとのことで、今後の発展にも期待が高まります。
さて、前置きが長くなりましたが、本題のSTT大会についてご報告いたします。本県からは井口選手、金子選手、酒井、角田孝弘選手、藤原選手の5名が参加しました。そのうち井口選手、角田選手、藤原選手の3名がベスト8に進出し、井口選手は見事ベスト4入りを果たしました。これも、各選手が毎週の定期練習で努力を重ねてきた成果だと思います。もう一歩で山梨が表彰台を独占できるところまで来ており、今後がますます楽しみです。
毎週水曜日の定期練習会には10名を超える参加者が集まり、大変盛況です。ただし、卓球台が1台しか使用できないため、一人ひとりの練習時間が十分とは言えない状況です。今後は県立パラスポーツセンターなどの施設も活用し、より充実した練習環境を定期的に確保していきたいと考えています。
今年度の事業として準備を進めてまいりました本会のホームページリニューアルですが、今年1月6日より新しいものが公開されています。これまでのものに比べ、アクセシビリティーを強化し、スマホやタブレットでも見やすいレイアウトになっています。
会員の皆様にもご覧いただき、ご意見やご要望を事務局までお寄せください。よりクオリティーの高いものにして行きたいと思います。皆様のご意見よろしくお願いいたします。
厚生労働省は、障害を有しながらも長年にわたり活躍をされている方々、また、障害のある方の自立の支援や社会参加の促進に大きく寄与してきた方々を表彰しています。この度、第75回障害者自立更生等厚生労働大臣表彰において山梨県の推薦を受け更生援護功労者として本会会長の小林誠さんが受賞されました。おめでとうございます。
皆様2026年をいかがお迎えでしょうか?初日の出は雲がかかって顔を出すのに時間がかかりましたが、穏やかな年明けだったと思います。
本号の福祉部環境調査で、「JIS規格0026」について紹介されています。規格に殉じてもらう要望をしていくことはもちろんですが、利用する側がその基準を知らなければ意味がありません。30年ほど前、ボトルの側面にギザギザしたきざみがあるのに触れてはいましたが、それがシャンプーを識別するものだと知った時は目から鱗でした。
これからも各方面への要望活動と共に、情報共有が必要だと思います。そんな思いで今年も山視協だよりをお届けします。ご意見・ご感想をお待ちしております。
(事務局長 小笠原恭子)
山視協だより 令和8年1月号
発行人 一般社団法人山梨県視覚障がい者福祉協会
〒400−0005 山梨県甲府市北新1−2−12
山梨県福祉プラザ1階
発行責任者 会長 小林 誠
編集責任者 事務局長 小笠原恭子
電話 055−252−0100
FAX 055−251−3344
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