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「山視協だより」は赤い羽根共同募金の配分金により作成されています。
会長 小林誠
今年度本会としても同行援護の簡単な利用調査を行いました。調査内容が利用時間に関する内容でしたので、十分利用者の声を汲み取れたのか疑問は残りますが。
同行援護サービスがスタートして今年で15年を迎えます。そこで、これまでの歴史の流れを振り返りつつ、今月号と来月号の2回にわたり、同行援護サービスについてQ&A形式で確認しておきたいと思います。
1970年代に、ホームヘルパーから変容したガイドヘルパー派遣事業がスタートしました。ガイドヘルパー派遣事業は、その後支援費制度を経て、障害者自立支援法の成立によって、移動支援事業として地域生活支援事業に位置づけられることとなりました。地域生活支援事業は、市町村に事業内容が委ねられているため、一挙に地域間格差が拡大する結果となりました。
2010年に法律改正が行われることによって、ようやく全国一律の制度である障害者福祉サービスとしての「重度視覚障害者同行援護事業」が誕生しました。
重度視覚障害者同行援護事業は、2011年10月自立支援給付の介護給付に位置付けられ、全国一律のシステムとして制度化されました。「同行援護制度」は、歩行移動のみならず適切な視覚情報の提供等によって視覚障害者の外出をトータルに支援する障害福祉サービスとして、今年で15年を迎えます。
就労生活部次長 井口靖也
去る12月7日(日)13時から、やまなし地域づくり交流センター4階大会議室において、就労生活部講演会が開催されました。今年度は日本視覚障がい者情報普及支援協会(JAVIS)から2名お招きし、音声コード「Uni-Voice」の概要や、専用スマートホンアプリ「Uni-Voice Blind」の紹介を、実際に視覚障がい者がスマホ操作をしているところをプロジェクターで映しながら行いました。参加者は、会場43名、Zoom 3名と大変多くの方にご参加頂きました。また、土橋県議、鈴木甲府市議、小沢甲府市議にも御出席頂きました。
私は、肉眼で文章を読むのが困難になり、アイフォンの拡大鏡や、ボイスオーバーを使っていますが、眼は疲れるし、音声読み上げが正しくなかったりするので、最近は、回覧板など、ほとんど読めていません。しかしUni-Voiceはほぼ正確に読み上げるよう開発されていることを知り、各機関からの郵便物や各自治体からのお知らせなど、あらゆるものに音声コードを付けて頂きたいと思いました。
このアプリの便利機能の一つで「耳で聴くハザードマップ」がありますが、現在地や指定した地点のハザードマップ情報を音声で提供する機能ですが、現時点では、山梨県に対応したハザードマップは完成しているものの、アプリへ実装されていません。一刻も早く山梨県がJAVISと契約を結んで頂きたいと思いました。
耳で聴くWebポータルサイトでは、Webサイトの内容を音声で聞くことができ、TBSニュースサイトが対応している事を知りました。その他いろいろな機能があり、現在地の住所や気象情報を読み上げてくれるものもあり、毎日の生活の中でこのアプリを活用して頂ければ、視覚障がい者のスマホ操作のスキルアップにもつながるのではないかとのことでした。
そうすれば万が一の災害時に、慌てることなくこのアプリを活用できると思います。
参加者は皆、興味深く真剣に聞いている様子で、非常に充実した講演会でした。
事務局長 小笠原恭子
令和8年度の定期総会を次の日程にて開催いたします。多くの会員の皆様のご出席をお願いいたします。
支部長 大窪誠
会員の皆様、寒波が日本列島を包み込み、吹き付ける風が非常に冷たい時期ですがいかがお過ごしでしょうか。
さて、峡南支部は現在会員数は4名です。
昨年はコロナも終息して、音楽鑑賞会や視察研修などやってみましょうかなどと電話で希望を募ってはみたものの立ち消えになってしまっておりました。
広域な支部ですので、遅ればせながら支部会員間のコミュニケーションにもズームなどの導入も提案してみようかなと考えております。
支部長 近藤とみ子
コロナとインバウンド効果が並行する中、会員4名元気に行動しています。
個人的にではありますが、数日前私はホテルのマッサージに出向きました(マスクと携帯用消毒液を持ち)。
車でホテルまで送ってもらい、指定された部屋の入り口まで行きました。ベルを鳴らし迎えられた部屋にはおばあさんが1人いました。おばあさんに連れられ部屋の中に入りました。おじいさんと可愛らしい少年がいました。おじいさんが70分マッサージにかかり、気持ちがいいとおばあさんも誘ってくれ、そのおばあさんが「おねえさんうちの孫もこの後お願いできますか」と言われ、事務所に連絡を取り10歳だと言う柔道に勤しんでいる少年もマッサージしました。普段練習後に整体にかかると言うだけあって力の強弱には閉口しました。終わった後「気持ちよかった」の1言には絶句しました。なかなか経験できない一期一会でした。
公益財団法人健やか食生活協会より「稲田俊輔さんのシンプルでおいしい料理」(上下巻)が届いています。大活字・点字併用のレシピ集で音声コードも付いています。
ご興味のある方は事務局までご連絡ください。希望者には在庫がある限り無料で送っていただけるそうです。
立春も過ぎ、すっかり日も伸びて季節の移ろいを感じます。
山視協だよりでは「私も一言」というコーナーに会員の皆様からの投稿を募集しております。ご意見・ご要望、お知らせしたいことや日頃感じていることなどお気軽に原稿をお寄せください。
(事務局長 小笠原恭子)
山視協だより 令和8年2月号
発行人 一般社団法人山梨県視覚障がい者福祉協会
〒400−0005 山梨県甲府市北新1−2−12
山梨県福祉プラザ1階
発行責任者 会長 小林 誠
編集責任者 事務局長 小笠原恭子
電話 055−252−0100
FAX 055−251−3344
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